Coolier - 新生・東方創想話

六十年の七夕

2008/07/01 14:10:14
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 そのヒトは自分の行ったことを後悔して死んだ。
 そのヒトは様々なヒトに恨まれて死んだ。
 私は死んだヒトを突き落した。
 そうして私はできた。生まれた?


 あるヒトは火を使おうとした。
 私は火の作り方を教えた。
 あるヒトは石でモノを作ろうとした。
 私は石の削り方を教えた。
 あるヒトは考えた。創造・想像・技術・解釈・理論・知識……思考。
 それらは全て神様が教えてくれるモノだと。
 そして私は作られた。生まれた?
 ヒトが増えていく。皆が違う方向へと進んでいく。
 私は色々考えるようになった。



 私が彼女と出会ったのは、はるか昔。死後を考える人間に答えを教える為、
私はあの世にいた。
 「何か用ですか。裁かれたいのでしょうか」
 「まさか」
 私に受け答えしながらも、エンマ様は次々と魂を裁いていく。
   地獄、天国、地獄、地獄……
 「ねぇ、何を基準にして裁きを決めているの?」
 「決めているのではありません。決まっているのです」
 「誰によって?」
 「ヒトの総意です」
 「多数決で決めているの?」
 「私は全てのヒトの罪悪に繋がり、皆が感じたことからその魂の善悪に繋がる。
 あなたが全てのヒトの閃きに繋がっているように」
 そうよね、と私は言った。

 私はとある死後を考える人間に教える。
 地獄は死者に罰を与える為にあるわけではない。
 生者に罪を背負わせない為に地獄がある、と。
 エンマ様はそれを生者に気付かせる為に存在するのだ、と。



 次にあの世へと訪れた時、そこは認識できるようになっていた。
 四方を壁に囲まれた広い部屋は上座に置かれた机と、それと入口の扉をつなぐ
赤い絨毯がやけに目立つ。魂は絨毯の上に整列し、上座の机には悔悟の棒を持った
エンマ様が厳粛に――いや、口喧しく魂を裁きへと導いていた。
 「いいですか、あなたは生前多くの人を殺した。そのなかにあなたが生きる上で
 必要だったものが幾つありましたか。地獄で反省なさい」
 「あなたは生きていく為の糧として多くの罪を働いた。今ここで裁きを受け止めれば、
 その罪は清算されるでしょう」
 「随分説教が板についてきたわね」
 と、私は魂を通り抜けて話しかける。言葉を断たれてエンマ様は不満顔だ。
 「あなたは神様の癖にここへ来すぎる。もっと弁えなさい」
 「いいじゃない」
 私にまで説教をしようというのか。
 「エンマ様が説教。解り易くていいと思うわよ?カワイイし」
 「そうですか?」

 私はとある死後について考える人間に教える。
 エンマ様は、カワイイ説教魔だ。

 無限に続くと思えた魂の列は、しかしすぐに途絶えた。
 ふう、とエンマ様は溜め息をついた。お疲れ顔。
 「お茶でもお出ししましょうか」
 「あなた、お茶なんか飲めるの?」
 「誰かが教えたらしいですよ?エンマ様は礼儀正しいから、客にはお茶の一つでも
 出すだろう、て」
 私を見て悪戯っぽく笑う。私は素直に案内された。
 とある一室は六畳一間で、真ん中に卓袱台が置かれていた。用意されていた
座布団に座る。エンマ様も向かいへ落ち着き、どこからともなく取り出したお茶が差し出された。
 「最近、死神の仕事が遅くなりましてね」
 「あなた、世間話までするようになったの?」と私は呆れる。
 「あなたが何でもヒトに教え過ぎるからでしょう」とエンマ様の頬が膨れる。
 「仕方ないじゃない、それが私なんだから」

 ヒトは自らの力で私の智を呼び込む。現実的に、空想的に。
 現実では、全てのモノは共通した法則のなか私の智を受け止め、分け与えられていく。
 空想では、個々に別の世界が広がり、一つの法則がそれを支配する。
 そこは永遠さえ――不老不死の薬でさえも在り得る世界。

 「で、何で死神の仕事は遅くなったの?」
 知っているでしょう、とエンマ様が呆れる。
 「魂から下界の話を聞くのが楽しいらしいですね。おかげ様で私もこうして暇を
 持て余しています」
 「ふむ、それは面白いわね」
 「あなたが教えたのでしょう?」
 二人が同時にお茶を頂く。
 「そうね、死神は感情を持つ、と」
 「何故そんなことを考えるヒトがいたのでしょうか」
 「可愛い死神に優しく看取って貰いたかったんじゃないの?」
 「うちのはズボラですけど」
 そんなユルい死神も、ね。

 死を掌る神について考えるとあるヒトに教える。
 死神は、聞き上手。
 エンマ様は、表情豊か。



 私は月を追放された姫様とともに、幻想郷に隠れ住んだ。そんなひっそりした
日常においても、私はヒトにモノを教える。そんななか、幻想郷で人間に説教を
しているヤマザナドゥに出会った。
 「あなたが何でここにいるの?」
 「休日ですから」
 しれっとした顔でヤマザナドゥは言う。この子も俗っぽくなってきたわね……。
 「今、何か?」
 いいえ。
 「で、何で休日にここにいるの?」
 「彼らが生きているからです。地獄は罰を与える為にあるのではありません。
 生者に罪を背負わせない為に存在するのです。それを生者に気付かせる為には、
 私がただ存在しているだけではいけません。ヒトを導かなければ。
 そこのあなた!聞いているんですか!」
 ひぃ、と今しがた説教をされていた男性は縮こまる。
 ありがた迷惑でしょうね、と私は思った。
 「何か?」
 いいえ。

 誰に教えるまでもないが。カワイイヤマザナドゥは、休日に説教をしにくる。

 ヤマザナドゥは休日の日、年に数度だろうか。よく私達の閑居に訪れるように
なっていた。彼女の話す言葉はいつも説教であり、愚痴であり、想いだった。私はいつも
お茶を出して、ゆっくりと全てを受け止める。
 ――私の知らない、日々変わっていくあなたを。

 怒られる日、
 「あなたはそんなことだから月を追われるのです。こら、聞いているのですか!」
 「はいはい、お茶淹れてくるから待っててねー」
 「あなたが何でも知っていると思ったら大間違いですからね!」
 「私は全知でーす」

 悲しむ日、
 「好漢に恨まれ童に憎まれ、兵士の友となり淑女に蔑まれ、神徒に愛され
 夫婦に泣かれ、娼婦に罵倒され赤子に追われ……できたのが、作られたのが、
 ……生まれたのが、私ですか?」
 「そうかもしれない。あなたを、あなたが意思を持って悲しむことさえヒトに教えたのは、
 私なのだから」

 穏やかな日常。
 「あなたのところへ来ると、とても安らぐ自分を感じます」
 「そう?私はいつも落ち着かないんだけれど」
 「それはあなたがいつもやましいことをしているからです!そ、それとも、わ、私が何か、
 気に障ることをしたのでしょう、か?」
 ヤマザナドゥがわたわたと慌てる。違うわよ、と私は苦笑する。
 「あなたにはいつも教えて貰ってばかり。私はヒトの神様だから、意思を持った
 神様のことなんてわからない。でも、思慮を掌る私が誰かにモノを教えて貰うようじゃ、ね?」
 そんなことですか、とヤマザナドゥは安堵した表情を見せる。
 微笑む。
 「大丈夫ですよ。私もあなたに導いて貰っていますから」
 おあいこでしょう?と悪戯っぽく言う。
 やれやれ、何が大丈夫なんだか。



 ある夕暮れ、幻想郷の花という花が満開になった。花を調べると、そこにはヒトの想いが
宿っていた。害はない。周囲は皆このお祭りのような色彩に面食らい、又喜んでいたが、
私は私が理解できない現象に悩んでいた。私が知覚できないこと……。神様の仕業?
 俯いて思考に没頭していると、私の前に人影が立っているのを感じた。顔を上げる。が、
その人影と視線が交わることはなかった。
 ヤマザナドゥは私の体へ飛び込む。縋りつく。
 私の胸に顔をうずめて、そのいつもコロコロと変わる表情は見えない。
 私が顔を上げてから、長い時間が経ってヤマザナドゥから静かに言葉がこぼれ始めるまで、
私は何もできなかった。

 「人を、裁きました」
 顔を見せずに、細く通る音の言葉をこぼす。
 「その人は女性で、好きな人と添い遂げたいが為に、町に火を放ちました。
 そして人の法によって、処刑されました」
 震える声が、私の耳を打つ。
 「その娘は、多くの人の生活を脅かした罪を背負って、私のもとへと訪れました。
 来たんです」
 「死神に渡った銭は六文。全ての人の憎しみを受けて、ただ一人、供に添い遂げよう
 とした男性の想いが、三途の河を通しました」
 「私は彼女を地獄へと落とした。いつものことです……なのに」
 言葉に詰まる。私はヤマザナドゥの背中をゆっくりと撫でる。
 そんなことが、今日初めてヤマザナドゥにしてやれたことだった。
 「私…は、どのような、時も……公平であるべき…私が。ためら、てしま…た。
 悲しいと感じた!」
 私の背中を締め付ける手に、力がこもる。
 あぁ、と私は感嘆の念を抱く。
 「あなたは強い悲しみを知ったのね。個が想う立場に自らを置き換えられるほどに」

 「あな、たが、教えたんでしょう?」
 「私はヒトに教えていない。あなた自身が変わったのよ」
 違う、とヤマザナドゥは首を振る。そして顔を上げた。
 弱弱しく潤んだ瞳と、涙の跡がはっきりと見て取れる赤らんだ頬が、私の視界に飛び込む。
 「私は、私自身が、私だけの意思が、あなたを、あなただけを慕っていると、好きだと
 感じたんです。そんな感情を、ヒトじゃない、私だけに教えてくれたのは、あなたでしょう!?」
 「あなたの為なら公平なんて知らない!あなたの為なら役目なんか知らない!
 あなたの為ならヒトなんて知らない!
 こんな私が、あの地獄へと落とした女性とどう違うというのです!」
 そういって、ヤマザナドゥは再び私に縋りついた。
 泣いて、いるのだろうか。私は黙ったまま。
 何も、わからない。

 「あなたが掌るモノは、余りにヒトに近過ぎる」
 長い時間が経った。私はゆっくりと言葉を紡ぐ。
 「余りにヒトに重過ぎる。余りにヒトに深過ぎる。余りにヒトを悲しませ過ぎる。
 余りにヒトに喜ばれ過ぎる。そう、ヒトは嫌が応にもソレを意識してしまう。
 故にあなた自身がヒトに意識される。あなたに優しき慈悲深さを持っていて欲しいと。
 どのようなヒトにも厳格な公平さを持っているべきだと。憎まれるヒトに罰を与えるべきだと。
 自分を極楽へと導いて欲しいと」
 私は、彼女にとって残酷なモノをヒトに教えた。エンマ様は意思を持つ、と。
 「あなたはとても変わり易い神様。喜怒哀楽愛憎……凡そ全ての感情によって
 願われる神様。意思を持ち得た神様」
 私は、どうだろう?
 「私はただ思考する神様。変化のない神様。変化し続けることこそ不変」
 私に、自身を投げうってまで好きだと言ってくれたあなたに愛される資格なんて、ある?
                            あなたを愛することができる?

 「気のきかない神様ですね」
 そういってヤマザナドゥは再び顔を上げる。その顔は、薄く微笑んでいた。
 「あなたは思考の神様でしょう?今、あなたは自分を否定することさえしているでは
 ありませんか。そんな神様、滅多にいませんよ?」
   あなたは意思を持ち、それによって変わっているんです。
   あなたは作られながらに、生まれながらに考え、意思を持っていたのですから。
   私は、そんなしっかりしていそうで放って置けないあなたが、大好きなんです。

 また一つ教えられた、と私は顔が赤くなるのを感じた。
 そうね、と相槌だけうって、仕返しを考える。
 「じゃあ私の意思で、あなたに職掌なんかじゃない、私の愛しいカワイイ説教魔に
 名前を付けてあげる」
 今度は彼女が呆気にとられた顔をする。
 ふふ。
 「この花は、あなたがやったんでしょう?」
 だから、四季全てを映し出す可愛い姫。
 「四季映姫。ヤマザナドゥなんて仕事臭い呼び名じゃない、私が呼ぶ、あなただけの名前よ」
 映姫の顔が真っ赤に染まる。私は悪戯が上手くいった子供の様に笑った。



 夜、私達は閑居の縁側で静かに花を見ていた。姫様?そんな野暮な人は知りません。
 ヒトの想いがそうさせるのだろう、花は淡く光り、私の知らない不思議な光景を演出していた。
 私の知らないことが、また一つ。
 「魂は花に身を寄せます。自分に気付いて欲しいから。その魂とともに色鮮やかに」
 映姫がポツリと言う。
 「この花は私が役目を果たさなかったことによって生まれた異常です。結果、
 魂がバランスを崩し、迷ってしまった」
 「私はあなたを愛しています。でも、それでも、私は四季映姫であり、ヤマザナドゥなのです」
 私は知っているから、何も言わない。
 「私はこれからも下界へ赴き、ヒトを導きます。けれど、もう私がここに、あなたのもとに
 訪れることはないでしょう。私が私ではなくならないように」
 私は何も言わない。目が、口元が歪んでなんかいないから手で顔を覆う。
 「私は私でなくなりたいけれど、それでも私なんです」
 耳を、塞ぎたい。
 でも、と映姫は続ける。
 「私は死神の、小町のサボり癖がちょっとだけ移ったようです。ヒトが増え、また
 溢れかえるようなことがあるかもしれません」
 映姫の温もりを、背中に感じた。映姫、と私は呟く。
 「またいつか、こんなことが起きるでしょう。そんな時、私を叱りにきてくれませんか?」


 あれから何日も立つ。私は独り、縁側で枯れてしまった花を眺める。後には
夏に咲く花だけが元気に太陽を浴びていた。姫様が私の肩にそっと手を置く。
 私はその手の上に自分の手を重ねた。



 幻想郷に花が咲き乱れた。桜、向日葵、野菊、桔梗……。季節感のない鮮やかさが
私を落ち着かせない、そんな花見を永遠亭で一人楽しむ。姫様が竹林から現れる。
竹片の入った竹籠を持っているところを見ると、また何やら竹細工を始めるようだった。
 そんな一場面。

 「あら、一人で花見?」
 「ええ、兎達は皆外へ行ったり、てゐについていったりしましたから。
 まあ、大丈夫でしょう。ウドンゲが連れ戻しに行きましたし」
 「そのウドンゲなんだけど……」
 「ウドンゲがどうかしましたか?」
 「うん……。今しがた戻ってきて、月の重火器一式担いで、また飛んでいったのよ。
 『今こそあの世ごと私の罪を木端微塵に消し飛ばしてやる、泣こうが喚こうがうふふふ……』
 とか口走って、目つき恐くって話しかけられなくて」
 ……。
 「まぁ、大丈夫でしょう、多分」
 「えぇ、多分」

 夕暮れ。私は縁側に座って花を眺める。隣には姫様が座り、何やら竹の黒い部分を
削ぎ落としている。どうやら竹の椀を作るようだ。花は色鮮やかに自己主張を繰り返し、
全てが私をせっついている。
 そんな一場面。

 「ねぇ、永琳」
 「何でしょう」
 「今度はいかないの?エンマ様のところ」
 「そうですね……。行かないことにしました」
 「あら、どうして?いっつもわたわた慌てて飛んでいく癖に」
 わたわたって……。
 「今回は私の家族が行きましたしね。それに、姫様の真似事がしたくなったんです」
 「私の?」
 「殿方を散々じらして、袖にする」
 「悪い子の見本なんて真似するんじゃないの」
 「だって、ずるいでしょう?六十年に一度の逢瀬で、いつも私が会いに行くなんて」
 「私達の家族があの世で騒いでますって。そのことで説教しにすぐに飛んできますよ。
 映姫から。私に会いたくって仕方がないんですから」
 「それはあなたでしょう?」
 ふふ。
 「でもホントにあのイナバ大丈夫なの?」
 「だから多分大丈夫ですってば。多分」


 私は空を見上げる。気を急ぎ過ぎた星達が、弱々しい光をポツポツと放ち始める。
それでも今日は晴れた空で、よく見れば一筋の川の流れを見ることができる。
 もうすぐ、溢れんばかりの星達が輝かしい夜を彩るだろう。
 
 
 ※皆様のコメントにいつも癒されたり赤面したりともうめっちゃ好きやねん!
  ありがとうございます。

     )名無し3番様
      初コメントありがとうございます。永姫です。映琳。子供は姫琳ちゃん。
      最初表題を「映琳抄」とでもしようかな、と思っていたのですが、七夕が
      近い、ということで、織姫彦星をまぜこぜしつつ、こんな感じに。
      割にまとまってよかったなと思います。というか、まだマシになったか、と。

     )名無し4番様
      コメントありがとうございます。いいものだなんてそんなありがてぇてぇ……。
      当作品は「対人の職掌を持つ神様を擬人化するにはどうすればよいか」
      について自分なりに書いてみました。自然信仰の神様の自我とかは
      自分のなかでは折り合いがつくんですけれど、どうも人を裁く、とか
      人の思考、となるとどうその絶対性といいますか、なんて言えばいいか
      わからないんですけれど、そういったものを残しつつ自我を持つことが
      できるのか、なんて起こりからして矛盾だらけのことを考え始めて、
      神様はイメージでその人の神様になる、と。意思を持った神様は
      対ヒトに全知である神様の認知の外にある、と。意思が存在することを
      認知してもその意思がどこに向かうかはわからない。そんな感じに
      自分のなかでまとまりました。えーりんは自分にそう教えました。
      他の出典や原作は無視した形となって。
      とても自己満足ですね。申し訳なく思います。

     )名無し6番様
      コメントありがとうございます。投稿したあと改めて読んで、一日経って
      興奮を覚まして読んで、ビックリでした。ホント読みにくいッスよね。
      もう自分の頭の仕組みみたいにつながってない。描写が足りない。
      今になって恥ずかしがるばかりです。

     )名無し10番様
      コメントありがとうございます。エンマ様が元人間だということを初めて
      知りました。恥じ入るばかりですが、教えて頂いてありがとうございます。
      前述させて頂いたように、今作は「神様=イメージ」と勝手に解釈して
      書かせて頂いたもので、それでも書いているうちにある種の残酷さが
      強くつきまとって、そこにも強引な解釈があって、拙さとともに書き辛いもの
      でした。神様について、強く考えさせられた執筆になりましたね。
      なんか変な文章ですね。申し訳ありません。

     )名無し11番様
      コメントありがとうございます。他の作家方々のように魅力的な映姫様には
      到底追いついておりません。あぁ、何故こんなことに……。
      それでもめっちゃ嬉しいねん!

     )名無し13番様
      コメントありがとうございます。自分は今作を書くにあたってオモイカネについて
      全く調べませんでした。どうせ無茶な解釈なんだから想像の幅を狭めない
      方がいいかなーなどと、馬鹿じゃないの自分。色々怪しくても、どうか寛大な
      お心で見逃してやっておくんなまし。
      惹かれる……自分は目が悪くなったのでしょうか……。ブルブル……。

     )名無し14番様
      コメントありがとうございます。以前もそうでしたが、自分はどうも
      永琳の捉え方を根本的に間違っているような気がしてなりません。
      純情な変態。ないッスか。
      なんという評価を……。ガタガタ……。あんがてぇ……。

     )名無し17番様
      コメントありがとうございます。自分の無知に恥じ入るばかりですが、
      教えて頂いてありがとうございました。珍奇であるということは
      それだけゴリ押しで……ゲフンゲフンッ!
      敬愛するゆかりんに負けないうさんくささとカタブツ、結構すんなり
      いきそうじゃね?とか思ったりしてます。

     )名無し18番様
      コメントありがとうございます。まぁ二人とも長生き?ですから織姫彦星と
      それほど感覚は違わないかな、と思います。一方的なカップリングですが、
      末長く、と。
      ご指摘ありがとうございます。意識していない部分で読みづらい部分が
      ぽんぽん出てくる出てくる……精進します。

     )Admiral様
      コメントありがとうございます。東方の原作はバッサバッサしているので、
      わりにカップリングとか自由に捉えてもいいんじゃないかななんて思ってます。
      いくらなんでもキャラクターは違いますが、まぁお許し~。
      

  ※七夕当日になりました。本作は厳密には七夕当日に二人が会う、とは
   言及しておらず、どちらかといえば七夕的なスタンス、という形なので特に
   日付を意識することもないんですが、一言、短冊の代わりに願いを。

   やさぐれウドンゲSSが書けますように。
   
      
 このようなところまで読んで頂き誠に有難う御座います。
 作者は皆様の温かいお言葉をいつも楽しみにお待ちしております。
 宜しければ、お言葉を一言、残していって下さいませ。
 では、今一度、有難う御座いました。
慶賀
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コメント



0.480簡易評価
3.80名前が無い程度の能力削除
永×映だと……。
4.90名前が無い程度の能力削除
これは新しい、そして甘い。
いいもの読ませていただきました。
6.80名前が無い程度の能力削除
たしかにこれは新しい。
会話文の割合が高すぎる気はしますがね。
10.80名前が無い程度の能力削除
映姫様は元はお地蔵様ですが、
閻魔様ってもんがもともと人間の最初の死者で、人間からできた神様なんですよねえ。
でもって人だからこそ人を裁く所業の罪を負わされて、日に三回も溶解した灼熱の銅を呑む罰を受けると。
でも人の心を持っているからこそ、人を裁く立場に立たされているんだとも思います。心身ともにいろいろ辛いだろなあ。
11.70名前が無い程度の能力削除
人の世の法と閻魔様の法は微妙にギャップがあると思うのですが
そんな話はさて置きえーき様可愛いw
13.70名前が無い程度の能力削除
なるほど…永琳の元ネタのことか…。
新しい…惹かれるな…。
14.100名前が無い程度の能力削除
設定がおかしい気がするのに、永琳に壮絶な違和感を感じるのに、
雰囲気に引き込まれて最後まで読んで、果てにはこの点数をつけている。あれ?
17.90名前が無い程度の能力削除
天照大神を洞穴から出す方法のを考えたのが八意思兼神でしたね
それにしてもめずらしい二人ですね
18.80名前が無い程度の能力削除
あら面白い。しかし60年に一度とは織姫彦星もびっくりですな。

地の文をはさまずに同一人物の会話文を連続させるのはあまりよろしくないかと。誰が話しているか判りにくいので。
20.80Admiral削除
永×映とは新しい…!
コレはよい物ですね。
楽しませてもらいました。