私はアリス。
アリス・マーガトロイド。
いま私は自室のイスにすわり本を読んでいる。
すぐ近くの本棚の前に白黒の服を着た少女がいる
霧雨 魔理沙
いつも勝手にやってきてはいろいろとしでかしていく困った魔法使い
でもいやな感じはしない
なぜだろう
いままで1人だったから?
彼女はいつも笑顔で話しかけてくれる
その笑顔がとても目にしみる
私もあれぐらいの笑顔できないかと毎回思う
今日もいつもどおり
魔理沙は本棚で本をあさっている
もう見慣れた光景・・・・
ん?
魔理沙がこっちにきて何か話している
でも聞こえない
口パクだけで何をしゃべっているのかわからない
魔理沙はおかまいなしに口パクでしゃべり続けている
ん?
魔理沙?
顔が青ざめているわよ?
どうしたの?
なんであとずさりしているの?
ん?
私の腕?
2本の腕
目の前にあるのは
私の2本の腕
その腕がゆっくりとのびて
あとずさりしている彼女の
魔理沙の
私の手が
両手が
魔理沙の首を
締めている
・・・・
魔理沙の表情が絶望じみている・・・
やめないと
でも両手が動かない
徐々に締める力が強くなっていく
だめ
魔理沙が死んじゃう
魔理沙は腕をなにか訴えるようにかざしている
早く
早く離さないと
なんで離れないの
お願いだから離れて
このままじゃ
このままじゃ魔理沙が・・・
魔理沙の腕が
ガクッと力尽きた
動かなくなってしまった
私は自分の腕をみた
・・・球体間接?
私は・・・
私は人形?
ちがう
私は違う
違う
私は違う
鏡を見る
そこに映っていたのは
傀儡糸に操られている
アリスというなの人形
・・・・・・
・・・・・ス
・・ア・・・ス
・・リス!
「アリス!おーい!」
「うわっ!」
「どうしたんだ?かなりうなされていたぞ?」
「・・・ゆ、夢・・・・」
「なんか悪い夢でもみたのか?」
「え、ええ。とても・・・とても怖い夢だった」
「へー。つかれてるんじゃないか?」
「たぶん・・・・でも夢でよかった」
「よほどヤバイ夢だったんだなぁ」
夢だった
でもまだ感触が残っている
そう
首を締めた生々しい感触が・・・
アリス・マーガトロイド。
いま私は自室のイスにすわり本を読んでいる。
すぐ近くの本棚の前に白黒の服を着た少女がいる
霧雨 魔理沙
いつも勝手にやってきてはいろいろとしでかしていく困った魔法使い
でもいやな感じはしない
なぜだろう
いままで1人だったから?
彼女はいつも笑顔で話しかけてくれる
その笑顔がとても目にしみる
私もあれぐらいの笑顔できないかと毎回思う
今日もいつもどおり
魔理沙は本棚で本をあさっている
もう見慣れた光景・・・・
ん?
魔理沙がこっちにきて何か話している
でも聞こえない
口パクだけで何をしゃべっているのかわからない
魔理沙はおかまいなしに口パクでしゃべり続けている
ん?
魔理沙?
顔が青ざめているわよ?
どうしたの?
なんであとずさりしているの?
ん?
私の腕?
2本の腕
目の前にあるのは
私の2本の腕
その腕がゆっくりとのびて
あとずさりしている彼女の
魔理沙の
私の手が
両手が
魔理沙の首を
締めている
・・・・
魔理沙の表情が絶望じみている・・・
やめないと
でも両手が動かない
徐々に締める力が強くなっていく
だめ
魔理沙が死んじゃう
魔理沙は腕をなにか訴えるようにかざしている
早く
早く離さないと
なんで離れないの
お願いだから離れて
このままじゃ
このままじゃ魔理沙が・・・
魔理沙の腕が
ガクッと力尽きた
動かなくなってしまった
私は自分の腕をみた
・・・球体間接?
私は・・・
私は人形?
ちがう
私は違う
違う
私は違う
鏡を見る
そこに映っていたのは
傀儡糸に操られている
アリスというなの人形
・・・・・・
・・・・・ス
・・ア・・・ス
・・リス!
「アリス!おーい!」
「うわっ!」
「どうしたんだ?かなりうなされていたぞ?」
「・・・ゆ、夢・・・・」
「なんか悪い夢でもみたのか?」
「え、ええ。とても・・・とても怖い夢だった」
「へー。つかれてるんじゃないか?」
「たぶん・・・・でも夢でよかった」
「よほどヤバイ夢だったんだなぁ」
夢だった
でもまだ感触が残っている
そう
首を締めた生々しい感触が・・・
故に体験が生々しく感じる
かんけいないが、ゆめにっきをつけるのは、やめたほうがいい
そしてその夢に出てくる中で、また夢を見て……