Coolier - 新生・東方創想話

ふと思った

2010/06/07 03:14:44
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レミリアは空からナスカの地上絵を見ていた。

鳥を思わせるその形は誰が作ったのかはわからない。
巨大すぎるだけだった。

当たり前だが、レミリアは思った。

なんのために作ったのかしら

と。


そしてあきれた。

「見つけた人間があそこまで驚く理由が、私の中のどこにも見当たらないわ。」

「ただの巨大な絵。作るのには時間と労働が必要なだけ。今の世界じゃ不可能ではないはずよ。考えればわかるはずなのに、あそこまで驚くことが理解できない。」

考えが捻くれていた。

彼女なりの考えだったのだが。


レミリアはまだ知らなかった。


人間が驚いた理由が、考えていたこと以上にあったということを。


地上絵に深い意味があったことを。


そしてレミリアが知ることはない。


妖怪の英知より人知が勝ることを。
何でしょうかねこれは。
揚げ物
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コメント



0.570簡易評価
3.60名前が無い程度の能力削除
>何でしょうかねこれは。
こっちが聞きたいわww
8.50名前が無い程度の能力削除
なんかもう色々どうでもいい感が逆にすがすがしい
こういう方向性で突き詰めたのを見てみたい
12.70名前が無い程度の能力削除
すごい勢いで叩かれてると思ったら

取り敢えずこの方向性は有だと思う
13.60名前が無い程度の能力削除
星新一SSっぽい感じがするけど何か違う
でも東方って本来こういうモノなんだと思う。アリですよ私としては
14.70名前が無い程度の能力削除
ゼビウスの裏設定みたいなのを思い出しました。
ただ、作者の考えたことを東方キャラに言わせているという感が否めません。
せめてレミリアがナスカの地上絵を見たいきさつなんかが知りたいです。(外にいって飛行機に乗った?)

しかししかし、なんだか独特な持ち味と切り口がよかったです。
自作を楽しみにしています。