このお話は<厄介吸血鬼お嬢様。>の続きとなっております。
そして、キャラの呼び方も、それぞれ異なっているかもしれませんが、
ご了承していただけると幸いです。
「ぱーちゅりー★」
ある人物が、うしろから私の目をふさいだ。
…フランドールだ。
「あら」
「うふふ。ねぇねぇ、お姉様とケンカしたんだってぇ?」
「貴女の耳にも届いてるのね」
そりゃそうよね。
すっごい大声で叫んでたし。
そう、私とレミィのケンカはついさっき。
<ちょっと!パチェ!まだできあがらないの!?>
まだ一時間もたってないじゃない。
<まだよ。もう少し待ちなさい。>
<~…パチェの馬鹿!もう嫌いよ!絶交よ!>
レミィは怒りながらも涙目だった。
<まぁ。それはそれは嬉しいわ。>
<うーっ咲夜あああ!!!>
レミィはすごい勢いで咲夜のところに走っていった。
そのあと、咲夜の鼻から忠誠心がでたとかでないとか…
それを聞いたフランドールはつかさず
「じゃあ今ならお姉様の可愛い泣き顔がみれるのね!!」
「そうなんじゃない?」
「ちょっと行って来る!!」
フランドールはドアをぶっこわしていった。
「ちょ、ちょっと!…姉の泣き顔がそんなに好きなのかしら…。」
それにしてもフランドールのこわしたドアのせいで、廊下から
風が入ってきて、いらいらしてた。
まったく、あの姉妹は…。
今日はもう寝ようかしら。
薬も作る必要はなくなったわけだし、
第一、今さっきのケンカは私は悪くない気がする。
一時間未満で作ったことのない薬をつくれなんて無茶な話よ。
「…」
なんだか、眠れなかった。
ベッドに入ったはいいが、目があいてしまう。
「…レミィはもう寝たかしら」
私は30分くらい天井とにらみ合いをしながら、
いつのまにか、眠りについていた。
(ここからフランドール視点あり)
私はにこにこしながらお姉様をみていた。
「…ふぅ、で、なんであんたがいるのよ、フラン」
「えへへ、お姉様の泣き顔…じゃなくて寝顔を見に来たの」
「…。」
「お姉様はパチュリーと仲良くしたい?」
「そりゃそうよ。」
「じゃあ仲直りしちゃおうよ!!」
フランドールは満面の笑みをうかべて言った。
「むりよ。怒らせたのは私の方だもの」
それ以前にけっこう前から怒ってたんじゃないかな…姉さまって、鈍感…?
「じゃあじゃあどうするの?この先ずーっとこのままになっちゃうよ?」
「…もう、いいの。」
レミリアは小さな声でつぶやいた。
「へ!?」
フランドールは動かしていた羽をとめた。
「いいのよ。私はパチェをあきらめる。」
「お姉様…」
「大丈夫よ。私には、霊夢も咲夜も、あ、あとフランもいる。」
目の前にいる私が忘れられてるってどーよ。
「いやいや!!パチュリーだって、許してくれるわよ!」
私は懸命に説得した。
「…きっと、あの子も私といると疲れるわ。」
だろうね。
「そっ、そんなことないよお!」
とりあえずフォローフォロー。
「私は、寝るわ。おやすみなさい」
お姉様は、ベッドにくるまってしまった。
「…けんな」
「へ?」
「ふざけんなあああああ!!」
「きゃー!!」
私はおもいっきりシーツをひっぱった。
「いっ!たあーい…なにするのよフラン!」
お姉様は床に転げ落ちた。
「姉さまはそんな人じゃないハズよ!!」
ていうか、吸血鬼も人っていうのかしら。
でもそこはおいておこう。
お姉様はいまだに立っていない。
やりすぎたかな…
「お姉様、うじうじしてたら、私がパチュリーもらっちゃうよ?」
私はクスクスと笑いながら言った。
「へ…?」
「私ね、けっこう昔からパチュリーのこと狙ってたのよ!!」
「初耳ね」
「うふふ、お姉様がいらないなら、もらっていいでしょう?」
「…そうね」
お姉様は顔を上げなかった。
「じゃあ、明日告白してこよーっと!!」
私はスキップしながら、お姉様の部屋をあとにした。
「…はぁ。お姉様、馬鹿じゃないの。本当にもらっちゃうよ…?」
私は部屋に戻った。
そのあと、紅魔館の夜は終わった。
そして、日がのぼりはじめたころ。
(ここからパチュリー視点)
「…ふぅ」
「あら、咲夜。おはよう」
「あ!おはようございます、パチュリー様」
ふと、廊下を歩いていたら、咲夜に会った。
あ。そうだ。
「昨日、鼻血大丈夫だったかしら?」
「へ!あ、ああ、大丈夫、でした…。」
咲夜は顔を真っ赤にした。
「レミィがそんなに可愛いのね」
「…はい。」
「素直なのね、意外と」
正直驚いた。否定すると思ったけど。
「だ、だって…!!昨日なんか、いきなり抱きついてきて、<咲夜ああ!!うー…パチェがいじめるの…うー…>って!」
「はいはい。はやく窓拭きおわらせちゃいなさい。あ、あと、ドアなおしといてくれないかしら?」
「あ…すいませんでした///」
私はレミィの部屋を通った。一瞬だけ、昨日のことが頭にうかんだ。
…きっと彼女も怒ってるわよね。
謝ろうかしら。
そんなことをおもっていたときだった。
「パチュリーっっ!!」
「!フラン?」
フランドールが、私の方へ走ってきた。
「うふふ、あのね!話したいことがあるから、あとで、図書館にいてね!!」
「あ、わかったわ…」
何かしら、話したいことって。
それにしてもこの姉妹はどうしてこうもちがうのかしら。
わからないわね。
(ここからレミリア視点)
「…フラン、やっぱり告白するのかしら」
私は、ドアのむこうで聞いていた。
だって部屋の前で話されちゃ、聞こえちゃうわよ!!
「パチェ…オッケーするのかなあ」
不安がつもっていた、
やっぱり、あきらめきれないきがする
「すると思うよ?」
「!!フラン」
「聞こえちゃったかあ…」
「ばりばりね。」
「あれ?もしかして、お姉様、まだあきらめてないの?」
「…あたりまえでしょ。」
「そっかあ、でも、もう遅いんじゃないの?」
フランはくすくす笑いながらいった。
「?」
「私はもうすぐ、告白しにいくよ。それまでにお姉様が告白したらいいけど、そんないきなりできるものでもないしね!!」
この子の笑顔は中途半端にむかつくなあ…
「それでも、私はパチェをあきらめられないわ!!!!!!!」
あ。叫んじゃった。
一番驚いたのはきっとあの子だったと思う。
だって、本人…パチェがいたんだもの。
「レミィ…」
「あ、ちょ、ま、やあああああ///」
私は顔を真っ赤にしてベッドシーツにくるまった。
「うふふ。私の仕事はもう終わりっ!あとは二人でいちゃいちゃしてなよ」
「いや待ちなさい!フランドール!私、まだいいっていったワケじゃ」
「これから、よろしくね///パチェ…!え、ってことはフランがパチェをスキって嘘…!?」
「意味わかんないわよ!!」
私の頭上になにかがヒットした。
…本だ。
「う、う、うーー!いたああい!なにするのよーっ!パチェっ!!」
私は部屋を転がっていた。
だから見えなかった。
君の、笑ってるところ。
一度でいいから、見たかったなあ。
そして、キャラの呼び方も、それぞれ異なっているかもしれませんが、
ご了承していただけると幸いです。
「ぱーちゅりー★」
ある人物が、うしろから私の目をふさいだ。
…フランドールだ。
「あら」
「うふふ。ねぇねぇ、お姉様とケンカしたんだってぇ?」
「貴女の耳にも届いてるのね」
そりゃそうよね。
すっごい大声で叫んでたし。
そう、私とレミィのケンカはついさっき。
<ちょっと!パチェ!まだできあがらないの!?>
まだ一時間もたってないじゃない。
<まだよ。もう少し待ちなさい。>
<~…パチェの馬鹿!もう嫌いよ!絶交よ!>
レミィは怒りながらも涙目だった。
<まぁ。それはそれは嬉しいわ。>
<うーっ咲夜あああ!!!>
レミィはすごい勢いで咲夜のところに走っていった。
そのあと、咲夜の鼻から忠誠心がでたとかでないとか…
それを聞いたフランドールはつかさず
「じゃあ今ならお姉様の可愛い泣き顔がみれるのね!!」
「そうなんじゃない?」
「ちょっと行って来る!!」
フランドールはドアをぶっこわしていった。
「ちょ、ちょっと!…姉の泣き顔がそんなに好きなのかしら…。」
それにしてもフランドールのこわしたドアのせいで、廊下から
風が入ってきて、いらいらしてた。
まったく、あの姉妹は…。
今日はもう寝ようかしら。
薬も作る必要はなくなったわけだし、
第一、今さっきのケンカは私は悪くない気がする。
一時間未満で作ったことのない薬をつくれなんて無茶な話よ。
「…」
なんだか、眠れなかった。
ベッドに入ったはいいが、目があいてしまう。
「…レミィはもう寝たかしら」
私は30分くらい天井とにらみ合いをしながら、
いつのまにか、眠りについていた。
(ここからフランドール視点あり)
私はにこにこしながらお姉様をみていた。
「…ふぅ、で、なんであんたがいるのよ、フラン」
「えへへ、お姉様の泣き顔…じゃなくて寝顔を見に来たの」
「…。」
「お姉様はパチュリーと仲良くしたい?」
「そりゃそうよ。」
「じゃあ仲直りしちゃおうよ!!」
フランドールは満面の笑みをうかべて言った。
「むりよ。怒らせたのは私の方だもの」
それ以前にけっこう前から怒ってたんじゃないかな…姉さまって、鈍感…?
「じゃあじゃあどうするの?この先ずーっとこのままになっちゃうよ?」
「…もう、いいの。」
レミリアは小さな声でつぶやいた。
「へ!?」
フランドールは動かしていた羽をとめた。
「いいのよ。私はパチェをあきらめる。」
「お姉様…」
「大丈夫よ。私には、霊夢も咲夜も、あ、あとフランもいる。」
目の前にいる私が忘れられてるってどーよ。
「いやいや!!パチュリーだって、許してくれるわよ!」
私は懸命に説得した。
「…きっと、あの子も私といると疲れるわ。」
だろうね。
「そっ、そんなことないよお!」
とりあえずフォローフォロー。
「私は、寝るわ。おやすみなさい」
お姉様は、ベッドにくるまってしまった。
「…けんな」
「へ?」
「ふざけんなあああああ!!」
「きゃー!!」
私はおもいっきりシーツをひっぱった。
「いっ!たあーい…なにするのよフラン!」
お姉様は床に転げ落ちた。
「姉さまはそんな人じゃないハズよ!!」
ていうか、吸血鬼も人っていうのかしら。
でもそこはおいておこう。
お姉様はいまだに立っていない。
やりすぎたかな…
「お姉様、うじうじしてたら、私がパチュリーもらっちゃうよ?」
私はクスクスと笑いながら言った。
「へ…?」
「私ね、けっこう昔からパチュリーのこと狙ってたのよ!!」
「初耳ね」
「うふふ、お姉様がいらないなら、もらっていいでしょう?」
「…そうね」
お姉様は顔を上げなかった。
「じゃあ、明日告白してこよーっと!!」
私はスキップしながら、お姉様の部屋をあとにした。
「…はぁ。お姉様、馬鹿じゃないの。本当にもらっちゃうよ…?」
私は部屋に戻った。
そのあと、紅魔館の夜は終わった。
そして、日がのぼりはじめたころ。
(ここからパチュリー視点)
「…ふぅ」
「あら、咲夜。おはよう」
「あ!おはようございます、パチュリー様」
ふと、廊下を歩いていたら、咲夜に会った。
あ。そうだ。
「昨日、鼻血大丈夫だったかしら?」
「へ!あ、ああ、大丈夫、でした…。」
咲夜は顔を真っ赤にした。
「レミィがそんなに可愛いのね」
「…はい。」
「素直なのね、意外と」
正直驚いた。否定すると思ったけど。
「だ、だって…!!昨日なんか、いきなり抱きついてきて、<咲夜ああ!!うー…パチェがいじめるの…うー…>って!」
「はいはい。はやく窓拭きおわらせちゃいなさい。あ、あと、ドアなおしといてくれないかしら?」
「あ…すいませんでした///」
私はレミィの部屋を通った。一瞬だけ、昨日のことが頭にうかんだ。
…きっと彼女も怒ってるわよね。
謝ろうかしら。
そんなことをおもっていたときだった。
「パチュリーっっ!!」
「!フラン?」
フランドールが、私の方へ走ってきた。
「うふふ、あのね!話したいことがあるから、あとで、図書館にいてね!!」
「あ、わかったわ…」
何かしら、話したいことって。
それにしてもこの姉妹はどうしてこうもちがうのかしら。
わからないわね。
(ここからレミリア視点)
「…フラン、やっぱり告白するのかしら」
私は、ドアのむこうで聞いていた。
だって部屋の前で話されちゃ、聞こえちゃうわよ!!
「パチェ…オッケーするのかなあ」
不安がつもっていた、
やっぱり、あきらめきれないきがする
「すると思うよ?」
「!!フラン」
「聞こえちゃったかあ…」
「ばりばりね。」
「あれ?もしかして、お姉様、まだあきらめてないの?」
「…あたりまえでしょ。」
「そっかあ、でも、もう遅いんじゃないの?」
フランはくすくす笑いながらいった。
「?」
「私はもうすぐ、告白しにいくよ。それまでにお姉様が告白したらいいけど、そんないきなりできるものでもないしね!!」
この子の笑顔は中途半端にむかつくなあ…
「それでも、私はパチェをあきらめられないわ!!!!!!!」
あ。叫んじゃった。
一番驚いたのはきっとあの子だったと思う。
だって、本人…パチェがいたんだもの。
「レミィ…」
「あ、ちょ、ま、やあああああ///」
私は顔を真っ赤にしてベッドシーツにくるまった。
「うふふ。私の仕事はもう終わりっ!あとは二人でいちゃいちゃしてなよ」
「いや待ちなさい!フランドール!私、まだいいっていったワケじゃ」
「これから、よろしくね///パチェ…!え、ってことはフランがパチェをスキって嘘…!?」
「意味わかんないわよ!!」
私の頭上になにかがヒットした。
…本だ。
「う、う、うーー!いたああい!なにするのよーっ!パチェっ!!」
私は部屋を転がっていた。
だから見えなかった。
君の、笑ってるところ。
一度でいいから、見たかったなあ。
こういうのを、地の文でやりなさい。と、前の作品で指摘されたのでは?
やりたかったことは、非常によく分かります。が、キャラクターの動きが分かりにくいです。
キャラクターの内面の描写を、もっと増やせば、分かりやすくなるかな、と思いました。
色々意見を言われて試行錯誤する内に、本来持っていた伸びのある直球を失ってしまった。
まさに、菊池雄星君状態!
って、「お前が言うなっ!」と突っ込まれそうですが、今の作者様は過渡期の真っ只中、
味わっている苦しみが、いずれ血となり肉となる!(誤魔化している訳じゃナイヨ?)
さあ、これから一皮むける為にも創想話千本ノック(読書)を開始するのだっ!
ここに居る、綺羅星の如き名選手達のフォームを盗むのだ!(投げっぱなしでもナイヨ?)
そして近い将来、内角高目の剛速球、コチドリのバットぴくりとも動かずバッターアウト、
みたいなピッチングフォームを手に入れるのだ!!
>それを聞いたフランドールはつかさず→すかさず、ですね。
決して理解するのは難しいことではなかったはずです。
それを抜きにしても、色々と不明瞭な点が多いです。
まず、状況が全くと言っていいほど分からないです。
冒頭から、パチェとフランはどのような場所にいるのかすら分かりません。
外なのか? それとも室内?
あと、地の文を使えば良い物をやってないとか。
コメント1様も言うように、視点変更程度、地の文を使ってやれば良いと思いますよ?
……次回はちゃんとして下さいね?
確か、『!』や『?』などの感嘆符のあとは一文字分スペース空けるとか、前回言われてませんでしたっけ?
言われてないのならすいません。
次から直すとよろしいかも。
「~///」の『///』は確か、恥ずかしいとか赤面を表していたはずです。
こういうのも、本来は地の文で表すものですよ。
確かに、人それぞれの書き方はありますけど、最初はあまりよく分からないのだから、オーソドックスな書き方をするのがよろしいかと。そこから学びとることもありますから。
いまいちどうすれば分からないのなら、先人を見習えばいいのです。
読んで、作者の技巧を是非盗みとって下さい。
では、次作へと期待をして。
色々言われるのは期待しているからですよ。
是非、潰れずに悔しさをバネにして飛躍して下さい。
こういうのを~様>前回、みなさまが指摘してくださったところを完全に理解できていなかったので、もっといろいろ勉強したいと思います><
コチドリ様>前回も今回もコメントありがとうございますっ…!
コチドリ様の表現力がほしいです←ty
剛速球…!がんばります!
誤字訂正ありがとうございます!
前の作品で、貴方~様>地の文をもっと勉強したいと思います。
あと、詳しくかくところも頑張りたいと思います…!!
ありがとうございます。
ふむ、前回のコメント~様>わわわ感嘆符も忘れていました。
次からはなおしたいと思います><
皆様の素敵なご意見を参考にこれからも頑張っていきたいとおもいます!
ありがとうございました!!
あと、展開もちょっと早すぎましたかね;
上の方々のコメントは本当に参考になることばかりですょ、俺にとっても;w
これらの意見をどんどん取り入れて、その上で文章にオリジナリティを出せるようになればもうバッチリです!
素直になれないレミさんは可愛かったけど、フランの真意はどうなんでしょうねぇ