【Here is a 紅魔館駐屯地!】
「咲夜二等兵!」
「It's here!」
「私は今すこぶる機嫌が悪い!」
「Yes! Superior officer!」
「何故だかわかるか!」
「Yes! 博麗神社の糞どもがレミリア軍曹殿に楯突いたからであります!」
「その通りだ! そのことについてどう思うか!」
「ファッキン紅白どもに正義の鉄槌を下してやりたいであります!」
「鉄槌だけか!」
「No! 脳天にAKをぶち込んでやります!」
「それだけか!」
「NO! 破裂した内臓を糞虫どもの餌にしてやります!」
「食わせるだけか!」
「No! 肥料にして旨いコーンを育ててやります!」
「よろしい! 貴様はそのために命を捨てる覚悟はあるか!」
「Sir! Yes,sir!」
「では出陣!」
「YEAAAAAAAAAAAAAAAA!!」
────────────
【博麗神社境内】
幻想郷にその名を知らぬ者はいないと言わしめた伝説の番長、錐鮫魔理沙。
そして相棒、剥苦零霊夢。
「霊夢ぅぅぅぅぅ!」
「応!」
「血が! 滾るぜ!」
「応!」
「今からあたしらは紅魔館に殴りこみをかける!」
「応!」
「あの難攻不落と言われた紅魔館に、たった二人でだ!」
「応!」
「怖いか!」
「否!」
「私は……正直怖いぜ!」
「…………」
「あまりにも嬉し過ぎて、今後これ以上の興奮が訪れないかもしれないという恐怖が! 私を! 鼓舞させるんだ!」
「応!!!」
「っしゃいくぞおらああああああああ!」
「応ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
────────────
【?????】
「ふふ、紅魔館と博麗組が動き出したようだね」
「予定道理……ってわけかい?」
「口を慎みな藍……あいつらが悪いのさ、このあたいを差し置いてでかい面してたからねぇ」
「さすが紫の姉貴! あたいらとは頭のできが違うな!」
ギロ、と。
紫に睨まれた娘は蛇に睨まれた蛙状態である。
「そいつ、いつまで使ってるんだい、頭も緩いようだし、使えないったらないだろ」
「いやね姉貴、こいつもこれで可愛いところがあるんでさぁ、なぁ橙?」
睨まれてから震えっぱなしであった橙は、頭を上下に激しく動かす。
「ッハ! 別にいいけどね。 ヘマだけはするんじゃないよ」
「へ、へへ」
「その笑い方、むかつくんだよ!」
「っひ」
「ちょっと紫さん!」
チッ、と舌打ちを鳴らし、紫は自らの生み出したスキマに身を入れた。
「いいかい、リーダーはあたいだ、あんたらはあたいの命令通りに動けヴぁいいんだよ!」
残った空間に、机を叩く音が響く。
藍は思った。
(いつまでもあンたの天下じゃないんだ……!)
あと、今時スケバンはねぇわ、と……
─────────
広い、それは広い草原。
迷彩服に身を包んだ二人の可憐なソルジャーはスナイプの構えをとっていた。
「こちら管制塔、こちら管制塔、聞こえますか? 聞こえる? 聞こえなさい」
「聞こえてるわパチェ、後うるさいわ」
「パチュリー軍曹、敵の状況をお願いしますわ」
「えぇ、私のファッキンレーザーには飛んで火にいる夏の虫が二匹写っているわ、方位A23、距離はおよそ3000よ」
「よし、銃を構えなさい咲夜、まだよ、まだ待って」
「……」
このとき、パチュリーに電流走る。
「待て! やっこさんの速度がドンドンあがってやがる! 20……30…… マッハだと!」
「なにぃ!」
「少尉殿! 見えました!」
「糞! ファイア!」
「うおぉぉぉお!」
しかし、降り注ぐ弾頭はことごとく虚を切り、地に喰われていく。
「少尉殿! 当りません!」
「う…うろたえるんじゃあないッ! 紅魔館軍人はうろたえないッ!」
×可憐なソルジャー
○筋肉質のソルジャー
やがて草原に、二両編成の暴走列車が現る。
「パラリラパラリラ! パラリラパラリラ!」
「口で言うのはどうかと思うぜ霊夢!」
二人は箒にまたがっていた、否、立ち乗りしていた!
二人は足の腹を箒の柄に乗せ、首だけを正面に向ける形で手を後ろで組んでいる。
「あ、あれは、桃白白乗り!」
そう、あれは伝説とも言われた桃白白乗り……箒をぶん投げてから「ぴょっ!!」とか言って乗るのだ、これでおしまい。
だだっ広い草原に、二人の勇者降り立つ。
「東方番長錐鮫魔理沙! 紅魔館に喧嘩を売りにきたぜええええええ!」
「応!」
「っち、やってくれたな! 咲夜二等兵、白兵戦だ! 訓練の通りにやれば勝てる、いいな!」
「Sir! Yes,sir!」
「ジーク! コウマカーン!」
「ジーク! コウマカーン!」
「かかってこいやあああああああああ!!」
元来、戦いは血で血を洗うものである。
しかしこの戦い、否、この決戦はもはや血のスプリンクラーやー。
自然、闘いは一対一のタイマン勝負、【東方番長】魔理沙と【鬼軍曹】レミリア、【鋼鉄の腋】霊夢と【冥土超】咲夜の戦いとなった。
「おらおらぁ! どうした! 素手の番長一人に手も足もでてねえぜ!」
「っく……」
錐鮫流殺陣術、免許皆伝の魔理沙にとって、いち兵隊のアーミーナイフの動きはすこぶる簡単に読めた。
「何故だ! 何故あたらん!」
(簡単なことだぜ ミ☆)
錐鮫流は対魔の術、相手の魔の流れを読み取り、自己に反映できるのだ!
「げびゃああぁぁぁあああ!」
「っ! 咲夜!」
「ほらほら! 自分の心配をしなくちゃ……だZE!」
【轟き】、それは魔理沙がレミリアに向かって打った右拳より発せられた。
その轟きは圧倒的な【力】として具現化し、レミリアを襲う。
「あじゃぱぁあぁぁぁ!」
ここが広大な草原なのにも関わらず、遠めに見てわかるほど赤く……紅く一面が彩られる。
「これまで、だな」
「応!」
うずくまるレミリアの顔は、見えない。
「……くっくっく」
その声の主は既に、絶望ではなく、勝利を確信していた。
「咲夜!」
「幻!符! 殺人ドォォォォォル!」
「なっ!」
幾重にも重なった刃が、咲夜二等兵の周囲に展開されていく、限界まで張った弦のように緊張したそれらは、一斉に刃を震わせる。
そしてその標的は
「避けろ霊夢ーっ!!」
「無理!」
「遅い!」
氣を込められたナイフはその一つ一つが致命的なダメージになる。
永遠とも思える刃の群に隠れ、霊夢がその姿を再びあらわにした時、彼女の衣服は原型を留めていなかった。
身は切り裂かれ、それでもかろうじて顔を防いだ両腕は、誰の目に見てももう使い物にならないほどであった。
「生……」
そう言い残し、霊夢は地に伏せる。
その体からは、もはや精気は感じられない。
「霊夢ううううううううううううううううううう!!」
叫ぶ魔理沙。
そして立ち上がるレミリア。
彼女は歓喜に震えた顔で高らかに笑う。
「残念だったな! 咲夜が二等兵でありながら何故【冥土超】と呼ばれるか、それは彼女が仕掛けるナイフ・トラップの精巧さ、強靭さよ!」
「そしてぇ!」
「我々は! チームプレイでこそ本領を発揮するのだ!」
レミリアはその帽子から、C4爆弾【紅魔館仕様】を取り出した、その数10!
ハッっという掛け声と共に、それらを正確に魔理沙の周囲に投擲する。
それに対する咲夜のナイフ・トラップは、それぞれを正確に打ち抜く用意が既に完了していた。
「「GO TO HELL!!」」
草原に、巨大な火の華が咲いた。
「…………悲しいZE……こんな、こんな怒りは初めてだ」
「なっ!」
満身創痍になりつつも、魔理沙は立っていた。
その姿は既に、限界を迎えているようにも見える。
しかし、その内に、確かなる脅威を内在している。
そう、思わせるだけの寒気をレミリアを感じたのだ。
「相棒一人救えねえ、そんな自分が一番許せないぜ……」
発していた力は魔理沙の内なる力ではなかった。
むしろ、外の力が魔理沙の右腕に集結しているかのようである。
「こ、これは……【間補右】!」
「そ、それはなんでいおぜう様!」
「右拳に内外全ての力を凝縮し、打ち出す禁術……【間補右使い】は既に絶滅していたと聞いていたが……」
「あの世で私に詫び続けろ! レミリア・スカーレットォォォォォォ!」
「う、うわあああああああああああああああ」
「錐鮫流奥義!」
「魔巣多亜巣派亜苦!!!!」
─────────
「終わったぜ…………霊夢……」
全てが無に帰した草原の中、孤独の番長は一人、空を仰ぐ。
その瞳には、これまで流したことのない、悲しさの結晶があった。
「応!」
「へ?」
「生!」
「あ……れ、いむ……」
そう、霊夢は死んではいなかった。
鋼鉄の腋、それが彼女の一命を取り留めたのだ。
なんかよくわからんけどそういうことなのだ。
「驚?」
「いや、ぜ、ぜんぜんそんなことないぜ」
「嬉?」
「ば、バーローwww 嬉しくなんかないぜw」
「(笑)」
「おま、言ったなー」
笑顔が一番、明日は明日の風が吹く。
紅魔館との辛く、苦しい戦いを乗り越えた番長であったが、この時はまだ知らない。
この戦いが、後に大きな波乱を巻き起こす種となるということを。
そう、知らないのであった……
「咲夜二等兵!」
「It's here!」
「私は今すこぶる機嫌が悪い!」
「Yes! Superior officer!」
「何故だかわかるか!」
「Yes! 博麗神社の糞どもがレミリア軍曹殿に楯突いたからであります!」
「その通りだ! そのことについてどう思うか!」
「ファッキン紅白どもに正義の鉄槌を下してやりたいであります!」
「鉄槌だけか!」
「No! 脳天にAKをぶち込んでやります!」
「それだけか!」
「NO! 破裂した内臓を糞虫どもの餌にしてやります!」
「食わせるだけか!」
「No! 肥料にして旨いコーンを育ててやります!」
「よろしい! 貴様はそのために命を捨てる覚悟はあるか!」
「Sir! Yes,sir!」
「では出陣!」
「YEAAAAAAAAAAAAAAAA!!」
────────────
【博麗神社境内】
幻想郷にその名を知らぬ者はいないと言わしめた伝説の番長、錐鮫魔理沙。
そして相棒、剥苦零霊夢。
「霊夢ぅぅぅぅぅ!」
「応!」
「血が! 滾るぜ!」
「応!」
「今からあたしらは紅魔館に殴りこみをかける!」
「応!」
「あの難攻不落と言われた紅魔館に、たった二人でだ!」
「応!」
「怖いか!」
「否!」
「私は……正直怖いぜ!」
「…………」
「あまりにも嬉し過ぎて、今後これ以上の興奮が訪れないかもしれないという恐怖が! 私を! 鼓舞させるんだ!」
「応!!!」
「っしゃいくぞおらああああああああ!」
「応ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
────────────
【?????】
「ふふ、紅魔館と博麗組が動き出したようだね」
「予定道理……ってわけかい?」
「口を慎みな藍……あいつらが悪いのさ、このあたいを差し置いてでかい面してたからねぇ」
「さすが紫の姉貴! あたいらとは頭のできが違うな!」
ギロ、と。
紫に睨まれた娘は蛇に睨まれた蛙状態である。
「そいつ、いつまで使ってるんだい、頭も緩いようだし、使えないったらないだろ」
「いやね姉貴、こいつもこれで可愛いところがあるんでさぁ、なぁ橙?」
睨まれてから震えっぱなしであった橙は、頭を上下に激しく動かす。
「ッハ! 別にいいけどね。 ヘマだけはするんじゃないよ」
「へ、へへ」
「その笑い方、むかつくんだよ!」
「っひ」
「ちょっと紫さん!」
チッ、と舌打ちを鳴らし、紫は自らの生み出したスキマに身を入れた。
「いいかい、リーダーはあたいだ、あんたらはあたいの命令通りに動けヴぁいいんだよ!」
残った空間に、机を叩く音が響く。
藍は思った。
(いつまでもあンたの天下じゃないんだ……!)
あと、今時スケバンはねぇわ、と……
─────────
広い、それは広い草原。
迷彩服に身を包んだ二人の可憐なソルジャーはスナイプの構えをとっていた。
「こちら管制塔、こちら管制塔、聞こえますか? 聞こえる? 聞こえなさい」
「聞こえてるわパチェ、後うるさいわ」
「パチュリー軍曹、敵の状況をお願いしますわ」
「えぇ、私のファッキンレーザーには飛んで火にいる夏の虫が二匹写っているわ、方位A23、距離はおよそ3000よ」
「よし、銃を構えなさい咲夜、まだよ、まだ待って」
「……」
このとき、パチュリーに電流走る。
「待て! やっこさんの速度がドンドンあがってやがる! 20……30…… マッハだと!」
「なにぃ!」
「少尉殿! 見えました!」
「糞! ファイア!」
「うおぉぉぉお!」
しかし、降り注ぐ弾頭はことごとく虚を切り、地に喰われていく。
「少尉殿! 当りません!」
「う…うろたえるんじゃあないッ! 紅魔館軍人はうろたえないッ!」
×可憐なソルジャー
○筋肉質のソルジャー
やがて草原に、二両編成の暴走列車が現る。
「パラリラパラリラ! パラリラパラリラ!」
「口で言うのはどうかと思うぜ霊夢!」
二人は箒にまたがっていた、否、立ち乗りしていた!
二人は足の腹を箒の柄に乗せ、首だけを正面に向ける形で手を後ろで組んでいる。
「あ、あれは、桃白白乗り!」
そう、あれは伝説とも言われた桃白白乗り……箒をぶん投げてから「ぴょっ!!」とか言って乗るのだ、これでおしまい。
だだっ広い草原に、二人の勇者降り立つ。
「東方番長錐鮫魔理沙! 紅魔館に喧嘩を売りにきたぜええええええ!」
「応!」
「っち、やってくれたな! 咲夜二等兵、白兵戦だ! 訓練の通りにやれば勝てる、いいな!」
「Sir! Yes,sir!」
「ジーク! コウマカーン!」
「ジーク! コウマカーン!」
「かかってこいやあああああああああ!!」
元来、戦いは血で血を洗うものである。
しかしこの戦い、否、この決戦はもはや血のスプリンクラーやー。
自然、闘いは一対一のタイマン勝負、【東方番長】魔理沙と【鬼軍曹】レミリア、【鋼鉄の腋】霊夢と【冥土超】咲夜の戦いとなった。
「おらおらぁ! どうした! 素手の番長一人に手も足もでてねえぜ!」
「っく……」
錐鮫流殺陣術、免許皆伝の魔理沙にとって、いち兵隊のアーミーナイフの動きはすこぶる簡単に読めた。
「何故だ! 何故あたらん!」
(簡単なことだぜ ミ☆)
錐鮫流は対魔の術、相手の魔の流れを読み取り、自己に反映できるのだ!
「げびゃああぁぁぁあああ!」
「っ! 咲夜!」
「ほらほら! 自分の心配をしなくちゃ……だZE!」
【轟き】、それは魔理沙がレミリアに向かって打った右拳より発せられた。
その轟きは圧倒的な【力】として具現化し、レミリアを襲う。
「あじゃぱぁあぁぁぁ!」
ここが広大な草原なのにも関わらず、遠めに見てわかるほど赤く……紅く一面が彩られる。
「これまで、だな」
「応!」
うずくまるレミリアの顔は、見えない。
「……くっくっく」
その声の主は既に、絶望ではなく、勝利を確信していた。
「咲夜!」
「幻!符! 殺人ドォォォォォル!」
「なっ!」
幾重にも重なった刃が、咲夜二等兵の周囲に展開されていく、限界まで張った弦のように緊張したそれらは、一斉に刃を震わせる。
そしてその標的は
「避けろ霊夢ーっ!!」
「無理!」
「遅い!」
氣を込められたナイフはその一つ一つが致命的なダメージになる。
永遠とも思える刃の群に隠れ、霊夢がその姿を再びあらわにした時、彼女の衣服は原型を留めていなかった。
身は切り裂かれ、それでもかろうじて顔を防いだ両腕は、誰の目に見てももう使い物にならないほどであった。
「生……」
そう言い残し、霊夢は地に伏せる。
その体からは、もはや精気は感じられない。
「霊夢ううううううううううううううううううう!!」
叫ぶ魔理沙。
そして立ち上がるレミリア。
彼女は歓喜に震えた顔で高らかに笑う。
「残念だったな! 咲夜が二等兵でありながら何故【冥土超】と呼ばれるか、それは彼女が仕掛けるナイフ・トラップの精巧さ、強靭さよ!」
「そしてぇ!」
「我々は! チームプレイでこそ本領を発揮するのだ!」
レミリアはその帽子から、C4爆弾【紅魔館仕様】を取り出した、その数10!
ハッっという掛け声と共に、それらを正確に魔理沙の周囲に投擲する。
それに対する咲夜のナイフ・トラップは、それぞれを正確に打ち抜く用意が既に完了していた。
「「GO TO HELL!!」」
草原に、巨大な火の華が咲いた。
「…………悲しいZE……こんな、こんな怒りは初めてだ」
「なっ!」
満身創痍になりつつも、魔理沙は立っていた。
その姿は既に、限界を迎えているようにも見える。
しかし、その内に、確かなる脅威を内在している。
そう、思わせるだけの寒気をレミリアを感じたのだ。
「相棒一人救えねえ、そんな自分が一番許せないぜ……」
発していた力は魔理沙の内なる力ではなかった。
むしろ、外の力が魔理沙の右腕に集結しているかのようである。
「こ、これは……【間補右】!」
「そ、それはなんでいおぜう様!」
「右拳に内外全ての力を凝縮し、打ち出す禁術……【間補右使い】は既に絶滅していたと聞いていたが……」
「あの世で私に詫び続けろ! レミリア・スカーレットォォォォォォ!」
「う、うわあああああああああああああああ」
「錐鮫流奥義!」
「魔巣多亜巣派亜苦!!!!」
─────────
「終わったぜ…………霊夢……」
全てが無に帰した草原の中、孤独の番長は一人、空を仰ぐ。
その瞳には、これまで流したことのない、悲しさの結晶があった。
「応!」
「へ?」
「生!」
「あ……れ、いむ……」
そう、霊夢は死んではいなかった。
鋼鉄の腋、それが彼女の一命を取り留めたのだ。
なんかよくわからんけどそういうことなのだ。
「驚?」
「いや、ぜ、ぜんぜんそんなことないぜ」
「嬉?」
「ば、バーローwww 嬉しくなんかないぜw」
「(笑)」
「おま、言ったなー」
笑顔が一番、明日は明日の風が吹く。
紅魔館との辛く、苦しい戦いを乗り越えた番長であったが、この時はまだ知らない。
この戦いが、後に大きな波乱を巻き起こす種となるということを。
そう、知らないのであった……
何かのパロならネタに為らなくもないが、これでは物語として酷すぎる。
おれは最高だとおもう
こんなノリ、あっても良いと
2ch界隈でよくみるネタが通じるかどうか。
・口でクソ垂れる前と後にSirを付けろ、Yesじゃねえ。
・どんな場合でもNo!なんて答えたらダメ、否定的な答えの場合は"Sir negative"