「こんなの必要ないわ。口にする価値もない。」
そう言われた後すぐにバシャッ、とエプロンに紅茶がカップごと投げられる。カップが床に落ちないようになんとかキャッチし、
また粗相をしてしまったのか、と私は心の奥で慌てながらも紅い床にシミができないようにスカートの裾から垂れてしまった紅茶を丁寧に拭き取る為に雑巾を……
「私はレモンティーを持ってきなさいって言ったわよね? そんな手品な紅茶なんて不味いに決まってるわ、最初からレモンティーなレモンティーを持ってきなさい。床を拭き終えたら下がりなさい。ったく、咲夜が流行病で倒れて無ければ……」
「了解しました。誠に申し訳ございません。私が未熟でした。それとメイド長はもう熱も下がったらしいです。明日には復帰できるかと。」
「そう、さっさと下がりなさい。」
心の奥ではどういうことか理解できなかったが、下がれと言われたので私は雑巾でシミになる前に紅茶を拭きとり、レミリアお嬢様の部屋を後にした。
どうして怒られたのかいくら考えてもわからなかったのでとりあえず美鈴様がやっているであろう庭の花への水やりを手伝いに行くことにした。
「最初からレモンティーなレモンティーって言われても、私は最初からレモンティーを淹れたのに……」
私はこの紅魔館で従者をしている妖精の一人だった。自慢じゃないけど他の妖精メイドよりは料理の腕には自信があるし、仕事にも真面目に取り組んでいるのだけれど、上の人になって人に命令するのは苦手なので、というか流石に同僚の妖精を纏めるなんて器も自身も無いので今もこの立場で満足していた。
今私達の纏め役である十六夜咲夜様は風邪で寝こんでおり、美味しいスイーツが食べられないとレミリアお嬢様もここ最近機嫌が良くなかったのです。
でもメイド長の咲夜様が明日には復帰できるらしいので少しはレミリアお嬢様の機嫌も直るといいのだけれど……
なんて考えていたら咲夜様が休んでいる部屋から同僚のメイドが出てきた。その同僚は私のびしょ濡れのメイド服を見て、駆け寄ってきた。
「あっ、どうしたの? そのメイド服、紅茶でも零した? 私達の中で一番真面目な貴方が珍しい……で、どうだった? レミリアお嬢様の機嫌は……」
「どうしたもこうしたも、最悪だわ、頼まれたレモンティーを持ってきたのに一口も飲まずに……私何かレミリアお嬢様に嫌われることしたのかな?」
「あっちゃー……咲夜様の甘味をここ一週間程口にしてないストレスがもうそこまでなのね……ほら、エプロンを外しなさい。貴方はこれから美鈴様の手伝いでしょ? エプロンの洗濯はやっておくから、ね?」
「あ、ありがとう。」
びしょ濡れのエプロンを脱ぎ、彼女にエプロンを渡した。そして彼女が洗濯室に走って向かおうとする前に私は忘れてはならない大切なことを彼女に伝えた。
この事を伝えないと大惨事になるかもしれないほどのことだった。
「あ、そうそう!! 洗剤の箱に書かれている数字はXXXじゃなくてⅢだからね!! 貴方ちょっと前それで間違って洗濯機に洗剤30杯入れてメイド長に怒られたことあるでしょ!? 」
「大丈夫大丈夫だって。妖精メイドの記憶力を舐めないでよね。じゃ!! まかされたー!! 貴方もいつまでも落ち込んでないで今夜の晩ご飯よろしくね、貴方の料理の腕はメイド長をも凌ぐとも私達妖精メイド内での噂よ。じゃーねー!!」
その自信と記憶力が心配なのに……心配してもしょうがないので同僚がきちんと洗濯できるだろうと信じ、私は庭に向かった。
紅魔館の庭の花ははレミリアお嬢様ではなく門番の美鈴様が買ってくる花の種を私達妖精メイド自宅待機組と美鈴様で育てているので、たまにレミリアお嬢様が見たこともない花に興味を持ってくれたりもします。
などと説明しているうちに屋敷の玄関に着いたので錠を外し、玄関の隅の方に置いてあるじょうろを手に持ち扉を開け、庭に飛び出した。扉を開けると太陽の光が私の青いメイド服を照らした。
扉を開けた直ぐ目の前に流れるような紅い髪と緑色の中華服? というもので着飾った女性、紅美鈴様が私を待っていてくれたのかそこに立っていた
「あ、今日は貴方なんですね。いつも美味しい晩ご飯ありがとうございます。ってあれ? 制服であるエプロンが無いですね。どうかしました?」
「褒めていただきありがとうございます。エプロンは庭の土の手入れの時に汚してメイド長にこっぴどく怒られた妖精メイドがいるので……」
「なるほど、咲夜さん怖いもんねー。あはは。じゃ、行こっか?」
笑顔の美鈴様に連れられて私は花壇に向かった。
花壇には赤い花がたくさん育てられていて私と美鈴様はまず薔薇に水をやり、次はチューリップに水をあげました。
「いやー、門番の仕事だと眠たくなっちゃいますけど花畑の世話となると目が醒めるなぁ。」
「……もしメイド長が聞いてたらナイフが飛んできますよ? まぁでも花の水やりは楽しいですよね。」
「でしょう? しかも紅魔館は広いから沢山の花が咲いていて毎日飽きなくて飽きなくて……」
「美鈴様は本当に花が好きなのですね。」
「花もいいけど紅魔館全部も大好きですよ。あっ、勿論妖精メイドの皆さんも大好きですよ。まだ一人一人の区別ができてませんが……」
ふと、先程のレミリアお嬢様との一件について美鈴様に話してみようと思いました。
美鈴様は私よりもレミリアお嬢様との付き合いが長いので、どうして私が怒られてしまった理由を分かるかもしれないと思ったのです。
「あの美鈴様……」
「はいなんでしょう?」
「実は……」
◆ ◆ ◆
私は美鈴様にレミリアお嬢様との一件を事細かく話しました。最初からレモンティーなレモンティーとはどういう物なのか、普通のレモンティーとはどう違うのか? 私の話を聞き終えた美鈴様は少し考えた後何かに気付いたのか私に再び話しかけました。
「あー……それはきっとあなたの日本語が少しおかしかったからでしょうね。」
「私の日本語が……ですか?」
「えぇ、レミリアお嬢様は基本咲夜さんや霊夢さんや紫様としか喋りませんしね。咲夜さんは日本語がお上手なので、いつも聞き慣れている咲夜さんの日本語と少し違うから……あなたの少しおかしい日本語を真に受けてしまったんですよ。」
確かに私はこの幻想郷で言葉を使いはじめたのはメイド長より遅かったですし、日本語も周りが喋っているのをそのまま真似ただけで、自分の日本語が間違ってるだなんて思ってもいなかったのでした。
美鈴様は続けました。
「ちなみに貴方がレミリアお嬢様に言った『こちらレモンティーになります』の『なります』というのは何かが変わる、という意味で、『これからこのカップの中の何かがレモンティーに変わります。』とお嬢様は捉えてしまったんですよ。」
「なるほど……で、正しい言い方はどうすればいいのですか?」
「そうですね。『レモンティーで御座います。』これだけでいいんですよ。」
「それだけでいいんですか?」
「えぇ、下手に丁寧にしようとすると意味がおかしくなったりしますしね。」
自分が今まで普通に客人などに『なります』を使用していたことを少し恥ずかしく思えてき、耳が熱くなる。美鈴様から見たら顔を林檎の様にした私の顔が映っていたことでしょう。
美鈴様は私の方に手を置き、大丈夫ですよ。と笑顔で微笑んだ後続けました。
「それに気をつけることといえば『~の方』ですね。これには比較、ぼかし、の意味があるので、言葉の後につければ丁寧になると思われがちですが、実際は違うんです。」
「ふええぇ……それも特に意識せずに使っていました……」
「ちなみに正しい言い方の例としては『ご注文は以上ですか?』ですね。よくある間違いとしては『ご注文は』の下に『~の方』を付ける人が多くて多くて……」
「うわぁ……それも普通に使っていました……うう。」
美鈴様の説明を聞いていると今まで自分がどれだけ知らずに言葉を使っていたのかということがよくわかる。
しかしそれと同時に明日には再びレミリアお嬢様にレモンティーを飲ませようという決意も心の奥で沸き上がってくるのであった。
美鈴様と話しているといつの間にか日は沈み始めており、それが意味するのはもうすぐ私が紅魔館のディナーの用意をしなければならないということだった。
「今日はありがとうございます美鈴様。私はそろそろディナーの準備に行ってきます。今夜のディナーは北京ダックなるものだそうですよ。」
「おー!! 北京ダックといえば中国ならではの料理じゃないですか。あー久しぶりに食べれると思うと待ちきれません。後片付けは私に任せて貴方は厨房に向かってください。美味しい晩ご飯、待ってますよ。」
「任せてください。」
美鈴様にじょうろを渡し、エプロンを着けていないことを忘れて厨房に背中の羽を使い急いで飛んでいった。
厨房には私のエプロンを洗濯しに行ってくれた同僚メイドが白いエプロンを手に持って待っていた。
「お、来た来た。一流シェフのあなたがこないと晩ご飯に花が無いんだよねぇ……ささっ今日は私のエプロンを貸してあげるからさっさと作る物作ってらっしゃい。」
「ありがとう。できるだけ汚さない様に心がけるけど、シミとか着いちゃったらごめんね。」
「気にしないって。気にしないって。」
同僚に礼を言い。急いで厨房で調理中のメイド達に挨拶をし、すぐに手伝った。
ダックを焦がさないように丁寧に焼き、付け合せのサラダやスープにも丁寧に味を付けていく。
桃色の髪を後ろで結んだメイドがスープを煮込んでいる鍋の目の前で得意の歌を歌い始めたり。包丁をメイド長の真似をして構えていたりする同僚の姿を見ているといつもの職場だなぁと何故か私は落ち着いたのだった。
「あーおいーふねがーそらをとんでいくぅぅぅーわーれらがーせーらーむーらーさー!! って、きゃっ!! 鍋から火が!! 助けて一番料理が上手いメイドー!!」
「はいはいはいはい!! ……ったく吹きこぼれじゃない、気をつけてね。それと鍋に火をかけている時は歌わないの。貴方が歌好きなのはわかってるのだけれども、流石に調理中は……」
「ごめんごめん、って貴方の担当しているメインのダックの所もなんか変な音が……」
「きゃー!! 忠告ありがとう、うわー!! 火を弱火にしなきゃ。」
今度は向こうで野菜の皮等を捨てに行こうとしている同僚が騒ぎ出した。
「ぎゃー!! ゴキブリがー!!ええいっ、しねぇい!!」
「あっバカ、キッチンで弾幕は……痛い痛い痛いって!!」
とんでもないトラブルが重なり厨房の妖精メイドは大パニック。私も落ち着いて料理が出来なかったのだけど。何故かゴタゴタ賑やかワイワイしているうちに北京ダックとその他の料理が完成してしまうあたり私達妖精メイドの力が恐ろしく感じます。
完成した北京ダックとその他諸々をワゴンに乗せて、レミリアお嬢様や美鈴様、その他の妖精メイドが待つテーブルに仲間達と一緒に向かった。
レミリアお嬢様達が待っているであろう部屋のドアが開かれる。そして私は部屋中に聞こえる声でディナーの完成を伝えた。
「お待たせしました!! 本日のディナーはこちら!! 北京ダックと中華風スープです。北京ダックは火傷に気をつけてお食べください! そしてスープにはお好みでパンやクルトンをどうぞ。」
少し遅れてしまっただろうか? と心配しながら各テーブルにワゴンごとに分かれて配膳しに行く。私はレミリアお嬢様達、つまりはこの紅魔館でそれなりの立場の方達が座っているテーブルの担当だった。
レミリアお嬢様の友人であるパチュリー・ノーレッジ様とその使い魔である小悪魔様はどうやら図書館の書物の整理らしく他の妖精メイド達が彼女たちの部屋に夕食を持っていくことになっている。風邪で寝込んでいる咲夜さんも他の妖精メイドが夕食を持っている。ただし北京ダックなんてもっての外ですので、普通のお粥ですが。そしてレミリアお嬢様の妹であるフランドール・スカーレット様はどうやら今朝博麗神社の方に遊びに行ったっきり帰ってこないのだとか。
だからテーブルにはレミリアお嬢様と美鈴様だけが座っていた。
レミリアお嬢様が私の顔を見て、話しかけてきた。
「あら、トリックに自信のある妖精メイドじゃない。今日は最初から北京ダックでしょうね……?」
「お嬢様、これはどう見ても北京ダックでしょうに……あっ本日はありがとうございました。」
「あっ、美鈴様、こちらこそありがとうございます。それに大丈夫ですよレミリアお嬢様、こちらは正真正銘の北京ダックで御座います。」
そう喋っている間にもちゃんとワゴンからテーブルにディナーを乗せていく。最後にはレミリアお嬢様にナプキンを着ける。
本来これはメイド長しか許されない行為なのですが、状況が状況なので私がやっています。
「ん、ありがと、下がっていいわ。」
「いっただっきまーす!!」
「ではお二人とも、ごゆっくり召し上がれ。」
私はワゴンを手で押し、そのテーブルを後にした。後ろから聞こえてくる美鈴様の嬉しそうに北京ダックを食べているな声が可愛らしくて印象的でした。
ワゴンを押しながら厨房に戻っていると部屋から聞こえてくる賑やかな声でワイワイとした様子を想像しながら歩いて行った。
◆ ◆ ◆
私が厨房で調理機器や器具の後片付けや洗浄をしていると一人のメイドが私を呼びに来た。どうやらディナーを皆食べ終わったらしくその後片付けと、レミリアお嬢様が食後の紅茶を要求しているのだとか。
昼の失敗をふと思い出す。大丈夫、美鈴様にちゃんとどうすればいいか教えてもらったのだから。
昼飲んでもらえなかったレモンティーの葉を良く厳選し、一番香りの良い温度で淹れる、そして冷めないように持っていく。これがちゃんと出来れば完璧です。いわゆるシミュレーションという物ですね。
私は直ぐにレミリアお嬢様愛用のカップとポットを取り出し、それに先程確認した行程をきちんとこなし、昼飲んでもらえなかった紅茶よりもずっと香りと温度、そして味も良いと自信を持って言える程の紅茶をポットに入れた。
「よしっ……あとはちゃんと美鈴様に教えてもらったことに気をつけて……。」
レモンティーの入ったポットと空のカップを持ち、レミリアお嬢様の元へ向かう。その途中で満足そうな表情の妖精メイド達すれ違っていると、今日も美味しくできたのだと実感します。
再びドアの前までやって来て、大きく一回深呼吸した後。私はドアを開けた。
そしてレミリアお嬢様の座っているテーブルに向かう、するとそこには風邪で寝込んでいる筈のメイド長がレミリアお嬢様と話をしていました。
「め、メイド長!? お体のほうは大丈夫なのですか!?」
「えぇ、別に問題ないわ。貴方の紅茶は美味しいからね。それを飲んだらまた寝るわ。」
「遅かったじゃない。またレモンティーにトリックを仕込んでいたのかしら?」
レミリアお嬢様の瞳に見つめられると緊張で何を言えばわからなくなる、
「いえ、そんなことはしませんよ。こちらレモンティーでございます。淹れたてですのでお気をつけて……」
「ご忠告ありがとう、うん、この香りはレモンティーね、しかも中々……咲夜のより美味しかったりして。」
「彼女は料理上手ですよ、紅茶の腕は私以上かもしれませんね。」
「私なんてメイド長に比べたらまだまだですよ……」
なんて話しているうちにレミリアお嬢様がカップに口を付け紅茶を飲む。
私の体が緊張で固まる、胸が熱くなるのが感じられた。味は気に入っていただけたのだろうか? あぁ聞いてみたいレミリアお嬢様に聞いてみたい……
カップが置かれる、空だった。そして私の様子を見てレミリアお嬢様は微笑んだ。
「美味しいじゃない。自信を持っていいわ。このレミリア・スカーレットが美味しいと認めるのよ。貴方の紅茶がこれからも飲みたいわ。貴方、名前は?」
どうやら喜んでもらえたようで、私はその場で飛び上がりそうだった。けど、私には名前が無く。新しい名前も特に必要なかった。
「別に私はこれからも妖精メイドでいいですよ。今までずっとそう呼ばれていましたから。」
「そう、残念ね。咲夜、アップルパイが食べたいわ。おいしい紅茶の後には咲夜の甘味が必要なの。」
「かしこまりました、お嬢様。ご注文の方は以上で大丈夫なのですか?」
「え? え、ええ。貴方こそ大丈夫? 咲夜。」
「風邪は大丈夫ですよ。では」
……? 何かレミリアお嬢様とメイド長の会話がどこか噛み合ってない様な気がした。メイド長に聞いてみようと思った頃にはメイド長は時を止めて厨房に向かったのかそこには居なかった。
何かおかしかった気がするのだけど……と考えている間にメイド長は豪華なアップルパイを持っていきなり現れた。これもメイド長の能力によるものだろう。
しかもいつもより気合が入っていました。トッピング、量、焼き加減、どれもいつもより洗練された様に見えます。どうやら私がレミリアお嬢様に褒められたのを妬いているのでしょう。
メイド長の持っているアップルパイを見て感心している私とちゃっかりナプキンを着けているレミリアお嬢様の目の前にパイが置かれる、こんがり焼けており紅魔館のメイド長の力を思い知らされた。
そして自身満々なメイド長は私の方に視線を向け自身満々の顔をしました。
そして……
「お嬢様、こちらアップルパイになります。」
その次の瞬間、メイド長の顔には焼き立てのアップルパイが投げつけられていました。
それが風で朦朧としてつい変な日本語を…
めーりんお前日本人かwww
中学の頃、母とレストランに食事に行ったのですが、『こちら、~になります』と出され、手つけずの母。『いつ食べられるものになるのかしらねー』なんて言ってたのを思い出しましたw
日本語って難しい
オチの切れのよさに思わず笑ってしまいました
お嬢様は、たぶんえくさいと翻訳なので微妙なニュアンス(笑)が別の意味になっってしまうんですねw
よってこの点数で!
日本語は難しいですね。
てかお嬢様そんな事でキレるなしww
こう言う事があるから日本語の意味が変わっていくのかな、と思ったり。
コンビニのレジでの「~円“から”で宜しかったですか?」も似た様な感じだよね。
むしろ「さあ、早くレモンティーにしてごらんなさい、フフフ・・・」ぐらいの方が良かったかもw
まあ日本語なんて常に変化しているわけで、過半数の人が使っていればそれはもう、新しい日本語で
良いと思うのよね~。てか、そうなっていくのだろうけれど。
「そんなに言葉の伝統が大事なら、平安時代の言葉で喋ってればいいのにw」とか思った事がある(いとをかし
言葉遣いなー。言葉遣いが残念な私にはぐさぐさ刺さる話でした。気をつけねば、いやむしろ知らなかったw
お嬢様はどこで日本語を学んだんだろう
しかし咲夜さんも無理しないで寝てなさい。
日本語めんどくさいデスネ!←
面白かったです。こういうのもありだと思いました
日本語の乱れが叫ばれる中、このような、いわゆる「バイト敬語」も問題視されてますね。
ただ、例えばデパートで、店員さんが「婦人服売り場は3階になります」などと言うのは、極めて自然なことなんですよね。物の場合でも「こちら、領収証になります」だと、違和感はないはず。
調べてみたところ、どうも「業務上、自分が責任を負っているものを誰かに見せたり、渡したり、説明したりするときに『なります』が使われる」とのこと。
「何かに変わる」だけが「なります」の意味ではないということですね。
それを考えると「こちらレモンティーになります」も「業務上、自分が責任を負っているものを渡す」行為な訳なので、一概に間違っているとも言えないような。いやはや、難しい。
多分それだ。
妖精メイドだけじゃなくて咲夜にも容赦が無いレミリアに吹いた。
多分誰が相手でも同じように突っ込むんだろうな。そのアホな真面目さが凄くいい。
レミリアに「頑張って下さい」なんて言ったらぶっ殺されるなw
しかし咲夜さんあんたって人はw
しかしメイド長www
バイト敬語は正直顔面殴ってやろうかと思っちゃうもの。
もったいない舐め取らねば
「 HOLY SHIT 」は「 聖なるクソ 」じゃないし、
「このプリン微妙な味する」という発言は「何ともいえないけれど、趣深い味わいがする」と言いたいわけじゃない。
現在の「美しい」と平安の「うつくし」は別物。
友達と会話するときの「うわーい殺意が湧いたー」という発言は脅し文句なんかでは決してない。
言葉というのは、口頭では相手に伝わることが重要であって、その意味は住んでいる世界の習慣に専ら依存している。
「こちら~になります」は頻繁に見かける言い回しだから、普通に生活している人間なら通じるはずだ。
目くじらを立てる方がどうかしてるぜ!
言葉の面だけ追いかけるような行為は不毛でしょう。って、このレスが不毛だな。反省します。
まぁ、言葉遣いに厳密さを要求する理由がレミリアにあるなら、十分成り立つSSなんですがね……。
そういう仮定を踏まえれば面白かった。
>117 「このプリン微妙な味する」は「美味しくない」的にも取れますね。
日本語(日本人?)はとにかく曖昧な表現を好むし言葉自体もどうとでも取れるものが多いだけに
いろいろ変わってしまうのかもしれませんね
それはともかくレミリアwww