今日は天気がいいらしく、レミィと咲夜が外に出かけていった。
外に出るとき咲夜が「パチュリー様もご一緒しませんか?」と誘われた。
行くものか。こんな暑くてまぶしいところになんか。
ついて行ったとしてもきっと霊夢のところにいくのだろう。別に霊夢に用は無い。
もしかしたら麻理沙がいるかもしれない・・・。でも行きたくない。
こんな天気のいい日だからこそPCだ。
なんだか指の調子がいいらしく、スラスラとタイピングができる。
「チャット・・・しようかしら。」
よし。そうと決めたら部屋を作ろう。自分から部屋に入っても話が合わないことがよくあるからね。
{モヤシ 様が入室いたしました。}
{この部屋のリーダーは モヤシ 様です。}
白い画面にはその二つの文が並んでいる。
このまま気長にまとう。そうだ、誰かが来るまで本を読んでよう。
◆10分後・・・
この部屋に響いている音はヴォーン...ヴォーン...というパソコンの音。
そしてペラ。 ペラ。 というページをめくる音だけ。
こんなにまっているのに画面に映っている文字は変わらず。
{モヤシ 様が入室いたしました。}
{この部屋のリーダーは モヤシ 様です。}
う~ん。やっぱりこんな日にはみんな外に出かけているのだろうか。
そういえば、外の世界には私のような人がたくさんいると聞いたことがある。
確か・・・咲夜が文から聞いて、文が慧音って人から聞いて、その慧音が村人から聞いて・・・
「あ・・・」
どうこう考えている間に画面に変化が見られた。
{モヤシ 様が入室いたしました。}
{この部屋のリーダーは モヤシ 様です。}
{姫 様が入室いたしました。}
{姫:こんにちは}
やっと来た。名前が姫ってことは女か?
自分の名前を姫にするとは・・・など考えている場合じゃない。
せっかくの客人第1号だ。あいさつにはあいさつで返すってのが常識。
{モヤシ:こんにちは}
ここはあいさつだけで様子を見よう。
初心者だったら気まずい雰囲気に耐え切れず退室するだろう。
・・・なかなか喋って来ない。
画面には
{モヤシ 様が入室いたしました。}
{この部屋のリーダーは モヤシ 様です。}
{姫 様が入室いたしました。}
{姫:こんにちは}
{モヤシ:こんにちは}
の五列しか並んでいない。しかも会話は挨拶のみ・・・。
だんだんこっちが気まずくなってきた。
「はっ!もしかしてこいつ・・・」
もしかすると、この気まずさに耐え切れなくしてリーダーを外に出し、
そのままこの部屋を乗っ取る作戦か・・・?こいつ、上級者・・・。
私から会話を広げなければダメか。
そうだ。ここのリーダーは私。客を楽しませるべき存在。
でも会話が見つからない・・・。
「とにかく、まずは性別を聞いてみよう・・・。」
と考えていると、向こうから喋ってきた。
{姫:今日はいい天気ですね。}
こいつ、ただ単にタイピングが遅い初心者か・・・?
私の考えすぎだったようだ。
{モヤシ:そうですね。部屋が暑くてたまりません。
もしかすると住んでいる所近いのかもしれませんね。}
ちょっと長文だが、これで話が広がるだろう。
しかし相手が初心者だと話が合わないときがあるからなぁ。
{姫:そうかもね。}
短文だ。しかもそっけない。
早く答えが返ってきたと思ったらこれだ。こいつは間違いなく初心者だ。
{モヤシ:姫さんはパソコン暦短いですか?}
これで初心者だったら、難しい単語連発して追い込んでサヨナラだ。
だが、思いもしないことが帰ってきた。
{姫:姫様とお呼びなさい。そしてひれ伏すがいいわ。}
「なっ・・・?!」
なんだこいつは。この文を打つの速くなかったか・・・?
初心者なのか、上級者なのか・・・。
ってそれよりなにこの態度。凄くむかつく。
自分のことを姫様と呼べって・・・痛い子なのか。
{姫:コンピューターでも姫様と呼ぶのに何かしら貴方。
もしかしてバカなの?猿脳なの?}
「なんなの・・・コイツ。調子に乗ってんじゃないわよ・・・!」
やばい興奮しすぎて喘息出てきた。
落ち着け私。今日は喧嘩をしに来たわけじゃない。
ここは大人らしく冷静に対処するのよ・・・。
{モヤシ:すみませんでした。姫様。
でも打つ速度からして貴方は初心者ではないですんr。}
やばい。誤字った。[ね]が[んr]になってしまった。
{姫:ちょっと落ち着きなさいモヤシ。土に返しちゃうわよ?w
姫様を目の前に誤字るほど必死な貴方。大☆爆☆笑wwww}
ほらきた。喧嘩師の特徴[あいての誤字に対してよく反応する]
相手にならないと知って帰ってくれるのを待つしかない。
{モヤシ:そうですね。誤字ってしまいました。
そういえば、姫様は女ですか?}
なかなか返事が返ってこないと思ったら返ってきた。
{姫:ええ、そうよ。さっきはごめんなさいね。
バカにしたみたいで。}
馬鹿にしたみたい じゃなくて完全に馬鹿にしていただろうコイツ。
謝らなくていいから早く出て行って欲しい。
しかも、こんなときに新たな人が入ってきたとは・・・。
{あ。k 様が入室しました。}
あ。k?なんだこの暗号。なんでわざわざこの部屋に入ってきたのか・・・?
{モヤシ:こんにちは。あ。kさん}
{姫:あら。こんにちは。}
だが一向に返事してこない。
コイツは初心者か。とうとう本物の初心者か。
こいつも出て行って欲しいがとりあえず会話しよう。
{モヤシ:変わった名前ですが、意味あるのですか?}
{あ。k:びぃあ0}
はっ?なにいってんのこいつ?
小学生以下か?っていうかなんで変な奴しかこないの?
{モヤシ:どうかしましたか?}
{姫:消防死ねよ。}
姫もなんで喧嘩ごしなのだろうか。
なかなかあ。kも喋ってこないし・・・。
{あ。k:3くぇぇg94}
「さん・・・くぇぇ・・・?」
鳥かコイツは。姫も反応示さなくなってきた。
もうみんな出てけよ。
それにしてもこの暗号。
私たちになにを教えたいのだろうか・・・?
コイツになにを言っても伝わらない。自分で解けということか。
「ん・・・あっ!わかった・・・!」
ふと、この暗号の意味が分かった。
かな入力に直すと・・・
A=ち 。=る K=の
こいつはチルノだ。さすが知能豊富の私の脳。
じゃなくて・・・なんでコイツがPCやってるんだ?!
そういえばもう一つの暗号は、
3=あ Q=た E=い X=さ E=い G=き 9=よ 4=う
「あたい最強・・・。」
こいつは、ネットを通して自分が最強であることを教えたかったのか。
{モヤシ:あたいさいきょう?}
{姫:だれ?さるの?}
三分後あ。kから返事が返ってきた。
{あ。k:c4}
そう・・・
{姫:なにC4って?}
{モヤシ:へぇ、かっこいいですね。}
{姫:え?通じてんの?}
姫は無視だ。こいつは無視してたら燃え尽きるだろう。
{モヤシ:戦ったら強いのですか?}
{姫:おいこら、無視するなモヤシ。}
・・・返事がない。もしや、漢字が読めないのだろうか。
{モヤシ:つよいのですか?}
{あ。k:ぇg94qmy}
さいきょうたもん。
たもんってあれだな。濁点の付け方が分からないのだな。
{モヤシ:かっこいいですね。}
{あ。k:4y}
うん。
そういえば、姫が全く会話してこない。燃え尽きたのか?
と、思っていると・・・
{姫:無視するなぁぁあああああああああ!}
{姫:姫様最強!姫様最強!}
{姫:ひれ伏せPCの前の人間ども!}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
逆に燃え出した!
姫が荒らしを始るとは。チルノより低脳だな。
このまま落ちてくれるといいのだが・・・
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
「ちょっ・・・?!」
二人して荒らさないでくれ!うちのボロPCでは重くなる!
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
すると、急に荒らしの勢いが止まった。
・・・おわった?この戦いはどっちが勝ったの・・・?
まぁいいや。違うチャットルームつくろう・・・。
もうこの二人にはついていけないや。
あれ? カーソルが・・・動かない。
いくらマウスを動かしても、いくらキーボードを叩いても、
パソコンの画面は全く反応してくれなくなった。
「えっ?うそ!?フリーズしちゃった?!」
何をやっても反応しないPC。
「クソPC!動きなさいよ!」
とパソコンをぶったたいた。だが『ビーッ!』と一回ビープ音が鳴るだけ。
画面には虚しく
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
と書かれたまんま。叩いたせいでゆがんでいる。
強制終了せざるを得なくなってしまった。
もう、チャットなんてこりごりだ。
私は静かに本でも読んでよう。
パチュリーは涙目になったまま静かに強制終了したのであった。
外に出るとき咲夜が「パチュリー様もご一緒しませんか?」と誘われた。
行くものか。こんな暑くてまぶしいところになんか。
ついて行ったとしてもきっと霊夢のところにいくのだろう。別に霊夢に用は無い。
もしかしたら麻理沙がいるかもしれない・・・。でも行きたくない。
こんな天気のいい日だからこそPCだ。
なんだか指の調子がいいらしく、スラスラとタイピングができる。
「チャット・・・しようかしら。」
よし。そうと決めたら部屋を作ろう。自分から部屋に入っても話が合わないことがよくあるからね。
{モヤシ 様が入室いたしました。}
{この部屋のリーダーは モヤシ 様です。}
白い画面にはその二つの文が並んでいる。
このまま気長にまとう。そうだ、誰かが来るまで本を読んでよう。
◆10分後・・・
この部屋に響いている音はヴォーン...ヴォーン...というパソコンの音。
そしてペラ。 ペラ。 というページをめくる音だけ。
こんなにまっているのに画面に映っている文字は変わらず。
{モヤシ 様が入室いたしました。}
{この部屋のリーダーは モヤシ 様です。}
う~ん。やっぱりこんな日にはみんな外に出かけているのだろうか。
そういえば、外の世界には私のような人がたくさんいると聞いたことがある。
確か・・・咲夜が文から聞いて、文が慧音って人から聞いて、その慧音が村人から聞いて・・・
「あ・・・」
どうこう考えている間に画面に変化が見られた。
{モヤシ 様が入室いたしました。}
{この部屋のリーダーは モヤシ 様です。}
{姫 様が入室いたしました。}
{姫:こんにちは}
やっと来た。名前が姫ってことは女か?
自分の名前を姫にするとは・・・など考えている場合じゃない。
せっかくの客人第1号だ。あいさつにはあいさつで返すってのが常識。
{モヤシ:こんにちは}
ここはあいさつだけで様子を見よう。
初心者だったら気まずい雰囲気に耐え切れず退室するだろう。
・・・なかなか喋って来ない。
画面には
{モヤシ 様が入室いたしました。}
{この部屋のリーダーは モヤシ 様です。}
{姫 様が入室いたしました。}
{姫:こんにちは}
{モヤシ:こんにちは}
の五列しか並んでいない。しかも会話は挨拶のみ・・・。
だんだんこっちが気まずくなってきた。
「はっ!もしかしてこいつ・・・」
もしかすると、この気まずさに耐え切れなくしてリーダーを外に出し、
そのままこの部屋を乗っ取る作戦か・・・?こいつ、上級者・・・。
私から会話を広げなければダメか。
そうだ。ここのリーダーは私。客を楽しませるべき存在。
でも会話が見つからない・・・。
「とにかく、まずは性別を聞いてみよう・・・。」
と考えていると、向こうから喋ってきた。
{姫:今日はいい天気ですね。}
こいつ、ただ単にタイピングが遅い初心者か・・・?
私の考えすぎだったようだ。
{モヤシ:そうですね。部屋が暑くてたまりません。
もしかすると住んでいる所近いのかもしれませんね。}
ちょっと長文だが、これで話が広がるだろう。
しかし相手が初心者だと話が合わないときがあるからなぁ。
{姫:そうかもね。}
短文だ。しかもそっけない。
早く答えが返ってきたと思ったらこれだ。こいつは間違いなく初心者だ。
{モヤシ:姫さんはパソコン暦短いですか?}
これで初心者だったら、難しい単語連発して追い込んでサヨナラだ。
だが、思いもしないことが帰ってきた。
{姫:姫様とお呼びなさい。そしてひれ伏すがいいわ。}
「なっ・・・?!」
なんだこいつは。この文を打つの速くなかったか・・・?
初心者なのか、上級者なのか・・・。
ってそれよりなにこの態度。凄くむかつく。
自分のことを姫様と呼べって・・・痛い子なのか。
{姫:コンピューターでも姫様と呼ぶのに何かしら貴方。
もしかしてバカなの?猿脳なの?}
「なんなの・・・コイツ。調子に乗ってんじゃないわよ・・・!」
やばい興奮しすぎて喘息出てきた。
落ち着け私。今日は喧嘩をしに来たわけじゃない。
ここは大人らしく冷静に対処するのよ・・・。
{モヤシ:すみませんでした。姫様。
でも打つ速度からして貴方は初心者ではないですんr。}
やばい。誤字った。[ね]が[んr]になってしまった。
{姫:ちょっと落ち着きなさいモヤシ。土に返しちゃうわよ?w
姫様を目の前に誤字るほど必死な貴方。大☆爆☆笑wwww}
ほらきた。喧嘩師の特徴[あいての誤字に対してよく反応する]
相手にならないと知って帰ってくれるのを待つしかない。
{モヤシ:そうですね。誤字ってしまいました。
そういえば、姫様は女ですか?}
なかなか返事が返ってこないと思ったら返ってきた。
{姫:ええ、そうよ。さっきはごめんなさいね。
バカにしたみたいで。}
馬鹿にしたみたい じゃなくて完全に馬鹿にしていただろうコイツ。
謝らなくていいから早く出て行って欲しい。
しかも、こんなときに新たな人が入ってきたとは・・・。
{あ。k 様が入室しました。}
あ。k?なんだこの暗号。なんでわざわざこの部屋に入ってきたのか・・・?
{モヤシ:こんにちは。あ。kさん}
{姫:あら。こんにちは。}
だが一向に返事してこない。
コイツは初心者か。とうとう本物の初心者か。
こいつも出て行って欲しいがとりあえず会話しよう。
{モヤシ:変わった名前ですが、意味あるのですか?}
{あ。k:びぃあ0}
はっ?なにいってんのこいつ?
小学生以下か?っていうかなんで変な奴しかこないの?
{モヤシ:どうかしましたか?}
{姫:消防死ねよ。}
姫もなんで喧嘩ごしなのだろうか。
なかなかあ。kも喋ってこないし・・・。
{あ。k:3くぇぇg94}
「さん・・・くぇぇ・・・?」
鳥かコイツは。姫も反応示さなくなってきた。
もうみんな出てけよ。
それにしてもこの暗号。
私たちになにを教えたいのだろうか・・・?
コイツになにを言っても伝わらない。自分で解けということか。
「ん・・・あっ!わかった・・・!」
ふと、この暗号の意味が分かった。
かな入力に直すと・・・
A=ち 。=る K=の
こいつはチルノだ。さすが知能豊富の私の脳。
じゃなくて・・・なんでコイツがPCやってるんだ?!
そういえばもう一つの暗号は、
3=あ Q=た E=い X=さ E=い G=き 9=よ 4=う
「あたい最強・・・。」
こいつは、ネットを通して自分が最強であることを教えたかったのか。
{モヤシ:あたいさいきょう?}
{姫:だれ?さるの?}
三分後あ。kから返事が返ってきた。
{あ。k:c4}
そう・・・
{姫:なにC4って?}
{モヤシ:へぇ、かっこいいですね。}
{姫:え?通じてんの?}
姫は無視だ。こいつは無視してたら燃え尽きるだろう。
{モヤシ:戦ったら強いのですか?}
{姫:おいこら、無視するなモヤシ。}
・・・返事がない。もしや、漢字が読めないのだろうか。
{モヤシ:つよいのですか?}
{あ。k:ぇg94qmy}
さいきょうたもん。
たもんってあれだな。濁点の付け方が分からないのだな。
{モヤシ:かっこいいですね。}
{あ。k:4y}
うん。
そういえば、姫が全く会話してこない。燃え尽きたのか?
と、思っていると・・・
{姫:無視するなぁぁあああああああああ!}
{姫:姫様最強!姫様最強!}
{姫:ひれ伏せPCの前の人間ども!}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
逆に燃え出した!
姫が荒らしを始るとは。チルノより低脳だな。
このまま落ちてくれるといいのだが・・・
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
「ちょっ・・・?!」
二人して荒らさないでくれ!うちのボロPCでは重くなる!
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
すると、急に荒らしの勢いが止まった。
・・・おわった?この戦いはどっちが勝ったの・・・?
まぁいいや。違うチャットルームつくろう・・・。
もうこの二人にはついていけないや。
あれ? カーソルが・・・動かない。
いくらマウスを動かしても、いくらキーボードを叩いても、
パソコンの画面は全く反応してくれなくなった。
「えっ?うそ!?フリーズしちゃった?!」
何をやっても反応しないPC。
「クソPC!動きなさいよ!」
とパソコンをぶったたいた。だが『ビーッ!』と一回ビープ音が鳴るだけ。
画面には虚しく
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ}
と書かれたまんま。叩いたせいでゆがんでいる。
強制終了せざるを得なくなってしまった。
もう、チャットなんてこりごりだ。
私は静かに本でも読んでよう。
パチュリーは涙目になったまま静かに強制終了したのであった。
このメンバーでチャットしたらこんな感じになりそうだなw
これはこれで面白い。
そして面倒になったと思うもの、おかしいと思うものを作品として出すのはいかがなものでしょうか?
SSというよりAAかなww
なにコレ?