願わくば、
失われしものに
安らかな最期を
幻想郷外、某所
「もう少し・・・」
夜、怪しげな少女が古びた神社の前に立って、手にした機械に向かってぶつぶつと何かを喋っている。
少女の服装は、大振りな黒い帽子に、赤色のスカーフ、黒っぽいトレンチコートの前は開いており、白いシャツと十字架の首飾りが覗いている。
ジーパンも黒でポケットからはチェーンが垂れ下がっていた。
外見は少女そのものだが、顔立ちは大人びていて、鋭い瞳は紅色だった。
「RRRRRRRRRR」
不意に手に持っている機械が鳴る。
「エリーゼ様、報告です」
「どうだ」
「まず機械部門からですが、反霊力装置は、予定通りチャージ完了。外機リンクも問題ありません
諜報部門からですが、幻想郷全体の地図が完成、あと調査の難航していた、伊吹萃香、比那名居天子、フランドール・スカーレット、四季映姫・ヤマザナドゥの所在、能力の調査を完了しました。データをそちらに送ります。これで、八雲紫を除くすべての対象者の調査を終了したことになります。あと八雲紫の能力ですが、文献に創造と破壊に値する能力であるとの記述を発見しました。これもそちらに送ります。
最後に潜入部門ですが、全員配置につきました。機器の配備も終わったとのことです。報告は以上です。」
「現在の八雲紫の所在は分かるか?」
「分かりません。が、おそらく攻撃後、博麗神社に向かうものと・・・」
「ご苦労。進入後は、各自任務を全うしつつ自分の判断で動くこと」
「了解、そのように伝えます。では、30分後向こうで」
プツ
「これで私の悲願も達成される・・・クククククク、アハハハハハハハハハ」
少女の高笑いが神社に木霊する。
攻撃は、27分と少しで開始される。
幻想郷クライシス
幻想郷内、博麗神社
太陽は、今日もじりじりと暑く、蝉は今日もミンミンと煩かった。
幻想郷は夏真っ盛りだった。
「あーもう夏って何でこんなに暑いのかしら」
博麗神社の巫女、博麗霊夢はウダウダ文句を並べながら、参拝道の掃除を行っていた。
「面倒ね、掃除はもうおしまいでいいや。さてと・・・」
掃除を切り上げ、社に戻る霊夢。そのとき後ろから声がした。
「霊夢」
日傘をクルクルと、現れたのは
「紫じゃない?どうしたの」
鳥居から声をかけた紫は、そのままスタスタと霊夢のところまで歩いていった。
「緊急事態よ。結界に大穴が開いている。外部から攻撃を受けたみたいね。」
「外からの攻撃ですって!?でも外からは中に干渉できないはずじゃ・・・」
「事実、外部からの攻撃は受けている。攻撃した本人は何をする気かまだ分からないけど、結界を破壊したあたり油断できる相手ではない。」
「それで、私にはどうしろと?」
「大穴は全部で八箇所開いているの」
「え!?八箇所ですって・・・」
「そう東西南北ともう四極。八箇所均等にあいている。貴女にはそのうちの一箇所を・・・」
紫がそう言いかけたその時、
「早速攻撃した本人のご登場ね・・・」
「今日もいいお日柄で」
その「本人」は鳥居の上から霊夢たちを見下ろしていた。
「そうね、今日もいい日ね。あなたがいなければ」
「ククク、そう構えないでほしい。これは宣戦布告。まだ攻撃はしない」
「宣戦布告・・・なるほど、本気で幻想郷を攻める気ね?馬鹿なのか無謀なのか・・・」
「我が名はエリーゼ・エクスロール。只今より、幻想郷に対して宣戦布告を行うものである。」
「それで満足?そろそろ潰してもいいかしら?」
「結構。ただ私はまだ攻撃するつもりは無いよ?まあそっちが攻撃してくるのなら反撃するがな・・・」
「何を勘違いしているの?反撃するのはこっちなのよ?結界『光と闇の網目』」
紫がスペルを宣言すると、エリーゼを囲うように無数の空間の境界(スキマ)が現れる。そしてそこから無数のレーザーが出鱈目に発射され、エリーゼの行動を制限する。と、同時に紫からエリーゼに向かって大小に種類の妖弾が発射される。しかも、スペルは以前霊夢が戦ったときより強化されていて、レーザーの間隔が狭くなっており逃げる場所を間違えれば確実に被弾する強力なスペルになっていた。
「ふぅん、面倒だね・・・なら『反撃』だ。悲劇『ヤギの歌』」
エリーゼは鳥居から飛び降りると同時にスペルを発動、無数の大妖弾がエリーゼの前に盾のように出現した。それに紫が放った妖弾があたると同時に全てが弾け、紫の妖弾を無効化しつつ破片が紫を襲った。
それは何の変哲も無い25WAY弾だが、盾が100以上もの大妖弾で構成されていたためよけるのは普通なら至難だった。
だが「普通」じゃないのがこの八雲紫。涼しい顔をして安地を渡り移動している。霊夢も流れ弾を半ば必死で避けていた。
「カウンター失敗・・・か、なら今度は私から。殺意『イバラの呪い』」
スペル宣言と同時にエリーゼのポケットから伸びていたチェーンが紫達を襲う、が、紫達を直接襲うものではなく、社にまきついたり、地面に突き刺さったり、どこかしらに固定された。その数実に13本。その一本一本から、黒い禍々しい妖弾がばら撒かれた。そして、
「おまけだ。邪教『ドルイド』」
すると紫達の頭上の空が黒々とした雲に覆われた。そしてそこから、赤黒い槍のような物が振り注いだ。横と上からの同時攻撃。さすがの紫の顔も曇る。
「霊夢!結界よ」
「わかった!」
「「夢境界『六重結界』」
霊夢も呼応して結界を張ると、霊夢と紫の周りに六枚の結界が出現する。その直後、黒々とした暴風雨はその結界を襲った。
ゴリゴリと結界を削っていく。
バキバキバキバキ
一枚、二枚と結界が破れていく。暴力を体現したかのようなその弾幕は、確実に二人を追い詰めていた。
「グゥ・・・なかなかやる・・・わね・・・」
相手を甘く見ていたことを今更ながら後悔する紫。
バリィン
五枚目の結界が破られると、不意に暴風雨がやむ。
「神霊『夢想封印 瞬』」
すかさず霊夢が攻撃を仕掛ける。夢想封印 瞬は、霊夢が持つ追尾系スペルでも特にスピードが速いスペルだ。
が、放たれた光弾は何を追うこともしないでふらふらと彷徨い、そして弾けた。
エリーゼの姿はどこにも無かった。
「逃げ・・・た・・・?」
「何言ってるの?奴はもともといってたでしょ?『これは宣戦布告。まだ攻撃はしない』とね」
「よく分からない奴だわ。でも・・・」
「そうね、油断できない。見る限り力の一割も出してないでしょう。これからどう動くか気をつけないと」
「えぇ、ええと調査は?」
「あぁ明日でいいわ。さっきので消耗したでしょう。それに闇討ちは無いでしょう。多分」
「多分って何よ・・・まあいいわ、じゃあ調査は明日からはじめるわね」
「えぇそうして頂戴、じゃあそろそろ行くわね」
「じゃまた」
「えぇ」
そういうと紫はスキマを出現させるとそこを通って迷い家に戻る。
(それにしても本気で幻想郷を落とすつもりなの?エリーゼ・・・何者なの・・・)
幻想郷内、某所
「・・・エリーゼ様、ご苦労様です」
「あぁ、イルか」
「はい。で、その、どうでした?」
「思ったよりは出来そうだ。が、あれが頂点ならば物足りぬ」
「そうですか・・・」
「イルよ・・・もういちど確認しておく。これは私の身勝手な復讐計画。そして私が出した命令は、『任務を全うしつつ、各自の判断で行動せよ』だ」
「分かっております」
「質問の真意を理解した上での返答か?」
「えぇそのつもりです」
「その上でお前はこちら側についている・・・と」
「はい」
「ならば良い。己に課せられた任務を全うせよ。以上だ。下がれ」
「御意ならば」
気配なくイルの姿が無くなる。
「完璧な計画など存在しない。真の勝者は如何に異常に対して臨機応変に対処できるか・・・さてその異常とやらは、いつどのように現れるのか・・・」
「あ~えりーぜ~おかえり~」
「イフリーナ・・・か、ただいま」
「でさーでさー、どうだったの?せんせんふこくぅ~だっけ?」
「あぁ、宣戦布告はちゃんと宣言した。その後すぐ交戦したが・・・」
「で?こわした?」
「いや、意表はついたが二対一だったし、もともと宣戦布告が目的」
「でもさーあそこでにげたのはどうかとおもうよーおいつめてたじゃん」
「・・・視ていたならなぜ聞いた?」
「いひひ~えりーぜからちょくせつききたかったから~」
「・・・まあいい。質問の答え・・・だが、答えは二つある。一つは、あんな序盤で手の内を全て見せるのは、後々こちらにとって不利になるからだ。向こうにはこちらの情報は何一つ無い。そこで情報をくれてやるのは敵に塩を送るようなもの」
「え~でもこわしちゃえばもんだいなかったじゃん」
「・・・おまえはあとで、報告書の『博麗霊夢』の欄を十回見ておけ。そしてもう一つは、おいつめた瞬間に嫌な予感がした」
「なにそれ?」
「視ていたなら分かるはず。報告によれば、この世界の住人は戦闘時は防御に徹することは少なく、むしろ攻撃と回避に特化した戦闘スタンスをとるらしい。そしてふたりで合成した結界にしてはあっさりと破けた。この二点から、あの段階で脆い盾を必死な振りをして張ったのは罠ではないのか・・・と」
「んもう!えりーぜはおくびょうさんだね」
「今の段階では、八雲紫に関する情報は少ない。それに私は確実に勝てない戦いは好まない。」
「・・・つまんないーいの。」
「それで、そっちの首尾は」
「ん、いわれたことはやったよ~つまんなかったけどね」
「よくやった。それじゃあ、しばらく『遊んでて』いいぞ」
「え!ほんとう!」
「私は嘘をつかない」
「あは、じゃああそんでくる」
「あぁ、いってこい」
「ん、いってきまーす」
ばたばたばた・・・
「忙しない奴だ・・・」
・・・
「願わくば、全ての邪に、罰を・・・」
幻想郷内、紅魔館門前
「あーづーいー」
緑のチャイナ服に緑のベレー帽に紅色のしなやかな髪が特徴的な長身の少女が、荘厳な雰囲気の門によっかかりながらうだっていた。
この少女の名は、中ごk・・・もとい紅美鈴。この紅魔館の門番をしている。
「さーくやさんもー守衛室みたいなの作ってくれればいいのにぃーもしくは室内警備でも可」
と、半ば実現不可能な願望を並べてみる美鈴。
「こんな暑くちゃ寝るに寝れないよぉ・・・あー暇だなぁ・・・」
(魔理沙は昨日来たから、今日は来ないでしょ・・・他にここに攻めてくるのは・・・いないな。じゃあ今日は一日暇な日だなぁ・・・)
と、暑いのを気を操る力で「気のせい」にして寝に入ろうか・・・というところだった。そのとき、
「あなたはここの門番さん?」
(ん、あれ?目の前に誰かいる)
美鈴は、呼びかけられてから、手放しそうだった意識を引き戻した。
「え、あ、そうですけど」
と、曖昧に声をかけてきた少女に返事をする。
その少女はきれいな金髪で、青い瞳をしていた。美鈴よりも少し背が低く、黄色いレインコートのようなものを着ていた。・・・雨でもないのに何故
そう少女の姿を遠目で見ていたその刹那
パシャ
突然まぶしい光が美鈴の目を襲う
「うわぁっ」
そのまぶしさに思わず目を覆う
ジー
その後に聞えたのは、謎の機械音
「ぷくくくく・・・撮れた。でも変な顔」
「あなた、何を・・・?」
「写真を撮った。よく撮れた。でも変な顔。だから笑った。それだけでございます」
何か起承転結な説明をされたが、要するに写真を撮られたのか。
「でも写真って、撮った後現像しなきゃ見れないんじゃありませんでしたっけ?」
そして不意にわいた疑問を投げかけてみる
「貴女は良く知ってる。確かに写真は現像しなきゃ見れない。でもこれは撮ったらすぐ写真が現像される。だからすぐ見れる。」
「ふーん・・・」
(あの鴉天狗が聞いたら、飛びつきそう・・・)
帰ってきた返答もそこそこに、なぜか思考のベクトルは別の方向を向いていた。
「それでさ、門番さん」
「ん?」
「お名前は・・・?」
「名前・・・ですか、フフフ良くぞ聞いてくれました。よーく聞いていてくださいね。私の名前は、紅美鈴!」
「・・・ぇ?門番さんは、中国さんじゃないんですか?」
「違いますって!だから、私の名前は紅美鈴です!」
「・・・?」
「いや、そんなに首を傾げられても困るんですけど」
「・・・ほんみりん?」
「だぁー違いますって!私の名前は紅美鈴!ホ・ン・メ・イ・リ・ンです!」
「・・・ご必死ですね。じゃあ中国って言うのはどなた様なのですか?」
「あー・・・それは、咲夜さん達が私に勝手につけたあだ名です。」
「・・・あぁ!」
少女は何か合点がいったという雰囲気で、胸の前で手を打つ。
「成る程。私、やっと合点がいきました。どうもありがとうございました」
少女はなぜかお辞儀をしながら礼を述べる。
「いえいえ、その、お気になさらず・・・」
美鈴としても、理解不能な境地だったので、とりあえず当たり障りのない言葉をかけておいた。
「でわ、そのお名前、どう表記いいのでしょう?」
「あ、漢字ですか?まず、糸偏に工作の工で紅、この一字で苗字です。で、名前は美しい鈴と書いて美鈴です」
「・・・べにみすず?」
「だから違いますって~」
「ウフフフフフ、今のはほんの冗談でございます。紅美鈴さん」
「あははっ」
名前を呼ばれて軽快に笑う美鈴、そのとき
パシャ
再度フラッシュが美鈴の目を襲う。
「うわわっ」
不意打ちというのもあって、また目を覆う美鈴。
ジー
「フフフ、今度はいい笑顔です。」
「うぅ~その光何とかなりません?」
「何とかなりません。それよりも、先の変な顔の写真は、貴女に差し上げますね。」
「えぇっ・・・あぁ、ありがとうございます」
そこには、眠気と驚きの顔を足してニで割ったかのような、正直恥ずかしい顔の美鈴が写っていた。
「これって・・・私ですか?」
「えぇ。正真正銘本物の貴女を写しましたから。」
「えぇ~こんな写真嫌ですよー射命丸さんでももう少し上手く撮ってくださいますよ?」
「それはよかったですね」
少女はゆっくりと、にっこり笑ってそう返した。美鈴は、呆気にとられてしまった。
「それでは私、そろそろ失礼いたします。」
「え?行ってしまうんですか?」
「はい。別れとは突然訪れるものなのでございます。」
「あっ・・・じゃあ最後に一つ」
「なんでしょう?」
「あなたの名前を」
「あら、私としたことが名乗り忘れていました。私は、名をライカ・ディアドルフと申します。今後お見知りおきを。それでは」
「はい、また会いましょう」
「えぇ、またいつか機会があれば」
そういうとライカは優雅に(着ているのはレインコートだが・・・)身を翻し先に進む
(ふぅ、変だったけどなんか楽しい人だったな。なんか気分も晴れやかだし、このまま仕事続けますか)
ライカとの先ほどまでのやり取りを思い出しながらニヤリとする美鈴。
しかし、さっき別れたはずの少女の気配は、いつまでも消えなかった。そして
ぎぃぃぃぃぃぃ
低く、お腹に響くような音が不意に門から聞える。
美鈴がはっと門を見ると、そこには、
「うぅ~この門重いです。」
先ほどの少女、ライカが門の扉を開かんと、門を押していた。
「ちょ・・・ライカさん!なにやってるんですか!」
「あら、貴女は紅美鈴さん。またお会いしましたね。」
「また会った・・・ってついさっきまでそこで話していたじゃないですか」
「でも一度別れの挨拶を致しましたよね」
「えぇ・・・確かにしましたけど」
「それからまたお会いしたのです。私はなにか間違っていますか?」
(・・・あれ?どうしようもなく間違ってるのに、間違ってるところが見つからない・・・)
ペースは完全にライカのものだった。
「紅美鈴さん?如何致しました?」
「いや・・・別になんでもないです。」
「それならば私、先を急いでおりますので、失礼致します。」
「あ、はい。さようなら・・・って違いますよ!なにやってるんですか!」
「あら、貴女は紅美鈴さん。またお会いしましたね。」
(うぅ・・・これじゃ無限ループだ)
「えっと、また会いましたねっと、で質問なんですが・・・」
「私、先を急いでおりますので、質問ならまたの機会に・・・」
「だめです。いま聞かせてもらいますよ。貴女は今その門に対して何をしていたんですか?」
「私が、ですか?見てのとおり、門を開けようと奮闘しておりました。」
「でも、門を開けてもその先には紅魔館しかありませんよ?」
「そのとおり。私の目的地は、この門の先にたたずむ紅き洋館なのです。」
「それは、どのようなご用件で?」
「それは乙女のちょっとした秘密です。」
「いやいや、それじゃ通りませんよ。」
「それでは私は先を急いでおりますので・・・」
「だめです」
「・・・どうしてだめなのでしょう?」
「怪しい部外者を門の中に入れないのが門番の務めです。それに」
「それに?」
「貴女を中に入れたら大変なことが起こる気がするのです。」
「それは気のせいでございます」
「いえ、私にとっての『気』のせいは、十分信用できるものなんです。」
「では、どうあっても私を通す気は無いと・・・」
「はい、そのつもりです」
「残念です。貴女なら通してくれると思いました」
「それは残念。私が過去門を破られた回数は、わずかに二回。ここ紅魔館の門は狭く険しい!」
「ならば今日で三回になるわけですね、ご愁傷様です」
「いえ、この記録と紅魔館の秩序は一生守って見せます。」
「フフフ、貴女はやっぱり面白いですね。さてお手合わせ願う前に、私の好きな歴史上の人物をお教えしましょう」
「・・・」
「徳川慶喜です。あなたも無血開城すれば良かったのに。」
「御免被ります!」
「ではライカ・ディアドルフ、参ります!」
「受けて立ちます!かかってきなさい!」
・・・懲りずにまだ続きます。
が、あえて一言
点は10点であろうがやれねえ
文章に関しても、お世辞にも読みやすいとは言えません。
もう少し読み手側に歩み寄る努力が必要かと思います。
書き途中? 全部書いてから上げろというのだ!!
これでは評価できぬわ!!
クロス作品??
白いシャツと十字架のあたりでもう既に大爆笑しました。
反霊力装置とか、よくそんな名前考え付くなと作者のギャグセンスが冴え渡る作品でした。
悲劇『ヤギの歌』の歌詞が知りたい
汚い言い方をしてしまいますが、オリジナルキャラクターを使って幻想郷のメンツを叩き潰したいのでしょうか?
ならば一言。
勘弁してください。
あと、全部を読み終わるまでは、なんとも言えません
では、そのときに
次回も期待しています。
それと東方でやる必要はあるのでしょうか?
もし、あるのだとすればどのような理由なのでしょうね?
このオリキャラが何の目的で幻想郷に宣戦布告したのかも解りませんし、
「自分の作ったオリキャラは強いぞ!」といっているようなモノでしかない。
続きを上げるのならそういう部分をしっかりとか書いてほしいものですね?
続き待ってます
次はこのお話を物語にして投稿していただけると嬉しいです。
オリキャラ出すなら説明かそれに順ずる内容をつけろよ。
もしかしてコミケの宣伝ですか?
ここはメモ帳じゃないんだよ!
話の最後まで書いてから、とはもちろん言わないが、区切りまで書いてから投稿しろよ!!
なにがしたいのかわからなさすぎる………
久しぶりにお腹を抱えて笑ったような気がします
とても面白かったです
話的にはまだまだよく判りませんが、続きを待っています。
結構、こういった突き抜けた作品が好きなもので。
最初から超大作を書ける人なんて、まずいません。
ですからver1.0になるよう、まずはがんばって書きあげましょう。
狩野朔月さんのこれからのご活躍を、かげながら応援させていただきますよ。
情景描写が無さ過ぎて、何をしているのかが伝わってきません。
芝居に例えるなら、舞台の上で役者が棒立ちのままセリフだけを喋っているといった印象です。
役者達が、今回の場合であればエリーゼが、イルが、イフリーナが、美鈴が、ライカが、何を感じているのか、何を見ているのか、どう思ったのかを全てセリフだけで表現できていると思っていませんか?
「行間紙背を読む」にしても、流石にこれだけの情景描写ではそれも難しいです。
もしこの作品が漫画やだったのならば、セリフと同時に読者に伝わる「絵」が、役者の演技を教えてくれるのでしょう。
しかしこの作品は文章です。
>「・・・ほんみりん?」
>「だぁー違いますって!私の名前は紅美鈴!ホ・ン・メ・イ・リ・ンです!」
>「・・・ご必死ですね。じゃあ中国って言うのはどなた様なのですか?」
これだけでは全く必死に読めません。
>美鈴がはっと門を見ると、そこには、
>「うぅ~この門重いです。」
>先ほどの少女、ライカが門の扉を開かんと、門を押していた。
これでは門の重さとライカの一生懸命ぶりが伝わってきません。
というか、もしかして「重いです」という言葉は重いフリですか?
そんな疑念も浮かぶくらい伝わってきません。
イルとエリーゼとイフリーナの会話のシーンは特に酷いです。
この三人は真っ暗闇の中で会話してるのですか?
イルやイフリーナがどういった動きや感情でセリフを発し、それに対してエリーゼがどのような反応を持って言葉を返しているのか。
という事が全く描かれていませんね。
狩野氏の頭の中には、役者達の演技がしっかりと構築されていているのかもしれません。
ですが、それを一々文章に起こしていただかないと、私にはまったく見えてこないのです。
次回の更新こそ、台詞とト書きではない、『物語』を読ませていただける事を期待しています。
当面は今ある文章を見直し、ver0.2xで最高のものを書き上げたいと思います。
「情景描写」ですね・・・うっかりしていました。
確かに自分の世界を展開するのを急ぎすぎて、読者を顧みていなかったのかもしれません。
以後気をつけます。
>「情景描写」ですね・・・うっかりしていました。
>確かに自分の世界を展開するのを急ぎすぎて、読者を顧みていなかったのかもしれません。
こんな言葉は、小説を書く者が吐く言葉ではない。勉強不足がはっきり分かる。
そんな状態で修正を重ねたところで大した物が出来るわけがないと思う。
いじるのは勝手だが、勉強を重ねた上でいじることを勧める。
僕も続き物は最後まで見ないと評価できないので、申し訳ないが今回はフリーレスで。
とりあえず文章や情景は他の人たちが言っているのでそれは置いといて……
もし続きを書くつもりならエリーゼらだけじゃなくそいつらと戦う東方キャラ達のキャラもしっかり立たせて絶対に偏りが出来ない覚悟で活躍させて下さいな。
例えばエリーゼに報告した人が言った「まず機械部門からですが、反霊力装置は、予定通りチャージ完了。外機リンクも問題ありません。諜報部門からですが、幻想郷全体の地図が完成、あと調査の難航していた、伊吹萃香、比那名居天子、フランドール・スカーレット、四季映姫・ヤマザナドゥの所在、能力の調査を完了しました。データをそちらに送ります。これで、八雲紫を除くすべての対象者の調査を終了したことになります。あと八雲紫の能力ですが、文献に創造と破壊に値する能力であるとの記述を発見しました。これもそちらに送ります。
最後に潜入部門ですが、全員配置につきました。機器の配備も終わったとのことです。報告は以上です。」
なんで他の人たちは分かったのに紫だけ分からなかったのかが自分には分からない。
難航していた人物でも「人知れず地下にずっと篭り続けているからフランが居ること自体分かるのか?」や「天界や地獄などに人を送って情報を集められるのか?」、「そもそもガードが固い人も居るのに彼女らに気づかれないよう能力などの情報を集めることができるのか?」などどうやってその人物のことを調べることがほぼ不可能に近い状況なのに彼女らの情報はなんとか集められて紫だけ分からないなんて状況になるのかが理解不能なことこの上無いです。
そしてエリーゼが紫に対して「思ったよりは出来そうだ。が、あれが頂点ならば物足りぬ」これはどういうことですかね?
この小説を読んでいる人たちには「霊夢が幻想郷を取り締まるリーダーでなおかつ一番強い」と思っている人も居れば「今回話題にすらも挙がらなかった蓬莱人や守矢神社の神々や紫も含めたそれぞれの大ボス達が互角の力を持って互いに幻想郷を維持している」と考えている人もいるのですよ。
永夜抄が発売する以前なら紫が頂点と言っても良かったかもしれませんが今の幻想郷には彼女にも負けない実力をもった人たちがゴロゴロと居ますから彼女らのことをかませ犬の扱いにすることは絶対にいけないと思いますよ。
この少女の名は、中ごk・・・もとい紅美鈴。この紅魔館の門番をしている。
という文章とライカが美鈴に向かって中国と言ってしまうやりとりもありましたよね。
いつバトルが始まってもおかしくない程シリアスなのにこんな蔑称の二次創作ネタを書くなんて貴方は一体何を考えているのですか?
緊迫した空気を多少緩やかにする程度のネタなら大歓迎ですがこういったキャラクターの威厳が掻き消えるような二次創作ネタは正直言ってそのキャラクターがかわいそうと思いますよ。
とりあえず今言えることはこのくらいで、私の言った点も考慮した修正もしくは続編、期待させてもらいますよ。
正直な気持ちとしては、東方キャラに敵対するオリキャラは、私にとっても敵です。
敢えてこれを例に出しますけど、美鈴が咲夜に負けるならともかくオリキャラに負ける姿はみたくないものですね。
客観的にみてもオリキャラと東方キャラが敵対した場合、読者は東方キャラを応援するのではないかと思いますよ。
ここは東方のSSを投稿する場ですから。
以上の事は、当たり前の話なのですけどね。
分かって尚書いてるのかどうかすら、このSSでは判断できかねます。
私も中途半端は評価できないと思いますが、上記が理由の一つです。