分類
ぱんつ
下着
狂気
「鬼のパンツはいいパンツ~♪強いぞー強いぞ~♪、10年履いても破けない~♪強いぞ~♪ およっ?」
伊吹萃香は疲弊し、よれてしまったこのおパンツが大のお気に入りであり、ここ数年はかなりのヘビーローテーションにかけていた。
しかし、鬼のパンツも糸の子というべきか、ついにほつれは毛皮という城壁に大穴を開けた。
かくして、10年履いても破けないという鬼のパンツ神話はここに崩壊した。
「困ったなぁ……。これ気に入ってたのに」
破けた下着はドロワーズではなく、履き込みが深めなショーツ。戦いに出向かないときはショーツを履くというのが女心。
ちなみに紫は、大人の魅力だとかいって、レースのついたヒラヒラパンツを自慢していた。
呆れ顔の式神が非常に印象的な光景だった。
そのうちに、萃香はとある好奇心を抱く。
顔見知りの連中の、下着ってどんなものだろう?
好奇心は猫をも殺す。
いい言葉である。
「萃まれ!! 幻想郷中のパンツ!!」
言うなれば、ミッシングパンツフルパワー。たちまち、萃香の周りには幻想郷中から集められた女物の下着が積み重なっていった。
ついでに、死亡フラグも、着々と積み重なっていく。
◆魔法の森
「え、あれ!? おーい、私のパンツ!! 帰ってこーい!!」
洗濯物を取り込んでいた霧雨魔理沙は、天高く舞い上がっていくくまさん刺繍パンツを見上げ、呆然とそれを見送った。
「シャンハーイ!!」
「ホ、ホラーイ!!」
アリス・マーガトロイドはこのとき、部屋に篭って研究をしていたため、今回の異変には気づかなかったと後に語った。
洗濯物を取り込んでいた上海人形と蓬莱人形の仲良しタッグは、哀れなことに掴んでいた黒レースとともに吹き飛んでいってしまった。
◆紅魔館
洗濯に精を出していた十六夜咲夜は、主人のパンツの皺を瀟洒に伸ばし、そのまま瀟洒にポケットへ詰め込んだ。
「よし、今日のお洗濯も終わり」
おもに背徳感で玉のような汗をかきながら、洗濯物を籠に入れて歩き出そうとしたその瞬間。籠の中に入っていた紅魔館の面々のパンツが、空高く舞い上がった。
(まるで、アメリカの卒業式みたい……)
そう、思わず見とれたのが命取りだった。
パンツたちはグングンと加速し、そのままキラっ☆という効果音を残して見えなくなってしまった。
おっと、通報はよしてくれよ。
辛うじてレミリアのパンツだけは死守した咲夜であったが、見えない力に抵抗したために、ゴムはビローンと伸びきってしまった。
(余談であるがこのパンツ。八雲紫より友好の証として贈られた巣鴨の赤パンツである。わからない人はお婆さんに聞いてみよう!)
ああ無念、守りきれなかったという悔しさと、このまま着服してしまえという悪魔の囁きが彼女を鬼にした。
「絶対に犯人を見つけだしてみせる、必ずだ!」
瞬間、咲夜の姿はその場から消え去り、トランプのカードがヒラリ1枚舞い降りた。
◆迷いの竹林
その日、洗濯当番を任されていた八意永琳は、主に輝夜の下着のみを丁寧に畳んでいた。
「姫ったら、絹の下着以外は着けないだなんてもう、ワガママいって……」
口と表情が合っていない八意永琳は、ニヤケ顔でドロワーズを乱雑に畳んだ。
「もう、高いんですよぅ絹の下着って、それに姫の下着はすぐどこかへ行ってしまうし」
いそいそとポケットに下着を詰め込みながら、不思議なこともあるものねぇと呟いたその瞬間!
測ったように襖が勢いよく開いた。
「ししょー、これも畳んでおいてくださいーっ」
「う、優曇華!! 部屋に入るときはノックしなさい!!」
「え? あ、はい。失礼しました」
「そ、そう……。わかればいいのよ。籠はそこらへんに置いておいて」
「はーい……。ところで師匠、姫様の下着っていつもどこに行くんですか? 師匠の当番の日になると、いつも姫様の下着が1枚無くなるんですよ」
そのとき、天才の脳内は過去例を見ないほどの回転を見せた。
もう、殺るしかない……。兎の一匹がいなくなったところで、永遠亭には何の……。
「いえ、私は師匠を疑ってるわけじゃないんですよ。ただ、ちょっとてゐが……そういう話を……ね?」
秘密の貯蔵庫である触れるな危険戸棚はまだ知られていないはずだ。さあ、殺るのだ永琳!
永琳がポケットに隠し持っている、劇物の小瓶に触れたその瞬間。
その逆のポケットから絹の下着が、乱雑に畳まれていたてゐのドロワーズが、鈴仙の縞パンが、永琳の勝負下着が。
宙を、舞った。
同じく竹林、藤原妹紅の小さな一軒屋。妹紅は部屋で一人、胡坐に腕組みというスタイルで頭を悩ませていた
「こんな派手なの、いらないよ……」
そういって、がっくりと項垂れる妹紅。
先日、知己である上白沢慧音が泊まっていった際に、妹紅へと燃え盛る炎のようなローライズショーツをプレゼントしていた。
しかも、ご丁寧に耐火仕様。
『うれしいかもこう』
慧音はそういって、白い歯を見せて笑った。正直嬉しくなかった。
それでも、「ありがとう、大事にするよ」と言ってしまった手前、どうにか有効活用しようとは思う、思うのだけども。
「むー……」
ショーツの前に座して数十分。いまだにその答えはでない。
そのとき不意に、パンツが宙に浮いた。
「輝夜かっ!?」
立ち上がろうとしてもつれて転ぶ。数十分も同じ体勢でいたせいで、妹紅の足にはドギツい痺れがきていた。
そのうちにパンツは何かに引っ張られるようにすっ飛んで行く。
「くそー……。輝夜のやつ!! 私が悩んでるのを見て楽しんでやがったな!!」
怒りに燃えた妹紅は、足をほぐしてからパンツが消えていった方向。
ぶっちゃけ永遠亭とは真逆だったのだが、輝夜がやったと信じて疑わずに飛んでいった。
◆妖怪の山。
夜中中大将棋にふけっていた河城にとりと犬走椛の両名は、真っ昼間だというのに大きなあくびをしていた。
「あーもう、なかなか勝負が決まらないね。こう、もーっちょっとなんだけどさ」
「焦ったら私の勝ちだね、にとりは功を焦るときがあるから。斥候天狗の私みたいに臆病でなきゃ」
そういって、ケラケラと笑いあう二人。
駒の進め方についてあーだこーだと論争しあっているうち、お泊りセットを入れた袋から、黒いスパッツだけが宙に浮いた。
スィーと窓から大空へ羽ばたいていくスパッツと、外に干してあったにとりの混合素材白パンツが合流した。
下着たちは、お互い肩を並べるように、仲良く地平線へと消えていった。
時同じくして、守矢神社。
信仰集めのために東風谷早苗は里へ出ており、八坂神奈子が3人分の洗濯物を干していた。
「やー、天気がいいと気持ちいいねぇ」
軽く伸びをして、手際よく下着を干して行く。
早苗もブラジャーなんかじゃなくて、普段からサラシを巻けばいいのに。
博麗みたいにいっつも正装でいれば自然サラシを巻くようになると思うんだけど……。
でもあの子、博麗の名前を出すとちょっぴり固まるのよねぇ……。
対抗意識なんて燃やさずに、もっと仲良くすればいいのに。
子を持ったことはないが、早苗のことは我が子のように可愛いし、気にかけている。
きっとそれは、食器を片付けている諏訪子も思っているに違いない、何より早苗は諏訪子にとって、血を分けた……。
「ってうわっ!! パンツが飛んでく!! ま、まてー!!」
猛スピードで吹き飛んで行く3枚のパンツを、少しでも減速させようと風を起こす神奈子。
しかしパンツに減速の気配は見えない、どうやら何かに引っ張られているようだ。
早苗への愛のためにも、パンツを失うわけにはいかない。
「諏訪子ー!! でかけてくるー!!」
神社に向かってそう叫び、パンツを追って飛ぶ神奈子。
急げ神奈子!! 愛のために!!
妖怪の山、橙の家。この日、泊りがけで遊んでいた橙、チルノ、リグル、ルーミアは、疲れきって寝こけていた。
しかし当然、ミッシングパンツフルパワーの毒牙は彼女らの下着にも及ぶ。
川の字になって寝ている彼女らを尻目に、パンツたちは大行進。
そのほぼすべてが年相応の幼い下着なのだが、なぜか1枚だけ、ガーターベルト付きの下着が混ざっている。
そこには大きく紅い文字で「るーみあ」
一体彼女に誰がこの下着を与えたのか、疑問は尽きない。
3枚と1枚のアダルト下着の大行進は「むにゃむにゃ藍しゃま」
◆八雲家。
八雲家、住人以外は誰も行き方がわからないといわれるこの家にも、ミッシングパンツフルパワーの効果は当然及んだ。
紫は、紫色のヒラヒラパンツが目の前を通り過ぎるのを目を点にして見送った。
「まだ、履いたことないのに」
見栄で手に入れたはいいけれども、どうも派手すぎるというか、えっちすぎるというか、藍に「痴女ですか」と鼻で笑われたというか。
幽々子に自慢してみたら「紫ったらそんなので喜んでるの?」って馬鹿にされたというか。
いずれにせよロクな思い出がない下着だったが、いつかは勇気を出して履こうと決心していた下着だった。
それがいま、どこかへ旅立とうとしていた。
しかし、結界に守られているせいか、パンツは行き先を見失っている。
まさにそれは、捨てられた哀れな仔猫。
不意に、熱いものが頬を伝った。
パンツがどこかへ旅立とうとしているのだ。もしかすると、いつまでも履いてくれないことへ愛想を尽かせたのかもしれない。
「お行き、私のパンツ」
そう言って隙間を開き、パンツをその中へと吸い込ませる。
ああ、どこへなりとも行くがいい。
私は、あなたを愛してあげることができなかった。
捨てられて当然の女……。
溢れようとする涙を必死で堪え、紫はパンツの吸い込まれていった隙間を閉じた。
「あー、紫さまー? パンツ飛んでいきませんでしたー? 紫色のレースの奴。見栄張ったやつ。一度も履いたことないアレ」
「うるさい!! 浸ってるときに台無しにするなぁ!!」
泣いてる主人に話しかけたらこれだよ!
藍はわざと聞こえるように舌打ちをし、「どうせ見栄ですしね」と毒づきながら家事へと戻った。
ちなみに藍の下着も空中を彷徨っていたが、誰の目に触れることもなく、ポトリと床に落ちてしまった。
◆白玉楼。
魂魄妖夢はその日も、庭で鍛錬に励んでいた。
「よーし、素振り100回終了……。次はえっと、はっ!」
突如飛んできた物体を反射的に切り捨てる。ハラリと二つにわかれる、布。
「こ、これは……幽々子さまの下着!」
愕然としながら、ちょんぎれてしまった死体の前で立ち尽くす。
あれ? これマズイ、バレたらお仕置きかもしれない。
咄嗟に妖夢は、パンツのバラバラ死体をポケットへと仕舞う。
そこへ、西行寺幽々子がキョロキョロ辺りを見回しながら寄ってきた。
「あら妖夢、私の下着がどこかへ飛んでいったのだけど、知らないかしら?」
「しししし、しりませんよ私は、その、向こうのほうへでも飛んで行ったんじゃないですか、いえきっとそうですよ」
「そう、じゃあ妖夢少し探してきてくれない? あの下着は思い出の下着なの」
思い出の下着なの、そう聞いた瞬間に妖夢の血の気が引いた。
思い出の下着を切ってしまった。ああ、思いっきりにぶった切ってしまった。
「ささささ探してきます!!」
「そう、お願いね妖夢。期待してるわぁ」
誰かを犯人にでっち上げよう、そうしよう。
妖夢の悲愴な決意が、悲劇を産む。
◆天界
「へぇー、面白いことしてるじゃないの、あの鬼」
桃を齧りながら天子は、下界の様子を眺めていた。
幻想郷中のパンツを集めている小鬼、一体何が目的でそんな破廉恥なことをしているのかはわからないけれども、とにかく愉快な思考回路をしていることだけは把握できた。
「まぁ、私には関係ないしねー」
そうごろーんと寝転がった瞬間
頭上を
天衣無縫の桃柄パンツが
下界に向けて
急加速していった。
「うそおおおおおおおおおおおおおおお!?」
誰かの目に触れる前に回収しなくてはいけないと跳ね起きた天子は、猛スピードで飛んで行くパンツを死に物狂いで追いかけた。
さて、着々と萃香の死亡フラグが立っていく中。
永江衣玖はこの小説の空気を読み、下着を流れに乗せた。
もちろん、見せる下着なので勝負下着である。
猛スピードですっ飛ぶ天子の姿を見たときも、衣玖は空気を読んで何も声をかけなかった。
きっと彼女は、見せたくない下着が引っ張られていったに違いないから。
◆彼岸
「ふふふーん」
一応仕事中ではあるが、部下の小野塚小町が全く幽霊を運んでこないので、つかの間の休息に浸っている。
すべては仕事をサボる小町が悪いのだ、私は何一つ悪くない。
毎日このような合理化を済ませ、昼間にシャワーを浴びるのが映姫の習慣になっている。
替えの下着ももちろん準備万端。
いつかのホワイトデーに、小町がくれた「紐パンツ」
その場では怒って見せたが、映姫もそういったせくしぃなものに興味がないわけではない。
このように、私用のみならず公用でも時折使っている。
さて、成長しない胸板にため息をつき、蛇口を捻って熱いシャワーを浴びる。
やることがなくぼぉーっとしていた頭にリセットがかかったみたいだ。思考が段々とクリアになっていく。
そのクリアな思考が、曇り戸の向こう、飛び去っていく物体の姿を瞬時に理解させた。
「ぱ、パンツが!!」
やや恐ろしきはミッシングパンツフルパワー。はるか遠く彼岸まで、その影響力を持つとは。
全裸で飛び出した映姫は、着替えとして置いてあった紐パンツの消失を確認し、悶えた。
「どこの誰かは知りませんが……。問答無用で有罪です!!」
◆博麗神社、または約束の地。
そして、ついに物語は収束を迎える。華あるラストシーンに選ばれたのは博麗神社。
萃香は萃めたパンツの見分のため、パンツ百鬼夜行を決行し、博麗神社の境内へと着陸していた。
もちろん萃めたパンツは履くわけではなく、次に買うパンツの参考にするだけである。
他意はないつもりであった。
「霊夢ー? みてこれ、紫のレース。どうせ紫のだよ、きゃー恥ずかしい」
「ああそう」
「興味ないの? わっ、なにこれ紐パンだ。あ、こっちのには熊の刺繍が入ってる。それにえっと、なにこれー燃えてる、こんなの誰が履いてるんだろー。あっ、見てみて! このパンツ縫い目がない! しかも桃柄!」
「いや、他人の下着見ても……ねぇ?」
楽しそうに下着を漁る萃香を見ながら、霊夢は平和にお茶を啜っていた。その平和が崩壊するまで、あと、10行。
「見つけたぜ……。さあ返してもらおうか、私のパンツを」
「ふふ……。あなただったのね、伊吹萃香。赤パンツの恨み、晴らさずおくべきか」
「姫の下着……。いえ、永遠亭の下着を返してもらうわよ、小鬼さん……」
「輝夜じゃない……! いずれにせよ、下着を返してもらうぞ!」
「はぁ……やっと追いついた。途中で見失ったけど、勘を頼りに博麗のとこに着たら本当にいるとはねぇ……」
「ゆゆゆ、幽々子さまの下着の仇!! とらせてもらう!!」
「見られた見られた見られた見られた、私の桃柄が他人に見られた」
「伊吹萃香……。あなたは少し、長く生きすぎました。私が直々に滅してあげます」
「シャ、シャンハーイ……」
「ホラーイ……」
7名の修羅と1名のお母さん、ついでに2体の人形が、小鬼を滅すため一同に介した。
ああ、悪人の常か、ギャグの常か、萃香は慌ててパンツをかき集め。
「渡さないよ!! このパンツは全部私のものだ!!」
お約束を叫ぶ。
同時に7名が、顔を歪ませる。1名と2体は萃香の反応に構わず、自分のところのパンツを確保し、そのまま去っていった。
「「「「「「「消し飛ぶ覚悟はいいか、伊吹萃香ァァァァァァ」」」」」」」
「スペル発動!『全人類の緋想天』!」
「消し飛べ!『ファイナルスパーク!』」
「は、反省しろー!『未来永劫斬』!」
「死んで詫びろおおおお!!『凱風快晴、フジヤマヴォルケイノ』!」
「死んだら迷わず私のところへ来なさい、地獄行きです『ラストジ
ャッジメント』!」
「大丈夫、輪廻からも外してあげるから『禁薬 蓬莱の薬』!」
「霧になって逃げる? 無駄無駄ァ、あなたの時間は、私のものよ『咲夜特製ストップウォッチ』!」
「あれ? この展開ってもしかして、神社直撃?」
全弾をモロに受けた萃香と、突進した妖夢は、そのまま神社を巻き込み博麗大結界へと激突した。
お約束を見切った霊夢は辛うじて身をかわし、大事には至らなかったのだが、当然の如く神社は大破。
もちろんパンツもすべて黒こげ。
ただただそこには、虚しい勝利だけが残った。
「帰ろうぜ……」
その場にいた、誰もが同じ気持ちだった。
憎しみを憎しみで返しても、ただ虚しさしか残らない。
6人の侍は、心に深い傷を追いながらも、その場を後にしようとした。
「待ちなさい、そこの6人」
失礼、訂正する、この場でただ一人を除いて、同じ気持ちだった。
「ねぇ、針で全身打ちぬかれるのと、結界で押しつぶされるの、どっちが好み?」
「竜宮の使いを見習ったらどう!」
「くそっ! まだ戦いは続くっていうのかよ!」
「博麗、あんたには恨みはないが、立ちふさがるっていうのなら叩き潰させてもらうよ!」
「あなたには恨みはありませんが、私も仕事があるのです!」
「姫のため、負けるわけにはいかない!」
「紅魔館のメンツをかけて、全力で!」
東方下着伝 Lunatic 開幕。
◆元神社裏
「あいたたた……。これがギャグじゃなかったら死んでたよ本当」
全身擦り傷だらけ、だというのに命に関わる傷がないというのは、これがギャグSSだったからに違いない。
展開がシリアスだったらもう間違いなくお葬式クラスの直撃だ。
それでも大ダメージは大ダメージ、まともに体は動かず、仰向けのまま天を仰いだ。
「ここまでやられたのは、いつぶりだっけなぁ……」
庭師はまだ気絶しているらしい。傍らでまだ煙を上げている。
時折、神社のほうから爆音が響く。大方、残りの6人と霊夢が戦っているんだろう。
「戦いなんて……。いつも虚しいものさ」
そう、悟りみたいなことをボヤいてみるが、元気なら喜んであの中に混ざるだろうなと思うと、だんだん可笑しくなってきた。
結局、面白いことには積極的に飛び込んでいくのがこの幻想郷の理なのだ。
ん? なんだあの上でヒラヒラしてる白いのは。
え? あれ? 何あれ褌? うそ? なんでこっち落ちてくるの?
ちょ、ヘルプヘルプ、あの褌明らかに男物じゃない、どうして? 萃めた覚えないよあんなもの?
ちょっと待ってってば、体動かないって顔面直撃するって、うそ、うそ、うそー!
「ぶぁっ!」
終劇。
だがあえて言おう
スイカ乙
それにしても萃香哀れすぎるwww
まさしく「天衣無縫」!w
あんたもう最高だ!
上のとかぶるがあえて言う
萃香乙
いろいろとひどいwwww
空気読んでとか死んだwwwww
最後がマジ天罰wwwwwww
使用済み、洗濯前なら本当ご愁傷様というしかwww
発想が色々と素晴らしすぎるwww
よし、今後はSSを考える時はみんなの下着もちゃんと考えるぞ!
で も も っ と や れ
まぁ内容はさておいて、マジレスするとレベルが高く読みやすい文章でした。
ルーミアの下着が気になってしょうがない
そして衣玖さんあんた冷静すぎるだろwwwww
パンツが…パンツがッ!
やはりSS書きたるもの、キャラクターの容姿は正確に下着まで練りこまねば足らんという事か!
めっちゃくちゃクールな衣玖さんと悪い事出来ない妖夢ちゃんと6人がかりでも負けそうにない霊夢が良かったです。
素晴らしい!
(だったら、ドロワーズも集まる気がしますが、気にしない)
輝夜や幽々子や『霊夢』は、下着なんか穿かないんだよ!
とか言ってみる。どうよ?
瀟洒じゃない!絶対瀟洒じゃないよ!w
結局幽々子様の思い出って何だったのだろう・・・
アリス、てんこ、るーみあ、衣玖さんのは見てみたいなぁ。
文面から迸る情熱がハンパじゃないwww
そして萃香乙
もうね、これは才能?
しかしながら騒霊姉妹のパンツについて触れられていないのが残念でなりません。
ここは一つパンツ漏れ組編を期待します。
(こーりんオチ以外に)
この幻想郷は変態だらけですね。
素晴らしい!
同士と呼んでもいいですか?
しかし、やはりドロワーズも捨てがたい
ええい、ブルマはどこだ!!(違
・・・・・・女の子が褌したっていいんじゃない?
彼女達が現在はいている下着は萃まらなかったのですか?
スルッと勝手に脱げていやーん、ではないのですか?
伊吹さんほどの妖怪の全力であれば、着用中の物とはいえども"みっしんぐぱんつ"の威力からは逃れられないはずです!
なんでもいいから早く仕上げる様にと天のお告げがありました。期待してます。
楽しいSSをありがとう!w
スイカ乙wwwwwwwwwwwwwwww
いや、パンツ萃めてる時点で迷惑なのに気づけw
オチに関してですが、妖夢のパンツについての描写が無かったので、後書きを読むまであれは妖夢の下着だと思っていました。
後、緋想天注意の表示をしてください。新キャラだけではなく、スペル名のネタバレまであるので。
これは間違いなく萃香乙
男はパンツにされてしまうんですね。わかります。
ここでもう駄目だったwwwwwwwwwwwwww
下着伝遊んでみたいwwww
感想を訊くなwwwwwww
全部平仮名で句読点も無いこの一文がツボりすぎてやばいwww
あといくさん空気読みすぎだろwww
咲夜さんにツッコみ入れたとたん・・・
永琳 、おwwwwwまwwwwwwwえwwwwwwもwwwwwwwかwwwwwwwwwww
ここでリアル吹いたww
新境地だ
謝れっ、アメリカの学生さんに謝れよぉっ!!w
あと、キラッ☆は某フロンティアが元ネタならサンライズじゃなくてサテライトではと云う瑣末な突っ込みを。
でも魔理沙のぱんつがくまさんぱんつだったので100点なのです。
そして萃香乙
衣玖さん空気読みすぎワロタwwwwww
久々にわろた
思わず吹いてしまったwwww
うおっ、想像したら出血多量www(鼻血的な意味で)
うん、これはいいものだ。
これで鼻水と唾を盛大に画面に吹いてしまった
ひさびさに文章で大爆笑しましたよwwwwwwwww
あと天衣無縫のパンツってどんなだよwwww完璧に切り抜き作業じゃねえかw
ともかく、すごく面白かったです
リアルタイムで見れなかったのが悔やまれます;w;
こんな変態SSなんて100点で十分だァ!(ナニ
しかし阿呆すぐる
全裸待機中…
どのような関係なのかをkwsk
名台詞だコレwwwww
ひらがなってすごいwww