昨日の夜、香霖堂行って何かの薬品っぽい物を盗んで来たわけ。後ろから何か叫ぶ声がしたけど、とりあえずマスパってトンズラ。もくもくと立ち昇る黒煙がなんだか笑いを誘って、口ん中入ってた饅頭吹いちゃったよ。
まあ、そんな事はどうでもいい。今日は特別ゲストを連れて来て、そいつを実験台にして私の腹筋を崩壊させるのが目的なんだ。所詮は香霖堂。どうせ碌な物じゃないだろうから、笑うことぐらいしか出来ないだろう。
「魔理沙さぁーん。お邪魔しますよー」
ふふふ。来ました来ました今日のゲスト。何も知らずに呑気に語尾伸ばして挨拶? 余裕だねぇ。これからお前は地獄を見ることになるぜ。たぶんな。
「よう早苗。今日は良い天気だな」
「視界が遮られるほどの雨でしたね」
「あれ? そうだっけ?」
ホントだ、土砂降り。こんな中よく来たな。今から薬品を飲まされることも知らずに。全く哀れなやつだぜ。Mか? Mなのかお前は!?
「ちょっと待ってろ。今お茶を淹れてやるぜ」
「あ、いえ。お構い無く」
「いいのいいの。お前がここに来るなんて滅多にないんだし」
「では、御言葉に甘えて」
よしよしいいぞいいぞ。早苗にはこの怪しげな薬品を飲ませて、私はその間に以前霊夢に貰ったお茶を飲んで、ゆっくり早苗の見物だ。ふふふ、楽しみだぜ.........ってヤバイかも。この薬品コップの中でゴポゴポなってる。沸騰? そんなわけない。熱くないし。まあいいか。早苗なら気付かないだろう。
「ほれ。お茶だ」
「ありがとうございます。ってなんか沸騰してませんか、コレ?」
ですよね~。やっぱり気付きますよね~。
「気にすんな。さっきマスパで温めただけだ」
『だけ』じゃないな、絶対。なんかさっきから私、嘘しか言ってないな。雨然り、お茶然り。きっと今日は頭が冴えてるんだな。ああ、霊夢とアリスも呼べばよかったな。そういえばあの二人『紫にTDS連れてって貰うんだ』とか言ってたけど、そもそもTDSって何だっつう話だよな。略すなよな。何だ? T字のDSか? 折り畳めなくね? いや、遊ぶ時上半分重すぎて、すぐバキッてなるだろ。いや待て、連れて行って貰う、だから場所だよな。つまり..............隣の駄菓子屋さん? それとも、とある断崖絶壁の諏訪大社? あ~もういいや。あいつらどうでもいいや。こいつを飲んで一服...........
「ゔゔゔぉぉぉぉぉぐぇぇぇっっ」
「えっ!? どうしたんですか魔理沙さん!!」
腐ってる! これ腐ってるよ!! ふざけんな腋巫女! お茶までケチるか!? そもそもお茶って腐るの? とりあえず腹痛ぇぇゔゔゔゔぉぉぉぉぐぇぇぇっっ!!! 今度会ったら、ニコニコ笑顔に顔面スマッシュかましてやる!!! ついでに腋に熱湯ぶち込んでやる! 巫女服を赤けりゃ腋も赤いってか? 笑わせんじゃねぇよ!!!
「さ、早苗! お茶! まともなお茶! 少なくとも霊夢のもらいもの以外」
「は、はいっ!!」
ごくごく。ぷっはぁぁっ~! 最っ高だぜ!! 生き返る~。
「悪ぃな早苗。世話かけちまって」
「いえ。それはいいんですけど、魔理沙さん。からだが発光してますよ」
発光? いつから早苗は私を蛍と見間違えるようになったんだ.........ってあれ? マジで発光してる。足から手までキラキラしてる。なんだこれ。某赤帽子のおっさんの無敵状態か? そういえばあのおっさん、帽子に思いっきり『M』って書いてあるけど、何のアピール? 『どうか私をいじめてください』アピール? まあ、クリボーとかノコノコとかクッパとか敵いっぱい来るから納得出来ないこともないな。え? 何で私がSMB知ってるかって? そりゃもちろん紫が(ry 。
「マジだ。何だこれ?」
次の瞬間、私は何が起こったのか理解出来ずに気絶した。
起きた。早苗が倒れている。泡を吹いている。一体何が起きた!?
「おいっ、早苗起きろ!」
そういって立ち上がったらずっこけた。なんだかフワフワした感触の物に躓いた気がした。反射的に下を見る。毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛。毛がいっぱいあった。その行き先を辿って見る。どうやらゴール地点は私のお尻のようだ。え? 私のお尻!?
「ふんぎゃゃゃぁぁー!!」
また気絶しちゃった。
また起きた。倒れる前の事を必死に思い出してみる。確か、尻尾が生えていたような......
「うわっ、生えてる。気持ち悪っ」
それはあの九尾の狐のような尻尾であった。本数こそ違うが、とても立派だ。でも何故?
「あ、まさか!」
やっぱり。早苗、私が水を要求した時に謎の薬品を渡しやがったな。全くついてないぜ。
「あー、魔理沙さん! 猫さんみたいですね!!」
早苗、起きてたのか。いや、それより猫さん?
「ぐわぁぁぁぁぁー!!!」
「どっどどどどうしたんですか!?」
耳! 耳生えてるよ! 猫じゃん! もう猫じゃん! どうしてくれんだよ。みんなにあわせる顔ねぇよ! よし、引っこ抜こう! せーの!
「いたたたたたたぁぁぁぁーい!!」
抜けねぇ。痛くて抜けねぇ。最悪だ。身体の一部かこれ? マリオのことバカにしてる暇なんか無かったんだよ。あー、むしゃくしゃするぜ。今度香霖堂言ったらこーりんボッコボコにしてやる。マスパ30発ぶち込んでやる。
「ちょっと魔理沙さん」
「なんだ早苗?」
「写メっていいですか?」
写メ? ったくこいつは油断の隙もありゃしないぜ。霊夢の熱湯で赤くなった腋でも撮ってな。
「断固拒否だ」
「まあ、もう撮ったんですけどね」
「じゃあ聞くなよ」
もう怒る気力すらない。こいつはまともに相手にしたら幻想郷一厄介で面倒な奴だな。はあ、どうしようか。これ。
「あれれ? もしかして魔理沙さん、猫さんになっちゃって嬉しいんじゃないですか? ですか?」
思った以上にウザイな。この顔のどこが嬉しいんだよ。今すぐにでもマスパっちゃいたいよ。ああ情けない。なんでこいつを呼んだんだろう、私。
「嬉しいのはお前と読者だけだよ」
「読者ってなんですか?」
「こっちの話こっちの話。借りてるだけ借りてるだけだぜ」
どうする魔理沙? それともこの目の前の巫女さんをマスパるか? このまま治るのを待つか? 否、マスパ!!!
「マスパースターク!!!」
「ちょ、イキナリなんです........ってきませんよ?」
あれ? おかしいな? あ、そう言う事か。
「間違えた。マスタースパーク!!!」
ピチューン。いいねいいねこの音。プチプチを潰したようなこの音いいね。ちょっと前に無限プチプチとかいうわけわからん商品が香霖堂に置いてあったな。確かテレビの上に置いてあったな。どうでもいいか。
「さてと。何しようか」
「.................................」
とりあえず早苗に例のブツを飲ませる。閃光が走って、ポンと音がして尻尾が生えた。マジかこいつ。何でこーりんこんなの持ってるんだよ。こんなの手にする暇あったら松茸採ってこいよ。ってあれ? 私の治ってる。耳無い。尻尾無い。嬉しい。でも、なんだか寂しい。もっとあの格好でいたかったかも。早苗がいなかったら、自分を写メりまくってたな。でもなんで治ったんだろ? あれか、早苗が罹ったら他は治るとか? もうそれでいいや。それにしても.........
「暇だ」
どっか出かけよう、と言っても確か土砂降りだったな。
「寝るか」
そうだ。まずは早苗を縛り付けて外に放っておこう。
まあ、そんな事はどうでもいい。今日は特別ゲストを連れて来て、そいつを実験台にして私の腹筋を崩壊させるのが目的なんだ。所詮は香霖堂。どうせ碌な物じゃないだろうから、笑うことぐらいしか出来ないだろう。
「魔理沙さぁーん。お邪魔しますよー」
ふふふ。来ました来ました今日のゲスト。何も知らずに呑気に語尾伸ばして挨拶? 余裕だねぇ。これからお前は地獄を見ることになるぜ。たぶんな。
「よう早苗。今日は良い天気だな」
「視界が遮られるほどの雨でしたね」
「あれ? そうだっけ?」
ホントだ、土砂降り。こんな中よく来たな。今から薬品を飲まされることも知らずに。全く哀れなやつだぜ。Mか? Mなのかお前は!?
「ちょっと待ってろ。今お茶を淹れてやるぜ」
「あ、いえ。お構い無く」
「いいのいいの。お前がここに来るなんて滅多にないんだし」
「では、御言葉に甘えて」
よしよしいいぞいいぞ。早苗にはこの怪しげな薬品を飲ませて、私はその間に以前霊夢に貰ったお茶を飲んで、ゆっくり早苗の見物だ。ふふふ、楽しみだぜ.........ってヤバイかも。この薬品コップの中でゴポゴポなってる。沸騰? そんなわけない。熱くないし。まあいいか。早苗なら気付かないだろう。
「ほれ。お茶だ」
「ありがとうございます。ってなんか沸騰してませんか、コレ?」
ですよね~。やっぱり気付きますよね~。
「気にすんな。さっきマスパで温めただけだ」
『だけ』じゃないな、絶対。なんかさっきから私、嘘しか言ってないな。雨然り、お茶然り。きっと今日は頭が冴えてるんだな。ああ、霊夢とアリスも呼べばよかったな。そういえばあの二人『紫にTDS連れてって貰うんだ』とか言ってたけど、そもそもTDSって何だっつう話だよな。略すなよな。何だ? T字のDSか? 折り畳めなくね? いや、遊ぶ時上半分重すぎて、すぐバキッてなるだろ。いや待て、連れて行って貰う、だから場所だよな。つまり..............隣の駄菓子屋さん? それとも、とある断崖絶壁の諏訪大社? あ~もういいや。あいつらどうでもいいや。こいつを飲んで一服...........
「ゔゔゔぉぉぉぉぉぐぇぇぇっっ」
「えっ!? どうしたんですか魔理沙さん!!」
腐ってる! これ腐ってるよ!! ふざけんな腋巫女! お茶までケチるか!? そもそもお茶って腐るの? とりあえず腹痛ぇぇゔゔゔゔぉぉぉぉぐぇぇぇっっ!!! 今度会ったら、ニコニコ笑顔に顔面スマッシュかましてやる!!! ついでに腋に熱湯ぶち込んでやる! 巫女服を赤けりゃ腋も赤いってか? 笑わせんじゃねぇよ!!!
「さ、早苗! お茶! まともなお茶! 少なくとも霊夢のもらいもの以外」
「は、はいっ!!」
ごくごく。ぷっはぁぁっ~! 最っ高だぜ!! 生き返る~。
「悪ぃな早苗。世話かけちまって」
「いえ。それはいいんですけど、魔理沙さん。からだが発光してますよ」
発光? いつから早苗は私を蛍と見間違えるようになったんだ.........ってあれ? マジで発光してる。足から手までキラキラしてる。なんだこれ。某赤帽子のおっさんの無敵状態か? そういえばあのおっさん、帽子に思いっきり『M』って書いてあるけど、何のアピール? 『どうか私をいじめてください』アピール? まあ、クリボーとかノコノコとかクッパとか敵いっぱい来るから納得出来ないこともないな。え? 何で私がSMB知ってるかって? そりゃもちろん紫が(ry 。
「マジだ。何だこれ?」
次の瞬間、私は何が起こったのか理解出来ずに気絶した。
起きた。早苗が倒れている。泡を吹いている。一体何が起きた!?
「おいっ、早苗起きろ!」
そういって立ち上がったらずっこけた。なんだかフワフワした感触の物に躓いた気がした。反射的に下を見る。毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛。毛がいっぱいあった。その行き先を辿って見る。どうやらゴール地点は私のお尻のようだ。え? 私のお尻!?
「ふんぎゃゃゃぁぁー!!」
また気絶しちゃった。
また起きた。倒れる前の事を必死に思い出してみる。確か、尻尾が生えていたような......
「うわっ、生えてる。気持ち悪っ」
それはあの九尾の狐のような尻尾であった。本数こそ違うが、とても立派だ。でも何故?
「あ、まさか!」
やっぱり。早苗、私が水を要求した時に謎の薬品を渡しやがったな。全くついてないぜ。
「あー、魔理沙さん! 猫さんみたいですね!!」
早苗、起きてたのか。いや、それより猫さん?
「ぐわぁぁぁぁぁー!!!」
「どっどどどどうしたんですか!?」
耳! 耳生えてるよ! 猫じゃん! もう猫じゃん! どうしてくれんだよ。みんなにあわせる顔ねぇよ! よし、引っこ抜こう! せーの!
「いたたたたたたぁぁぁぁーい!!」
抜けねぇ。痛くて抜けねぇ。最悪だ。身体の一部かこれ? マリオのことバカにしてる暇なんか無かったんだよ。あー、むしゃくしゃするぜ。今度香霖堂言ったらこーりんボッコボコにしてやる。マスパ30発ぶち込んでやる。
「ちょっと魔理沙さん」
「なんだ早苗?」
「写メっていいですか?」
写メ? ったくこいつは油断の隙もありゃしないぜ。霊夢の熱湯で赤くなった腋でも撮ってな。
「断固拒否だ」
「まあ、もう撮ったんですけどね」
「じゃあ聞くなよ」
もう怒る気力すらない。こいつはまともに相手にしたら幻想郷一厄介で面倒な奴だな。はあ、どうしようか。これ。
「あれれ? もしかして魔理沙さん、猫さんになっちゃって嬉しいんじゃないですか? ですか?」
思った以上にウザイな。この顔のどこが嬉しいんだよ。今すぐにでもマスパっちゃいたいよ。ああ情けない。なんでこいつを呼んだんだろう、私。
「嬉しいのはお前と読者だけだよ」
「読者ってなんですか?」
「こっちの話こっちの話。借りてるだけ借りてるだけだぜ」
どうする魔理沙? それともこの目の前の巫女さんをマスパるか? このまま治るのを待つか? 否、マスパ!!!
「マスパースターク!!!」
「ちょ、イキナリなんです........ってきませんよ?」
あれ? おかしいな? あ、そう言う事か。
「間違えた。マスタースパーク!!!」
ピチューン。いいねいいねこの音。プチプチを潰したようなこの音いいね。ちょっと前に無限プチプチとかいうわけわからん商品が香霖堂に置いてあったな。確かテレビの上に置いてあったな。どうでもいいか。
「さてと。何しようか」
「.................................」
とりあえず早苗に例のブツを飲ませる。閃光が走って、ポンと音がして尻尾が生えた。マジかこいつ。何でこーりんこんなの持ってるんだよ。こんなの手にする暇あったら松茸採ってこいよ。ってあれ? 私の治ってる。耳無い。尻尾無い。嬉しい。でも、なんだか寂しい。もっとあの格好でいたかったかも。早苗がいなかったら、自分を写メりまくってたな。でもなんで治ったんだろ? あれか、早苗が罹ったら他は治るとか? もうそれでいいや。それにしても.........
「暇だ」
どっか出かけよう、と言っても確か土砂降りだったな。
「寝るか」
そうだ。まずは早苗を縛り付けて外に放っておこう。
やっぱりT字のDSで吹くww
とりあえず香霖堂行ってくる。
早苗さんを魔理沙がやさしく看病するんですね!
あーんとかやるんですよね!分かります!