注意:本作品にはネチョ成分がありますが、いたって健全です。何かを期待している方は速やかに「戻る」を押して読まないようお願い致します。
また、人によっては誤解を招いてしまう表現があるかもしれませんので、ネチョに抵抗のある方も速やかに「戻る」を押して読まないようお願い致します。
なお、名前も無いようなオリキャラですが登場します。オリキャラに抵抗がある方も読むのをご遠慮ください。
以上を踏まえてお読みください。
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ちょと野暮用で人里へと向かった日のこと。別に用自体は大したことはなかったのだが、すっかり日も暮れてしまっていた。
森の上空を飛ぶ。今は妖怪の時間。空からでは暗いうえ木々に覆われ地上の様子はわからない。しかし、今この下では妖怪が闊歩していることだろう。
空を飛んでいる限りはほとんど妖怪に襲われる心配はない。空を飛べるほどの力をもつ妖怪は数少ないからだ。
もっとも、私にとっては多少力のある妖怪に襲われたとしても返り討ちにして身ぐるみを剥がすだけだが。
森の中を歩いているような妖怪など私にとっては雑魚ともいえるような能力である。
だが、私にとってはその程度であっても、地上を歩くしか術のない普通の人間にとっては脅威の存在である。それは昔も今も変わらない。
ところが、そんな森の中に、うっすらと照らされている場所があった。
(まさか、こんな時間に人間が?)
灯りを使うほどの妖怪であればわざわざこんな時間に森の中など歩きはしない。それに低級妖怪だったら灯りなど使わない。
私は人間だと直感した。だが、人間がこんな時間に出歩くなど自殺行為である。
夜の森を一人で歩くな。これは人里に住む人間であれば子供の頃から教え込まれる規律だ。
時々やんちゃな子供が興味本位で出歩くこともあるが、見つかったときには親御さんにしこたま殴られる。それこそ半殺しに近いまでに。
「森の妖怪に捕まったら生きたまま食われる。その痛みはこの程度比べ物にならん。」
そうして夜の森の恐ろしさを身を持って叩き込まれるのだ。殴るのはむしろ妖怪に襲われてなどほしくない子供への愛情があるからなのだ。
何か事情があり帰りが遅くなったのか。それとも只の自殺志願者か。前者なら一緒に里まで送り届けたのち、きついお灸を据える。後者ならば放っておく。
いずれにしても一度確認する必要があった。私は高度を下げた。
だが、明かりがある場所は木々が密集しているため直接降りることができない。しかたなく近くに開けた場所を見つけるとそこに降り立った。
(ああ、ここは道になってるのね。)
そこは獣道よりかは少し踏み固められた程度の道になっていた。灯りの方向はこの道の先に見えた。ここからは道づたいに歩いていく。
不意に妖怪に襲われる可能性も考えられるので、一応お札を数枚手にした。徐々に灯りに近づいていく。しかし、先ほどから妙に思っていたことがある。明かりが動いていないのだ。
森の奥に行くにしろ、里に戻るにしろ、動いていなければおかしい。
近づくにつれ木々の間から屋根のような物が見え隠れしてきた。
こんな所に家が? しかし家にしては小さい。私は全様を確認するため灯りへと足を速めた。
そこにあったのは屋台だった。4、5人が座れる程度のカウンターがしかない小さな屋台だった。そこで私は思い出した。
(そういえば最近ミスティアが屋台始めたって言ってたわね)
夜雀が屋台を始めたという話、そしてなかなか料理も美味しく、多方面にわたり評判がいいことは以前読んだ新聞に書いてあった。ご飯が炊けるまでの暇つぶしに読んでいた、霖之助さんにもらった火種用の新聞にそう書いてあったことを思い出した。
そうか、この辺で商売してたのか。私は諸事情により自ら客として来たことはなかったが、その料理は以前に一度だけ味わったことがある。
あのときの味を思い出す。
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ある春の日のことだった。いい天気だった。風もない。桜の蕾も膨らみかけもうじき咲こうかという、一年の中でも最も平穏とも言うべき陽気だった。
境内の掃除は午前中のうちにあらかた終わり昼食の準備をしていた。午後は縁側でお茶でも飲みながら日向ぼっこでもしようか。そんなことを考えながら楽しい食事タイムとなるはずだった。
今日も私のお気に入りのメニューだ。想像しただけでもわくわくする。茶碗とお茶の準備も済ませてちょっと硬い座布団へと腰を下ろした。
両手を合わせて。はい、頂きます。今日もご飯が食べられることに感謝します。
すると、卓袱台の反対側の空間に突如一筋の亀裂が入った。それは魚の腹に包丁を入れハラワタを取るかのように広がったと思うと、中から悪趣味なリボンを結んだ金の髪が零れた。
紫だ。
毎度毎度神出鬼没なのはわかってるが、食事時に目の前にスキマを広げるのは止めてほしいもんだ。正直このスキマが開く様は見ていて少なくとも食欲が沸いてくるような代物ではない。
「はーい。霊夢元k」
顔を半分出したと思ったら最後まで言い切らないうちに引っ込み、スキマが閉じた。
……何しに来たんだ。ただの嫌がらせか。せっかくの私の貴重なお食事タイムに。
……出てこないわね。冷めちゃうじゃないの。まあいいわ、今のうちに食べちゃいましょ。
数分のうちに再びスキマが開いた。が、また一瞬顔を覗かせるとまた引っ込んだ。今度はスキマは閉じなかった。
「あ、あらごめんなさい。邪魔しちゃったわね。」
なぜか姿を見せず、そのままスキマの中から声がしてきた。
「邪魔だと思うなら来るな。あんたのせいで私の貴重なランチタイムが台無しになったじゃない。」
最近のお気に入りのメニュー、私の編み出した究極のお茶漬けだ。最近はもっぱらコレである。
「そ……そう……。もう食べ終わっちゃったのかしら?」
少し残念そうな声だ。私のご飯をたかるつもりだったのか?
「まあね。食べやすいからね。コレ。」
お米の旨みを極限まで引き出すために粒が見えなくなるほどまでに炊いたお粥に贅沢にたっぷりのお茶を掛ける。お米とお茶の両方の味を堪能するため、あえて余計なおかずは一切つけないことにしていた。
「そ、そう。」
「ところでなんでそんなコソコソしてるのよ。顔ぐらい見せなさいよ。」
そう言われた紫はもそもそとスキマから半身を出したが、ハンカチを当てた顔は背けている。
「ごめんなさい。ちょっと今年は花粉症が酷くてね。」
ふーん。確かにちょっと鼻声みたいだ。鼻をすする音もする。
「ごめんなさい。これ、ここに置いておくわね。」
「何よコレ。」
何かの包みを卓袱台に置くとすぐにスキマに引っ込んだ。
「最近夜雀が屋台を開いたっていうから昨日行ってきたんだけど、お腹いっぱいになっちゃったから残ったのをお土産に包んでもらったのよ。(ぐすっ)だけど橙と藍とで分けて食べるには少ないから良かったら霊夢食べて。(ずるっ)今日はもうこれで帰るわね。」
そう言うとスキマが閉じた。結局顔はハンカチで覆ったままだったのが気になった。まあいいや。昨日買ったという割にはなぜかずいぶんと暖かい。
冷めてしまうのも何なので食べることにした。包みを開けるといい香りが漂った。鰻の蒲焼だった。焼き加減も味付けも絶妙で、もう食事は済んでいて満腹だったのにかかわらず、美味しいと思った。
ほほう、あの夜雀可愛い顔してなかなかやるじゃないか。今度機会があったら行ってみるか。
しかし紫が花粉症だなんて初めて聞いたが。ずっと目と鼻の辺りにハンカチを当てていたし。化粧が取れていたのを見られたくなかったのだろうか。それほど素顔はヤバいのか。
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看板メニューは八目鰻の蒲焼だが、噂では他にも色々な料理もあるらしい。どれも美味しいとの評判のようだ。
あの味を思い出したら涎が沸いてきた。もうこんな時間だしね。お腹も空くわけだわ。
徐々に屋台に近づいてくる。準備中なのかまだお客は居ないようだ。カウンターの中で特徴のある帽子の羽が揺れている。声を掛けようと思った私よりも先にミスティアは私に気づいたようだ。
「あ、霊夢さんだ。いらっしゃーい。」
「おっ霊夢ちゃんだって? どうしたんだいこんな所で?」
ミスティアだけかと思われたが、ミスティアの背後から男の声がしてきた。
骨太なその声はどこかで聞いた覚えがあった。誰だったろうか。そう思っているとのっそりと覗かせたその顔を見て私は目を疑った。
人間だった。しかも、魔理沙や咲夜のような人外な力を持つ者ではなく、人里に暮らす本当に何の力もない只の人間であったのだ。
時折人里で食料や日用品の買い物に行ったときに度々見る顔だ。もっとも、私のほうは顔だけで名前は知らないのだが。
「どうしたんじゃないわよ!! それはこっちの台詞よ!! あなた何してるのよこんな時間にこんな所で!! 自殺行為もいいところだわ!!」
人間が森に出歩くなど妖怪の餌になってくれと言わんばかりだ。ましてや夜は妖怪の時間。それでなくとも森の中は低級妖怪が多く、いきなり襲われる。もちろん話し合いで対応などできる輩ではない。だからこそ余計にタチが悪い。
この男、人間にしてはかなり屈強なほうではあるが、妖怪にかかればひとたまりもない。ミスティアでさえ見た目こそはこんなあどけない少女であるが、純粋な力だけでもこの男を一撃で肉塊にするだけのものはある。
「道中で妖怪に襲われていたとしてもそれは自然の掟。たとえ私が通りかかっていたとしても助けたりしないわよ。」
私は脅しをかけた。夢見が悪くなるから実際はそんな場面に出くわしたら手を出してしまうのだろうが。
「そんな怖い顔するなよ。それに俺は一人でここまで来たわけじゃない。ミスティアの穣ちゃんに里の外れまで迎えに来てもらってここまで連れてきてもらってるのさ。」
男は悪びれる様子も無くそう言うとミスティアに目配せした。
「何ですって? 本当なのミスティア?」
それまで黙っていたミスティアが口を開いた。
「本当だよ。いつも材料は人里から仕入れてるんだけど、私が人里の中をうろうろするわけにいかないから、この人に頼んで必要なものを集めてもらってるんだ。」
当たり前だ。人里の中で妖怪が暢気に買い物をしてるなどあり得ない。ミスティアは妖怪としてはかなり人当たりがいい部類に入るが、やはり人間にとって妖怪は危険な存在だ。ミスティアはよくても人間のほうが黙ってはいない。
「確かに妖怪相手じゃ大した材料は手に入らないでしょうけど。だからってわざわざ人間の里に行くなんて! 見つかったら村人総出で退治されるわよ。」
「だから私は人里には入らないようにして、この人に頼んで調達と運搬をしてもらってるのよ。」
「運搬って、途中で妖怪に襲われたらどうするのよ!」
「だって森の奥から屋台を引いて里まで行くのも大変だし。どの道私一人で持ち運べる量じゃないしね。」
「そうそう。俺が一通りの材料を手配したらミスティアの穣ちゃんに里の外れまで迎えに来てもらって、ここまで一緒に材料を持ってきてるんだ。いくら妖怪でも女の子に大荷物を運ばせるのも気が引けるしな。」
ミスティアは私の知る妖怪の中では弱い部類に入るほうだが、スペルカードも使える。確かにこの辺の低級妖怪相手になら引けをとることはないだろう。
「まあ、普段は品物を運んだらすぐに里まで送り届けてもらうんだが、今日はいつものお礼をしてあげるから準備してきてって穣ちゃんから誘われてな。俺もそれが楽しみで来たんだ。」
「お礼?」
「そう。私は時々こうして暖簾を下げて屋台の営業とは別の商売もしてるの。でも今日はこの人にお世話になってるお礼だからサービスなの。」
通りで暖簾も出ていなければ提灯も出していないわけだ。
ん? そこで私は違和感に気がついた。お礼というからにはミスティアがご馳走でもするのかと思ったが、料理をしていないし男も食事をしているわけでもない。そこまで思って私はあることに気が付いた。
なぜ男は客席ではなく、ミスティアと一緒にカウンターの中に居るのか。私からは屋台が陰になって二人がよく見えないが中で一体何をしているのか。
「それにね。」
ミスティアが続ける。声色が少し変わったと思うのは気のせいか。
「私も屋台で人の愚痴ばかり聞いてるといろいろストレス溜まってくることもあるし、たまには気分を変えて発散したいときもあるのさ。そんな時は私に興味がある人間を連れてきてはお相手してあげてるのよ。」
急いで屋台へと近づく。そこで見た二人の光景に私は驚愕した。
「だったらここで妖怪を相手にしてればいいでしょ!!」
私は思わず声を荒げてしまった。
「それがね、最初のうちは妖怪を相手にしてたんだけど、妖怪ってのは全然下手だし味気なくてね。すぐ飽きちゃった。人間のほうが趣向を凝らしたり相手を気遣うようなこともしてくれて楽しいんだよ。人間の『味』を覚えちゃったらもう妖怪なんか相手にできないよ。」
「そうそう。こっちもいつも決まった同じ奴の相手ばかりだと面白くなくてな。たまには気分を変えて妖怪を相手にしたくなるってもんだ。特にミスティアの穣ちゃんはナリはお子様の癖になかなか敏感でな。ヘタな人間相手よりもよっぽどやり甲斐があるってもんだ。」
「私は自分で言うのもなんだけど、舌には自信があるんだ。」
ミスティアはペロッと可愛い舌を出す。
「妖怪だからって言うわけじゃないが、ミスティアの穣ちゃんは特に人間にはないものがあってな。俺はもう穣ちゃんの舌でないと満足できないんだ。」
「そう言われると私も嬉しいな。でも、最近は私じゃないと駄目だってお客さんが多くなってきてね。もともと屋台で私の料理を食べてもらうのが本業なのに、そっちのお客さんが多くなってきたのはちょっと複雑だな。」
「まあ、そう言うなって。里の中には俺のように金を払ってでも妖怪を相手にしたいという人間は意外と多いんだ。だがなかなかそういう機会が無いからな。」
「私も人間を相手にしたいけどここじゃ妖怪しか来ないしね。だから、これはお互いに利害が一致してるのよ。」
「だからってなんでわざわざこんな所まで人間を連れてきてるのよ!」
「だって、いくら人目につかない夜に行ったとしても、もし私が居るのを見られたら騒ぎになっちゃうし。」
「俺も妖怪を家に連れ込んでるなんて所を誰かに見られたら里に居られなくなっちまうしな。それにな。人間にこうして生で出したら危ないけど、妖怪相手だったらその点心配はいらないしな。思う存分楽しめて願ったり叶ったりだ。」
「今いいところだったのよ。さ、早く続きをしよう。」
「そうだな。」
ミスティアの声に促されると男はゆっくりと円を描くように動きだした。その動きに合わせリズミカルに屋台が軋んだ音を立てる。時折逆の方向に動かしてみたり、叩きつけるように激しくしたりもする。
「あ、ちょっと、もう少し優しくしてよ! 壊れちゃうよー!」
「そんなヤワなもんじゃないだろ。もうすぐだから我慢しな。」
男の動きと共にぐじゅぐじゅとした粘着質な音が静寂な森に響き渡る。
「あ、お汁と混ざって動きが良くなってきた……」
「ああ、だんだん良い具合になってきたな。ほら、もうすぐだぜ。しっかり味わいな!」
「うん、わかった。早く頂戴!!」
男はミスティアに「それ」を出した。
「うわぁ……凄い……」
ねちゃっ……と粘着質な音を立てながら美味しそうにそれを口に頬張った。
「……ん……美味しい……あっ……」
喋ろうと開けた口から少し泡立った白いものがゆっくりと糸を引きながら零れ落ちた。
「あ、垂れちゃった。もったいない。」
慌ててじゅるっ……と音を立ててすすり上げる。
「ふふっ……美味しい……」
これがあのミスティアなのだろうか。恍惚の表情でそれを味わっている姿は普段妖怪仲間と馬鹿をやっている時と同一人物には思えなかった。
私はその様子を呆然と見ていた。初めて見たミスティアの淫靡な表情に見とれていたのだろうか。
「どうしたボーっとして。霊夢ちゃんもよかったらどうだい。俺のを味わってみないか。」
「そうだね。私はもうさっきから十分楽しんでるからね。ここで会ったのも何かの縁だよ。せっかくだから楽しんで行きなよ。よかったら代わってあげようか? それとも私と一緒にどう?」
白濁した液にぬめったその赤い肉のようなものを口いっぱいに頬張っていたミスティアは、喉を鳴らして嚥下するとこちらに顔を向けそう言った。
「旦那のほうはどう? まだいける?」
「ああ、俺のほうはまだまだ大丈夫だ。」
薄明かりの中で笑んだ夜雀の顔は頬にまで粘液がまとわりつき、開いた口からはつ……と糸を引き、灯りに照らされ一瞬光るとやがて耐え切れなくなりぷつりと切れた。
「あ、もちろん霊夢さんには生では出さないよ。あとで大変だしね。私は妖怪だから平気だけど。」
ミスティアの顔前にあるそれを見ていた私は躊躇していた。私の様子に気づいたミスティアはそう声をかけたが、なかなか踏み切らない私の様子に再び顔を戻すと「ぐちゅっ……」と音を立てそれを口に入れた。
(生だからっていう問題じゃないわよ!! でも……凄い……あんな美味しそうに……)
仄かな灯りに照らしだされた顔は普段見る幼い顔つきではなく、長い年月を生きた妖怪としての妖艶な表情を漂わせていた。私は今更ながらに思い出した。こいつは夜雀。人間を鳥目にして襲う妖怪だ。昼間私が見ているお子様妖怪とは違うんだ。
「そうだぜ霊夢ちゃん。俺も人間相手はもう飽き飽きだが、やっぱり初めての相手の反応ってのはまた違って面白いしな。ほら、どうだいコレ。立派だろう。」
男はそう言うと私の眼前に太い棒のようなソレを近づけてきた。先端からは粘り気のある白い雫がゆっくりと糸を引きながら垂れ落ちた。私はそれを見て言葉も出せずに立ち尽くしてしまった。
「あっ……勿体無い……」
ミスティアがすかさず指で掬うとそのまま舐め取った。
「ん……美味しい……ほら、霊夢さん。こんな立派なモノなかなか見られないよ。私と一緒に味わおうよ……」
「嫌っ!!」
私は反射的にそれを払いのけ、背を向けるとその場から逃げ出した。
「こんなに美味しいのに……ふふっ。博麗の巫女ともあろうものがまだまだ子供なんだね。しょうがない、私たちだけで楽しもうよ……んっ」
ミスティアは、小さく可愛らしい唇をいっぱいに開けると「くちゃっ……」という音を立て口にした。しばらくその粘着質な音は静寂な森に響きわたっていた。
家路に急ぐ霊夢は先ほどのミスティアと男の行動を思い出していた。
(あんなのが美味しいだなんて……ミスティアはあんなに美味しそうにしてたけど……慣れたら良くなるのかしら……でも私には無理よ……)
私とろろ苦手なのよ!
何はともあれエロかったですw
一瞬大丈夫なのかと思ったが…うん、KENZENだ
そりゃ食欲なくなるわww
みすちーじゃないけど初々しさを感じてw 次の作品も待ってる。
こういった作品は見飽きたというのもありますが、オチがとても弱いのと、
あとがきで状況説明とか、作者の力不足を物語ってます。
文章自体は普通によかったと思います。
でも笑っちまったじゃねーかバーロー!
とりあえず霊夢流お茶漬けの作り方は
1.デンプンノリをお湯で延ばします。2.お茶を掛けます。3.完成
こうですかwww
設定を後に書いてしまうのはちょっと・・なのでこの評価で。