この物語は、博麗の巫女の平凡な日常をたんたんと描くものです。
過度な期待はしないでください。
あと、部屋は明るくして、モニタから三メートルは離れて見やがって下さい。
「……無茶言うなよ」
博麗の巫女の朝は早い。
彼女は布団から身を起こすと、一つ、伸びをした。
彼女は巫女である。
人々を導き、模範とならねばならぬ。
そのためには、規則正しい生活を送る。早寝早起きは基本中の基本である。
万年床は好ましくない。
霊夢はそのまま手早く布団をたたみ、押入れに放り込んだ。
「ニャアー!? ニャアー!?」
布団にもぐりこんでいたおりんりんが驚き戸惑ったが、その鳴き声はくぐもって、ついに彼女の耳に入ることはなかった。
「うーん、すがすがしい朝ね」
差し込む朝日に伸びをして、そうして今日が始まった。
そう――博麗の巫女の朝は早い。
エピソード――『おりんりんを畳むあたりまでが日課』了
着替えと朝食を済ませ、境内へと出てきた霊夢が見たものは、賽銭箱の前の階段に座り込んでたそがれている、東風谷早苗であった。
「あら早苗じゃない。暁に黄昏れているとはこれいかに?」
霊夢が声をかけると、その山頂の巫女はネジのおもちゃのようにキリキリと首をこちらに向けた。
「霊夢さん……。ちょっと考え事をしていたら、気づいたらここにいたんですよ」
山頂から無意識にここまでやってくるとは、なんという剛の者だろう。
霊夢はいたく感激し、肩たたき券を早苗に一枚進呈した。
「なんで肩たたき券なんですか」
「最もメジャーなお金がかからないプレゼントだって紫が言ってたわ」
「叩かれたいんですね、彼女」
流れとしてはおかしくないはずだが、どこか危ない響きを持つ言葉を早苗が発する間に、霊夢はささとお茶を入れて隣に座っていた。
「それで、いったい何を考えていたというの?」
お茶を勧めながら、霊夢はたずねる。
「ええ、知ってのとおり私は最近幻想郷にやって来た者なわけですが……聞けば、幻想郷には海がないそうではありませんか」
「ええ、確かに幻想郷には海はないわ」
海という存在自体は、外界から流入する書物によって存じている。
半裸の男女がキャッキャウフフする場所と、博麗霊夢は存じている。
「まさか海がないだなんて……」
想いを反芻するように早苗は愕然とうなだれる。
キャッキャウフフしたいのだろうか、と霊夢は首をひねった。
「海がなかったら……」
「うん」
「私は一体何を割ればええんやろう……」
「えっと……」
エピソード――『無海「海が割れない日」』了
「やっぱり一番有名な奇跡って、モーセの海割りじゃないですか。でも海がないんだったらいくらなんでも割れません」
「そうねえ。ないんだもんねえ」
茶をすすりながら、霊夢は思案する。
「他に割れるものといったら何があるのでしょうか……」
「ええと……アゴとか……」
――猪木「アゴが割れる日」
「それはきっと絶対ダメです」
「ごめんなさい。浅慮だったわ」
急に質問が来たので、そのとき考えていたことをそのまま出してしまい、霊夢は反省した。
「じゃあ……皿とか……」
――過失「皿が割れる日」
「それは幻想郷では奇跡はアイデンティティにならないから、ドジっ娘にアイデンティティをスライドさせてはどうかという提案なのでしょうか」
「思った以上に深刻にとられてしまっているわ。でも意外に真実かもしれない」
心の中で思うのではなく、早苗の前で堂々と言う。
博麗の巫女たるもの、裏表なきようにせねばならない。
「裏は隠すのが美徳ですよ」
「そうかしら」
「だからこそ裏なのですから」
早苗はそう言った。
だがしかし、この紅白の巫女には裏表のないほうが似合っているのかもしれない、とも思った。
霊夢に裏を当然のように出されると、どうにも怒る気になれない。
「それはそうと割れるものを他に思いついたわ。腹筋とか爪とか」
「容赦なしですね」
エピソード――『元々「尻が割れる日」』了
「もっと奇跡っぽいものを割らせてくださいよ! 鏡餅とか音とかへんなものじゃなくて!」
「鏡……音?」
と霊夢が首をひねっていると。
「おねーさんひどいよ!」
噂をすればなんとやらというのかどうか知らないが、とりあえずリンが来た。
言うまでもなく先ほど畳まれた火焔猫の燐ではあるが。
燐はものすごい勢いで早苗と霊夢の間に割り込む。
「毎日毎日布団をあたいごと畳まなくったっていいじゃないか! あたいがいるという可能性を考慮してよ!」
燐の魂の叫びに、霊夢はにべなく返答する。
「あら、私は今日こそは潜り込んでないだろうという可能性に賭けているだけよ。毎日畳まれてるのに潜り込んでくるあなたもあなただと思うけど」
「やっぱ布団と人肌には抗えないのさ! 猫としてね!」
「そんなことより私は何を割ればいいのか真面目に考えてくださいよ」
燐に話題を持っていかれることを危惧した早苗が、流れを強引に元に戻した。
「うにゃん? どういうこと?」
当然、その流れにいなかった燐に疑問が発生する。
「簡潔に言うとまるまるウシウシでね」
「かくかくしかじかですね」
お約束の会話短縮術を用い、霊夢が燐に事の次第を説明すると。
「海がないなら空を割ればいいんじゃない?」
とマリー・アントワネットみたいなことを言い出した。
「でもいいかもしれませんね。空が割れりゃあそいつはすげえ奇跡ですよ」
「そうねえ」
マリー的発想に早苗もやや言語の乱れが出るほどに興奮し、霊夢も相槌を打った。
「では早速割ってみましょう」
思い立ったが吉日。早苗は精神統一のために目隠しをし、御祓い棒を構える。
「そんなスイカ割りみたいなノリで割れるの!?」
「間違って結界まで割らないようにね」
その姿に疑問を覚える燐と、あくまでのんきな霊夢。
その二人が見守る中、早苗は「はぁっ!」と気合の入った掛け声と共に、御祓い棒を振り下ろした。
スゥ、と、空に縦スジが走り、くぱぁ、と広がった。
「やった! できました!」
「おめでとう」
「今説明なんかおかしくなかった!?」
喜ぶ早苗に霊夢と燐はそれぞれの感想を述べる。
「あ、でも、あの割れ目からなんか落ちてきてない?」
霊夢の言葉に、二人はどれどれと目を凝らし、そして、理解した。
『あ、天子だ』
エピソード――『堕天子』了
「うわあああああああ!」
天子は普通に歩いていたらいきなり足元が割れて落ちてびっくりしていた。
その様を割れ目の端っこで見ていた永江衣玖は、隣にいた竜宮の使いⅩにつぶやいた。
「ほら……見えますか。比那名居天子が、流されていく(気流に)」
「何落ちついてるんだよ総領娘様が落ちてくのに!」
竜宮の使いⅩのツッコミに、しかし永江衣玖は微笑んで答える。
「いやぁ、総領娘様ならこのくらい大丈夫でしょうから」
「そうかねえ。それはともかくなんであたしの名前はAとかじゃなくてⅩなん?」
「そのほうがカッコいいから」
しかし衣玖とⅩの出番はこれまでであり、そんな二人のやり取りなど落ちていく当の天子にとってはどうでもいいことなのであった。
「えええい、慌てない! 比那名居天子はうろたえない! カモン要石!」
天子の足元に、要石が現れる。その上で、天子はバランスをとった。
「こうなったら、気流に、乗る!」
そうして天子は気流のビッグウェーブに敢然と立ち向かい、そして、普通に負けた。
「やっぱダメだったか」
あまりにも普通に負けたので、プライドの高い天子の心もいっそ清清しく――
後に残ったのは自分が落ちていくという現実だけだった。
博麗神社境内に見事に脳天から刺さり、足だけ見えている天子の様子を見て、霊夢はしみじみと呟いた。
「すごいスケキヨだなぁ」
エピソード――『比那名居家の一族』了
霊夢、燐、早苗が力を合わせて大きなかぶよろしく引き抜かれた天子は、首を振るなり霊夢に詰め寄った。
「一体何なのよあれは!」
「こいつがやりました」
霊夢は早苗を指差す。
「霊夢さん!?」
「あら、私何か嘘言ってる?」
「いえ、よく考えたら全面的に私のせいですね」
てへ☆ と自分の頭をコツンと叩く早苗に、天子の容赦ない眼光が降り注ぐ。
「おーまーえーかー」
「ままままぁとりあえず話せばわかりますよ! そうだミラクルフルーツ食べます?」
「いやいらないけど……」
不意に繰り出したミラクルフルーツの勧めにひるんだ隙に、早苗はこちら側の事情を語りだす。別に語ったところで怒りが収まるとも思えない理由ではあるのだが。
「まったく、そんなノリで空を割るなんて非常識極まりないわ!」
そして、やっぱり事情を聞いたら聞いたで天子は怒る。たぶん誰でも怒る。
それにしても珍しく常識を語る天子である。
「この幻想郷では常識にとらわれては」
「うるさいよ!」
天子は格ゲー出身者。言語は弾幕の他に拳と相場が決まっておる。早苗の不思議言動に付き合っておれぬ。
そうして問答無用に拳を構えて殴りかかってきた天子に、早苗は慌てて鮮やかにカウンターを決めた。
「ガブシ!?」
妙な声を立てて、天子が転がる。早苗はその様を見ておろおろしながら。
「何するんですか。びっくりするじゃないですか」
「こっちがびっくりしたよ!」
天子とそばで見ていた燐が同時に叫ぶ。
しかし霊夢だけが落ち着き払ったもので。
「すごいでしょう。私が教えたのよ」
「何教えてんの!?」
そんな天子のツッコミもどこ吹く風で、霊夢は懐から紙切れを取り出した。
「まぁ、今日のところはこれで許してあげてくれない?」
「何よこんな……肩たたき券!」
エピソード――『予想外な巫女たち』了
「いやまぁうん、別にいいけど」
そう言って天子は肩たたき券をパシッと奪うように取った。
「いいんだ!」
驚く早苗に、また天子の眼光が突き刺さる。
「でも、とりあえずあのワレメを何とかして頂戴」
「あ、いいですよ。そーれちちんぷいぷい!」
「魔法!?」
燐の驚きなど無用と言う風に、空はくぱぁから縦スジに戻り、やがて何の痕跡もなく元通りに戻っていた。
「まぁそれでいいわ。それじゃあ」
もう付き合いきれないと思ったのか、天子はそうして手を振ると……。
ふわりと天に昇って……消えてゆきました。
「なんか死んだみたいな描写になったね」
言いながら燐が顎に手を当てていると、ふわりと彼女の周りを影が覆った。
「おお? 天子がやっと帰ったと思ったらまた来客かい?」
「私よ。レミリアよ」
天子と入れ替わりに悪魔の翼を羽ばたかせてやってきたのは、厄介度では天子とさほど変わりない吸血鬼レミリア・スカーレットだった。
ちなみに、天子とさほど変わりないとは、早苗に少し劣るレベルのことである。
「何のようなの?」
「ああ、これを消費しに来たのよ」
霊夢が用を尋ねると、レミリアは一枚の紙切れを取り出した。
「なんですかそれ……肩たたき券!」
脇から見ていた早苗が本日三度目の肩たたき券に面食らう。
「……あなたに渡した覚えはないんだけれど」
「細かいことはどうでもいいじゃない。重要な事実は私がこの券を所持しているということと、あなたは私の肩を叩く運命にあるということだけよ」
「……釈然としないけど、まぁいいわ」
変に揉め事を起こすと面倒なことになる。肩を叩くだけで解決する話なのだ。
レミリアが日傘を持ったまま縁側に腰掛け、霊夢がとんとんとレミリアの肩を叩いていく。
「はぁ……和むわね」
「は?」
「いいえ、こっちの話よ。気にせず続けて頂戴」
「はぁ……それにしてもあんた肩なんて凝ってるの?」
「そんなことは瑣末な問題よ。肩を叩いてもらうことに意義があるの」
「はぁ。よくわかんないけど。ほどほどでやめるわよ? こっちだって疲れるんだから」
「あら、残念ね。でも出来るだけ長く頼むわ」
そんなやり取りを少し離れた場所で見ながら、早苗がつぶやいた。
「結構肩たたき券って出回ってるんですね……」
そんな疑問に、燐が答える。
「博麗のおねーさんは知らないけど、あれ闇ルートで万の値がついてるんだよ」
「まじで」
「おねーさんに話しちゃダメだよ。価値が下がるから」
「はぁ……これに万の値が」
自分も持ってる肩たたき券。どうやら晩のおかずは少し豪華なものが買えそうだ。
エピソード――『不定額給付金』了
「叩くだけじゃなくて揉んで頂戴?」
「こう?」
「ああっ……そこ、もっと、強く……」
「これがいいの?」
「ええ、もっとお願い……」
「向こうは向こうで大変そうですねえ」
「字面的な意味でね」
その様子を眺めながらお茶をすすっていた早苗と燐だが、はたと早苗は事態が何も解決していないことに気がついた。
「そういえば、私は結局何を割ればいいんでしょう」
エピソード――『振り出しに戻る』了
――結局、そんなこんなのこの調子で、一日は過ぎていった。
だが、日はまた昇る。
そうしてまた振り出しからはじまる。
つまり――以下の文章は後日譚である。
【比那名居天子の場合】
「まったく、まさか天上に地割れを起こされるとは思っても見なかったわ。何者よあの巫女。いいカウンターはもらうし……もう」
天子が憮然とした表情で歩いていると、向こうのほうから竜宮の使いが駆けてきた。
「どうも、永江衣玖です。まだ出番ありました」
「同じくⅩだ。ついでに出番があったよ」
「いや、自己紹介はいいから、なんなのよ一体」
天子に促されて、二人は一枚の新聞を取り出した。
「昨日の総領娘様が下でニュースになってますよ」
「何の!?」
慌てて天子がその天狗謹製の新聞を読むと、そこにはこんな見出しが。
『気流サーフィンが天狗の間で大流行』
「流行っちゃったのあれ!?」
「あと、幻想郷番付にも順位の変動が出ています」
「何それ!?」
天子の疑問に、衣玖が説明を始める。
「ええと、つまり昨日総領娘様が風祝にいいカウンターをもらったので、三位に浮上しています」
「何で上がるの!?」
「おもしろ番付ですから。ちなみに、一位は謎の気流サーファー。二位は博麗神社に刺さった謎のスケキヨです」
「全部私じゃない!」
「すごいなぁ総領娘様。三冠王なんてなかなか取れるもんじゃないよ」
Ⅹが感心するようにしきりに頷く。
「うれしかないわよ! ええい、天狗どもをはったおしに行ってこようかしら。いえ、その前にあの青巫女に一泡吹かせに行ってきてやるわ!」
「がんばってください総領娘様」
「お土産よろしくお願いね」
「ナチュラルに土産をたかるな!」
こうして、天子の一日が始まった。
【東風谷早苗の場合】
「何やってんだい早苗?」
守矢神社の神、八坂神奈子は、瓦をうずたかく積み上げる早苗に訝しげな表情を向けた。
「ええ、もう瓦でも割ろうかなって。百枚も割れたら十分奇跡ですよね」
「いや……まぁ……うん……」
やる気満々な早苗の様子を見ていると、神奈子は何も言えなくなった。
「よーし、それじゃあまずは軽く五十枚くらいにしておきましょうか」
「軽いの!?」
「そいやー」
という気合一閃、ものすごい勢いで瓦が割れていく。
「うわわわ! ものすごい破片が!」
神奈子が破片に驚いているところに、天子が現れた。
「見つけたわ青巫女! 昨日はよくもってあいたたたたたたたた!」
天子は破片をもろに喰らい――
――そしてその日、番付一位になった。
【博麗霊夢の場合】
博麗の巫女の朝は早い。
彼女は布団から身を起こすと、一つ、伸びをした。
「あぁ、昨日肩たたき券を作っていたら眠くなって、布団に潜り込んじゃったんだわ」
立ち上がり、腰を伸ばす。
「それにしても不思議ねえ。なんで渡した覚えのない奴ばかり来るのかしら」
霊夢は首をかしげながらそのまま手早く布団をたたみ、押入れに放り込んだ。
「ニャアー!? ニャアー!?」
今日もまたおりんりんが驚き戸惑ったが、やっぱり彼女の耳に入ることはなかった。
「うーん、すがすがしい朝ね」
差し込む朝日に伸びをして、そうして今日が始まった。
そう――博麗の巫女の朝は早い。
エピソード――『博麗デイズ』~fin~
和むというかなんというか、ほのぼのしてて面白かったんですけど
不思議な感じのするお話ですね。
天子やレミリアより厄介度の高い早苗…w
>だがしかし、この紅白の巫女には裏表のないほうが似合っているのかもしれない、とも思った。
>霊夢に裏を当然のように出されると、どうにも怒る気になれない。
この感じ方はイエスだ。毒されちゃっただけかも知れないがw
早苗さん常識捨て過ぎっすw
タイトルコール(?)が秀逸だなww
はさんである小ネタがいいですね。
天子物凄いおいしいですね(笑)
くぱぁ(空が割れる音)
パクリと思われません?
はい。ギャグマンガ日和のパロです。
うーん……結構パロディってのは難しいところがありますからねえ。
実際パクリだって誰かに言われたら反論できないのかもしれません。
自分としてはパロディのつもりで書いたのであって、日和のアイディアをパクったつもりではないと主張することしかできませぬ。
とりあえずパロネタは色々と扱ってきましたけど、何か言われたことは今のところありませんね。
パロディはこの程度なら十分ありだと思う。
CMコール的な【博麗デイズ!】を見るたびに絵が思い浮かんでくるのはすごいと思うww
みたいなノリでミラクルフルーツ出すのは笑った
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霊夢の真面目なんだかふざけてるんだかよくわからないノリが
霊夢らしくて良かった
>元々「尻が割れる日」
吹いたw
というか早苗さんが大阪と化してる気がするのですがw
…深読みして、空を「うつほ」と読んでしまった私は、
多分勝ち組w
ここがちょいといきなりすぎる気がした。
一応直前まで早苗の話を聞いていたわけで。その上で天子の苛立ちとかが十分伝わってこなかった。
言わば、タメがない、という感じ。
激昂してつかみかかった(腕を伸ばした)、とか瞬発的なものなら分かるんですが。
まあ、カウンターだしこれでいいのかな? 口出しスマンでした。
むむ、確かにみょんな感じになってますね。
あの時は天子の思考回路が全然つかめてなかったのでちょっと不自然なことになってしまいました。
ご指摘ありがとうございます。ちょっと修正しておきます。
確かに四コマ的。
おぉ、シュール…
おもしろかったです。
深夜なのに・・・。
そんな貴女達が大好きです。
てっちん凄い。タイミング的な意味で。