「私が!」
「私たちが!」
『巫女さんだっ!』
「ど、どうしたのかしら? 巫女二人そろって。」
「あ、いたの? セッキョウ仙人。 毎度私の神社に用もないのに来るのね。」
「ええ、嫌ですか?」
「そんなことわないわね、好きでもないけど。」
「そ、そうですか…。それで、なにを?」
「いや、なんかね…。」
「アニメ鑑賞ですよ!」
「あにめ? なんですかそれは?」
「ふふん、外の世界で一、二を競う娯楽です。」
「へえ…。」
「む。あんまりすごいと思ってませんね? アニメは大陸でも大流行している娯楽なんですよ?」
「え、そうなんですか? それだとすごいですね。」
「仙人様も見てください! きっとその面白さに虜になりますよ!」
「フム…、まあ、いいでしょう。」
少女鑑賞中………
『坊やだからさ…。」
『バーニィっ! もう戦わなくていいんだ!』
少女ずっと鑑賞中………
『トランザム!』
『強いられていr』 ブッ
「これは見なくていですよ仙人様。」
「いえ、たとえどんなものでもそれを評価するなら観なければいけないわ。」
「流石仙人様…」
少女鑑賞終了
「なるほど…、これは面白いですね。」
「でしょう! 仙人様は話が分かりますね! あそこの巫女は弾幕、もとい戦闘しか評価しませんでしたよ!」
「別にいいでしょう、あんただって人が乗り込むあのでかい人形の性能を、楽しそうに熱弁してたじゃない。」
「戦闘シーンも魅了の一つですから。」
「して、貴女はどのようにしてこのようなものを?」
「私、一応神様なので十月に出雲へ行くんです、その時にばばばっと買いだめしてきたんですよ。」
「ああ、そういえば神様でしたね。」
「ええ、神様です! そして今度はアニメを作ろうかと思っているのです!」
「作れるのですか? あれを?」
「ええ、理論上はこれと一緒なのです!」
「む? なんですかその手帳は?」
「仙人様、頁の端っこに書いてある絵を見てください。」
パラパラパラ…
(あら? 似たような絵がたくさん書いてあるだけ…いや、動体視力を人間に近くして…、あ、なるほど。)
「アニメですね。」
「実際これよりは複雑ですが、幻想郷に辿り着いたセル画用のアニメ制作機器などと、河童の技術力を応用すればできる!そして、私たちの活躍をアニメにし、多くの人々に知ってもらうのです! 信仰も参拝客もがっぽがぽ!」
「でも無理よ。」
「無理ですね。」
「な、何故です!」
『神主の時間がないから。』
「ならば! 私の奇跡の力で…!」
「あ、やめなさい。」
「それ以上はいけないわ。」
「え、きゃああ!」
そのあと、一人の巫女が姿を消した…。
完
「私たちが!」
『巫女さんだっ!』
「ど、どうしたのかしら? 巫女二人そろって。」
「あ、いたの? セッキョウ仙人。 毎度私の神社に用もないのに来るのね。」
「ええ、嫌ですか?」
「そんなことわないわね、好きでもないけど。」
「そ、そうですか…。それで、なにを?」
「いや、なんかね…。」
「アニメ鑑賞ですよ!」
「あにめ? なんですかそれは?」
「ふふん、外の世界で一、二を競う娯楽です。」
「へえ…。」
「む。あんまりすごいと思ってませんね? アニメは大陸でも大流行している娯楽なんですよ?」
「え、そうなんですか? それだとすごいですね。」
「仙人様も見てください! きっとその面白さに虜になりますよ!」
「フム…、まあ、いいでしょう。」
少女鑑賞中………
『坊やだからさ…。」
『バーニィっ! もう戦わなくていいんだ!』
少女ずっと鑑賞中………
『トランザム!』
『強いられていr』 ブッ
「これは見なくていですよ仙人様。」
「いえ、たとえどんなものでもそれを評価するなら観なければいけないわ。」
「流石仙人様…」
少女鑑賞終了
「なるほど…、これは面白いですね。」
「でしょう! 仙人様は話が分かりますね! あそこの巫女は弾幕、もとい戦闘しか評価しませんでしたよ!」
「別にいいでしょう、あんただって人が乗り込むあのでかい人形の性能を、楽しそうに熱弁してたじゃない。」
「戦闘シーンも魅了の一つですから。」
「して、貴女はどのようにしてこのようなものを?」
「私、一応神様なので十月に出雲へ行くんです、その時にばばばっと買いだめしてきたんですよ。」
「ああ、そういえば神様でしたね。」
「ええ、神様です! そして今度はアニメを作ろうかと思っているのです!」
「作れるのですか? あれを?」
「ええ、理論上はこれと一緒なのです!」
「む? なんですかその手帳は?」
「仙人様、頁の端っこに書いてある絵を見てください。」
パラパラパラ…
(あら? 似たような絵がたくさん書いてあるだけ…いや、動体視力を人間に近くして…、あ、なるほど。)
「アニメですね。」
「実際これよりは複雑ですが、幻想郷に辿り着いたセル画用のアニメ制作機器などと、河童の技術力を応用すればできる!そして、私たちの活躍をアニメにし、多くの人々に知ってもらうのです! 信仰も参拝客もがっぽがぽ!」
「でも無理よ。」
「無理ですね。」
「な、何故です!」
『神主の時間がないから。』
「ならば! 私の奇跡の力で…!」
「あ、やめなさい。」
「それ以上はいけないわ。」
「え、きゃああ!」
そのあと、一人の巫女が姿を消した…。
完
?!
なんか一発ネタレベルで中途半端に終わってしまったのがとても残念
ガン○ムなり他のアニメネタなりメタネタなりもっと掘り下げて欲しかった
科白だけで本当に小説と言って良いのかよく考えて。
ジェネリックならまだしも、ここでは場違いでしょう。