俺は、猛吹雪の中、倒れていた。
「――少―?!――り!!」
ん…?何だろう、声がする…でも上手く聞き取れないな…このまま死ぬのかな…ハハ…。ごく普通の人生だったな…
「…………!」畳の部屋で敷かれた布団の上で彼は目を覚ました。まだ寝ぼけ眼でゆっくりと起き上がった。
ここは…天国か?イヤでも和風の天国何てあるのか?
そう彼は疑問に思い、辺りを見渡す。すると、
「目が覚めた?」と、障子の外から声が聞こえる。そして、これまた和風な巫女服を着た女の人が障子をスウーッと開け、入って来た。
「…ここは天国なのか…?」彼は恐る恐る巫女に聞く。
「アッハッハなーにバカな事言ってんのよ」巫女は笑いながらそう言う。
「ここは幻想卿、忘れ去られた者が集う楽園よ」
「ゲンソウ…キョウ?」聞いた事もない言葉。
「私は博麗霊夢。アンタは?」霊夢が名前を聞く。
「…ルイ、死鳥ルイだ…」彼は、咄嗟に頭に浮かんだ名前を言った。果たしてそれが本名なのかは分からないが、その名前は何となく懐かしい感じがした。
「ルイ…ね。ちょっと待ってね今もう一人呼んで来るから。」霊夢はそう言うと、障子を開け、部屋を出ていった。
数分後、霊夢が人を連れて戻って来た。
「おーお前が霊夢の言ってたルイって奴か?私は霧雨魔理沙!よろしくな!!」魔理沙はそう言うと、まるで当たり前の様にドッカリと腰を降ろした。魔理沙は、魔理沙は霊夢とは違い、友好的なイメージがあった。
「そういえば、ルイの能力って何なの?」霊夢がお茶をすすりながら聞いた
。
「えーと確か炎を司る能力だ…多分」何も知らない筈なのに、何故か言葉がうってでた。
「ヘ~じゃあ種族は?」霊夢が興味津々に聞く。
「…不死鳥…」
「不死鳥?!」霊夢と魔理沙が同時に言う。
「お、おう…」ルイは困った様な顔で頭を掻いた。
~続く~
オリキャラをとやかく言うつもりはありませんが能力的に藤原妹紅とカブってます
内容に関しては論外です。短いのに唐突すぎます。もっと内容を充実させてください
あと、違ってたら申し訳ないですが、いくつか前の投稿で似たよーな顔文字と内容のやつがあったような気がするけれど、同じ人ですか? 改名したならそう言わないと「すげえのが2人もいる」って、混乱しますよ(-.-;)