ごきげんよう皆さま方。幻想郷一のカリスマ。レミリアスカーレットよ。少し前に可愛い妹が勝手に応募した可愛いを決める大会とやらで優勝してしまいましたけど本来の私はカリスマでかっこいいのよ。っと...話がずれたわね...今現在私は咲夜と相談をしている。その内容はーーーー
「ねえ咲夜。私ペットが飼いたいわ。」
「...は?」
そう❗私はペットが飼いたいのだ。理由?そんなのただの気まぐれ。暇潰しよ。
「しかしお嬢様...もうすでに猫とツパイ...チュパカブラを飼ってらっしゃるじゃないですか...。」
そう咲夜のいうとおり。私はすでにみーという名前の黒猫と独自のルートで手に入れたツパイを飼っている。みーは最近やっとフランと仲よくしはじめてくれたのよね。(お嬢様がいるときだけですがね。by咲夜)でもフランったらみーとは敵対するくせにツパイに関しては全く関心を示さないのよね...結構可愛いのに...ってそうじゃなくて‼そうじゃないのだ。
「わかってないわね咲夜。私は誰も飼ってないような珍しいペットがほしいのよ。」
その通り。私は刺激に飢えていた。確かに猫とツパイは可愛いわ?フランも最近なぜか猫耳つけててとってもとおっても可愛いのだけど...やっぱり刺激が足りないのよねえ...
「なんか珍しい動物その辺に転がってないかしら?」
「でしたら神社にいる貧乏巫女等はどうでしょう?」
「却下」
食料庫を食い荒らされそうだから。
「では魔法の森に住み着いている黒白泥棒等は?」
「却下」
大図書館の本を全て持っていかれて親友が鬱になるから。
「では式神の式神であるちぇn」
「問答無用で却下よ❗」
私は絶叫した。そんなことしたらあの親バカ狐が怒り狂うだろうまあ簡単に返り討ちにはできるだろうが...面倒ことは避けたい。
「真面目に考えなさい!咲夜!」
「申し訳ございませんお嬢様。しかしいきなりすぎてこちらもはてななんですよ。理由はなんですか?」
「理由はね...気まぐれ。暇潰しよ。」
「.......」
あれ?咲夜が黙っちゃった...どうしたのかしら?
「ねえ咲夜ーどうしよう?」
と私は固まったメイドの頬をつんつんとつつく。
「...そうですね...珍しい生き物を飼いたいのでしたら紫に頼んでみたらいかがでしょう?」
あっ復活した。ふむそれより紫か...確かにあいつなら珍しい生き物を知ってるだろう。やってみるか...
「咲夜ご苦労だったわ。仕事にもどって。」
「御意。」
と咲夜をお追い払う。そして咲夜が出ていくと私はすぐに天井に向かって
「ゆかり~」
と呼び掛けた。するとなにもない天井に不気味な目玉だらけの裂け目が現れそこから
「はあーいレミリア元気そうねえ♪この前は優勝おめでとう」
といいながら長い金髪の女性が現れた。そう。この目の前にいる長い金髪の女性が隙間妖怪であり、幻想郷の管理者である八雲紫だ。どこぞの親バカ狐の主人でもある。
「私はあの大会の結果に納得いかないんだけどねえ...」
と私はため息をつく。そうして私が肩を落としてる間に紫は向かいの椅子に座り咲夜がいつのまにか用意したであろう紅茶を飲む。
「それで?ご用件は?」
「...わかってるくせに...」
と私はまたため息をつく。その様子を紫はおかしそうに眺めていた。そしてカップをおくと
「もちろんわかってますわ。珍しいペットがほしいのでしょう?」
と澄ましたかおでいった。
「そうよ。そう。どこから聞いていたの?」
「えーっとですね...『ねえ咲夜。ペットを飼いたいわ。』ってところかしら?」
「つまり全部じゃない。」
と私はあきれたように肩を竦める。その様子を見て紫がクスクスと笑う。
「ええ。もちろん全て聞いてましたわ。隙間妖怪ですから。それで?どんなペットをお望み?」
と紫が何かの資料を持ちながら私に訪ねてくる。私はいろいろ考えた末に...
「...ドラゴンって飼えるかしら?」
といった。実は私は昔からドラゴンを飼ってみたかったのだ。紫が驚いたような顔で
「ドラゴン⁉もちろん飼えるには飼えますけど...飼育方法とか騎乗の方法とかわかってますの⁉」
という驚いたような紫の顔を見て私は少し勝ち誇ったように宣言する。
「もちろんわかってるわ。だって私は王家出身だもの❗ドラゴンの扱いなんてちょちょいのちょいよ。」
そう知ってる人は少ないが私は王家出身なのだ。まあ王家といっても数百年前に滅んだけどね。その時私たちのお父様が治めていた国はドラゴンや魔法。魔族たちが飛び交ってる幻想郷もビックリの国だった。私は第一王女で跡継ぎということですっごくたくさんの教育を受けてきたのだ。その中にドラゴンについて学ぶこともあり、乗り方などはそのときに教わった。私は自分のドラゴンがほしかったけど「王家の姫にそんなものいらん‼ドラゴンの勉強はあくまでも表向きだけだ‼」ってお父様に言われちゃてねえ...結局練習の時も王宮のドラゴンを使ったって訳。もちろん乗り方や飼育方法等はちゃんと覚えている。そして私のその説明を聞いた紫は
「そういえばそんなこともいってましたねえ。」
としきりに頷く。そして一度大きくうなずくと
「わかりました。それではあなたにぴったりのドラゴンを見つけてきましょう。」
といいながら立ち上がる。私は握手を交わし、
「お願いね。」という。紫はもう一度微笑むと隙間に姿を消した。私は満足し、優雅に紅茶タイムにしようと思った。
「お姉様ああああああ‼」
と昼寝から覚めたミニ台風である妹に飛び付かれなければ。こうなったら遊ぶしかない。私はドラゴンのことを考えながらまとわりついてくる妹を宥め、なぜか鼻血を出す従者を無視しながら妹と一緒に遊び部屋へ向かうのだった。
「すみませーん。紫様のお使いできましたー」
といいながら紫の式神の狐が訪ねてきたのはそれから数日後のこと。私は相変わらす妹にまとわりつかれ疲れきってたところだった。
「あっレミリアさん。あなたが注文していたのが届きましたので受け渡しに来ました。」
狐のその言葉を聞いて私はぱあっと疲れを吹き飛ばす。
「届いたのね⁉どこにいるの⁉」
と私は嬉々とした声で狐に訪ねる。狐は笑みを浮かべると
「庭園の方に繋いでありますよ。ご案内します。」
といい部屋を出ていった。待ち望んでいた私と不機嫌そうに狐を眺めていたフランといつのまにか来てた咲夜、小悪魔、もやしと共に狐について庭に向かった。そして庭園には...
「おおお❗すごい迫力ね...」
「なにあれーー‼」
「...あっつい...」
「ふええええ...」
「これがドラゴンですか...」
「これは...」
とみんなが各々呟く。その目の前には美しい白い鱗に私にそっくりの紅い瞳を持つ立派なドラゴンがいた。
「これは王宮のドラゴンたちよりすごいわ...さすが紫。」
と私は呟く。そうまさに私はこのような美しいドラゴンを待っていたのだ‼と私たちが感嘆してるそばで狐が淡々と説明を始めた。聞いてはいたが私の目はドラゴンに釘付けだった。そして狐は説明を終えると帰っていった。私は誰にもドラゴンのことを話してないのでとりあえず説明した。フランは乗りたがり、もやしは呆れ、小悪魔は唖然とし、咲夜や美鈴はお手上げという顔をしていた。そしてみんなが館に戻り庭園にはキラキラと目を輝かせるフランと私だけが残った。
「...とりあえず馴れさせましょうか...」
と私はつぶやきこちらをじっと観察するドラゴンの方に近寄っていった。フランも恐る恐るくっついてくる。私はドラゴンの前にたつとそっとてを伸ばす。ドラゴンは一瞬唸ったがすぐにおとなしくなった。私は今かなあと思いドラゴンの背中に飛び乗る。そして昔習ったことを思い出しながらドラゴンに指示を出す。すると私の指示をわかったのかドラゴンは一言キュイとなくと大空に飛びたった。そしてしばらく館の上空を回ると着地させる。ドラゴンは最後まで私の指示にしっかりしたがってくれた。私はご褒美にとドラゴンを撫でる。ドラゴンは気持ち良さそうに目を細めた。
「お姉様すごおい‼」
とフランが目を輝かせながら称賛してきた。
「ふふんっそうでしょう?」
と私は胸を張る。
「フランも乗りたい!乗りたい!」
と騒ぎだしたため私が抱き抱えてのせてあげることにした。
「わあ‼すごおい‼」
とフランは嬉しそうに歓声をあげる。私たち吸血鬼は種族の関係上飛ぶことはできるが、ドラゴンはまた違う乗り心地だったようだ。そしてしばらく飛ばせたあと着地させた。そしてドラゴンを繋ぐとすぐそばの木陰に座って私たちは名前を考え始めた。そしてしばらくああでもないこうでもないと議論した末、フランの暑い支持によりドラゴンの名前は『レイ』に決まった。由来は正直わからない。
こうして今日からドラゴンのレイが紅魔館の一員に加わったのだ。
ちなみに雄である。
「ねえ咲夜。私ペットが飼いたいわ。」
「...は?」
そう❗私はペットが飼いたいのだ。理由?そんなのただの気まぐれ。暇潰しよ。
「しかしお嬢様...もうすでに猫とツパイ...チュパカブラを飼ってらっしゃるじゃないですか...。」
そう咲夜のいうとおり。私はすでにみーという名前の黒猫と独自のルートで手に入れたツパイを飼っている。みーは最近やっとフランと仲よくしはじめてくれたのよね。(お嬢様がいるときだけですがね。by咲夜)でもフランったらみーとは敵対するくせにツパイに関しては全く関心を示さないのよね...結構可愛いのに...ってそうじゃなくて‼そうじゃないのだ。
「わかってないわね咲夜。私は誰も飼ってないような珍しいペットがほしいのよ。」
その通り。私は刺激に飢えていた。確かに猫とツパイは可愛いわ?フランも最近なぜか猫耳つけててとってもとおっても可愛いのだけど...やっぱり刺激が足りないのよねえ...
「なんか珍しい動物その辺に転がってないかしら?」
「でしたら神社にいる貧乏巫女等はどうでしょう?」
「却下」
食料庫を食い荒らされそうだから。
「では魔法の森に住み着いている黒白泥棒等は?」
「却下」
大図書館の本を全て持っていかれて親友が鬱になるから。
「では式神の式神であるちぇn」
「問答無用で却下よ❗」
私は絶叫した。そんなことしたらあの親バカ狐が怒り狂うだろうまあ簡単に返り討ちにはできるだろうが...面倒ことは避けたい。
「真面目に考えなさい!咲夜!」
「申し訳ございませんお嬢様。しかしいきなりすぎてこちらもはてななんですよ。理由はなんですか?」
「理由はね...気まぐれ。暇潰しよ。」
「.......」
あれ?咲夜が黙っちゃった...どうしたのかしら?
「ねえ咲夜ーどうしよう?」
と私は固まったメイドの頬をつんつんとつつく。
「...そうですね...珍しい生き物を飼いたいのでしたら紫に頼んでみたらいかがでしょう?」
あっ復活した。ふむそれより紫か...確かにあいつなら珍しい生き物を知ってるだろう。やってみるか...
「咲夜ご苦労だったわ。仕事にもどって。」
「御意。」
と咲夜をお追い払う。そして咲夜が出ていくと私はすぐに天井に向かって
「ゆかり~」
と呼び掛けた。するとなにもない天井に不気味な目玉だらけの裂け目が現れそこから
「はあーいレミリア元気そうねえ♪この前は優勝おめでとう」
といいながら長い金髪の女性が現れた。そう。この目の前にいる長い金髪の女性が隙間妖怪であり、幻想郷の管理者である八雲紫だ。どこぞの親バカ狐の主人でもある。
「私はあの大会の結果に納得いかないんだけどねえ...」
と私はため息をつく。そうして私が肩を落としてる間に紫は向かいの椅子に座り咲夜がいつのまにか用意したであろう紅茶を飲む。
「それで?ご用件は?」
「...わかってるくせに...」
と私はまたため息をつく。その様子を紫はおかしそうに眺めていた。そしてカップをおくと
「もちろんわかってますわ。珍しいペットがほしいのでしょう?」
と澄ましたかおでいった。
「そうよ。そう。どこから聞いていたの?」
「えーっとですね...『ねえ咲夜。ペットを飼いたいわ。』ってところかしら?」
「つまり全部じゃない。」
と私はあきれたように肩を竦める。その様子を見て紫がクスクスと笑う。
「ええ。もちろん全て聞いてましたわ。隙間妖怪ですから。それで?どんなペットをお望み?」
と紫が何かの資料を持ちながら私に訪ねてくる。私はいろいろ考えた末に...
「...ドラゴンって飼えるかしら?」
といった。実は私は昔からドラゴンを飼ってみたかったのだ。紫が驚いたような顔で
「ドラゴン⁉もちろん飼えるには飼えますけど...飼育方法とか騎乗の方法とかわかってますの⁉」
という驚いたような紫の顔を見て私は少し勝ち誇ったように宣言する。
「もちろんわかってるわ。だって私は王家出身だもの❗ドラゴンの扱いなんてちょちょいのちょいよ。」
そう知ってる人は少ないが私は王家出身なのだ。まあ王家といっても数百年前に滅んだけどね。その時私たちのお父様が治めていた国はドラゴンや魔法。魔族たちが飛び交ってる幻想郷もビックリの国だった。私は第一王女で跡継ぎということですっごくたくさんの教育を受けてきたのだ。その中にドラゴンについて学ぶこともあり、乗り方などはそのときに教わった。私は自分のドラゴンがほしかったけど「王家の姫にそんなものいらん‼ドラゴンの勉強はあくまでも表向きだけだ‼」ってお父様に言われちゃてねえ...結局練習の時も王宮のドラゴンを使ったって訳。もちろん乗り方や飼育方法等はちゃんと覚えている。そして私のその説明を聞いた紫は
「そういえばそんなこともいってましたねえ。」
としきりに頷く。そして一度大きくうなずくと
「わかりました。それではあなたにぴったりのドラゴンを見つけてきましょう。」
といいながら立ち上がる。私は握手を交わし、
「お願いね。」という。紫はもう一度微笑むと隙間に姿を消した。私は満足し、優雅に紅茶タイムにしようと思った。
「お姉様ああああああ‼」
と昼寝から覚めたミニ台風である妹に飛び付かれなければ。こうなったら遊ぶしかない。私はドラゴンのことを考えながらまとわりついてくる妹を宥め、なぜか鼻血を出す従者を無視しながら妹と一緒に遊び部屋へ向かうのだった。
「すみませーん。紫様のお使いできましたー」
といいながら紫の式神の狐が訪ねてきたのはそれから数日後のこと。私は相変わらす妹にまとわりつかれ疲れきってたところだった。
「あっレミリアさん。あなたが注文していたのが届きましたので受け渡しに来ました。」
狐のその言葉を聞いて私はぱあっと疲れを吹き飛ばす。
「届いたのね⁉どこにいるの⁉」
と私は嬉々とした声で狐に訪ねる。狐は笑みを浮かべると
「庭園の方に繋いでありますよ。ご案内します。」
といい部屋を出ていった。待ち望んでいた私と不機嫌そうに狐を眺めていたフランといつのまにか来てた咲夜、小悪魔、もやしと共に狐について庭に向かった。そして庭園には...
「おおお❗すごい迫力ね...」
「なにあれーー‼」
「...あっつい...」
「ふええええ...」
「これがドラゴンですか...」
「これは...」
とみんなが各々呟く。その目の前には美しい白い鱗に私にそっくりの紅い瞳を持つ立派なドラゴンがいた。
「これは王宮のドラゴンたちよりすごいわ...さすが紫。」
と私は呟く。そうまさに私はこのような美しいドラゴンを待っていたのだ‼と私たちが感嘆してるそばで狐が淡々と説明を始めた。聞いてはいたが私の目はドラゴンに釘付けだった。そして狐は説明を終えると帰っていった。私は誰にもドラゴンのことを話してないのでとりあえず説明した。フランは乗りたがり、もやしは呆れ、小悪魔は唖然とし、咲夜や美鈴はお手上げという顔をしていた。そしてみんなが館に戻り庭園にはキラキラと目を輝かせるフランと私だけが残った。
「...とりあえず馴れさせましょうか...」
と私はつぶやきこちらをじっと観察するドラゴンの方に近寄っていった。フランも恐る恐るくっついてくる。私はドラゴンの前にたつとそっとてを伸ばす。ドラゴンは一瞬唸ったがすぐにおとなしくなった。私は今かなあと思いドラゴンの背中に飛び乗る。そして昔習ったことを思い出しながらドラゴンに指示を出す。すると私の指示をわかったのかドラゴンは一言キュイとなくと大空に飛びたった。そしてしばらく館の上空を回ると着地させる。ドラゴンは最後まで私の指示にしっかりしたがってくれた。私はご褒美にとドラゴンを撫でる。ドラゴンは気持ち良さそうに目を細めた。
「お姉様すごおい‼」
とフランが目を輝かせながら称賛してきた。
「ふふんっそうでしょう?」
と私は胸を張る。
「フランも乗りたい!乗りたい!」
と騒ぎだしたため私が抱き抱えてのせてあげることにした。
「わあ‼すごおい‼」
とフランは嬉しそうに歓声をあげる。私たち吸血鬼は種族の関係上飛ぶことはできるが、ドラゴンはまた違う乗り心地だったようだ。そしてしばらく飛ばせたあと着地させた。そしてドラゴンを繋ぐとすぐそばの木陰に座って私たちは名前を考え始めた。そしてしばらくああでもないこうでもないと議論した末、フランの暑い支持によりドラゴンの名前は『レイ』に決まった。由来は正直わからない。
こうして今日からドラゴンのレイが紅魔館の一員に加わったのだ。
ちなみに雄である。
ですよね❗( *・ω・)ノ