魔法の森に位置するこじんまりとした家のドアを開け、出てくる普通の魔法使い
天気はこれ以上ない、ほのぼのした青空
「いい天気だな~今日は・・・霊夢のところへでも茶をたかりに行くか」
と言い、一歩踏み出すと大きな地響き
「おおっと!・・・な、なんだよ?」
とっさの判断でほうきに乗り、雲ひとつ無い空へと上昇する魔理沙・・・
魔法の森が見渡せる位置まで上昇したところで魔理沙は、世にも奇妙なものが目に映る・・・
「・・・・何だ?あの、でかくて白い物体は・・・」
大きさは、高さ5メートルほどで一匹だけなら魔法の森に隠れて目立たないものの、
それが、何十匹もいるのだから嫌でも目立つし色合い的にも奇妙なもの
「ナンだったかなぁ?どっかで見たような気がするんだけど・・・」
魔理沙はほうきに乗ったまま少し思考する
「・・・・ああ、あいつ毛玉か!」
大きさはともかく、色、形、毛まで良く似ていると思う
しかし、何故にあんなに育ったんだろうか?
「成長期か?でも毛玉って成長するのか?」
どうでもいい思考を巡らしたあと、とりあえず魔理沙が思うことは・・・
「まあコレは異変だろ、たまには霊夢じゃなくて私が一人で解決してやるぜ!」
今、魔理沙の手に持たれているのがご自慢のミニ八卦炉、
当然次に魔理沙がする事といえばモチロン
「毛玉よ、サラバ!儚い人生だったな!」
八卦炉が輝きだす・・・
「くらえ、恋符『マスタースパーク』!!!」
巨大な毛玉が集中している場所に向かって、
魔理沙がうったマスタースパークが魔法の森の一部ごと、吹き飛ぶ
煙があがり、それがはれた時、魔理沙が目にしたものが・・・
「あるえ~?なんかさっきよりも毛玉の数が増えているような・・・・・」
事実、毛玉の数は約10匹位だったものが、20匹くらいに増えている
魔理沙が、この状況で次にした行動は・・・
「・・・霊夢のところへ行くか」
箒に魔力を込め、全速力で博麗神社へとゆく、
・・・・毛玉をのこしてそこにはなにもいなくなった
その数分後・・・
「霊夢~~~~!!ちょっと来るんだ!!」
「あら、魔理沙いらっしゃい、ってなにそんなに急いでるのよ?」
「け、毛玉が、大量で私がマスパを放ったら毛玉がたくさんになって」
「話が読めないからとりあえず落ち着いて茶でも飲みなさい」
「あ、ああ・・・じゃあもらうぜ」
しばし、魔理沙の茶をすする音が響く・・・
「で、結局どうしたの?」
「ん?ああ、実はな・・・」
魔理沙が今日の出来事を霊夢に伝える。
「まあ結局、でかい毛玉にマスパを放ってここへ逃げてきたのね?」
「地味にむかつくなあ、その言葉・・・」
「まあ、それはいいわ、結局その後毛玉はどうしたの?」
「だから言ったろ、マスパ撃ってすぐ此処へ逃げてきたんだから」
「・・・っえ!?そのままにしてあるの!?」
「うお!いきなり大声だしてどうしたんだ?」
「・・・私の勘だけど、魔法の森、今大変よ、きっと・・・・」
「おまえの勘ほどあたるものは無いぜ・・・・・って、ということは!?」
「まあ、早く魔法の森へ行きましょう・・・ 手遅れじゃあないといいけど」
魔法の森へ移動中・・・・
「あれ?さっきよりも増えてるじゃねえか!!」
「いや、私に言われても・・・」
魔理沙が博麗神社へ来る直前の毛玉の数は20ほどだったのに対し、
今の毛玉の数はさらに二倍の40ほどまでに増加していた、
「いやいや、ありえないからこんなの、霊夢の賽銭箱に賽銭入るほどありえないから!」
「その失礼きわまりない口から封印してあげましょうか?」(スチャッ)
霊夢は何処から取り出したか、両手に針を構える・・・
「ごめんなさい」
「よろしい、でも確かに予想していたとはいえ、半端じゃない増えかたね・・・」
「何か気持ち悪いな、こんだけ毛玉がいると・・・・」
そう言い放ち魔理沙はふと自分の家のほうへ目を向ける。
しかしそこには、すぐには理解できない光景が広がっていた
「あれ?私の家が見当たらないんだが・・・」
「ん?あれじゃないの、あの白いかたまりg」
「私の家~~~~~~!!!!」
「うわっ!」
あの白いかたまりは魔理沙の家に群がっている毛玉のことで、
それに気が付くなり魔理沙は箒にまたがり全速力で家にむかって進む
「この毛玉風情が!!私の家から離れろ!!」
懐からスペルカードを取り出す。そして宣言
「魔符『スターダストレヴァリエ』 !! 吹き飛べ毛玉!!」
目にも留まらぬスピードで、星を撒き散らしつつ毛玉に体当たりする。
毛玉を家からはがす事はできたが、当然毛玉は分裂する
「ちょ、ちょっと魔理沙やめなさ・・・い・・・」
霊夢が言葉をとめる
「ん?どうしたんだ霊夢?」
いつのまにやら戻ってきた魔理沙が霊夢に問う
「あ・・あれ・・・」
霊夢が指さすのはさっき魔理沙が体当たりして分裂して、
断面が見えてる状態の毛玉、
「あいつがどうかしたのか、・・・うわ・・・」
思わず目を背ける魔理沙、それも当然
その断面が見えている毛玉からはなんともエグイ光景が見れる
断面から、濃い紫色のような、にごった血のような色の泡がでてきて
それが断面を包みジワジワと形を作っていく。
慣れればそうでもないかも知れないが、泡の色がまた絶妙に人に不快感を
与えるので初めての人には結構きつい
「うわ~気持ち悪いな・・・なあ霊夢?」
「・・・・・・・・」
「霊夢?おーい霊夢」
「・・・ハッ!アレ?私今どうしてた?」
「それはもう放心状態だったぜ」
「そう・・・ていうか魔理沙!あの分裂一回は見ているんでしょ?
知っているのなら教えなさいよ!?」
「あの時はマスパでやったからな、煙でそれは見れなかったんだよ・・・
まさかあんなにキモい色の泡を出すとは・・・」
「・・・まあいいわ、この異変私たちだけでは解決できそうにないから、
応援を頼むわよ」
「応援?いったい誰を呼ぶんだ?」
「こんな不可解な毛玉の異常成長、こんな異変の犯人は・・・」
「まあ、紫かその辺だろうな」
なんの迷いもなく疑われる紫も流石といえば流石である
「力で解決できない異変だからねえ、後永琳にも応援を頼みましょう」
「紫は手伝わせるのは確定か」
当然である、霊夢は思う
「まずは、あんたの家と魔法の森全体に結界を張るから、
あんたは永琳に応援を頼んで、私はスキマババアを捕らえるから」
「了解」
「じゃあ、私は結界張ってくるから、永琳頼むわよ?」
「あいあい、じゃあ行って来るぜ!」
魔法使いと巫女はそれぞれの仕事をしに出かけた
天気はこれ以上ない、ほのぼのした青空
「いい天気だな~今日は・・・霊夢のところへでも茶をたかりに行くか」
と言い、一歩踏み出すと大きな地響き
「おおっと!・・・な、なんだよ?」
とっさの判断でほうきに乗り、雲ひとつ無い空へと上昇する魔理沙・・・
魔法の森が見渡せる位置まで上昇したところで魔理沙は、世にも奇妙なものが目に映る・・・
「・・・・何だ?あの、でかくて白い物体は・・・」
大きさは、高さ5メートルほどで一匹だけなら魔法の森に隠れて目立たないものの、
それが、何十匹もいるのだから嫌でも目立つし色合い的にも奇妙なもの
「ナンだったかなぁ?どっかで見たような気がするんだけど・・・」
魔理沙はほうきに乗ったまま少し思考する
「・・・・ああ、あいつ毛玉か!」
大きさはともかく、色、形、毛まで良く似ていると思う
しかし、何故にあんなに育ったんだろうか?
「成長期か?でも毛玉って成長するのか?」
どうでもいい思考を巡らしたあと、とりあえず魔理沙が思うことは・・・
「まあコレは異変だろ、たまには霊夢じゃなくて私が一人で解決してやるぜ!」
今、魔理沙の手に持たれているのがご自慢のミニ八卦炉、
当然次に魔理沙がする事といえばモチロン
「毛玉よ、サラバ!儚い人生だったな!」
八卦炉が輝きだす・・・
「くらえ、恋符『マスタースパーク』!!!」
巨大な毛玉が集中している場所に向かって、
魔理沙がうったマスタースパークが魔法の森の一部ごと、吹き飛ぶ
煙があがり、それがはれた時、魔理沙が目にしたものが・・・
「あるえ~?なんかさっきよりも毛玉の数が増えているような・・・・・」
事実、毛玉の数は約10匹位だったものが、20匹くらいに増えている
魔理沙が、この状況で次にした行動は・・・
「・・・霊夢のところへ行くか」
箒に魔力を込め、全速力で博麗神社へとゆく、
・・・・毛玉をのこしてそこにはなにもいなくなった
その数分後・・・
「霊夢~~~~!!ちょっと来るんだ!!」
「あら、魔理沙いらっしゃい、ってなにそんなに急いでるのよ?」
「け、毛玉が、大量で私がマスパを放ったら毛玉がたくさんになって」
「話が読めないからとりあえず落ち着いて茶でも飲みなさい」
「あ、ああ・・・じゃあもらうぜ」
しばし、魔理沙の茶をすする音が響く・・・
「で、結局どうしたの?」
「ん?ああ、実はな・・・」
魔理沙が今日の出来事を霊夢に伝える。
「まあ結局、でかい毛玉にマスパを放ってここへ逃げてきたのね?」
「地味にむかつくなあ、その言葉・・・」
「まあ、それはいいわ、結局その後毛玉はどうしたの?」
「だから言ったろ、マスパ撃ってすぐ此処へ逃げてきたんだから」
「・・・っえ!?そのままにしてあるの!?」
「うお!いきなり大声だしてどうしたんだ?」
「・・・私の勘だけど、魔法の森、今大変よ、きっと・・・・」
「おまえの勘ほどあたるものは無いぜ・・・・・って、ということは!?」
「まあ、早く魔法の森へ行きましょう・・・ 手遅れじゃあないといいけど」
魔法の森へ移動中・・・・
「あれ?さっきよりも増えてるじゃねえか!!」
「いや、私に言われても・・・」
魔理沙が博麗神社へ来る直前の毛玉の数は20ほどだったのに対し、
今の毛玉の数はさらに二倍の40ほどまでに増加していた、
「いやいや、ありえないからこんなの、霊夢の賽銭箱に賽銭入るほどありえないから!」
「その失礼きわまりない口から封印してあげましょうか?」(スチャッ)
霊夢は何処から取り出したか、両手に針を構える・・・
「ごめんなさい」
「よろしい、でも確かに予想していたとはいえ、半端じゃない増えかたね・・・」
「何か気持ち悪いな、こんだけ毛玉がいると・・・・」
そう言い放ち魔理沙はふと自分の家のほうへ目を向ける。
しかしそこには、すぐには理解できない光景が広がっていた
「あれ?私の家が見当たらないんだが・・・」
「ん?あれじゃないの、あの白いかたまりg」
「私の家~~~~~~!!!!」
「うわっ!」
あの白いかたまりは魔理沙の家に群がっている毛玉のことで、
それに気が付くなり魔理沙は箒にまたがり全速力で家にむかって進む
「この毛玉風情が!!私の家から離れろ!!」
懐からスペルカードを取り出す。そして宣言
「魔符『スターダストレヴァリエ』 !! 吹き飛べ毛玉!!」
目にも留まらぬスピードで、星を撒き散らしつつ毛玉に体当たりする。
毛玉を家からはがす事はできたが、当然毛玉は分裂する
「ちょ、ちょっと魔理沙やめなさ・・・い・・・」
霊夢が言葉をとめる
「ん?どうしたんだ霊夢?」
いつのまにやら戻ってきた魔理沙が霊夢に問う
「あ・・あれ・・・」
霊夢が指さすのはさっき魔理沙が体当たりして分裂して、
断面が見えてる状態の毛玉、
「あいつがどうかしたのか、・・・うわ・・・」
思わず目を背ける魔理沙、それも当然
その断面が見えている毛玉からはなんともエグイ光景が見れる
断面から、濃い紫色のような、にごった血のような色の泡がでてきて
それが断面を包みジワジワと形を作っていく。
慣れればそうでもないかも知れないが、泡の色がまた絶妙に人に不快感を
与えるので初めての人には結構きつい
「うわ~気持ち悪いな・・・なあ霊夢?」
「・・・・・・・・」
「霊夢?おーい霊夢」
「・・・ハッ!アレ?私今どうしてた?」
「それはもう放心状態だったぜ」
「そう・・・ていうか魔理沙!あの分裂一回は見ているんでしょ?
知っているのなら教えなさいよ!?」
「あの時はマスパでやったからな、煙でそれは見れなかったんだよ・・・
まさかあんなにキモい色の泡を出すとは・・・」
「・・・まあいいわ、この異変私たちだけでは解決できそうにないから、
応援を頼むわよ」
「応援?いったい誰を呼ぶんだ?」
「こんな不可解な毛玉の異常成長、こんな異変の犯人は・・・」
「まあ、紫かその辺だろうな」
なんの迷いもなく疑われる紫も流石といえば流石である
「力で解決できない異変だからねえ、後永琳にも応援を頼みましょう」
「紫は手伝わせるのは確定か」
当然である、霊夢は思う
「まずは、あんたの家と魔法の森全体に結界を張るから、
あんたは永琳に応援を頼んで、私はスキマババアを捕らえるから」
「了解」
「じゃあ、私は結界張ってくるから、永琳頼むわよ?」
「あいあい、じゃあ行って来るぜ!」
魔法使いと巫女はそれぞれの仕事をしに出かけた
ううむ………非常に気になるところではありますね。
続きで毛玉がどうなることやら。
脱字の報告
>おおっと!・・・な、なんだよ」という風に 「 が抜けています。
以上、報告でした。
もっと書けてるのにわざわざ短くしたって事?
評価が芳しくなかったら打ち切るって事?
とりあえず、続きよりこっちの方が気になるんだけど
初めて感想がもらえた・・・ありがとうございます^^
脱字報告についてもありがとうございました
これからも暇な時にでも感想書いていってください
>>7レス目の方
この話の短さについては、あとがきにも書いてある様に、
自分が初めての作品ということもあり、短めに切らしてもらいました。
次からは長くするつもりなのでご了承ください(。_。)
「どんなものかと今回は短めで切らせてもらいました」
すいませんこれは自分の書きかたが悪かったです
確かにどの程度の評価なのか、気になって短めにしたのは事実です
しかし「評価が芳しくなかったら打ち切る」ということは絶対にしません
変な文章で申し訳ない
口から逆流覚悟で。
>「毛玉よ、サラバ!儚いを人生だったな!」→「儚い人生」
>「八卦路が~」→「八卦炉」
ではないかと。
感想ありがとうございます!
誤字報告ありがとうございます!
それにしても、この短さで誤字多すぎですね・・・
次の作品ではなるべく無くしていけるようにします
他の方の作品を読んで、書き方を勉強してきたらどうでしょうか?
アドバイスどうもありがとうございます。
自分は読みやすくするよう意識したのですが、意識しすぎて単調すぎる文になっていますね。
すぐには直せるとは思えないので、他の方の作品をよんで、ちょっとづつ勉強していきます。
とてもしっかりアドバイスも聞き入れて下さるようなので、
努力すれば、良いSSが書けると思いますよ。
楽しみにしているので、続編も頑張ってください。
続編を楽しみにしているという類の言葉は自分に一番やる気が出てくる言葉です。
少しづつですが作品のレベルを上げていけるよう努力します。