Coolier - 新生・東方創想話

ある一日

2004/08/06 06:49:38
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「霊夢~来たわよ~」
「また来たのか、あんた達」
「いいじゃない、減るものじゃないし」
「私の時間は無くなるわ」
「お嬢様、もしよろしければ時間を止めて差し上げますが?」
「いや…意味無いし、それ…」
「止めなくていいわ、咲夜。時間は限りがあるから、とても素晴らしいものなのよ」
「だから…私の時間は…」
「分かりました、お嬢様」
「…好きにして…」
 諦めた様呟くに霊夢。

 ここ最近はこんな感じだ。紅魔館の一件以来、毎日のようにこの二人はやってくる。
 紅魔館の主、レミリア=スカーレット。そしてその従者にして紅魔館のメイド長、十六夜咲夜である。
「あ、そうそう霊夢、今日はお土産があるの。咲夜」
「はい、お嬢様」
 咲夜が持ってきた包みを開ける。そこには笹に包まれた何かがあった。
「えっと…笹団子?」
「えぇ、しかも咲夜の手作りよ。これが美味しいの」
「お褒めに与り、光栄です」
 あどけなく笑うレミリアと、恭しく頭を垂れる咲夜。
 咲夜はレミリアに忠誠を誓っており、従事の関係にある。その一挙一動は素人っぽくもなく、さっぱりとして気が利いており、洗練されている。
 しかし、その動作には堅苦しさの欠片も感じられない。咲夜にとっては、それこそが普通…当たり前であるようだ。
「…まぁ上がって。お茶を用意するわ」
「待って、霊夢。お茶なら私が煎れるわ」
「あらそう、じゃあお願いね」
「えぇ、台所はこっちね?」
 霊夢が頷くのを見て、咲夜はお茶を入れに行った。レミリアは日傘を閉じて縁側に座る。

 その後はいつもの通りだ。レミリアが紅魔館であったことを霊夢におもしろ可笑しく話している。霊夢も普段は暇な所為か、普段なら聞き流すようなことでも聞いている。
 何だかんだで、この現状を気に入っているのかもしれない。
「お嬢様…ついでに霊夢も…お茶が入りました」
「ありがとう、咲夜」
「私はついでか」
 咲夜の煎れたお茶は、普段霊夢が煎れるものより多少ぬるかった…どうやら咲夜は猫舌のようだ。まぁ特に気にする程度でも無いので黙殺する。
 しばしお茶を飲む音が響く。と、咲夜が思い出したように、
「そうそう、忘れていたわ。霊夢、お茶の葉が切れかけていたわよ」
「…そういえば、そろそろ切れる頃だとは思っていたけど…あとどの位残っているの?」
「そうね…あと一回煎れたら無くなるわ」
 咲夜の言葉に、そう、とのん気に答える霊夢とは対照的に、レミリアはしばし考え、
「咲夜、お茶の葉を買ってきてもらえるかしら?さすがにお茶がないと、咽が渇くわ」
「分かりました。それでは早速…」
「あ、ちょっと待って」
 颯爽と飛び出そうとする咲夜に、待ったをかける霊夢。
「何かしら?」
「買いに行くなら、霖乃助さんの所でお願いね。あそこのお茶は美味しいのが多いからお勧めよ」
「分かったわ。霊夢名義のツケで買ってくるわね」
「っな、ちょっ…」
「…冗談よ」
 久しぶりに焦る霊夢を見られて満足したのか…子供の様に微笑み、飛び立つ咲夜。
「ったく…」
 文句を言おうにも、咲夜の姿はもう見えない。時間を止めて逃げたようだ。
「もし私名義でツケたら…そうね、新しいスペルカードの実験台にでもしようかしら…」
 物騒なことを言う霊夢。冗談めかしているが、目は本気だ。と
「れ~む~」
「うわひゃぁっ!」
 妙な猫なで声をあげながるレミリアに抱きつかれ、奇声を上げる霊夢。
「何すんのよっ、いきなりっっ!」
「だって…暇だったから」
「暇なら抱きつくのか、あんたは?」
「そんな事しないわよ…霊夢と咲夜以外は…ね」
 ふふっ微笑む。
「それはどういう意味かしら?」
「言葉通りよ」
 言って腕を解くレミリア。そのままぽすっと縁側に腰をおろす。霊夢もそれに合わせて、腰をおろす。
 レミリアはお茶を一啜りしてから、笹団子に手を伸ばしながら、
「そういえばね、昨晩は久しぶりにパチェのところへ遊びに行ったのよ。そうしたらパチェが私に言ったの」
「ちょっといいかしら、レミリア?あんたって和菓子も食べるの?」
 ふと思い、尋ねる霊夢。レミリア笹団子を剥く手を止める。
「えぇ、最近は…ね。霊夢は洋菓子より和菓子の方が好きだと思って…それで咲夜に頼んで作ってもらった和菓子を食べてみたら、とても美味しかったの。それで、ね」
 どこか気恥ずかしそうに言う。そんなレミリアを見て、
「あんた…本当に吸血鬼なの?」
 言うまでも無く、レミリアは吸血鬼である。しかも、吸血鬼としても、特に強大な力を持っている。
 レミリアは五百年程生きているらしい。吸血鬼の力は、生まれてからの年月に比例するらしいが…レミリアの力は既に千年生きたそれに近い。幻想郷にも、彼女ほどの力を持つ存在はそういないだろう。
 霊夢の問いに、いささかむっとした様に
「心外ね。私は正真正銘、純度百パーセントの吸血鬼よ。その証拠に私は日光に弱いし、流水を渡れないし、にんにくは苦手よ」
 でも十字架は平気なのよね~っとどこか楽しそうに言う。
 確かにレミリアは日光に弱い。その証拠に、昼間の外出のときは日傘を用意している。そんなことを霊夢は思い出した。
「レミリア…あんた、よくこんな天気の日に来る気になったわね」
 霊夢の指摘のように、今日の幻想郷は快晴。雲は無いに等しい。ついでにかなり暑い。吸血鬼にとっては最悪の天気だが…
「大丈夫よ。日傘もあるし…咲夜もいるから安心ね」
 心から咲夜を信頼しているのだろう。そう思わせるような笑顔で答える。
「それに霊夢…私はまだ若いから不可能だけど、強力な吸血鬼は日光も平気みたいよ」
「え、そうなの?」
 驚いたように霊夢。実際、初耳だった。
「えぇ、数千年を生きた吸血鬼は、日光をも克服できるみたいよ。そうね…健康のため、日光浴をするって噂もあるわ」
「はぁ…」
 健康を気にする吸血鬼…会ってみたいような、会いたくないような…そんなことを霊夢が考えていると、
「それで霊夢、話の続きだけど…」
 どうやらむっとしたのは、話の腰を折られた所為のようだ。
「どこまで話したかしら…そうそう、パチェが私に言うの。『レミィ、最近は顔色が良いわね』って。そう言うパチェも最近は何となく元気になった様に見えるのよ」
「顔色の良い吸血鬼…」
 何かを想像し…身体を振るわせる霊夢。何か恐ろしいものを想像したようだ。
「吸血鬼って、鏡に写らないでしょ。だから自分じゃ分からないのよ。咲夜も同じようなことを言うし…霊夢から見てどう思う?」
「どうって言われても…」
 霊夢は改めてレミリアを見つめる。
 その肌は青白く、華奢な体つきは以前と変わっていない。正にお嬢様と言った感じだ。しかし全体的に薄い色彩の肌や髪とは対照的に紅く輝くその瞳は、ルビーを思わせる。
 容姿や性格を除けば、人間の想像する『吸血鬼』のイメージに近いだろうと思われる。しかし、
「何て言うのかしら…何処と無く、元気に見えるわ。活力があるって感じかしら?」
 初めて会ったときに比べてね、と付け加える霊夢。幻想郷に限らず、『元気』な吸血鬼は珍しい方だろう、たぶん。
 そんな霊夢の返答に対し、
「そう…なのかしら?」
 小首を傾けるレミリア。
「今までに、言われたこと無かったし…」
(『今まで』って、生まれてからのことかしら?)
 そう思い、何となく聞いてみる。
「ねぇ、レミリア。その『今まで』って生まれてからのこと?」
「…えぇ、そうよ。大体…五百年位ね」
 頷くレミリア。霊夢は続けて、
「五百年…生きてみてどうだった?」
 霊夢が気楽にそう尋ねたとき…レミリアは顔を伏せた。そして

 き…んっ…
 
 空気の色が…変わった。そんな感覚が霊夢を包む。
「…っ!」
 霊夢でさえも思わず身構えてしまいそうな冷たい空気…否、冷たい魔力。
 並の人間ならば、微動だにさえできないほど。それは搾取される側が感じる本能か…
(これ…は…レミリア?)
 霊無は一度だけ同じ空気を感じたことがある。初めてレミリアと会ったとき…レミリアが最後のスペルカードを抜いたとき、これと同じ空気だった。しかし
「そう…ね」
 それも一瞬のこと。レミリアが顔を上げたときには、先ほどの空気は霧散していた。
 その視線は、遠く…幻想郷の空の彼方に向けられている。
「それは…いくら霊夢でも無理ね。いいえ、咲夜でも、パチェでも無理…だって」
 愁いを含んだ微笑を浮かべ、告げる。

「それを語るには…五百年はかかるわ」

 そんな表情を浮かべるレミリアを見て、霊夢は返す言葉が無かった。
「ただ一言で言うなら…『虚ろ』だったかもしれないわ」
 少し考えれば分かることだ。彼女の妹…フランドール=スカーレットの存在が全てを物語っている。

 レミリアにとって、永遠にも等しい時間を共に歩めるのは、実の妹であるフランドールだけだ。
 しかしフランドールは、自分の力を…ありとあらゆるものを破壊する程度の能力を制御することができなかった。だからレミリアは…フランドールを幽閉した。今はある程度は開放されているが…幽閉していた事実は消えることはない。

「その…レミリア…」
 何かを言おうとするが、言葉にならない。そんなもどかしさを霊夢は感じていた。が
「でもね、霊夢」
 レミリアが霊夢の方を振り向く。そこに浮かぶのは、いつもの笑顔。
「『今』はとっても楽しいわ」
「え?」
「フランがいる。咲夜がいる。パチェがいる。霊夢がいる…」
 指折りをしながらレミリア。

「五百年程生きていたけど、『今』が一番楽しい…そう私は思うわ」

 そう言って、微笑むレミリアは…吸血鬼には相応しくない、しかし外見相応の少女らしい笑顔だった。
「そう…ね」
 霊夢はどこか納得したような、気恥ずかしいような表情を浮かべる。
「ねぇ霊夢。あなたはどうなの?」
「私?そうねぇ…」
 ふと考え…いや考えるまでも無い。
「私も、今は結構嫌いじゃないわね」
 霊夢の答えに、レミリアは少し不満そうだ。
「あら、そうなの?」
「そうね…その時その時に楽しいことがある。その楽しいことは、その時しかない。だからどれが一番か、何てことは考えないわ」
 一番がある以上、最下位もあるわけだしね、と続ける霊夢。レミリアは納得したようなそうでないような微妙な表情を浮かべる。
「そうなの?人間って変わっているわね」
「あら、私は普通よ」
「そうかしら…霊夢の『普通』が人間の『普通』とは限らないわ」
「そうね、私は巫女だし…浮世離れしているのかもね」
「違いないわ」
 二人は同時に微笑んだ。

 そんなやりとりをしていると、
「お嬢様、ただいま戻りました」
 咲夜が(何時の間にか)戻っていた。どうやら時間を止めて帰ってきたようだが…
「あんた…無駄に力を使ってないか?」
 霊夢は思ったままに尋ねる。咲夜はあっさりと答える。
「世の中、無駄な事なんて無いわ。『行動』を起こした場合、必ず何かしらの『変化』があるの。善い、悪いに関係無くね。なら、それは無駄ではないわ」
「そーなのか?」
「そーいうものよ」
「そーいうことにしましょう。で…咲夜、早速だけどお茶を煎れてもらえる?咽が渇いたわ」
「かしこまりました」
 早速、境内に上がろうとするが、
「咲夜」
 レミリアに呼び止められる。咲夜はすばやく姿勢を正し、レミリアに向かう。
「何でしょうか?」
「お茶は三人分お願いね」
「三人分…ですか?」
「えぇ。あなたの分もよ、咲夜。三人でお茶を飲みましょう」
「…それではお言葉に甘えさせて頂きます」
 そっと頭を垂れ、境内に上がっていく。姿が奥に消えたのを見届け、レミリアが口を開いた。
「これで、もっとお話ができるわね」
 嬉しそうに言う。そんなレミリアを見て、霊夢は思う。
(まぁ…いいか)
 何だかんだ言っても、現状は気に入っている。
 神社にお賽銭が(全く)無いのと、『悪魔の住む神社』と(最近は特に)言われているのは気になっているが…

 レミリアから見ればこの一時…いや霊夢と話す時間は、まさに『瞬き』にも等しいはず。
 たとえ僅かな時間でも、こんなに楽しそうに話せるならば…

 色々と思うことはあるが、結局…
(暇よりはいいわ)
 そう結論付けた。

「えぇと…どこまで話したかしら?」
「たしか…咲夜が酔っ払って、貴女に襲いかかったんだっけ?」
「あら、そうだったかしら?」
「霊夢…神様に祈りは捧げたかしら?」
「…冗談よ。冗談だからこのナイフを下げてもらえないかしら?」
 何時の間にか霊夢の後ろに咲夜が立っていた。ご丁寧にナイフを首筋に突きつけて…だ。
 ナイフは、刃を当てただけで切れる物ではないが…決して気分の良いものではない。
「…」
 咲夜はそっとナイフをしまう。霊夢は、ふうっと一息つく。
「まったく…これじゃあ冗談の一つも言えやしない」
「あら、私は本気じゃなかったわ。その証拠に、当てていたのは刃じゃなくて、みねよ」
 咲夜はどこか得意げに言う。しかし、
「咲夜…私の目が確かなら、さっきのナイフは…両刃だったわ」
『…』
 的確なレミリアの突っ込みに、しばし硬直する二人。
「…あんた…」
 冷めた目で咲夜を睨みつける霊夢。しかし咲夜は
「お嬢様、恐れながらそれは見間違えかと…私がそのような失敗をしたと?」
 特に慌てることなく、しれっと答える。レミリアは別に怒るわけでなく、ただ端的に言った。
「咲夜…汗、かいているわよ」
 咲夜は、はっと頬を押さえ…それから気がついた。
 今日の幻想郷の天気は快晴。汗の一つや二つはかいてあたりまえだ。単純なトラップである。
「…ぁぅ」
 霊夢の視線がより冷たくなっていくのを感じ、咲夜の頬が引きつっていく。
「まぁいいわ…別に何か損したわけでなし」
 霊夢はあっさりと言った。細かいことを気にしないのは、霊夢が霊夢である所以かもしれない。
「で、咲夜…お茶は?」
「はい…こちらに」
 何時の間にか咲夜が三つの湯のみが乗ったおぼんを持っていた。やはり時間を止めて持ってきたようだ。何度見ても力の無駄使いにしか見えないが…咲夜にとっては、普通のことなのだろう。
「…で何の話だったかしら?」
「たしか…顔色の良い辺りが元気のパチュリーが…」
「…お嬢様、一体どのような話をされていたのですか?」
「さぁ?私の記憶とは大分違うみたいね」
 今度は霊夢が頬を若干引きつらせる。
「…冗談で言っているとは思わないのか、あんたら?」
『全然』
 揃って首を横に振る二人。
「あんたらが私をどう見ているか、よく分かったわ」
 霊夢は額に指を当て、唸る様に言う。
「話を戻すわよ…レミリアの顔色が良くなったって話」
「そうそう、それよ。それでね、咲夜も聞いて。パチェがね…」
 そしてまたレミリアが楽しそうに話し出す。
 咲夜はお茶を(冷ましつつ)ゆっくりと飲みながら、それに聞き入っている。
 霊夢はそんな二人を見て思わず。
「まぁ、悪くは無いわね」
 と呟く。それが聞こえたのか
「何か言ったかしら、霊夢?」
 レミリアが霊夢の顔を覗き込む。
「いいえ…何でもないわ」
「そう、ならいいわ…それでね」
 どうやらもうしばらくは、この話が続くようだ。

「…お嬢様、そろそろ帰りませんと…」
 空が闇に染まりかけた頃、咲夜がそう促す。
「あら、もうそんな時間なの」
 レミリアもつられて空を見る。確かにもう帰る頃だ。
「それじゃあ霊夢、また明日ね」
「明日も来る気か?」
「いいじゃない、暇でしょ?」
「暇じゃないわ…って言えないのが辛いわね」
 どこか悲しそうな霊夢。霊夢とは対照的に嬉しそうなレミリア。
「それじゃあ明日も何かお土産を持ってくるわ。咲夜、何がいいかしら?」
「そうですね…桜餅はいかがでしょうか?」
「えぇ、それでお願いね。明日も楽しみだわ」
「…勝手にして」
 どうにでもなれ、と内心で呟く霊夢。
「そうさせていただくわ。咲夜、帰りましょう」
「はい、お嬢様。それじゃあね霊夢」
「霊夢、また明日ね~」
 優雅に頭を下げる咲夜と、笑顔で手を振るレミリア。二人は空へと身を翻した。
「…レミリアっ!」
 突然、霊夢が声をかける。その声に振り向くレミリアとその従者。
「私は、明日も明後日も…ここにいるから…だから」

(何を言ってるんだろ、私?)
 霊夢自身、どうしてこんなことを言っているのか分からない。
 ただ…声をかけねばならない…そう思っただけだ。

「だから…ちゃんと来なさいよ」
 言いたいことが、伝えたいことが沢山ある…しかし、霊夢にはこうとしか言えなかった。
 霊夢の呼びかけに答えるように、レミリアは微笑んだ。
 辺りはすでに黄昏。普通なら顔さえも見えないほど離れていても、なお微笑んでいることが認識できる…そんな笑顔が見えた。

 二人を見送り、霊夢は博麗神社に向き直る。
「さて…夕食の準備でもしようかしら…」
 自然と緩む頬を自覚し、霊夢は軽く頬を叩いた。どうやら明日も退屈しないですみそうだ。
はじめまして。
私が書くと本編に比べ、キャラが全体的に大人しくなっている気が…

レミリアの「五百年…」は某ゲームのアレです。
これを言わせたいがために書きました。

中身が薄いですね…精進します。
K1
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コメント



0.1850簡易評価
12.40Barragejunky削除
落ち着いたこの雰囲気、好きです。
お前のSSには微塵も落ち着きが無えじゃねえかというツッコミは勘弁してください。書けないんです。(ノД`)
レミリアが特に良かったなあ。
微かに仄めかす程度の感情の見せ方が上手です。こっそりとしっかりと。
>某ゲームのアレです
のアレが咄嗟に浮かばない私はダメダメなのでしょう。分かる人ならここはにやりと出来る場面なのかなあ。申し訳ありません。
咲夜さんなら峰と言って刃を押し当てるくらい普通にしそうだと思ったのですがそんな咲夜さんは黒過ぎですかそうですか(;´Д`)
どうも他の皆様と人物のイメージが食い違ってる気がしてならない今日この頃。
14.50sak削除
面白いです。楽しい今はいつか必ず終わる、と。
あと、蛇足かもしれないですけど、前半の『咲夜はレミリアに忠誠を誓っており、従事の関係にある。』部分の従事は主従の方が良いかと。
18.40いち読者削除
 静かに語らう霊夢とレミリアがいいですね。何だかんだ、霊夢もレミリア達の来訪を楽しんでいる様で。
 生きてきた長さも、背負う過去も全く違うこの2人。『今』というものに対する考え方も違うけど、2人とも『今』に対して肯定的である事は同じ。2人の人生観を垣間見た気がします。
45.20壊れた笑いができる程度の能力削除
>>>霊無は一度だけ同じ空気を感じたことがある。

>>>霊夢は一度だけ同じ空気を感じたことがある。
じゃないでしょうか?