妖夢、ごめんなさいしようか?
は? 幽々子様何を言っているんですか?
画面の前の皆様の後ろに居る私達の仲間に謝ろう
え? え?
『ごめんさい、私達は画面の向こうにはいけないの』
幽々子はまだ幼い妖夢を連れて、画面の前にやってきて謝罪をしたのであった。
……まだ幼いって言う設定はやっぱやめ。そういう狙ってるのやめようか。
幽々子は妖夢を連れて、画面の前にやってきて謝罪したのであった。
「幽々子様、なんで謝ってるんですか?」
「妖夢はわからないの?」
一体どういういう事なのか、わからない。ただ確かに画面の向こう側には読者とその後方に蠢く何かが悲しそうに、眼とわかるそこから眺めているだけだった。
……って言う設定じゃあねえ。読者の後方ってのが良くないな。大体後方に蠢くとか言って、冒頭で幽々子が私達の仲間って言ってんじゃん。結構そういう矛盾とか書いてる時とか気が付かないじゃん。
で、後になって気が付くわけなんよ。でも、今更そういう所を書き直したりとかしてると……
……やっぱ、そのまま。いや、あ、ごめん。
その今は、何かささやかれても後ろを振り向かないで。