Coolier - 新生・東方創想話

紅魔録

2005/06/24 18:50:39
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「また来たぜ」
 夕日に紅く染まる紅魔館を見上げ、誰にともなく呟く魔理沙。
 陽が傾き、薄暗い木々の影に覆われた館の門。その隙間から這い出すように漏れる、凍えるような冷たい気配に思わずぶるりと身を震わす。
 つばの広い黒の三角帽、二の腕を晒したワンピースのような魔女の黒服、そして手にした箒。その姿を見たものはすぐに思い浮かべるであろう、典型的とも思われる魔女の姿をした彼女は、黒服の上に子供の着るようなエプロンドレスを重ね着している。ブロンドというには少し艶の足りない、ウェーブのかかった金の髪を肩程でざっくりと切って、一束ねにして耳の横に揺らす彼女、名を霧雨魔理沙という少女は「黒の魔法使い」と周知される腕の良い魔女である。外見通り、やはり魔女なのである。
 格別に美人とも美少女とも言われることはないだろう顔立ちは、しかし醜女ではない。それどころか、彼女の少しだけ鋭い眼差しは見る者の目を奪う不思議な魅力を持っていた。
 彼女、霧雨魔理沙は漂うおぞましい冷気に眉をしかめて、その目を館の外見へと向けた。
 正面には、年頃の少女としては少々背の低い魔理沙が両腕を伸ばしても届きそうにはないほどの大きな扉。見かけ二メートルくらいだろうか、横幅も随分とある両開きのそれは重い色と頑丈そうな体つきで待ち構えている。両端には小窓、嵌め殺しだろうそれはきちんと磨かれており、煌々としたホールの様子がよく伺えた。
 何の気もなしに、さっと館を見渡してみる。大きな両開きの入り口を軽く五つほど積み重ねた程の全長。その頂点辺りに見えるのは、短い二つの尖塔と、それに挟まれる物見やぐらのようなドーム。中央はともかく残りは恐らく飾り物だろう、確認はしていないが、その場所までの道は無かったように記憶している。尖塔は細長い真四角を積み上げて上に屋根を乗っけた風の、良くも悪くも昔の大屋敷にありそうなモノだ。
 挟まれたドームは正面入ってすぐにあるエントランスホールの天井になる。正八画のヴォールト、その他の石造りの赤い屋根は煉瓦ではないようだが焼き物には違いない。
 こうしてさっと眺めただけの話ではあるが、この正面だけではなく空から見た印象も含めてこの紅魔館と呼ばれる建物は、個人の屋敷としてはあまり見ない風貌をしていた。
 思い浮かべる。藍の湖に浮かぶ小さな島に陣取る、赤い屋根が特徴のなかなかに壮大な屋敷だ。そう速度を出さなくても、魔女の箒でなら一周するのに一分もかからない大きさだったか。西向きの入り口に、東西に大きく縦に長い建築構造。この紅魔館は、まあ実際には左右にもずっしり肉をつけているが、それだけを見るととある地方で見られる古い西洋建築である。さすがに間近なここからは視界に映らない屋敷中央の大時計は、離れて空から見れば壮観である。
「あー、元は確か修道院だったか聖堂だったか」
 どちらにしても皮肉な話である。
 内部の構造は複雑怪奇。外見はシンメトリーなのに対して、内側はまるきり混沌としていた。おそらく侵入者を撃退する目的で作られたのだろう罠が溢れ返り、入り組んだ迷宮のようなその通路を、外見を思い出しながら移動すればするほどに深みへ嵌っていく仕掛けにもなっている。唯一エントランスホールだけはまともだが、一つ扉をくぐるだけでこの屋敷は狂王の試練場へと変貌するのだ。
「そういえば、確かに地下もあったなあ」
 屋敷の、こちらから向かって左には少々大きめの個人図書館までがあるはずだった。
 建造するのに、おそらくモルタルや程度の低い代物は一切使っていないだろう。素人目でもしっかりとした建物だ。まあ住んでいるのが吸血鬼だ、少しでも暴れたら崩壊してしまうような屋敷は作らないはずだった。
 そう、吸血鬼。この屋敷に住むのは二人の吸血鬼なのである。そして魔理沙は、その二人に少しだけ縁がある。知人、吸血鬼の名を持つこの屋敷の主人のことを考える。
 イモータル、永遠の不死者ヴァンパイア。この不死の一族が発する妖気は、弱い生き物など当てられただけで絶命するほど強力だという。特に、この湖の上の大きな西洋造りの館に住まう吸血鬼は、一族の中でも「ロード」と呼ばれる位の高い血筋の者だという。
 魔理沙は、そのロード・スカーレットがどれほどの権力を持つ血統なのかは知らなかったが、それでも一度は相見えたこの館の主の実力の程は知っていた。
「…なんだか、イヤな感じだな」
 徐々に威圧感を増していく冷気に、再びぶるりと身を震わす。
 そこらの妖魔や妖怪とは比べるべくも無く、しかしロード・オブ・ヴァンパイアーとして考えるなら下から数えたほうが早いだろう。魔理沙の、この館の主ことレミリア・スカーレットに対する認識はその程度だった。
 だがこれは、館から漏れる冷たい妖気は、魔理沙の知るレミリアの力からはとても想像できないほどに強かった。
 レミリア、美しく青みがかった銀の髪、外見は本当に十数歳程度でしかない、あどけない笑顔の我侭蝙蝠娘を脳裏に映す。
 上質の、フリルやレースなどで多彩に飾られた洋服を好んで着る、まさに「お嬢」な少女。彼女は魔理沙にはそれほどだが、知り合いの巫女にはよく懐いており、本当に好いているようだった。大人しくしていれば良い娘、という典型である。
 吸血鬼がニンゲンに。一見異例のように思えるが、この幻想郷と呼ばれる異常な場所では、化け物がヒトを好いてしまうことは至極日常的になってしまった。そしてまた、ヒトも化け物を疎まず同じ地に住む愛すべき隣人として受け入れている。いや、彼らに好意を持って受け入れられているといったほうが適切かもしれなかった。
「幻想郷、幻想の宮か。なかなか業の深いところではあるけど」
 霧雨魔理沙がそうこうしているうちにも、時は刻々と過ぎていく。
 陽が傾くにつれ、大きな西洋館の薄暗い影から徐々に、漂う妖気が赤い霧の形へと姿を変えていくのが見えた。館を赤くじわりと滲ませ、外へ向けてゆっくりと流れ出てゆく朱の色。まるで血のような赤の色である。
 吸血鬼の城に赤い霧とは、まったくもって品が無い。
 黒の魔法使い、霧雨魔理沙の感覚からすると、吸血鬼の住むべき城とは蔦の這った石造りの古城なのだ。ついでに背後には満月を背負い、赤く揺らめく蝋燭の炎が照らし出す庭や廊下、そこを腐乱死体が無作為にうろつきまわっているとなお良好である。
 魔理沙自身の魔女らしい黒づくめの服装からも判るように、彼女の吸血鬼に対するイメージとはそんな古風なものなのだった。死体が歩き回るそこに、気品があるかどうかはともかく。
 波打つように館から流れ出てくる赤い霧。それに触れたシロツメクサは、一瞬で褐色に染まり次第にみしりみしりと小さな軋みを上げて萎れていく。やがて館を囲った林は葉を散らし、太い幹を赤茶け、節くれだったシワだらけの老木へと姿を変えた。木々はギシギシと悲鳴を上げ、次第に醜く捻じ曲がっていく。ああ、霧が生気を食らっているのだ。
「…こういうのを『瘴気』とかいうんだろうな」
 見ていて胸中が黒くなる光景だ。魔理沙は目の前の光景に思わず、その愛らしくも端正な顔立ちを歪ませた。眉間にしわを寄せ、鼻を鳴らす。
 気配で精気を食らう、なんて芸当が出来るのは、あらゆる妖魔をその実力をもって統べるという吸血貴公くらいのものだろう。さすがはヴァンパイアロード様サマ、だ。
 魑魅魍魎の頂点、至高の存在。一説には「吸血鬼公はグレーターデモンの群を率いる、かの恐怖の魔界の王メイリフィック・パズズと対立する存在」とも言われていたか。
 溜め息をつきながら魔理沙は、脳裏にうんざりするほどの賞賛の言葉を並べた。
 人がそれらを信じて恐れていた昔はどうだか知らないが、今の物質至上主義なこのご時世にそんなものは流行らないのだ。人に飽きられ人に飽きた妖怪たちは、群を捨て階級を捨て、あるものは人に溶け込み、またあるものは魔界や幻想の宮へと場所を移して至極静かに生きている。昔々の古い悪鬼の類ならともかく、今のこの幻想郷にこんな事を仕出かす妖怪がいるとは思えない。
「…いや、時々いるよな」
 ここから入ってくるなよ、と言わんばかりについっと指を振り、身体の周りに結界を張る。魔理沙を取り囲もうとしていた赤い霧は、ふわりと綺麗に円を描くように離れ、その中心の魔理沙を避けるように背後に流れていった。
 そう、こういう馬鹿をやる妖怪が時々いるから暇潰しのタネには困らないのだった。
 こういった風の妖怪の仕出かす大事は、大抵は悪意の無い単なる暇潰しであり風変わりな趣味であり、あと暇潰しであったりする。世界征服や黄金財宝などの欲からの行動でなければ、大した意味を持って動いているわけでもない。単純に平和で暇、だからだ。そんな場所だからこそ幻想郷は幻想郷で、穏やかな空気の流れる片田舎なのである。
 ヒトの世界、魔律世界、妖怪妖魔の住む世界。ありとあらゆる全ての世界と「一つ陸続き」の不思議な場所、幻想郷。時の流れが狂ったここには、いろんな者たちが流れ着く。
 だがこういう具合に瘴気、今回は朱の霧だが、それで以って他の命を食らうような、すなわち圧倒的な力でねじ伏せ、抵抗も出来ない無力な者たちから全てを奪うといった、とんでも阿呆極まりないことを仕出かすヤツはいない。
 いや、いないはずだったのだが。
「しっかし、ほんとにレミリアがやってるのかね」
 ここに住むレミリア・スカーレットとは、先日の「幻想郷の日除け」の件で知り合いになってしまった。彼女もまた例に漏れず、「夏の日差しがそうさせたのさ」と幻想郷中を霧で覆って、それを彼女のニガテとする日光を遮るための、つまり日傘の代わりにしたのだった。
 確かに夏は暑いし、突き刺す日光はそれこそ吸血鬼には天敵だろうが、しかしお前さんやりすぎですぜ。と暇潰しのタネを探していた魔理沙とあと一人、これまた大きな博麗神社に一人で住んでいる博麗霊夢という人間で、しっかりお灸を据えて霧を晴らさせた。
 以来、レミリアは大人しく霊夢にくっついていたし、ここ紅魔館の住人たちも実に友好的だ。もう一人の吸血鬼、地下に篭り放しの悪魔のようなレミリアの妹、フランドール・スカーレットにしても「最近久しぶりに暴れたから」と素晴らしいくらいにしおらしく霊夢にくっついていた。ついでに魔理沙も霊夢にくっついていた。
 一度しっかりと目を瞑って、もう一度開く。目の前には、やはり信じたくは無いが幻覚などでは決して無い、瘴気を伴う朱の霧がその濃さをゆっくりと増しながら拡散し始めていた。
 この霧の原因は、考えずとも住人のうちレミリアとフランドールのどちらかだろう。だがフランドールなら、瘴気なんて出さずに自分で暴れる手法を選ぶに決まっている。なにせ自称、破壊の悪魔だ。
 となると、残った紅魔館の吸血鬼はレミリアしかいない、ということになる。だが魔理沙にはやはり、貧弱かつ我侭、見た目通りのお嬢さまなレミリアの行いとは、彼女の実力も含めて到底考えられなかった。
 いや、考えられる可能性はまだある。この状況から察するに、つまりはそういうことかもしれない。浮かんだひとつの懸念に、思わず小さくかぶりを振る魔理沙。一括りにしたブロンドの横髪が、耳の上で小さく踊る。
「はーっ。厄介だね、まったく」
 妖魔の、特に生き物の血肉を好物とする類の者たちの悪癖、いや疾患の一種に「血の高揚」というものがある。
 人が酒に酔うのと同じく、一度の「食事」で大量の血を採り過ぎると、彼らは文字通り血に酔う、のだそうな。そうなると、人と同様に意識を失うか、または悪酔いして暴れ始めるらしい。
 つまりこの状況からすると、血に酔ったレミリアが悪酔いし、さらに血を欲しがって手近にあるものを片端から食らっているのではなかろうか。もちろん放っておけば、何もせずともアルコールが抜けるのと同じで正気に戻るだろう。だがそれまでに、どれほどの被害が出るだろうか。
「このまま回れ右して帰る、わけにはいかないか」
 気付けば、かろうじて屋根の先に残っていた夕暮れの日差しもなくなっていた。陽が完全に沈んだ空は、燃えるような赤から紫、次第に紺へと染まっていく。徐々に、弱々しくも星が目立ち始めている。森の向こうの山の端には、やけに白々とした月が見え隠れしていた。夜、すなわちヴァンパイアたちの時間である。
 まったく、と魔理沙は心中嘆息する。どうして面倒事を起こすやつらは自分の都合のいい時間に行動するのだろうか。そう、吸血鬼なら明け方や昼にでも始めてくれれば、煮るも焼くも好きに料理できるのだが。
 魔理沙はそんなことを考えながら、さすがに強い影響力だ、霧の所為だろう既に錆付き始めている鉄の門扉を押し潜り、石畳を踏み締めながら紅魔館へと歩みを進める。
 もちろん、魔理沙自身が事を起こすときは最も自分に都合のいい時間、最も都合のいいタイミングで始める。だが今はそんなことは欠片も考えないのだった。もちろん都合が悪いから、である。
「さてさて、シモンの後継者がやってきたぜ」
 暖かな橙色の明かりの灯る紅魔館。彼方では小さく蝙蝠の羽ばたきが聞こえる。酷く冷たい木製だろう扉に触れながら、ふと博麗神社の娘、霊夢を連れて来るべきかと思い返した。一人より二人、ではなく、単に霊夢と二人のほうが楽しいからである。
 しかし、いくら気の抜けた顔でのほほんとしていても、彼女は仮にも名を馳せる博麗の巫女。この異常な気配に感づいていてもおかしくはない。気付いていればそのうちに来るだろう。いや、既にこの館内にいるのかもしれない。そうなれば行くだけ時間の無駄になるか。
「いやいや。うん、そうだったな」
 そこまで考えて思い出した。自分で自分の馬鹿さ加減に呆れて、今度は意識して髪を揺する。
 どんなときでも人に左右されることなく、動くときには自分で動く。まったく頼りないが、強い意志だけは持っている。そういうやつだった博麗霊夢という娘は。
 魔理沙は箒を抱え直すと、手を当てていた分だけ温もりを移した紅魔館の扉を、思い切り押し開けた。鈍い音、重い感触。明るい室内に目を眩ませながら、扉の隙間に身を滑らせる。
 後ろ手でばたんと閉じた扉の上には、白い白い月が昇っていた。
 朱色の瘴気の霧越しに見える月は、赤く赤く染まっていた。


 つがい部分が錆びているのだろう、重くなった扉を押し開けて館に足を踏み入れた霊夢は、目の前の化物屋敷じみた光景に思わず絶句した。
 この大きな館には少々手狭に感じるが、それでも確かに広いこのホールを橙色に明るく照らしている照明は、普段なら周囲の壁に取り付けられている古風な装飾のガス灯と、天井のシャンデリアがそうである。
 だが、今現在で実際に明かりの灯っているものは、本来の半分ほどにまで減っていた。それも無傷のものは僅かで、あとは熱でひしゃげたか握りつぶされたか、随分と前衛的な形に成り果てて、歪んだ光を発している。それ以外のガス灯は、潰されたか砕かれたか溶かされたか。そこにあったのだろうという痕跡しか残っていなかった。
 その歪んだガス灯の歪んだ光が照らす薄暗い室内には、至る所に満遍なく穿たれた、焼き焦がしたような無数の弾痕。柱や床、壁、果ては遠く天井にも残された引き裂くような爪跡。上品に赤で統一された絨毯や壁紙などが、まるでべっとりと塗りたくったような血液を連想させる。
 そこは朱の霧に蝕まれた館の外観同様に酷く荒れていた。この場所で一体どんな猛獣が暴れたというのだろうか。もはや霊夢の記憶にあるような以前の面影はない。
「こ、れはずいぶんと」
 思わず感心して唸ってしまうほどの荒廃ぶりだ。退廃的芸術作品、ロマン派だかモダン派だかというゲージツ屋が好みそうな光景である。しかし魔理沙ではない霊夢にはその手の嗜好の持ち合わせは皆目無いので、目の前の光景も合わせて全て出鱈目である。
 手放した扉が、霊夢の背後で大きな音を立てて閉まる。静かな建物の中で、その音だけがいやに響いた。
 反響も虚空へ消え、しんと静まり返る空間の中、一人分の呼吸が響く。これほどまでに荒れた室内で、しかし何の気配も感じない。静寂こそが恐怖、とは誰の言葉だったか、そんな言葉がふと頭をよぎった。
 ニ、三歩みを進めると、屋敷に漂う妖気だか冷気だかが肌を撫で行く。肌寒さから思わず腕を擦り合わせる。夏だというのに、と毒吐きながら。
 ガス灯の頼りない明かりに照らされる、足元の、床に残る傷跡をそっと撫でる。黒く炭化した絨毯がざらりと手の表面に付き、冷えた指先がほんのりと温かさを取り戻す。灼いたばかり、というわけではないだろうが、少なくともそこ十数分、といったところではなかろうか。それは、この場に居た誰かさんたちがどこかへ行ってしまうには充分な時間である。
 この屋敷を浮かべた湖の、あの目を背けたくなるほどの異常の原因は何か。そしてまた、ここで何が起こっているのか。紅魔館に来れば分かるだろうと、特に準備も考えもせずに来てみたが失敗だったかもしれなかった。事態は湖以上に、予想以上に深刻らしい。
 耳鳴りすら覚える寂静に凍りついた室内において、せめて何をか読み取ろうとでもするように、焦げた傷をもう一度だけ撫ぜてみる。ここで起こった危殆の一部始終を見ただろう傷跡は、奇しくも口を持たず語らない。館の惨状に少なくない動揺を抱えて、知らず霊夢はつい先ほどのことを思い返していた。

 続きは以下に。
 http://coolier.sytes.net/th_up/src/th_3686.zip
 使い方間違ってたら申し訳ないです。
日野
[email protected]
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コメント



0.550簡易評価
1.-20名前が無い程度の能力削除
平坦で読みづらい文章を読んでいくと尻切れトンボ。
続きは別のファイルで、しかも超長編。
勘弁してください。
9.-30名前を間違われる程度の能力削除
自己満足に始まり、自己満足に終わってますね。
(例を挙げるなら、意味のない修飾のやり過ぎで、
 読んでて気分が悪くなりました。今は、少し気持ち悪いです)
正直その駄文を全部ここにあげられても困るので、結果的には良い判断になっていると思います。

とりあえず、本屋で売ってる普通の小説を読むことから、始めてはどうでしょうか?
13.50|||削除
私は文庫本(富士見とかばかりですが)日常的にたくさん読んでいる人間なので1週間かけて読破してこようと思います。
とりあえず導入はちょっとわくわくしたけど、まだなんともいえないので50。
ベルモンドも気になりますし。
詠み終わったらまた評価いれにきます。お疲れ様でした。
17.無評価名無しの少女削除
「評価不能」作品と思うので、レスのみで。

一応続きも読もうとしましたが、長いならHTML編集してください。あんなに詰めて書かれても、読み手側で再編集しない限り読めません。内容以前の問題です。
そして予感はしていましたが、あまりに東方世界からかけ離れた、読み手には理解できない内容で、キャラの名前をオリジナルの名前に変換してみても違和感がありません。ここまで来るとオリジナル設定以前に完全に別物で、東方キャラを使う必要がありません。

と、二次創作として批評する限り完全なマイナス点ですが、一次創作と仮定すればそれなりには頑張っておられるようなので、文章自体の質についてはあえて言及しませんし、マイナス点は付けません。
ただ、文章について具体的な批評を求めるにしても「投稿場所が違います」。ここは一次創作投稿場ではありませんから、残念ながら厳しいレスしか返ってこないと思います。

作品にこだわりがあるなら、東方を想起させる部分を全削除してオリジナル小説として出せば、読んでくれる人は居るかもしれません。ただ、少なくともここで感想を求めるのは無理があると思います。専門の一次創作投稿サイトなりでアドバイスを依頼してみては如何でしょうか? 少なくとも私は、ボランティアでこの長文を添削する気にはなれません・・・。 
20.無評価名前が無い程度の能力削除
とりあえずここにあるのを読んで、本編も読んでみたいと思ったんだけどいかんせん読みにく過ぎですよー。
作品そのものには興味があるし読んでみたいのですけど、正直あのままじゃ読む気力が湧きませんです。
手間じゃないならHTMLとかで読みやすいように調整して、もっかいアップし直してもらえますか?
本編読んでみたいのでー。
21.無評価吟砂削除
最初に1MBを越えるテキスト文書を打ち終え作品を作られた事を賞賛します。
私が読み、所持してる東方のssで一番大きいのが70KBなのですが・・・
まさに圧巻というべきですか・・・

作品の投稿の方も本体は、うpろだに上げてあるのでそのお考えは
良いと思います。となると・・・これは作品の宣伝という事なのでしょうか?
確かに、ssは読まなきゃつまらないか面白いか分からないし・・・
あのサイズのテキストファイルでは前情報があらかじめ欲しくはありますね。

とりあえず、この導入部の感想を・・・
少し説明的な文章が多くてくどい感じはしますが、
コレも味というところなのかな?とはいえ、削れる部分もあると思います。
折角の長編ですし自分でも一度読み直し、修正はされたほうがいいですよ?
場の雰囲気を出せてる分、ちょっと勿体無いです。では、長々失礼しました。
(点数はメインを読んでないのでフリーということで)
23.無評価名前が無い程度の能力削除
ご自分の中にある壮大な物語を、妥協することなく書き上げられたその意思はお見事です。ただ書くことに集中されるあまり、読み手に対する意識が乖離してしまっている感は否めないかなぁと。

もし「自分が書きたいから書いた。だから読みたい人だけ読んでくれ」とお考えなのであれば、それはそれで個人のスタンスだとは思いますが……。でもどうせなら、表示形式・内容ともにユーザーインターフェイスを意識して、ブラッシュアップされてはいかがでしょうか。せっかくの作品ですしね。
32.-10名前が無い程度の能力削除
状況説明は細かい分、逆に情景がタイムリーに浮かばないのが残念。カットしたり、単純化するのもひとつの技ですよ。
33.無評価名無し毛玉削除
要は、まずは体験版をお読みの上、本編(膨大な読みにくい長文)を別途お読みください、と。
…何と言うか、読み手に対する配慮がまったく感じられません。
読み手のことを考慮していない時点で採点不能です。
39.-30名前が無い程度の能力削除
ごめん、かなり読みづらい・・・
その上よく分かりませんでした。
43.40名前が無い程度の能力削除
なんとか読了しました(さすがに目が疲れ、途中から斜め読みがちだったのですが)。
皆様の言っているとおり、東方の二次創作というよりはオリジナルに近いですし、冗長な文も多かったかもしれません。他にも欠点は見られました。
けれど、総合評価としては面白い作品だったと思います。これほどの大作を書き上げたことも素直にすごいと思います。
ただ、次回作もこのボリュームなのでしたら、できればHTMLなどで自サイトにアップしていただけたらと思います。
45.-30名前が無い程度の能力削除
氏の日記でキャラ紹介を見せていただきましたけど、東方の名を借りた別物にしかなってないような気がしますけど……
46.-20no削除
ようやく読了しましたが率直に言ってよくわかりません。
文章力は感じられましたが「文筆力」は悪点を差し上げざるを得ないです。
他の方の評の通り、東方ではなく一時創作としてならば問題ないでしょうが、
その場合ここのコメントよりさらに激しい批評に耐えうる精神で無いと挫折
します。いえ、それは私ですが、ね。以前物書きの真似事をしていて駄目に
なったのは・・・。
ともあれ、アップローダーの画期的な使い方だとは思いましたが、それが実を
結んでいるとはとても思えませんでした。
49.無評価日野削除
公評ありがとうございました。
二次創作の勝手も分からないまま投稿し、ご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ありません。重ねて、場を汚してしまったことをお許しください。
筆力、文章についてご指摘して下さった方々には再度のお礼を申し上げさせて頂きます。もう一度文章について考えてみたいと思います。
繰り返しになりますが、ご一読ありがとうございました。そして、不快に思われた方々には申し訳ありませんでした。
50.無評価名前が無い程度の能力削除
こういうもんだと割り切って読めばとても面白かったです。
でもこれ、縦書きで整形してませんか?
51.60名前が無い程度の能力削除
創想話へ来るのが久しぶりで、多少時間差感想に……ま、まあ、せっかくですし。

読み難さについては今更私が言うことは何も。縦書き基準な文章ですねぇ、ぐらいしか。
原作からの剥離についても、特には。てか、書き込まれてて作者の世界が形になりすぎてる程度ならどうとでも。二次創作に付き合ってると、ねぇ。
長さやくどさもどうでもよく。いや、市販の小説にもあったりするし、この程度。
しいて言うなら、「Web上の二次創作」として適していなかったんでしょうかね。うん、多分。

んで、そういう細かい点を突いて、総合的な評価を出すなら点数は低めになる、ってことですかねぇ。
まあ、縦書き表示ツールで読んだんで読み難さは消し、オリジナル設定も「幻想郷は全てを以下略」、性格と性質上文章量修飾などは時間以外あまり苦にせず、とりあえず純粋な物語の面白さだけでも評価しておこうかなー、と思い至り現在。

うん、普通に面白かったですよ、と。
……てゆーか、皆カッチョ良すぎですよ、ええ。特にチルノがすげぇ良い。これが⑨の矜持なんですねっ(違