※注
・結構過激な内容かもわかりません
・15禁くらい?
・あいかわらずみんな壊れてます
・ちょっとえっちかもしれません
・色々おかしなとこがあります
・妄想と趣味でなりたっています
・とりあえず目をつぶってくれる方は先へお進みください
その日、輝夜は自室で筆をとり、なにやら熱心に執筆していた。
【赤い兎と後ろのアレ】
初めまして今日は。
貴方達はかぐや姫を知っていますか?
大多数の人は名前を聞いたことくらいはあるでしょう。
でもね、あの話は大事なところが間違っているのよ。
なぜそんなことがわかるのかって?
それは当事者だもの。当然でしょう?
私?私は輝夜。蓬莱山輝夜。
そう、貴方達の言うかぐや姫。
どう?噂に違わぬ美しさでしょう?
昔は殿方から猛烈に求婚されて困っていたこともあったわ。
難題ふっかけては追い返してるうちに本当の愛って何かしらって考えるようになったのよ。
……で、まぁそうこうしてるうちに月からお迎えが来たんだけど……あ、ここからが大事。
私に現を抜かしてた藤原さんっていう人に隠し子がいたらしいのね?まぁ藤原さんはもう死んじゃったけど、その娘が実は私と同じ蓬莱人になって今も生きているのよ。
その娘の名前は妹紅。
妹紅は月に連れ帰られようとしている私の腕を掴んでこう言ったの。
「輝夜。私と一緒に逃げよう!月の使者だろうが歴史の半獣だろうが燃やし尽くして、私がお前を絶対護る!」
そう言って妹紅は迫り来る月の使者をバッタバッタとなぎ倒し、ついに二人はエターナルラブを見つけ出す……
「ハァハァ……もこ……もこもこ……」
書いていた紙が赤く染まってきた。
「姫、失礼しま……」
「もこたんもっこりーーー!!」
噴いた。
「……失礼しました」
襖を開けたウドンゲは輝夜の出血量に生命の危機を感じたが蓬莱人なので無視して、何でこんなのが主人なんだろうなぁと黄昏ることにした。
「見苦しいところをみせたわね、イナバ」
ティッシュを鼻に詰めた輝夜がウドンゲに尋ねる。
必死で目を逸らすウドンゲ。
「先程は何を?」
聞きたくないが聞かないわけにもいかない。
「あぁ、これよ」
輝夜は先程自分が赤く染めた紙束を渡す。
(うわぁ、しめってるよ……)
嫌々受け取ったウドンゲはその内容に目を通す。
「姫……これってもしや……」
「そう……これこそ!自伝かぐや姫!!」
「ははははははは」
「うふふふふふふ」
「っておい」
ウドンゲはノリ突っ込みを覚えた。
「何ですかこれ!?ぜんっぜん事実と違うじゃないですか!!」
「るっさいわねー、どうせ妹紅は私のものになるんだから同じことよ」
「そもそも姫はあの人を憎んでいたんじゃないんですか!?」
「そうね、昔はよく殺しあったものだわ……」
「だったら……」
「いつからかしら……妹紅に焼かれるのが痛みから快感に変わったのは……」
頬に手をあてて恍惚とした表情を浮かべる輝夜。
「助けてししょー!!変態がいるーー!!」
「あぁ妹紅!もっと!もっとぉ!!」
輝夜は一通り妄想に浸って満足したのか、ひとまず自伝かぐや姫の執筆を止めたようだ。
後には文字通り血の海に沈む兎が残された。
募る思いは焼かれるごとに増してゆく。これが身を焦がすほどの恋というものか。
輝夜は実力行使に打って出た。つまり永琳のクスリで妹紅をゲット大作戦!……まんまだ。
「そんなわけで、永琳。妹紅を振り向かせるためにいいクスリはないかしら?」
「そうですね、確かにクスリでも使わない限り姫の千年の恋が実るわけがない」
笑顔でダメだし。
「ガーン」
「ちょうど試したいクスリがあったのですよ、まだ実験不足ですが……」
「妹紅で実験することは許さないわよ」
「……仕方ない。それでは……その他色々の連中でも呼びますか?」
「呼びましょう♪……ところでそれどういうクスリ?」
初めにやって来たのは巫女と魔法使い。
「嘘じゃないでしょうね、最高級の茶葉をくれるって言うのは」
「嘘じゃなくても罠確実だぜ」
永琳は博麗神社に手紙を送った。
内容は茶葉を仕入れすぎたから少し分けてやる。取りに来い、といったものだ。
当たり前だが罠だ。
罠であることは誰でもわかる。
たとえ霊夢の頭の中が春一色でも。
それでも来た。
罠など恐れているようでは巫女はやっていけない。
手紙を真っ赤な兎(血で)から受け取ったとき、ちょうど魔理沙も神社に来たので、当たり前のようについて来た。
「まぁ、罠なんて人聞きの悪い……ちゃんと差し上げるわ……まずはお茶でも飲んでいて」
赤い兎が茶の入った湯飲みを二つ持ってくる。
「客に茶を出して自分は飲まないつもりか?」
魔理沙が茶を覗き込んで永琳をみる。
嗅いだことのない香りだ。
「怪しすぎるぜ」
「そうね、でも別に飲んで効果があるものじゃないから」
「……あ?」
永琳の目線が魔理沙から横にずれる。
つまり霊夢に。
「魔理沙……なんか変……体が熱いよ……」
「霊夢?なんかお前顔が赤いぜ、大丈夫か?」
「フフ、効いてきたみたいね」
永琳が怪しい笑みを浮かべる。
「何!?霊夢に何をした!!」
永琳に掴みかかる魔理沙。と、霊夢が裾を掴む。
「ま、魔理沙……」
頬を赤く染めて、うっすらと涙を浮かべる霊夢。
魔理沙のスカートの裾を掴み潤んだ眼でじっとみつめてくる。
「ど、どうした?霊夢」
魔理沙はだんだん自分の身体が火照ってくるのを感じた。
つまりアレだ。ムラムラっと……。
「魔理沙ぁ~、私もうダメ……宇宙人の敷地内だけど構わずに乱れましょぉ~!!ア・イ・ラ・ブ・ユー魔理沙ぁ(はぁと」
「わ、ちょ、霊夢……だめだこんなの……布団もないし、永琳達がみてる……(ポ」
「それは私に襲えと言ってるのね!?うんわかった、さぁイクわよ魔理沙ぁ!!」
魔理沙愛してる……といった割には魔理沙の言葉を一切無視して、脱がしにかかる霊夢。すでに自分は素っ裸だ。人んちで。
「師匠?何のクスリ使ったんですか?」
赤い兎ことウドンゲが尋ねる。
顔はほんのり赤い。身体も赤い。(血で)
「ん?オーソドックスに媚薬よ」
笑顔で答える永琳。
「オーソドックスじゃないです……それに、クスリを気体にしてるんなら先に行ってくださいよ~、わ、私まで変な気分になってくるじゃないですかぁ……」
「……それが狙いだといったら?」
「……え?」
――その日、永遠亭から二つの嬌声がなきやむことはなかった。
――翌日・朝――
「永琳、昨日はどうだったの?」
さっそく輝夜は実験結果を尋ねた。
「すみません姫、よく考えたら媚薬なんて使ってもどこからか現れるワーハクタクに掘られて終わりだということを視野に入れるのを忘れていました。よってこの案はボツ」
「なんてこというのよ!それじゃ妹紅が私よりハクタクにぞっこんってことじゃないの!」
「大丈夫です姫。私の調べたところ、まだ前は無事のようです」
「後ろはヤられちゃってるの!?」
などと言っているうちにウドンゲが起きて来た。
「あら、珍しいわねイナバが私より遅いなんて」
「昨日は大分疲れていたようなので(しれっ)」
「……もう私あの弾幕やめます。後ろコワイ」
それだけ言ってフラフラした足取りで二人の横を通り抜ける。
何故かお尻を擦りながら。
「……昨日は、ワーハクタクの気持ちが少しわかりました」
「な!?」
続いて永琳は紅魔館に招待状をだした。
蓬莱人の血をいくらでも飲ましてやる、と。
招待状を持っていったウドンゲの背後に立ってしまった美鈴が、何故か過剰反応したウドンゲにボコられたことは誰も気にしなかった。
「さぁ血をよこしなさい」
やってきたのはレミリアと咲夜、まぁ当然か、むしろこの二人に来てもらわないと困る。
「第一声がそれかしら?まぁお茶でも飲んで」
昨日と同じく兎が持ってきた紅茶を差し出す。
「フン、何が入っているんだか知らないが、 お前の入れた茶を私が飲むとでも思っているのか?というか私は血の入った奴しか飲まない」
「まぁ、折角だから飲んでみなさいな。ねぇ咲夜さん?」
「そうですわね、永琳さん」
永琳と咲夜が怪しい視線を交わす。
「咲夜……?」
レミリアはそんな二人をいぶかしんだが、咲夜が紅茶を飲んで何ともなかったのを見て、仕方なく自分も紅茶を口にした。
「ふぅん、まぁ味は悪く……」
と、ここでレミリアに異変が。
「ないよね?さくや」
幼児化。
それは十六夜咲夜が狂うには十分すぎる威力を持っていた。
見た目も精神年齢も幼くなってしまったレミリアには咲夜が今から何をしようと近づいてくるのかわからなかったのだ。
「さくやぁ?」
何も言わずに近づいてくる咲夜にレミリアは首をかしげる。きょとんとしたあどけない表情が咲夜の理性をぶった切る。
更に身長差もあり、上目遣いになるレミリア。
「お嬢様ーーーーー!!」
そして瀟洒な従者は真っ赤なアーチを描いた(鼻から)向こう岸はウドンゲ。
血をもらいに来たはずなのに血を噴出するメイド。
そしてまたも真っ赤に濡れる紅兎。
「師匠……組んでたんですか?」
ボタボタと血を垂らしながら、ウドンゲが聞く。
「さくや?どうしたの?さくやぁ」
咲夜は出血多量で倒れた。レミリアが必死に咲夜を揺さぶるが、微動だにしない。その顔は一片の悔いも残さず。と語っていた。
「えぇ、二つ返事で承諾してくれたわ」
今にもお花畑に逝ってしまいそうな咲夜を一瞥し、ウドンゲに向き直る。
「増血剤でももってくればよかったのにね」
「いや、ねって言われても」
思わず視線を外すウドンゲ。それが命取りだった。
「んぐ!?」
その一瞬で永琳の手がウドンゲの口の中にジャストイン!
手の中には先程使ったクスリを固体化させたものがある。
突然のことにウドンゲは思わずそれを飲んでしまった。
「師匠!何を……」
だんだんと小さくなっていくウドンゲ。
「するんですかぁっ!」
「だめこれ、私のせいじゃない、いくわよウドンゲ!いくしかない!」
先のメイド長のように理性をぶった切られた永琳がウドンゲに向かって飛んだ。ダイブした。鼻血を吹きながら。しかも蓬莱人なので倒れない。さぁ地獄絵図の始まりだ。
「や、ちょ、ししょ……」
赤く紅く……兎はとにかく赤くなった。顔の色とか、身体の色とか、服の色とか。
「永琳昨日は?」
輝夜はさっそく永琳に実験の首尾を尋ねる。
「最高でした!」
清清しい笑顔でビシっと親指を立てる永琳。
「そう!ではその方法で!」
帰ってきた答えにも満足してさっそくそのクスリを使おうといきり立ったが。
「でも姫には向きませんね」
「え、どうして?」
「いや、小さくなろうが向こうは姫のこと嫌いでしょうから抵抗されますし、姫はマゾですからヤる方は……」
「何その前提!?ヤれるんならむしろヤるわよ!?妹紅の泣き顔ハァハァよ!?」
「そもそもこの作戦もワーハクタクが現れれば……」
「またヤツなの!?もういい、きもけーねを亡き者にすれば万事解決なのね!?そうなのね!?わかったちょっといってくる!」
そうまくしたてると、窓をぶち破り、輝夜は旅立った。ここではない、どこかへ……。
「……あ」
直後、ウドンゲが起きて来た。
微妙に視線を泳がせながら、指をあわせてもじもじしている。
「おはよう、ウドンゲ」
「お、おはようございます、師匠……って、何で私押し倒されてるんですか!?もういいです、昨日ので十分です!いや!やめてーー!!」
「指でもじもじしてるあなたが悪いわ!それはもうばっちしオーケーサインだって業界の人が言ってた!!」
「誰ですか!?ちょ、後ろは、後ろだけは止めてください!また幼児化しますから!ちっちゃくなりますからそれだけは!」
「それは夜!!」
「ちょっとは抑えろよこの性欲ししょーーー!!」
…………幕。
「さぁ覚悟は出来ているんでしょうね!!」
輝夜は慧音との決着をつけるべく、単身慧音の家っぽいところに乗り込んだ。
「なんだ?今日は妹紅ではなく私なのか?」
いかにも面倒くさそうに、慧音が出てくる。いや、面倒くさそうというよりは、何か疲れていて力が出ないといった感じか。
「あんたのその自慢の角折って(今はないけど)もう掘れない様にしてやるわ!」
「それは困ったな、なら前で……」
「前は私がもらうっつってんだろスットコが!!」
ローテンション慧音。ハイテンション輝夜。
「何だよ、朝っぱらからうるさいね」
と、慧音の家っぽいところから妹紅が現れた。しかも全裸で。
「あ?輝夜!?」
「も、ももももも妹紅?なにそのカッコ……」
輝夜の背後に稲妻が奔った……様な気がした。
「いや~、昨日の妹紅は可愛かったなぁ」
「慧音!ちょっとやめてよ!恥ずかしいなぁ……」
全裸のまま顔を赤らめる妹紅。
「え?なに?その全裸なのに乙女っぽい反応?そいういえば昨日は満月……まさか!」
「掘ったとも」
輝夜の背後に稲妻が奔った……間違いなく。
「妹紅……可愛そうに……」
そのまま泣き崩れる輝夜。
事実を突きつけられ、もはや再起不能……かと思われた。
「いまその悪女から救い出してあげるわ!!」
二秒で立ち直った。
ボッ
焼かれた。
「慧音を悪女とか言うな!!」
「あぁ……快感♪……じゃなくて!妹紅!どうしてそんな女の肩を!!」
ボッ
焼かれた。
「あぁん♪」
「そんな女でもない!慧音は私の……私の……その……」
もじもじと指を合わせる妹紅。
「それはオーケーサインだってどこぞの紅白が言ってたわ!!」
襲い掛かる輝夜。
ボッ
もちろん焼かれた。
「フフ……妹紅、言えぬなら私が言ってやろう。よく聞くがいい!!私と妹紅はチョメチョメな仲だ!」
胸を張る慧音。
「慧音……それ微妙」
「なんですって……妹紅……それは本当なの!?」
激しく反応する輝夜。
「いや、なにが?」
「本当だとも、なぁ妹紅」
「いや、だからなにが?」
「なんてうらやましい!!チョメチョメはチョメチョメだったの?」
「いや、チョメチョメチョメだったな」
「なんてこと!?」
「いや、なに言ってるかわかんないから。っていうか実はあんた達気合うでしょ」
「もはや一刻の猶予もないわ!あんたを倒して妹紅をゲッチュよ!!」
「やれるものならやってみろ!!」
「私は中心にいながらも完全に無視なの?」
「ふふん、しょせんその程度だったみたいね」
「う……くっ」
ひざをつく慧音を見下すように一瞥する輝夜。やはり満月でないと勝負にならない。
「慧音!!」
妹紅が慧音に駆け寄ろうとしたが、慧音は、それを静止して言う。
「妹紅……手を出すな。こいつはここで私が……くっ」
「あらあら、強がっても身体は限界のようね」
輝夜は冷たく嘲笑う。
「ふふふふふふふふふふふふふふふ……さぁ妹紅……二人の世界へいきましょう?」
「誰がお前なんかと!」
ごく当然にふられた。
「ガーン!!」
三度輝夜の背後に稲妻が奔る。
「く……なら仕方ない!……永琳!!」
「はっ!」
どこからか永琳が現れる。
「なに!?お前は兎とチョメってたはずじゃ」
驚愕する慧音。
「何で知ってるの?」
ちょっと驚く永琳。
「え?いやその、歴史がこう……」
「覗きね?」
「う……」
「そんなことどうだっていいわ。妹紅、さぁそいつの命が惜しければ貴女の純潔を私に捧げなさい!むしろ私から奪って!」
永琳が後ろからがっちりと慧音を押さえ込む。
「く……卑怯な……」
「慧音!!」
慧音は抵抗するが抜け出せない。
「さぁ!さぁ!!」
迫る輝夜。ひく妹紅。
「う……わ、わかった……だから、慧音を……」
「ダメだ妹紅!!私に構うな!!」
「やったわ永琳!!妹紅は私を選んだのよ!!」
永琳は眉一つ動かさない。
「くそッ……妹紅!妹紅!!」
全力で脱出を試みるが、永琳は完全に慧音を押さえ込んでいた。
「助けてあげてもいいわよ」
「!?」
慧音は我が耳を疑った、自分の真後ろ……すなわち、永琳からありえない言葉が聞こえてきたからだ。
「なん……だと?」
「ただし、条件が……迷ってる余裕はないんじゃない?あなたの大事なチョメチョメな仲の人のが奪われちゃうわよ?」
「く……わかった、後でなんでも聞いてやる!!」
「じゃぁ、はい」
簡単に手を離す永琳。
「妹紅!!私は無事だ!!」
妹紅に駆け寄る慧音。
「な!?永琳はなにを……」
「すみません姫、掘られました」
「どうみてもおかしくない!?その言い訳!あんたが後ろでしかも慧音普通じゃない!!」
「輝夜ぁ……」
しかしツッコミしてる余裕はなかった。
「覚悟は出来てるんでしょうねぇ?」
妹紅の鳳凰が輝夜紅く照らす。
「う……でもそれはそれで♪」
やっぱり結構余裕だった。
「で、条件というのは何だ?」
輝夜がこんがりやけた後、慧音は永琳に尋ねた。
「そんなの守んなくていいよ慧音」
「いや、約束は約束だ」
「そんな大した事じゃないから安心なさい」
(大した事ないことのために主人を丸焼きにさせたのか?)
「掘り方をね、教えて欲しいの」
「……は?」
「うむ、確かにあれではあの兎も可愛そうだ」
「え?」
「やっぱりのぞいてたのね?」
「まぁ、こまかいところは気にするな、じゃぁ今から簡単にこの擬似ロングホーンを使って実践してみせるから見ててくれ」
「慧音!?そういうのは両者の同意が必要なんだよ!?」
「仕方ないだろう、約束は約束だ」
「いや、そんな実践しろなんて言われてな……」
ブス
「なるほど、よくわかったわ」
「まぁ後は慣れだな」
「くすん……くすん……」
そのころのウドンゲ
「は!?なんか嫌な予感が水戸から!?」
ちなみに初めに呼ばれた二人は……
「霊夢……も……だめ……」
「なに言ってるのよ……まだたった二日じゃない!一週間までなら人間死なないのよ!」
「水分とか……体力とか……失うから……いや。ほんと……マジで死ぬ……」
まだ続いてたりする。
一人残された輝夜
「ハァハァ……あふぅん♪」
くねってた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オチなし
・結構過激な内容かもわかりません
・15禁くらい?
・あいかわらずみんな壊れてます
・ちょっとえっちかもしれません
・色々おかしなとこがあります
・妄想と趣味でなりたっています
・とりあえず目をつぶってくれる方は先へお進みください
その日、輝夜は自室で筆をとり、なにやら熱心に執筆していた。
【赤い兎と後ろのアレ】
初めまして今日は。
貴方達はかぐや姫を知っていますか?
大多数の人は名前を聞いたことくらいはあるでしょう。
でもね、あの話は大事なところが間違っているのよ。
なぜそんなことがわかるのかって?
それは当事者だもの。当然でしょう?
私?私は輝夜。蓬莱山輝夜。
そう、貴方達の言うかぐや姫。
どう?噂に違わぬ美しさでしょう?
昔は殿方から猛烈に求婚されて困っていたこともあったわ。
難題ふっかけては追い返してるうちに本当の愛って何かしらって考えるようになったのよ。
……で、まぁそうこうしてるうちに月からお迎えが来たんだけど……あ、ここからが大事。
私に現を抜かしてた藤原さんっていう人に隠し子がいたらしいのね?まぁ藤原さんはもう死んじゃったけど、その娘が実は私と同じ蓬莱人になって今も生きているのよ。
その娘の名前は妹紅。
妹紅は月に連れ帰られようとしている私の腕を掴んでこう言ったの。
「輝夜。私と一緒に逃げよう!月の使者だろうが歴史の半獣だろうが燃やし尽くして、私がお前を絶対護る!」
そう言って妹紅は迫り来る月の使者をバッタバッタとなぎ倒し、ついに二人はエターナルラブを見つけ出す……
「ハァハァ……もこ……もこもこ……」
書いていた紙が赤く染まってきた。
「姫、失礼しま……」
「もこたんもっこりーーー!!」
噴いた。
「……失礼しました」
襖を開けたウドンゲは輝夜の出血量に生命の危機を感じたが蓬莱人なので無視して、何でこんなのが主人なんだろうなぁと黄昏ることにした。
「見苦しいところをみせたわね、イナバ」
ティッシュを鼻に詰めた輝夜がウドンゲに尋ねる。
必死で目を逸らすウドンゲ。
「先程は何を?」
聞きたくないが聞かないわけにもいかない。
「あぁ、これよ」
輝夜は先程自分が赤く染めた紙束を渡す。
(うわぁ、しめってるよ……)
嫌々受け取ったウドンゲはその内容に目を通す。
「姫……これってもしや……」
「そう……これこそ!自伝かぐや姫!!」
「ははははははは」
「うふふふふふふ」
「っておい」
ウドンゲはノリ突っ込みを覚えた。
「何ですかこれ!?ぜんっぜん事実と違うじゃないですか!!」
「るっさいわねー、どうせ妹紅は私のものになるんだから同じことよ」
「そもそも姫はあの人を憎んでいたんじゃないんですか!?」
「そうね、昔はよく殺しあったものだわ……」
「だったら……」
「いつからかしら……妹紅に焼かれるのが痛みから快感に変わったのは……」
頬に手をあてて恍惚とした表情を浮かべる輝夜。
「助けてししょー!!変態がいるーー!!」
「あぁ妹紅!もっと!もっとぉ!!」
輝夜は一通り妄想に浸って満足したのか、ひとまず自伝かぐや姫の執筆を止めたようだ。
後には文字通り血の海に沈む兎が残された。
募る思いは焼かれるごとに増してゆく。これが身を焦がすほどの恋というものか。
輝夜は実力行使に打って出た。つまり永琳のクスリで妹紅をゲット大作戦!……まんまだ。
「そんなわけで、永琳。妹紅を振り向かせるためにいいクスリはないかしら?」
「そうですね、確かにクスリでも使わない限り姫の千年の恋が実るわけがない」
笑顔でダメだし。
「ガーン」
「ちょうど試したいクスリがあったのですよ、まだ実験不足ですが……」
「妹紅で実験することは許さないわよ」
「……仕方ない。それでは……その他色々の連中でも呼びますか?」
「呼びましょう♪……ところでそれどういうクスリ?」
初めにやって来たのは巫女と魔法使い。
「嘘じゃないでしょうね、最高級の茶葉をくれるって言うのは」
「嘘じゃなくても罠確実だぜ」
永琳は博麗神社に手紙を送った。
内容は茶葉を仕入れすぎたから少し分けてやる。取りに来い、といったものだ。
当たり前だが罠だ。
罠であることは誰でもわかる。
たとえ霊夢の頭の中が春一色でも。
それでも来た。
罠など恐れているようでは巫女はやっていけない。
手紙を真っ赤な兎(血で)から受け取ったとき、ちょうど魔理沙も神社に来たので、当たり前のようについて来た。
「まぁ、罠なんて人聞きの悪い……ちゃんと差し上げるわ……まずはお茶でも飲んでいて」
赤い兎が茶の入った湯飲みを二つ持ってくる。
「客に茶を出して自分は飲まないつもりか?」
魔理沙が茶を覗き込んで永琳をみる。
嗅いだことのない香りだ。
「怪しすぎるぜ」
「そうね、でも別に飲んで効果があるものじゃないから」
「……あ?」
永琳の目線が魔理沙から横にずれる。
つまり霊夢に。
「魔理沙……なんか変……体が熱いよ……」
「霊夢?なんかお前顔が赤いぜ、大丈夫か?」
「フフ、効いてきたみたいね」
永琳が怪しい笑みを浮かべる。
「何!?霊夢に何をした!!」
永琳に掴みかかる魔理沙。と、霊夢が裾を掴む。
「ま、魔理沙……」
頬を赤く染めて、うっすらと涙を浮かべる霊夢。
魔理沙のスカートの裾を掴み潤んだ眼でじっとみつめてくる。
「ど、どうした?霊夢」
魔理沙はだんだん自分の身体が火照ってくるのを感じた。
つまりアレだ。ムラムラっと……。
「魔理沙ぁ~、私もうダメ……宇宙人の敷地内だけど構わずに乱れましょぉ~!!ア・イ・ラ・ブ・ユー魔理沙ぁ(はぁと」
「わ、ちょ、霊夢……だめだこんなの……布団もないし、永琳達がみてる……(ポ」
「それは私に襲えと言ってるのね!?うんわかった、さぁイクわよ魔理沙ぁ!!」
魔理沙愛してる……といった割には魔理沙の言葉を一切無視して、脱がしにかかる霊夢。すでに自分は素っ裸だ。人んちで。
「師匠?何のクスリ使ったんですか?」
赤い兎ことウドンゲが尋ねる。
顔はほんのり赤い。身体も赤い。(血で)
「ん?オーソドックスに媚薬よ」
笑顔で答える永琳。
「オーソドックスじゃないです……それに、クスリを気体にしてるんなら先に行ってくださいよ~、わ、私まで変な気分になってくるじゃないですかぁ……」
「……それが狙いだといったら?」
「……え?」
――その日、永遠亭から二つの嬌声がなきやむことはなかった。
――翌日・朝――
「永琳、昨日はどうだったの?」
さっそく輝夜は実験結果を尋ねた。
「すみません姫、よく考えたら媚薬なんて使ってもどこからか現れるワーハクタクに掘られて終わりだということを視野に入れるのを忘れていました。よってこの案はボツ」
「なんてこというのよ!それじゃ妹紅が私よりハクタクにぞっこんってことじゃないの!」
「大丈夫です姫。私の調べたところ、まだ前は無事のようです」
「後ろはヤられちゃってるの!?」
などと言っているうちにウドンゲが起きて来た。
「あら、珍しいわねイナバが私より遅いなんて」
「昨日は大分疲れていたようなので(しれっ)」
「……もう私あの弾幕やめます。後ろコワイ」
それだけ言ってフラフラした足取りで二人の横を通り抜ける。
何故かお尻を擦りながら。
「……昨日は、ワーハクタクの気持ちが少しわかりました」
「な!?」
続いて永琳は紅魔館に招待状をだした。
蓬莱人の血をいくらでも飲ましてやる、と。
招待状を持っていったウドンゲの背後に立ってしまった美鈴が、何故か過剰反応したウドンゲにボコられたことは誰も気にしなかった。
「さぁ血をよこしなさい」
やってきたのはレミリアと咲夜、まぁ当然か、むしろこの二人に来てもらわないと困る。
「第一声がそれかしら?まぁお茶でも飲んで」
昨日と同じく兎が持ってきた紅茶を差し出す。
「フン、何が入っているんだか知らないが、 お前の入れた茶を私が飲むとでも思っているのか?というか私は血の入った奴しか飲まない」
「まぁ、折角だから飲んでみなさいな。ねぇ咲夜さん?」
「そうですわね、永琳さん」
永琳と咲夜が怪しい視線を交わす。
「咲夜……?」
レミリアはそんな二人をいぶかしんだが、咲夜が紅茶を飲んで何ともなかったのを見て、仕方なく自分も紅茶を口にした。
「ふぅん、まぁ味は悪く……」
と、ここでレミリアに異変が。
「ないよね?さくや」
幼児化。
それは十六夜咲夜が狂うには十分すぎる威力を持っていた。
見た目も精神年齢も幼くなってしまったレミリアには咲夜が今から何をしようと近づいてくるのかわからなかったのだ。
「さくやぁ?」
何も言わずに近づいてくる咲夜にレミリアは首をかしげる。きょとんとしたあどけない表情が咲夜の理性をぶった切る。
更に身長差もあり、上目遣いになるレミリア。
「お嬢様ーーーーー!!」
そして瀟洒な従者は真っ赤なアーチを描いた(鼻から)向こう岸はウドンゲ。
血をもらいに来たはずなのに血を噴出するメイド。
そしてまたも真っ赤に濡れる紅兎。
「師匠……組んでたんですか?」
ボタボタと血を垂らしながら、ウドンゲが聞く。
「さくや?どうしたの?さくやぁ」
咲夜は出血多量で倒れた。レミリアが必死に咲夜を揺さぶるが、微動だにしない。その顔は一片の悔いも残さず。と語っていた。
「えぇ、二つ返事で承諾してくれたわ」
今にもお花畑に逝ってしまいそうな咲夜を一瞥し、ウドンゲに向き直る。
「増血剤でももってくればよかったのにね」
「いや、ねって言われても」
思わず視線を外すウドンゲ。それが命取りだった。
「んぐ!?」
その一瞬で永琳の手がウドンゲの口の中にジャストイン!
手の中には先程使ったクスリを固体化させたものがある。
突然のことにウドンゲは思わずそれを飲んでしまった。
「師匠!何を……」
だんだんと小さくなっていくウドンゲ。
「するんですかぁっ!」
「だめこれ、私のせいじゃない、いくわよウドンゲ!いくしかない!」
先のメイド長のように理性をぶった切られた永琳がウドンゲに向かって飛んだ。ダイブした。鼻血を吹きながら。しかも蓬莱人なので倒れない。さぁ地獄絵図の始まりだ。
「や、ちょ、ししょ……」
赤く紅く……兎はとにかく赤くなった。顔の色とか、身体の色とか、服の色とか。
「永琳昨日は?」
輝夜はさっそく永琳に実験の首尾を尋ねる。
「最高でした!」
清清しい笑顔でビシっと親指を立てる永琳。
「そう!ではその方法で!」
帰ってきた答えにも満足してさっそくそのクスリを使おうといきり立ったが。
「でも姫には向きませんね」
「え、どうして?」
「いや、小さくなろうが向こうは姫のこと嫌いでしょうから抵抗されますし、姫はマゾですからヤる方は……」
「何その前提!?ヤれるんならむしろヤるわよ!?妹紅の泣き顔ハァハァよ!?」
「そもそもこの作戦もワーハクタクが現れれば……」
「またヤツなの!?もういい、きもけーねを亡き者にすれば万事解決なのね!?そうなのね!?わかったちょっといってくる!」
そうまくしたてると、窓をぶち破り、輝夜は旅立った。ここではない、どこかへ……。
「……あ」
直後、ウドンゲが起きて来た。
微妙に視線を泳がせながら、指をあわせてもじもじしている。
「おはよう、ウドンゲ」
「お、おはようございます、師匠……って、何で私押し倒されてるんですか!?もういいです、昨日ので十分です!いや!やめてーー!!」
「指でもじもじしてるあなたが悪いわ!それはもうばっちしオーケーサインだって業界の人が言ってた!!」
「誰ですか!?ちょ、後ろは、後ろだけは止めてください!また幼児化しますから!ちっちゃくなりますからそれだけは!」
「それは夜!!」
「ちょっとは抑えろよこの性欲ししょーーー!!」
…………幕。
「さぁ覚悟は出来ているんでしょうね!!」
輝夜は慧音との決着をつけるべく、単身慧音の家っぽいところに乗り込んだ。
「なんだ?今日は妹紅ではなく私なのか?」
いかにも面倒くさそうに、慧音が出てくる。いや、面倒くさそうというよりは、何か疲れていて力が出ないといった感じか。
「あんたのその自慢の角折って(今はないけど)もう掘れない様にしてやるわ!」
「それは困ったな、なら前で……」
「前は私がもらうっつってんだろスットコが!!」
ローテンション慧音。ハイテンション輝夜。
「何だよ、朝っぱらからうるさいね」
と、慧音の家っぽいところから妹紅が現れた。しかも全裸で。
「あ?輝夜!?」
「も、ももももも妹紅?なにそのカッコ……」
輝夜の背後に稲妻が奔った……様な気がした。
「いや~、昨日の妹紅は可愛かったなぁ」
「慧音!ちょっとやめてよ!恥ずかしいなぁ……」
全裸のまま顔を赤らめる妹紅。
「え?なに?その全裸なのに乙女っぽい反応?そいういえば昨日は満月……まさか!」
「掘ったとも」
輝夜の背後に稲妻が奔った……間違いなく。
「妹紅……可愛そうに……」
そのまま泣き崩れる輝夜。
事実を突きつけられ、もはや再起不能……かと思われた。
「いまその悪女から救い出してあげるわ!!」
二秒で立ち直った。
ボッ
焼かれた。
「慧音を悪女とか言うな!!」
「あぁ……快感♪……じゃなくて!妹紅!どうしてそんな女の肩を!!」
ボッ
焼かれた。
「あぁん♪」
「そんな女でもない!慧音は私の……私の……その……」
もじもじと指を合わせる妹紅。
「それはオーケーサインだってどこぞの紅白が言ってたわ!!」
襲い掛かる輝夜。
ボッ
もちろん焼かれた。
「フフ……妹紅、言えぬなら私が言ってやろう。よく聞くがいい!!私と妹紅はチョメチョメな仲だ!」
胸を張る慧音。
「慧音……それ微妙」
「なんですって……妹紅……それは本当なの!?」
激しく反応する輝夜。
「いや、なにが?」
「本当だとも、なぁ妹紅」
「いや、だからなにが?」
「なんてうらやましい!!チョメチョメはチョメチョメだったの?」
「いや、チョメチョメチョメだったな」
「なんてこと!?」
「いや、なに言ってるかわかんないから。っていうか実はあんた達気合うでしょ」
「もはや一刻の猶予もないわ!あんたを倒して妹紅をゲッチュよ!!」
「やれるものならやってみろ!!」
「私は中心にいながらも完全に無視なの?」
「ふふん、しょせんその程度だったみたいね」
「う……くっ」
ひざをつく慧音を見下すように一瞥する輝夜。やはり満月でないと勝負にならない。
「慧音!!」
妹紅が慧音に駆け寄ろうとしたが、慧音は、それを静止して言う。
「妹紅……手を出すな。こいつはここで私が……くっ」
「あらあら、強がっても身体は限界のようね」
輝夜は冷たく嘲笑う。
「ふふふふふふふふふふふふふふふ……さぁ妹紅……二人の世界へいきましょう?」
「誰がお前なんかと!」
ごく当然にふられた。
「ガーン!!」
三度輝夜の背後に稲妻が奔る。
「く……なら仕方ない!……永琳!!」
「はっ!」
どこからか永琳が現れる。
「なに!?お前は兎とチョメってたはずじゃ」
驚愕する慧音。
「何で知ってるの?」
ちょっと驚く永琳。
「え?いやその、歴史がこう……」
「覗きね?」
「う……」
「そんなことどうだっていいわ。妹紅、さぁそいつの命が惜しければ貴女の純潔を私に捧げなさい!むしろ私から奪って!」
永琳が後ろからがっちりと慧音を押さえ込む。
「く……卑怯な……」
「慧音!!」
慧音は抵抗するが抜け出せない。
「さぁ!さぁ!!」
迫る輝夜。ひく妹紅。
「う……わ、わかった……だから、慧音を……」
「ダメだ妹紅!!私に構うな!!」
「やったわ永琳!!妹紅は私を選んだのよ!!」
永琳は眉一つ動かさない。
「くそッ……妹紅!妹紅!!」
全力で脱出を試みるが、永琳は完全に慧音を押さえ込んでいた。
「助けてあげてもいいわよ」
「!?」
慧音は我が耳を疑った、自分の真後ろ……すなわち、永琳からありえない言葉が聞こえてきたからだ。
「なん……だと?」
「ただし、条件が……迷ってる余裕はないんじゃない?あなたの大事なチョメチョメな仲の人のが奪われちゃうわよ?」
「く……わかった、後でなんでも聞いてやる!!」
「じゃぁ、はい」
簡単に手を離す永琳。
「妹紅!!私は無事だ!!」
妹紅に駆け寄る慧音。
「な!?永琳はなにを……」
「すみません姫、掘られました」
「どうみてもおかしくない!?その言い訳!あんたが後ろでしかも慧音普通じゃない!!」
「輝夜ぁ……」
しかしツッコミしてる余裕はなかった。
「覚悟は出来てるんでしょうねぇ?」
妹紅の鳳凰が輝夜紅く照らす。
「う……でもそれはそれで♪」
やっぱり結構余裕だった。
「で、条件というのは何だ?」
輝夜がこんがりやけた後、慧音は永琳に尋ねた。
「そんなの守んなくていいよ慧音」
「いや、約束は約束だ」
「そんな大した事じゃないから安心なさい」
(大した事ないことのために主人を丸焼きにさせたのか?)
「掘り方をね、教えて欲しいの」
「……は?」
「うむ、確かにあれではあの兎も可愛そうだ」
「え?」
「やっぱりのぞいてたのね?」
「まぁ、こまかいところは気にするな、じゃぁ今から簡単にこの擬似ロングホーンを使って実践してみせるから見ててくれ」
「慧音!?そういうのは両者の同意が必要なんだよ!?」
「仕方ないだろう、約束は約束だ」
「いや、そんな実践しろなんて言われてな……」
ブス
「なるほど、よくわかったわ」
「まぁ後は慣れだな」
「くすん……くすん……」
そのころのウドンゲ
「は!?なんか嫌な予感が水戸から!?」
ちなみに初めに呼ばれた二人は……
「霊夢……も……だめ……」
「なに言ってるのよ……まだたった二日じゃない!一週間までなら人間死なないのよ!」
「水分とか……体力とか……失うから……いや。ほんと……マジで死ぬ……」
まだ続いてたりする。
一人残された輝夜
「ハァハァ……あふぅん♪」
くねってた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オチなし
要するにおにんにんおっきしたお!!
永琳がからむと、何故かエロくなりますなぁ~。
…やっぱり薬の所為か。
うわ、ハクタク凄い、強すぎる。
ただもんじゃないよ、何しろ満月時は二刀流。
すげぇ。
しかし・・・ウドンゲの為なら姫すら謀るとは、さすが月の煩悩・・・(あれ?w
兎も角、この百合の花咲く桃源郷に幸あれ!!
もぬ様>なによりです(笑
大石様>そんなにエロくするつもりなかったんですケドネ~(汗 クスリはラクですよネ~♪設定(笑
はむすた様>3Pが簡単に(ぇ
っていうかこんなん書いといてアレなんですが、実はエロけっこう苦手です(笑
いえ、暴走愛があればむしろ加速しますが(何
姫さまはSでもMでもどっちでもいいんか?
あ、そうそう。自伝、出版したらぜひくだ(以下略
>「は!?なんか嫌な予感が水戸から!?」
ウドンゲ、強く生キロ(つд;)
・・・水戸から納豆を経て変な想像をしてしまいました
霊夢達は一体何時まで続くんだろう。。(笑
SETH様>姫なら騙せると思ったのですよ(笑
名前が無い程度の能力様>両方いけます(笑 水戸納豆……の想像ってエロいのしか(笑 ちなみにアレですよあの時代劇のおじいさん。
シゲル様>う~ん……一週間?(汗 でも一週間もったら後は記録との戦いですよネ?(笑
シ○ィーハンター吹いたw
ウドンゲは掘られキャラだなあ、と納得もさせて頂きました、多謝。
ちょっとマテ永琳それ無茶すぎる(笑
変身D様>ウドンゲは掘りたくなるだろうなぁと思って書きました(笑
名前が無い程度の能力様>しれっと(笑
永琳はどうしても掘りテクが知りたかったんです(笑
噴いたw
踏み倒せるほど甘い相手でもないはずだけど