私には、最近悩みがある
悩みはひとつだけではなくて色々あるのだけれど、その大部分を占めるのが、私の従者の十六夜咲夜のことだ、
彼女の仕事に不満とかがある訳ではない、寧ろとてもよくやってくれているだろう、だがそこじゃない、もっとほかのとこにあるのだ
また咲夜のことが嫌いな訳でもない寧ろ大切に思っているし、大好きだ
じゃあどこが不満って? まあ、あれだよ、うん
「はあ、はぁ……はあ」
今私は、仰向けの状態で地面に転がっている、……お嬢様のスカートの下で
なぜそんな事をしてるのかって?そりゃお前スカートの中覗くためだろjk
それにしてもいいなこのアングル、今度ブン屋からカメラひったくってアルバムでも作ろうかしら
こんなとこを他人に見られたら、私は間違いなく変態扱いされるだろう、だが、私の時を操る程度の能力の前ではそんなものなんら障壁にはならなかった
ひととおり見終え、もとの体勢に戻り、時をもとにもどし、何事も無かったかのように時を止める以前の、お嬢様の付き添いとしての行動を始める、とそこで
「咲夜、なんかやったろ」
貴様、見ているな? じゃなくて
「なぜバレたし」
お嬢様が怪訝な顔をしながら私の顔の中心を指差す
不審に思って鼻の辺りに手をあててみると、なるほど、手には血がついていた
「ってなことがあったのよ、まったく、咲夜もそろそろ自重して欲しいわ」
レミリアとパチュリーは図書館でお茶を飲みながら駄弁っていた
「レミィ……その気持ち、よくわかるわ」
なぜパチェに? そしてその疑問はすぐに解決される事になる、パチュリーの足元には、息を乱しながら、パチュリーの足に頬ずりしている小悪魔がいた
パチェェ……
時間を止めて来たんだろう、件の従者、十六夜咲夜が突然現れた、まあいつもの事なので慣れているから、別段驚きもしないが
「お菓子をお持ちしました」
とそれだけ言ってまた消える
「さあ、食べようか」
といったところでお菓子から異変を感じた、吸血鬼の五感は他の種族の比ではない、故にお菓子になにか盛られれば、気づかない筈が無い
以前にもこの様なことがありその時はお菓子に手を付けずにやり過ごした、その後妖精メイドに直命で偵察に行かせたら、気持ちよくなる薬とか、利尿剤だとかが盛られていたらしかった
なので咄嗟に
「あっ、白黒!」
「えっ!?どこに!」
とパチュリーが血眼になって探しているうちにお菓子を入れ替えておき
「冗談よ」
「もう、よしてよね~」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まあ、そんなこんなで何とか危機を乗り越えお茶会もそろそろお開きかと思ったその時、
「ふぅ…ふっ……なんか、体が変」
いち早く友人の異変に気づいたレミリアは、友人の挙動を見守る
「なんで?急に体が熱っ」
すっかり忘れてた、すり替えたお菓子パチェ食べたんだった
レミリアより早く状況を察知した小悪魔が、パチュリーに襲い掛かる
「ちょっとこぁ!やめなさい!んっ、そこはだめ!あぁ」
パッチェさん、これ投稿すんの創想話なんでホントマジで勘弁してください
「レミィ!助けて!くっ、こぁ!だめよこんな昼間から、話をききなさいって!」
そんな友人の懇願をスルーし、考える
「一回本気で注意したほうがいいかな」
お茶会は終わっても夜の宴はまだまだ続きそうだ←うまくない、ちなみにこの後パチュリーは小悪魔がおいしく頂きました
「咲夜、あなたの行動は最近目に余る物がある、昼だって危うくR18的な展開になるとこだったし、第一作者にネチョは書けないのよ!だって作者は高校s(ryコホンコホン!だから咲夜あなた自重しなさい、ネチョ展開グレイズも疲れたのよ!」
途中でいらない文も混じったっぽいけど大体こんな事を話されたと思う
「……、分かりました、つまりこれからはレミ咲恋愛ルートに入れt「ちげえから!私はそおゆう行動一切合財をやめろって言ってるの!咲夜なんてもう嫌いっ!」
勢い余ってレミリアはついつい余計なことを口走ってしまう、レミリアにも咲夜に対してそおゆう感情が無いわけではないのだ、ただやりかたとかが気に食わないだけで
ただそんな事は分かっていた咲夜は、時を止めてこのツンデレをどうしようかと考える、ちなみに分かっているのにそうゆう行動にでてしまうのは、ついついおさえがきかなくなっちゃうから仕方ないのだ、
考えるんだ私、今この状況をどうすればいいかを…
考え至った末、出てきた作戦は、一度突き放すというものであった、これで勝つる
「その命に従うことはできません、どうしてもおっしゃるならそうですね、お暇を頂きます」
そう言った瞬間、れみりゃは凍りつき何も言い返せなくなる、別に咲夜が時をいじったわけではない
少したった後、とうとうレミリアはカリスマがブレイクして
「うーうー」
とか言い出した、それに気をよくした咲夜が追い討ちをかける
「どうしますかお嬢様?ほんとに辞めてしまいますよ?」
本当に何も返せないらしい、まあ私もそれがわかってて言っているのだが、あーそれにしても可愛いなおぜう様、このまま困らせ続けるのもいいけど好感度が下がりかねないのでそろそろ終わらせるかな
「嘘ですよおぜう様、私がここを出て行くわけ無いじゃないですか、さっきおぜう様が話されていた事も忠誠心のあらわれだと受け取ってもらえませんか?」
「ほんと?しゃくやこれからも出て行かないでね?」
もうこうなってしまえばレミリアはただのょぅι゛ょである
「はい!これからもずっと一緒ですよ」
とびきりの瀟洒スマイルで答えながら手を伸ばすと、咲夜の胸に抱きついてきた、どうやらやり過ごせたようだ、計画通り!、おぜう様、私はそんなあなたに萌えキュンです
……なんかうまい具合に言いくるめられた気もするけど、まぁいいか、咲夜大好きっ!
ツッコミ所満載で面白かったです!あと、私も気になったのですが何故エピローグ?
それやったら最後はエピローグだろう、と……。
(もちろんいい意味で)
次回作に期待です。
貴殿はこれをエピローグとしてレミリアと完全に変態な従者との出会いとなるプロローグから
これまでの悪戯遍歴と密かに互いに想い寄せていき、時についうっかり利尿剤などを口にしてしまうなどの本編を
スターウォーズのような手順で公開しつつ私を扇情させるべきものであったはずだ
いやしかし、これがエピローグでなくなったということはむしろこれから先のストーリー展開といったことも有り得るのだと解釈して宜しいのだな?
消してしまって申し訳ない、
だから贖罪として私はこれからもこの作品の続きを書いて行きたいと思う、もしまた見ていただけたらうれしいです
期待に添えるか分かりませんが、これからもみなさんよろしくお願いします