注:こちらは、二次創作です。世界観が原作と異なっている所もあるかと思われます。不快に思われる箇所もあるかもしれません。
それらをご理解いただいた上で、読んでいただけると有難いです。
暗い暗い、夜の闇。
月明かりだけが大地を照らす。
八雲家もまた夜の闇に照らされていた。
暗い廊下を寝巻き姿で橙は、歩いていた。厠の帰りで頭は、寝ぼけ気味であったが少し床が冷えてるのは、感じられた。
曲がり角を行くと、障子戸が少し開き明かりが漏れているのを見つけた。
「あれは、紫様の部屋だ」
こんな遅くに何をしているのだろう。好奇心が橙を刺激する。
音を立てないようにゆっくりと部屋に近づき障子に手をかける。わずかな隙間から部屋を覗いた。
部屋には、寝巻き姿で蝋燭の火を明かりに本を読む紫の姿があった。
橙は、本を読む紫の姿は、珍しいと思う。
(何を読んでいるのだろう?)
目が熱心に本を見ているのでこちらに気付く気配も無い。
狭い隙間からじゃよく見えない。だからといって正方向で部屋に入って訊いてもきっと本を隠されてしまう。
紫は、ぱらりぱらりと頁をめくる。
(う~ん。見えないな~)
じぃっと目に力を入れ見ようとするが見えない。
ぎしぃ。
障子にかけた手に力が入り木の音が鳴った。
(しまった!)
一瞬にして目の前は、元の自室に戻っていた。橙は、自分が寝る布団の上に座っていた。
スキマを使って一瞬で移動させられたのだ。つまり、紫に覗いていたのがばれたという事。
次に何かされるのではないかと思い。身をブルッと震わせたが何も起きなかった。
「ちぇ~ん~」
ビクッとして声のほうを見ると、隣で寝言を言いながら寝ている藍がいた。
ホッとして胸をなで下ろした。
とりあえず、布団に入り寝ようとしたが、紫の読んでいた本が気になり中々寝付く事が出来なかった。
翌朝。
いつもと変わらない朝食の席。
橙は、昨夜の本の事が気になって紫の方をチラチラと見ていた。
「どうしたんだ橙? さっきから紫様の方ばかり見て」
ご飯を装う藍が訊いてきた。
「あっ、いえ別に……」
「あっ! もしかして橙。私に気があるのかしら?」
「ちょ、あ、ちぇ、ちぇ~んっ!?」
紫が冗談を言って、テンパっている藍。いつもの光景。
昨夜の事を言い出すのでは、ないかと思って一瞬ドキドキした。
(覗いていたのがわたしだと気付いてないのか?)
いや、そんなはずあるまい。気付いてなければ自室になど送らないはずだ。
(本の事を隠すつもりなのだろうか?)
紫が見せないつもりなら、見てやりたいという好奇心が強くなる。
「ちぇ~ん」
べそをかきながら藍が後ろから抱き着いてくる。
「橙に見放されたくなかったら、橙を二十四時間しっかりと見てる事ね」
(えっ! 藍様に監視させてわたしが部屋に近づくのを妨げるつもりっ!?)
行動に出ようとしている事を読んで冗談を使って藍を妨害役にさせた事に感服する。
(だけど、今夜こそはっ!)
見るんだと心に決め。橙は、心中を悟られないよう自然を装いながら朝食を食べる事にした。
藍は、「見捨てないよなっ!?」等と言いながら食べ終わるまで橙にくっついていた。
それらをご理解いただいた上で、読んでいただけると有難いです。
暗い暗い、夜の闇。
月明かりだけが大地を照らす。
八雲家もまた夜の闇に照らされていた。
暗い廊下を寝巻き姿で橙は、歩いていた。厠の帰りで頭は、寝ぼけ気味であったが少し床が冷えてるのは、感じられた。
曲がり角を行くと、障子戸が少し開き明かりが漏れているのを見つけた。
「あれは、紫様の部屋だ」
こんな遅くに何をしているのだろう。好奇心が橙を刺激する。
音を立てないようにゆっくりと部屋に近づき障子に手をかける。わずかな隙間から部屋を覗いた。
部屋には、寝巻き姿で蝋燭の火を明かりに本を読む紫の姿があった。
橙は、本を読む紫の姿は、珍しいと思う。
(何を読んでいるのだろう?)
目が熱心に本を見ているのでこちらに気付く気配も無い。
狭い隙間からじゃよく見えない。だからといって正方向で部屋に入って訊いてもきっと本を隠されてしまう。
紫は、ぱらりぱらりと頁をめくる。
(う~ん。見えないな~)
じぃっと目に力を入れ見ようとするが見えない。
ぎしぃ。
障子にかけた手に力が入り木の音が鳴った。
(しまった!)
一瞬にして目の前は、元の自室に戻っていた。橙は、自分が寝る布団の上に座っていた。
スキマを使って一瞬で移動させられたのだ。つまり、紫に覗いていたのがばれたという事。
次に何かされるのではないかと思い。身をブルッと震わせたが何も起きなかった。
「ちぇ~ん~」
ビクッとして声のほうを見ると、隣で寝言を言いながら寝ている藍がいた。
ホッとして胸をなで下ろした。
とりあえず、布団に入り寝ようとしたが、紫の読んでいた本が気になり中々寝付く事が出来なかった。
翌朝。
いつもと変わらない朝食の席。
橙は、昨夜の本の事が気になって紫の方をチラチラと見ていた。
「どうしたんだ橙? さっきから紫様の方ばかり見て」
ご飯を装う藍が訊いてきた。
「あっ、いえ別に……」
「あっ! もしかして橙。私に気があるのかしら?」
「ちょ、あ、ちぇ、ちぇ~んっ!?」
紫が冗談を言って、テンパっている藍。いつもの光景。
昨夜の事を言い出すのでは、ないかと思って一瞬ドキドキした。
(覗いていたのがわたしだと気付いてないのか?)
いや、そんなはずあるまい。気付いてなければ自室になど送らないはずだ。
(本の事を隠すつもりなのだろうか?)
紫が見せないつもりなら、見てやりたいという好奇心が強くなる。
「ちぇ~ん」
べそをかきながら藍が後ろから抱き着いてくる。
「橙に見放されたくなかったら、橙を二十四時間しっかりと見てる事ね」
(えっ! 藍様に監視させてわたしが部屋に近づくのを妨げるつもりっ!?)
行動に出ようとしている事を読んで冗談を使って藍を妨害役にさせた事に感服する。
(だけど、今夜こそはっ!)
見るんだと心に決め。橙は、心中を悟られないよう自然を装いながら朝食を食べる事にした。
藍は、「見捨てないよなっ!?」等と言いながら食べ終わるまで橙にくっついていた。
起・承で終わっているような印象を受け、一つの作品としては不完全です。
次回に期待しています。
まだ事の起こりしかないような感じ。
話の内容としては面白いものを感じることもできるから
次回の作品を期待。
一度音読してみれば、ご自分でも違和感に気が付くのでは?
「いや、これでいいのだ」と言うのでしたら謝罪して撤回します。[1111]
・正方向…たぶん正攻法
読者としては、所々首を傾げざるを得ない箇所が見受けられました。
文章は決して悪くないと思うので、これから頑張ってください。
ここから話が膨らまないと。
ワクワクしたところで終わりってそりゃないぜ
訳わかんない。
注意書き書くほど話が大きくないじゃん。
駄作乙
今回の指摘を受けての次回作に期待します
まあ、神主以外が書いたのなら全て二次創作になるわなw
作品を読み返してみましょう。