Coolier - 新生・東方創想話

題名は決まってないけどなんとなく書いてみることにした。   第9話

2024/10/29 23:54:45
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豊田「あれ、ここはいったいどこだ?お、紙だ。」
豊田「んーと?…【前回のあらすじ!ついに登場オリキャラ!やっとお店の本格活動!そして今回から!妖々夢編突入か!?ではどうぞ】…なんだこれ。あ、扉だ。」



来人「ふぅ…」

やあ皆。意外と覚えられてなさそうだから一応言っておく。俺は十六夜来人。
今日も今日とて食堂を営んでいる。今はお昼ご飯の準備をしている。おっと、お客様が来たようだ。

来人「いらっしゃいませ~」
豊田「おっす!今日も来たぜ!」
来人「豊田さんじゃないですか。いらっしゃい。…後ろの方は?」
豊田「こいつは台溌(だいはつ)!俺の友達だ!今日は初めて連れてきたんだ」

…はーいみんな~?今また大手自動車メーカーの人が来たなと思った人挙手~。まぁ、今までずっと来てて今日初めて連れてきたってことは最近知り合ったんだろう。
俺はそう予想付け、豊田に質問をする。帰ってきた答えは、昨日知り合って、おすすめの店へ連れてってやる、と豪語したそうだ。おススメされるとは、ありがたいな。

豊田「もう春の季節だってんのに、雪なんか降りやがるからな。なんか温かいモン食って元気出そうってな!」
台溌「彼が、とてもおいしいと。」
豊田「てなわけで、来人!今日はあったかいおススメを一つ!」
来人「そんな気がしてね。もう下準備は済ませてますよ。少しお待ちください」
台溌「分かりました」


~十数分後~


来人「お待たせしました~熱いので、気を付けてください」

俺が作ったのは、シチューとロールパンである。やっぱり温まると言ったら、温かい飲み物と焼き立てのパンでしょ!(個人の感想)ちなみに具材は『人参』『ジャガイモ』『ブロッコリー』『玉ねぎ』『鶏もも肉』だ。レシピ名は、『冬限定!野菜たっぷりうまさ染み出すあったかシチュー』だ。頑張って考えたぜ。

豊田「う、うおぉぉ!うまそうな臭い!どうだ、台溌!」
台溌「このパン、香ばしい香りがしますね!」

豊田は早速と言わんばかりにスプーンを取り、シチューを一口ほおばる。台溌は焼き立てのロールパンを一口大にちぎり、口に入れる。

豊田「うまい‼トロっとした口触りに野菜のうまみがしっかりしみ込んでいる!あったまるぜ!」
台溌「このパン、口に入れた瞬間こおばしい香りが広がっていきます!」

その後も、二人はうまいうまいとつぶやきながらシチューとパンを食べ進めていき、十数分で食べ終わった。俺が後片づけをしているときも、雑談に花を咲かせていた。豊田と台溌の出会い話や、この前、俺が妖怪から守ってくれた話。少々照れ臭かったが、まぁ良しとしよう。その話の中に、冬が長引いている、備蓄が持つかどうかという話題が出た。俺はその話でやっと思い出す。これ多分妖々夢じゃね?と。そうと決まれば、と二人にとあることを伝える。

来人「なぁ、しばらくここを休みにしようと思うんだ」
豊田「うぇ!?」
台溌「どうしてですか?」
来人「春がなかなか来ないってことで、俺も少し調査をしてみようとな。それに、ここも整理整頓しなきゃね」
台溌「なるほど…気を付けてくださいね」
豊田「がんばれよ!それじゃあ、俺たちはこれで帰るぜ!お金はここに」
台溌「ありがとうございました。また来ますね!」
来人「慧音先生によろしく伝えておいてくださいね~!…ふぅ」

俺はカウンターから二人が玄関から出るのを見送ると、残っていた洗い物や、ゴミの処理を済ませる。そして、外に出て、ドアノブに『休み』と書かれた看板を掛け、着替えたりと出かける準備をする。そして、千里眼で霊夢たちの様子を見る。今はまだ動いていないが、明日には動くだろう。…何かと便利だな。風神録になって椛に会えたらお礼をしよう。

来人「白玉楼へ」

ドアに向かってそうつぶやく。ドアノブを握り、回して開くと、そこには日本風の屋敷に、桜の花が咲いているどこか懐かしさを感じるような景色が広がっていた。とりあえず俺はわざマシンを使ってすべてを6段階上昇させておいた。

来人「すげぇなぁ…」

そんなことをつぶやいていると、後ろから誰かが話しかけてきた。多分妖夢だろうな。

妖夢「あなたは何者ですか?」
来人「ちなみに、なんで切りかかってこなかったんだ?」
妖夢「…隙が、まったく見えませんでしたので、素直に話を聞こうかと…」
来人「ふぅン…まあいいや。俺は十六夜来人。ここの主人に用があって来ました」

俺がそういうと、妖夢がうーんとうなり、考え出す。妖夢の口からでも~が聞こえる。相当考え込んでいる様子だ。すると、後ろから少し間伸びた声で「いいじゃない、妖夢~」と声が聞こえてきた。

妖夢「幽々子さま!いいんですか?」
幽々子「私のお客様でしょ?納得がいかないなら、あなたが戦って決めればいいじゃない」
妖夢「…分かりました。いざ、尋常に!」

妖夢はそう言うと、いきなり自身の2本の刀を抜いて、俺に突進してきた。さすが剣士というだけあって、なかなかのスピードだ。俺は直感でそれをよけ、わざマシン【みねうち】を発動する。この技は、相手の体力を1にまで減らすというエッグいやつやで。当たる確率は100%なのにそれを妖夢は刀で防ぐ。

妖夢「…なかなかの速度ですね」
来人「いやぁ、これ防がれながら言われてもなぁ…」
幽々子「頑張ってー!」

俺はワンピースに出てくる『ロー』が持っている剣、『鬼哭(きこく)』を出し、手に持つ。ノリで出しただけなので、剣の使い方などみじんも分からない。なので、ローの能力も借りることにした。

妖夢「いったいどこからそんな剣が…?」
来人「ふぅーッ、せいッ!」
妖夢「え!?」

俺は鬼哭を妖夢に向かって全力で投げる。妖夢はとても驚いた顔をしているが、幽々子は何か興味深そうにこちらを見ている。妖夢が自分の剣で受け止めようとした瞬間、俺は「シャンブルス」という。すると、俺と鬼哭の位置が入れ替わり、さらに妖夢は驚愕の表情を見せている。その隙をついて、俺は後ろに回り込む。

来人「『デンタルワイパーミント』!」

そう叫ぶと、俺の手にブキが現れる。俺は即座に溜め、横振で妖夢に斬撃を飛ばす。妖夢は「え!?なにこれ!?」と戸惑いの表情を見せ、バックステップを取る。だが、その瞬間を待っていた俺はスペシャルを発動させた。

来人「スぺ強3,9!スペシャルウェポン『サメライド』!」
妖夢「くッ!」

妖夢は着地をした瞬間に突撃し、爆発したため、意表を突かれる形となった。それで、妖夢は動けない状態となった。俺はクレイジーダイヤモンドで妖夢のけがを治し、手を取り、立たせる。

来人「大丈夫か?」」
妖夢「あ、ハイ、大丈夫、です…」
来人「ん?どうした」
幽々子「この子ったら、男性経験が少ないのよ~。よかったら教えてあげて?」
妖夢「幽々子さま!?」
来人「じゃ、そうさせてもらうよ」
妖夢「え!?」

俺と幽々子の会話にあたふたする妖夢。その様子を見て、俺と幽々子は笑っていた。それをみて、やっと冗談だと気付いた妖夢は、「もう!幽々子様ったら!」と、頬を膨らました。幽々子は分かりやすく、「そういえば」と話題をそらす。

幽々子「何の用事であなたはここに来たの?」
来人「ちょっと折り入って話が…異変が終わるまでここにいさせてもらうことってできるか?」
幽々子「あら、手がかりでも探しに来たの?それとも、雪を止めに来たの?」
来人「あぁ、ここが怪しいと思ってな」
幽々子「ここがそうとは限らないじゃなぁい?」
来人「残念ながら、今のあなたの発言からこの考えに至ったのですよ?」
幽々子「何かしら?」
来人「まず1つ目。俺がここにいてもいいか、と聞いた時。普通なら、「どうやってここに」だとかいうはずですよね?2つ目。あなたの「雪を止めに来たの?」俺は一言も雪が異変だなんて言ってません。きっと、もう解決に来たのかしら、という期待が先走ったんでしょう。それに、ここだけ桜が咲いていることには変わりないからな。」

長々と言い終わった後、俺と幽々子がお互いに笑顔で見つめ合う。幽々子は威圧感を放っているようで、妖夢は少したじろぐ。俺はすでに【どんかん】にしたいるため、全然効かない。しばらくして、幽々子が口を開く。

幽々子「すごいわ~!ちょっとぼろを出しちゃったけど、よく拾ってくれたわね!まぁつまり、軽い話題提供よ」
来人「それで、どうですか?」
幽々子「いいわ!許可しましょう。その代わり、ごはんは作るのを手伝ってもらうわよ。」
来人「しばらくの間、お願いします」

さて、霊夢たちの活躍をこの目で見届けるとするか。


とぅどぅく!(続く)
台溌「うーん…ここは…?これは…看板?…
【次回!題名は決まってないけどなんとなく書いてみることにした。は?
ついに始まった妖々夢!解決への道、思わぬトラブル!?お楽しみに~!】…なんですか、これ」



ちょっと最後のやり取り無理矢理だったかも…
海鮮丼丸です
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