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朝、目が覚めたら枕元に槍が刺さっていた。
レミリア・スカーレットより愛を込めて、と手紙がついていたそれは、
よくよく見ればチョコレートで出来ていた。
壁に穴が開いているということは投げ込んだのだろう、
もし少しでもずれていれば紅い鮮血が飛び散るところだ。
レミリアに限ってそんなコントロールミスは無いと思いながらも一口かじると、
カカオの中に鉄の味がした、人間にはかんべんして欲しい。
朝食を食べようとすると、すでに食卓の上に食事があった、
味噌汁の香りはせず、むしろチョコが並々と注がれていた。
奥から妖夢がご飯をついでやってきた。
チョコだ。
お箸もチョコだ。
美味しいですか? と聞かれたが、明らかに甘いだけである、
お椀もいつの間にかチョコになっていた。
幽々子なら喜んで平らげるのだろうか。
全身チョコ色の紫が唐突に現れる。
なにやらにこやかに微笑みながらこちらを見ていた、
チョコの香りが凄い。
覚悟を決めて彼女に手を伸ばしてみると、
もう少しで届くというところで隙間に逃げ込んだ。
一体何がしたかったのだろう。
外に出たら天子が降りてきた。
彼女が突きつけてきた小さめの要石、
しかし表面は紙で出来ていたのか、やぶくことができる。
中から出てきたのはチョコレートだった。
ふと顔を上げて天子を見たら、衣玖さんに変わっていた。
ポーズも決めていた。
やはり天子は照れ屋だと思う。
要チョコを食べようとしたとき、銃声と共に目の前でそれが砕ける。
銃声の方向を見れば、鈴仙がサングラスを掛けてこちらを見ていた、
鈴仙はそっとこちらに近寄りながら、サングラスを外す。
チョコだった。
俺の後ろに立つな、そう言って彼女は消えた、
手元に残ったのはサングラスチョコ。
カカオ99%だった。
家の中に戻ると、そこはコンビニだった。
早苗のいらっしゃいませという声がよく響く。
どうせなら何かを買おうと、
某製薬会社の板チョコを選び、早苗に手渡しする。
ありがとうございます、といって彼女は従業員室に消えていった。
常識の通用しない子だ。
店から出たら映姫が待っていた。
彼女は顔を赤らめつつも、その両手に持っていたものを差し出してきた。
制御棒だった。
よく見ると書かれている模様がチョコだった、
舐めろとでもいいたいのだろうか。
それを受け取ると、映姫は顔を真っ赤に染めて走り去っていった。
何故か小町が引きずられていた。
ポケットから取り出した制御棒を吸う、
チョコの味はしなかった、期待して損をした。
最後に出てきたのは幽香だった、
彼女の日傘の先からチョコを漏れ出ている。
指摘はしてみたが、彼女は微笑んでいるばかりだった。
ふと彼女が傘をさした。
大量のチョコが彼女に降りかかる。
数秒後、そこにはチョコだけが残されていた。
イリュージョンなのだろうか?
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つチロルチョコ
世の中残酷になったもんだぜ…
つ5円チョコ
氏宛てのが間違えてスキマから落ちて来たよ
つ「板チョコとカレールゥの境界」
これはさすがに手抜きといえなくはないだろうか?
作品集100に間に合わせるために書いた投げ仕事な印象がある。
包みの中のすべてのハートが渡す前に砕けますやぅに。
その漢気に良い子を代表して敬意を表する!
後から検索できないよww
>某製薬会社の板チョコ
ちょっと待て
つパラソルチョコ
つトリュフチョコ
作者、今日一日は安静にするんだ。
つチョコボール
その前に、既に
>お箸もチョコだ
という文がありますが?
つ 味噌チョコラーメン
んで、何で閻魔様が制御棒?
つチョコあ~んぱん
チョコが食べたいのではない チョコを貰うという 過程に意味があるんだ orz