Coolier - 新生・東方創想話

紅魔館お化け騒動

2009/06/07 22:34:47
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「入るわよ、美鈴」
「あ、はいどうぞ~」

二人のお茶会。
特別紅くも満月でもない月の夜、静かな湖のほとりで人間一人と妖怪一人。
紅茶と茶菓子を携えて、お茶会が始まる。

忙しい二人の、ささやかな楽しみの時間。





「はいどうぞ」
「ふふ、ありがと。美鈴、これどうかしら?試作品のクッキーなんだけど…」
いつものように始まる夜。

「あ、そういえば咲夜さん。今日妹様と」
「止めて頂戴…もう疲れたんだから…」
咲夜はひらひらと手を振り止めてくれと苦笑い。
フランドールに絡まれ…もとい遊びをせがまれた事である。

「でも珍しいですね。咲夜さんと一緒にお茶飲むの、久し振りですよ」
「それが…ちょっと相談があるのよ」
何だろうか。
咲夜が相談事というのは珍しい。
普段一人で色々やっているのだから、こうして相談してもらえると嬉しいんだけど。

「最近メイド達の間で噂があるのよ」
「噂?」
まあ妖精だし。
噂位はいくらでも持ってくるだろう。何が心配なんだろうか。
「噂がどうしたんです?どんな噂なんでしょう?」
そんな当たり前の事を聞いたのに咲夜は下を向いた。答えない。
どうしたんだろう。何か変な事を聞いただろうか。

「………なの」
「はい?」
考えていたら聞き逃していたようだ。
「何ですか?咲夜さん」
「…け」
ん?いや聞き取れない。聞き逃したのではなく単に声が小さかったのではないか?
「おばけなの!」
「はいぃ?」

おばけなの。おばけ、なの?お化け…なの?




え?




「いやいや咲夜さん。お化け…ってうらめしや~とかのあのお化けですか?」
「そうよ!それ以外に何があるの!」
何だか拍子抜けしつつも、馬鹿にするのは失礼だ。私は話を聞く事にする。
「で、どんな噂なんです?」
「お化け出るの」
うん、分からない。瀟洒さが見当たらない。
「お化け、というと幽霊の事ですか?」
「うん」
う~ん。お化け…幽霊…あの、白玉楼辺りでいませんでしたっけ。
亡霊嬢とか半人半麗とか煩い3姉妹とか自縛霊とか。
で、そいつらと真っ向から戦って叩き潰した十六夜咲夜が今、
「お化け」
ですか。
「あの~、…失礼ですが春雪異変の時に幽霊と闘ったとお聞きしましたが」
「あれは良いのよ!目に見えるから!」
咲夜が叫ぶ。
見えない霊が出ている、という事だろうか。
「美鈴は聞かない?夜中に人体模型が動くとか作曲家の肖像画が笑うとか!」
「知りませんよそんな小学校!」


咲夜の話によると、こういうことらしい。

最近妖精メイド達の間で「紅魔館には幽霊が住み着いている」といった噂が流れ始め、妖精達がそれを理由に仕事をさぼり始めた。曰く、「お化け出たら殺されちゃいます」、曰く、「さっき本物見ちゃって腰抜けちゃいました」等。
流石に苛立った咲夜さんはある夜に居ない事を証明してやろうと画策。
丑三つ時の紅魔館、そこで咲夜は見てしまった。

誰もいないはずの廊下を歩く、輪郭だけの影。

ぞっとしたもののすぐに後をつけた。考え方を変えれば儲けものだ。あいつさえ捕まえれば幽霊なんてイカサマだと簡単に証明できるのだから。
しかし、その輪郭は消えていた。見つけてから走り出すまで、その僅か2秒の間に。


「で、それから最近色々な事が起こっているの…私の部屋の物が勝手に落ちたり、ナイフが消えてたり、盗んでおいた美鈴の下着が消えてたり」
「ちょっと待って下さい」
何だか今聞き捨てならぬ事を聞いてしまった気がする。
「まぁそれは置いといて、他にも色々あるのよ」
「それを話から除外してあげる権利は私にあるような気がしますが」
寛大な心を養う為にも見逃すことにしよう。頑張れ、私。
「で、私の下着が何ですって?」
ごめんなさい。無理です。私は狭量なのかもしれませんが見逃す事が寛大なのなら私は狭量を選びましょう。
「良い匂いだったわ。でもそれは置いといて。今はそれどころじゃないの」
「私には幽霊よりも大事なんですけど…」
「私と一緒に幽霊確認に行ってくれないかしら…」
咲夜の願望はもっともではある。別に幽霊が苦手な事を咎めるつもりはないし、苦手なのならやはり誰かと一緒が良いのだろう。
「実は小さい頃にもポルターガイストで落ちてきた花瓶に直撃喰らってね…あれ以来トラウマなのよ…」
「はぁ…じゃあちょっとお嬢様に夜周りの許可を頂いてきましょうか」
「うん…」


「という訳でお嬢様、よろしいでしょうか」
美鈴が元気よく主に尋ねる。
「あのねぇ美鈴。という訳で、で何言ってるのか分かれば私はさとり妖怪にもなれるわよ」
「つまりお化けで幽霊で作曲家で下着です」
「何ですって!!?」
「何なんですか」
もう着いていけない。美鈴は思った。



咲夜!下着は私にも見せるって約束した…
いいえ!あれは下着であり下着ではない、美鈴の胸を直接覆っていた奇跡の

「あのー、良いですか?」
「ふぁい!!」
半分以上に腐抜けた返事を返され、私は正直萎えた。




「で、咲夜さん。こっちの方にそのへんなのはいたんですよね?」
「ええ」
咲夜がその輪郭と出会った時間帯、丑三つ時。
紅魔館の広い廊下を二人で歩く。
紛らわしい事をしないように今夜は誰も廊下に出るなと言っておいたがきっと無理だろう。妖精だし。
きっと出るなと言った事も忘れてる。だから尚更しっかりとその正体を確認しないといけない。

「居ませんねぇ」
「ホントに居たのよ!!」
「いや、嘘だとは言いませんよ」
歩く。
見慣れた廊下をただ歩くだけなのに、どこか恐怖心を煽るのは何故だろうか。
時間の所為?それとも先入観?
分からないけど、怖がってしまうのは精神に偏る妖怪にとって良いものではなさそうだ。

「あっ」
「咲夜さん?」
不意に咲夜の声。
「いいいいいいいいいい今!今居た!」
「どれです?」
もう見えない。
「消えた…?」
「ふむ…なかなかすばしっこい奴のようですね」
「きききききききききき消えたよ!消えたよ美鈴!!」
「あー、そんなに慌てる必要はないですよ!」
いつにもましてびくびくする咲夜に若干不信感を覚えたが、苦手なら仕方がないか。
いつもの咲夜さんとは、何か違う気がする。

嫌な予感だ。

「見つけましたよ、咲夜さん」
「えっ」
咲夜の言っていた輪郭のような形容しがたい物体。
「消えたんじゃなかったんです。単に…」
もう美鈴には分かっていた。
この謎の正体が。
「何がしたかったんです?魔理沙さん達」


「あーあ、ばれちまった」
あっさりと物陰から魔理沙が出てくる。傍には見覚えのない姿もちらほらと。
「ちょいとメイド長を脅かしてやろうと思ったんだが…美鈴が出張ってくるたぁな」
「あのですねぇ…」
呆れた、というように誰の目にも分かる「やれやれ」のポーズをとり、美鈴は魔理沙の服を摘む。
「あー、さっきのはこの妖精さんですか」
「ひぃ!」
サニーミルクである。彼女には光をなんたら、とかいう能力がある。たまに門に遊びに来るチルノから聞いたことがある。その周りには友人…友妖精?のルナチャイルドとスターサファイアがいる。
どうやら、ただの悪戯だったようで。
「はい咲夜さん、これで解決ですよ?大丈夫ですか?」
「怖かった…」
「よっしゃあ!大成功だぜ!」
「こらっ!」



夜中だというのに近所迷惑極まりない大声で弾幕ごっこが始まった事は言うまでもない。























午前9時半頃。

「ん~…うお!?何で私紅魔館にいるんだ!?」
魔理沙が目を覚ますと紅魔館の廊下にいて、それも周りが「何故か」ぼろぼろになっている。
しかしすぐに思い出す。

「何があったんだっけ…そうだ、あの妖精達誘って咲夜達に悪戯と称してお化け騒動を起こしたんだ。くっくっく…あの咲夜の顔!普段あんな顔しないからなぁ、あいつ。文から借りてきたカメラでしっかり撮っといたぜ。これをネタに咲夜にしばらく図書館出入りを認めさせて、…本借り放題だぜ!」
あくどく笑う魔理沙。妖精達は弾幕ごっこに巻き込まれるのが嫌で逃げていったらしい。周りには誰もいない。
「ん~?美鈴も咲夜も私を部屋に運ぶくらいの甲斐性はあってもいいんじゃないか?」
と何とも理不尽な事を当たり前のようにつぶやく。
「ま、図書館に行くか!」
気にせず魔理沙は歩いた。いや、飛んだ。


今回の計画は単純なものだった。
あの悪戯3人組が妖精の噂で紅魔館の幽霊騒動について話していたのを偶然にも聞き、さらに妖精メイドの間では咲夜が幽霊の類を苦手としているというのだ。
これはなかなか見られないものが見れる。そう思った魔理沙は光の屈折を操るというサニーの能力を使わせて、咲夜を脅かそうと考えたのだ。最初に脅かした時はすぐに消してしまったのでインパクトが足りなかったと思い、きっとあのメイド長の事だ、一回で終わらせはしないと踏んでもう一度準備をしていたら今回は美鈴まで一緒だった。気を探られてしまえばすぐにばれる。
なら折角だ、最期まで楽しんでやろうと今回見つかるまで咲夜の表情を写真に収めたりしていたのだ。


「いよぅ!パチュリー!」
「む…白黒。本をいい加減返しなさい。盗人」
「おいおい、人聞きの悪い事を言うな。借りてるだけだぜ。私が死ぬまでな」
いつもの調子で八卦炉を構える魔理沙。小悪魔は思わず頭を伏せる。
「全く…こういう時に限って門番は…」
「残念だったな!門番はお化けの私を置いて今頃呑気に仕事中じゃないか!?今度から言っといてくれよ!ちゃんと部屋まで運べって!」

パチュリーが眉を潜めた。
「“お化けの私”?」
「そうだぜ?聞かなかったのか?引き籠りはこれだからなぁ…私は昨日のお化け騒動の犯人だぜ?」
「ああ、だから煩かったのね。おかげで読書の邪魔だったわ」
「お前そんな時間まで本読んでたのかよ」
そう笑うと魔理沙は言う。
「そういう訳で私はちょっと眠いんでな!さっさと持ってくぜ!」


「時間稼ぎはもう良いかしら?」
魔理沙の言葉にパチュリーの不敵な笑み。魔理沙がやばい、と思った時には遅かった。
「はい全く。魔理沙、帰ってもらうわよ」
咲夜が後ろから魔理沙を羽交い絞めにした。
「なぁっ!ずるいぞ!」

動けない。

普段ならここで「あー分かった分かった今日の所は降参しといてやるぜ」と引き下がるとこだが今回は違う。
「良いのか咲夜!?お前の写真を私は持ってるんだぜ!?」
「私の写真?」
咲夜は訝しげに聞き返す。当然だ。まさか撮られていたとは思うまい。
「昨日の…おっと、時間的には今日か?肝試しの時のお前の怖がってる顔だぜ!あれは傑作だな~!」
魔理沙は笑う。
咲夜の羽交い絞めが緩んだから。
どうだ!当分はこれで図書館に入るまで誰とも闘う必要がないぜ!門番は一発だしな!


「何の話?」


しかし咲夜はそう言った。

心底、不思議そうにそう言った。
「は?だから、夜に美鈴とお化け探索してたろ?で、最後に弾幕ごっこ。お化けを怖がる咲夜は見物だったって事だぜ?」
「待ちなさい魔理沙。私は2日前から美鈴と人里に居たのよ?帰ってきたのは今朝!何の話をしてるの?」


「は…?」

魔理沙には意味が分からない。

「いや、だから…今日起きる前の話だぜ?あの悪戯妖精と一緒に私が輪郭だけしかない幽霊見たいのを作ってお前を怖がらせて、で美鈴と一緒にお前が確認に…」
「だから、私も美鈴も!ちょっと美鈴!来なさい!…私も美鈴も昨日の夜は0時半頃には里の旅館で寝てたわよ?お嬢様にお休みをいただいたから二人でのんびりしましょうって、ねえ?」
咲夜は走ってきた美鈴にそう言う。
「はい?そうですが何かありましたか?」

咲夜が美鈴に現状を説明している間魔理沙は考えを巡らせていた。
何だ?何を言っているんだ?
じゃあ私が驚かせたと思っていたのは一体誰だ!?

あの妖精か!?
違う。あの妖精に出来るのは光!姿を作れても声は出せない!

「魔理沙さん、それはおかしいですよ?私達は確かに里に居ましたし帰ってきたのは今日の8時頃です。今が9時半ですから1時間半も前です。夜中なんてそんな時間にここに来てないですよ?」
「こぁ。そこの魔道書とって。魔理沙、貴女夢でも見たんじゃないの?…あ、ありがと」
「ああほら丁度良い証拠があるわよ。ほら」
そう言って咲夜は財布を開く。
手書きだが明らかに男の文字で書かれた領収証がある。
日付は今日で、時間は2時間くらい前のものだ。買ったものは…
「これをね。お土産にと思って」
咲夜が美味しそうな和菓子を見せる。
「あ、咲夜さん。今日は私がお茶淹れますよ」
「あらありがと。楽しみにしてるわ」

体がふらついた。
私が見たものは何だ?私は何の声を聞いたんだ?
魔理沙が、この霧雨魔理沙はこの夜一体何と話し、何と弾幕をぶつけあったんだ?

「見…ろよ、咲夜。廊下。壊れてるだろ?私がお前らと闘った跡だぜ?」
「常識で考えなさいよ…私が闘ってたら時間止めてまず外に連れ出すわ」

咲夜の呆れた声も追い詰める言葉にしかならない。

「これだ…これが証拠になる…」
うわごとの様にそう繰り返しながら、魔理沙は逃げるように紅魔館を後にした。


向かったのは、天狗の住処。



しかし、




「魔理沙さん、折角楽しみにしてたんですがこれはちょっと…」

























現像した写真は、ただ壁が映っているばかり。
咲夜の表情はおろか、姿さえも映ってはいなかった。
はい、初ホラーに挑戦してみた楼閣です。いかがでしたか?

とにかくこの話は紆余曲折というかなんというか。
最初はほのぼののつもりで書き始め(始まり方は名残がありますね)その後妖精達が二人の逢い引きを見守ったりするギャグになりかけて、もう一度ほのぼのに路線を変えてたらこうなりました(意味がわからない?私もです)

楽しんで頂けたら幸いです。

シリアス物…もちべーしょんがぁぁぁぁ。
もうしばらくかかりそうですのでこういった幕間という形で色々挑戦してみたいなと思います。
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました。
また次もよろしくお願いします。

ん?何だよさっきから。お前か!久しぶりだな。
あれ?お前確か外国に行ってた筈じゃあ…(ここから先は何も書かれていない
楼閣
http://ameblo.jp/danmaku-banzai/
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コメント



0.1630簡易評価
2.70名前が無い程度の能力削除
インパクト不足は否めないなぁっ・・・って最後が!?
主従コンビはツッコミどころありすぎなので、美鈴に一言
>「知りませんよそんな小学校!」
知っとるやないか!(笑)
5.70煉獄削除
魔理沙が見たものはホントになんだったのでしょうねぇ……。
というかレミリアと会話してたり、部屋でお茶をしてたのって一体なんでしょう?
魔理沙が咲夜さんたちはその当日、紅魔館にいなかったということに
動揺したりなど写真を頼りに文の所へ行ったりと面白かったです。
7.40名前が無い程度の能力削除
実はお化けなのは美鈴達の方でしたというオチ?それともこれは咲夜さん達の仕返し?
オチが弱く、投げっぱなしジャーマンになってる気がします。
9.80名前が無い程度の能力削除
これは回答編が気になりますな。
つづけて~
13.60名前が無い程度の能力削除
最後にタネ明かしが欲しかったかな
15.90名前が無い程度の能力削除
オチが気になる
19.40名前が無い程度の能力削除
里に出向いていたのが、美鈴と咲夜の二人ともではなく、
どちらか片方ならまだ分かるんですが…
21.30名前が無い程度の能力削除
ほのぼの物なら90点なんですが、ホラーらしいのでこの点で
23.40コメントする程度の能力(ぇ削除
サニーの能力のせいで光がひん曲がって目的の咲夜さんを撮影してなかったという落ち?
24.70名前が無い程度の能力削除
美鈴の下着を盗んだのはマジなのか!?
25.無評価楼閣削除
困ったなぁ。ホラー物に解説はつけない方がいいかと思ったら意外と…。
自分では考えるのも楽しみの一つと考えてましたがう~む、少数派。ただただ申し訳ない。

とりあえず辻褄の合う理屈はあるんだけど載せた方が良いんだろうか。

とりあえず返答していこうそうしよう!

2>
インパクトつけられねええええ!?
驚いて頂けたようで良かったです。ほのぼのの名残が所々に顕在してるのが原因な気がします。
美鈴『いえいえ!知りませんって!!』
きっと美鈴の小学校もそんな噂があったんです。

煉獄 様>
そんな風に考えてくれるものと思っていました。
何より魔理沙お疲れって感じな作品です。
何処までが虚構(今回の話なら幽霊)でどこからが現実(本物)なのか、そんな不気味さを出したかった作品です。魔理沙は本当にそんなもう事実を辿るしか出来ない心理状態だったんじゃないかなぁ。

7>
投げっぱなしってのは正にその通りです。
投げっぱなしがホラーだと思ってた(前述)者で。次回以降気をつけたいと思います。
ですがやっぱり種明かしはされない事もあるように思います。自分の中でのホラーはやっぱり最後首をかしげて終わりたい、というのがあるので。

9、13、15>
とは言えどそのように言われてしまうとなかなか放置というのも悪い気がしてきますね…
解答編か…どうしよう。オチつけた方がよさそうなので今回限りでつけようかな。
ちょっともう少し考えます。

19>
考えて下さる方は色々膨らませて頂けると嬉しいです。
私自身答えは用意してありますが(珍しく)自分も考えながら不気味さを味わえるようなものを目指してるので。種があると不気味でも何でもないですから。

21>
やっぱほのぼのに見えますかね。
『いやこれはギャップにもなる気が…』とか考えないようにします。はい。

23>
それがサニーの意図的なものだとしたら…?おおっとこれ以上はいけねぇ。

24>
よくぞ言ってくれました!ではメイド妖精に聞いてみよう!
楼閣『妖精さん、咲夜さんの下着窃盗疑惑についてなんだけど…』
妖精『はい…私、この前美鈴さまの部屋から恐ろしい顔で出てくる咲夜さまを…』

真実はいつも一つ!

ありがとうございました!
29.10名前が無い程度の能力削除
作品内で理解されなきゃそれはただの力不足。そもそも自分でホラージャンルにしておきながら
「自分では考えるのも楽しみの一つと考えてましたがう~む、少数派。」
などと推理モノのように扱っているのがおかしいです。しかも結局投げっぱだし。
30.無評価楼閣削除
29>
あやややや、説明不足がまた。
私はホラーも考えるものと思っています。推理物だとしたら逆に答えを書かないのは不自然でしょう。今までに読んできたどの推理小説にもありましたから。
ホラーと推理物、両方共『分からない』話。(一般に)違いは人知を超えた何かによる恐怖がホラー、人(幻想郷なら妖怪とか)の意思によって起こされる所謂異変でしょうか、それが推理だと私は考えています。
それから上記を読んで頂くと分かるかと思いますが私は完全に理解される事を望んだ作品としてこれを書いてはいないので、ちょっとどうにも返せないですね…。
投げっぱ、というのがこのオチについてでしたら申し訳ないです。単に私が載せるかを考える時間がほしいだけです。載せるなら文章も必要ですし。

人によってはこのコメントに『何コイツ生意気』などと思われる方も居るかもしれませんが、私には私なりの作品の意図がある事、これを伝えられたらと思います。

長文失礼しました。
35.無評価名前が無い程度の能力削除
紅魔館勢<ドッキリ大成功!
36.90名前が無い程度の能力削除
仮に、物語の始まりから終わりまで、その全てが魔理沙視点だったする。

廊下で意識を取り戻した後は現実に魔理沙が目にしている世界。
其れより前は魔理沙が自分の脳内で思い描いていた咲夜達の姿。

意識を失う直前。描かれていない空白の時間が魔理沙が意識を失う事になった直接的な原因。

魔理沙が弾幕ごっこをしたと思っている時間には、実際に騒がしい“何か”が起きている。

その“何か”を魔理沙が本能的な恐怖から忌避し、記憶を改竄しているのだとしたら……

壁が写された写真については、何らかの手段で咲夜達が外出している事を知った魔理沙が、咲夜の狼狽振りをきちんと写真に収める為の予行演習として撮影した物だとも考えられる。

記憶は改竄されているので魔理沙はそれを咲夜を実際に撮影した物だと思い込んでいる、とか宣ってみる。


やべぇ、妄想が止まらねぇw
寝る前に何てもん読ませやがるwww
37.無評価楼閣削除
あやややや。いつの間にっ。
最近自分の過去作なかなか見に来ないからなぁ。

35>
大成功!!魔理沙は半分涙目。きっと。

36>
ああもう。そうやって色々考えて下さる方がいらっしゃると嬉しいじゃないですか!
存分に妄想してください!

そしてこの作品の解決編を現在執筆中です!
気になる方は完成したらぜひ。
40.90名前が無い程度の能力削除
最後の最後でゾッとさせやがる…。夜中にトイレに行けなくなったから10点減点してやる!
41.無評価楼閣削除
40>
夜中にトイレに行けなくなった…だと?
よっしゃあ狙い通りだz(くたばれ

解決編についてですが諸事情によりまして私自身のサイトの方に上げさせて頂くことになりました。もうしばらくお待ちください。

ありがとうございました!
42.無評価楼閣削除
大変長らくお待たせしました。
昨日、私のHP上にこの解決編にあたる話を掲載しました。

幻想楼閣祭 http://www.geocities.jp/gensouroukaku_eirai/

それでは。
48.80名前が無い程度の能力削除
解が見つからないけど、消されてる?
49.無評価楼閣削除
申し訳ありません!

近日中に見る事が出来るように致します。
作業を終え次第こちらに書き込みます。
51.無評価楼閣削除
近日中がとんだ二月明けとなってしまいました。
申し訳ございません。
その内私のサイトにも文章を上げていきたいと考えています。

今は此方で。
http://gensouroukaku.web.fc2.com/obake.html