※このSSでは森近 霖之助と八雲 藍が壊れています。それはもう盛大に変態です。
霖之助や藍が変態のSSなんて読みたくない方は避けてください。
許容できる方はぜひどうぞ。
この先、10由旬
↓
式神に水をかければ式が落ちるという。
式を落とせば―――あんなことやこんなことができるじゃないか!
そんなわけで最近手に入れたマジックアイテム「妖怪アンテナ」というカツラを頼りに迷い家を目指して探索中の森近 霖之助だ。よろしく。
(これをかぶるために髪を剃り落した事は君と僕だけの秘密だ)
おっとそうこうしてるうちに強い反応。
この周辺で最も強い妖怪、つまり八雲一家の誰かだろう・・・。
よし、目標に向け全速前進!!
ぜぇはぁぜぇはぁ・・・、最近年のせいか走るとすぐに息が上がる・・・。
ふぅふぅ・・・よし、ようやく迷い家とその住人発見。
アレは・・・藍か。どこか元気がない気がする。いやなことでもあったのだろうか?
・・・彼女は一度霊夢につれられて紫や橙とともに店に来たことがあった。
ネコミミ橙タンじゃないのは少し残念だが紫じゃない分よしとしておこう。
もっとも、紫が最近神社に入り浸っているということを霊夢から聞いてなければこの作戦はなかったが。
「やぁ、こんにちは。霖之助さん・・・だったっけ?」
「ぬはぁ!」
お、驚いた・・・!あまりに驚きすぎてカツラが飛ぶかと思ったぐらいだ。
「ん?違ったか、失礼。」
僕は彼女から目を離さなかったがいつの間にか目の前にいる。
その様はまさに瞬間移動、まさにイリュージョン。
僕はぎこちなく挨拶を返す。
「こ、こんにちは、藍さん。あ、ちなみにあってますよ。」
「そうか、一度しか会ってない上に髪形も変わってたから自信なかったのだが。寝癖酷いし。」
それは寝癖ではなく目の前の妖怪に反応しているからだ。
「ところでこんなところまで来て紫様に何か用?いや、迷ったのか?」
「あ、そういえば紫さんや橙た・・・さんは?」
「? 紫様はいつも通り神社でしっぽりしてると思うわ。」
なにぃーーーー!入り浸っているだけでは飽き足らず、霊夢としっぽり!?
の、覗き見したい!よし、次なる作戦目標は神社だ!
そのためにもまずこの作戦を迅速に終わらせねば!
「あと、橙はね・・・、橙は・・・・。うっ・・・、ううう・・・ぐすぐす。」
・・・ってなぜ泣き出す藍。テンション下がること谷の如しだ。
「どうしました?まさか僕の橙タンがすでに誰かの毒牙に!?・・・ハッ。」
「いえ・・・、橙はね・・・。」
あまりにとんでもないことが起きたのか僕の失言に気がつかない藍。命拾いだ。
「橙はね・・・、さっき飛翔毘沙門天で家を出て行ったの・・・。」
「何かあったんですか?(飛翔毘沙門天?)」
「えぇ・・・、私のテンコーを・・・いえ、私のことが気に入らないみたい・・・。」
「あんなに仲良さそうだったのに?」
「えぇ・・・。尻尾の中でお昼寝させるほど仲良かったわ・・・。」
確かに藍の尻尾はふかふかで柔らかそうだ・・・。
さりげなく感度も良かったりして。いや、そうに違いない。
紫が調教済みなんだ、きっと。ふふ、エロい笑いがとまらねぇなぁ!
「ぐふ、ぐふふふふ・・・。」
「あああああ、、、氏にてえええええ!」
「ぬはぁ!」
いきなりの大声にまたしても驚く。
せ、せっかく人が妄想に浸ってたのに・・・。
いやいや、そういえば妄想を現実にするためにここにきたのだ。
気合を入れなおして本題に入ろうとする。しかし・・・
「橙~、わかってくれぇ~。テンコーは私の数少ないストレス発散方法なんだ~。」
藍はいまだに身悶えていた。
・・・というか、何気にチャンスじゃないか、これは。
僕は懐からマジックアイテム「水鉄砲」を取り出す。
「おろろ~ん、おろろ~~ん」
僕の存在を忘れきった彼女はとうとう号泣しだした。
どこから出てきているのかその涙の量はおそらくこの水鉄砲を満タンして五杯強。
なんか、その量を見ているとこのぐらいの水じゃ何もおきない気もしてきた・・・。
だが、この作戦のために髪まで剃り落としたのだ、いまさら引けるか!
僕は意を決し引き金を引き、そして、
シャアァァァァァ・・・、ボン!もわもわ~~~。
式神の体は煙に包まれた。
・・・成功したのか?なぜ!?あの涙のほうが何倍も体積あるぞ!?
いや、とにかく成功だ!やった!さすが僕!
わくわくしながら煙の晴れるのを待つ・・・、と。
「もー、何するのよー。」
「って、あれ?」
「今日はやなこといっぱいで、もういや~。」
そこには何も変わってない藍がいた。どことなく胸がキュンキュンする口調だが。
こ、これはこれで!と思いつつも目的を思い出す。
そう、今もっとも重要なのは・・・。
「何で式が落ちてないのですか?」
妖怪アンテナもまだ強い反応を示している。
「落ちましたよ!何するんですか、まったく!あぁ、紫様におこられるぅ。」
「なら何で姿が変わってないのですか?」
「え?式が落ちても姿は変わらないですよ?」
「まだ、強いですよね?」
「まぁ、もともと力を持った妖怪ですから。」
「橙も?」
「橙も、それなりには。」
「・・・・・・。」
「あ、さては私達を倒す気で来ましたね?」
「う・・・。」
「う?」
「うわぁぁぁん!」
「あ、逃げるな!」
泣きながら去る僕。
「ケモノに戻った藍や橙にHなことしたかったのに!」
「なっ・・・。」
そして手懐けきって、式をつけた後赤くなりながら『また、シテ・・・』とか言われたかったのに。のに!
「バーカ!九尾!お前のご主人様おばさん!」
作戦は、はじめから不可能だったのだ。
変態の後姿を見ながら藍は(で、できる・・・!)と思った。
「な、何だったの・・・?」
とはいえあまりに予想外な絶叫にさすがの彼女も呆気にとられる。
だが放心している間に妙な対抗心で下半身を丸出しにしたのはやりすぎだ。
・・・ややあってようやく正気を取り戻すとつぶやいた。
「あ、そうそう。紫様に今のやり取りを仔細に伝えないと。特に捨て台詞とか。」
性格が丸くなっため、自分では報復しようとしない藍。
その、そばに
「その必要はないわ。」
恐怖の―――
「一部始終スキマからのぞいていたから。」
―――具現が。
「ところでなぜ捨て台詞を特に伝えなければならなかったのかしら?」
「そ、それは・・・。そうそう、バーカとか言われたからです!許せませんね、まったく!」
「そうかしら・・・。」
「えぇ、そうですそうです。」
「ま、しつこく追求するとまるで私がおばさんと言われるのを気にしているみたいだし。そういうことにしてあげましょう。」
「ほっ・・・。」
「じゃあ、霖之助さんには、藍を馬鹿にした罪を償ってもらいましょうか。それはもう念入りに。」
二人のそばのスキマに誰かの声が響いている。
霖之助や藍が変態のSSなんて読みたくない方は避けてください。
許容できる方はぜひどうぞ。
この先、10由旬
↓
式神に水をかければ式が落ちるという。
式を落とせば―――あんなことやこんなことができるじゃないか!
そんなわけで最近手に入れたマジックアイテム「妖怪アンテナ」というカツラを頼りに迷い家を目指して探索中の森近 霖之助だ。よろしく。
(これをかぶるために髪を剃り落した事は君と僕だけの秘密だ)
おっとそうこうしてるうちに強い反応。
この周辺で最も強い妖怪、つまり八雲一家の誰かだろう・・・。
よし、目標に向け全速前進!!
ぜぇはぁぜぇはぁ・・・、最近年のせいか走るとすぐに息が上がる・・・。
ふぅふぅ・・・よし、ようやく迷い家とその住人発見。
アレは・・・藍か。どこか元気がない気がする。いやなことでもあったのだろうか?
・・・彼女は一度霊夢につれられて紫や橙とともに店に来たことがあった。
ネコミミ橙タンじゃないのは少し残念だが紫じゃない分よしとしておこう。
もっとも、紫が最近神社に入り浸っているということを霊夢から聞いてなければこの作戦はなかったが。
「やぁ、こんにちは。霖之助さん・・・だったっけ?」
「ぬはぁ!」
お、驚いた・・・!あまりに驚きすぎてカツラが飛ぶかと思ったぐらいだ。
「ん?違ったか、失礼。」
僕は彼女から目を離さなかったがいつの間にか目の前にいる。
その様はまさに瞬間移動、まさにイリュージョン。
僕はぎこちなく挨拶を返す。
「こ、こんにちは、藍さん。あ、ちなみにあってますよ。」
「そうか、一度しか会ってない上に髪形も変わってたから自信なかったのだが。寝癖酷いし。」
それは寝癖ではなく目の前の妖怪に反応しているからだ。
「ところでこんなところまで来て紫様に何か用?いや、迷ったのか?」
「あ、そういえば紫さんや橙た・・・さんは?」
「? 紫様はいつも通り神社でしっぽりしてると思うわ。」
なにぃーーーー!入り浸っているだけでは飽き足らず、霊夢としっぽり!?
の、覗き見したい!よし、次なる作戦目標は神社だ!
そのためにもまずこの作戦を迅速に終わらせねば!
「あと、橙はね・・・、橙は・・・・。うっ・・・、ううう・・・ぐすぐす。」
・・・ってなぜ泣き出す藍。テンション下がること谷の如しだ。
「どうしました?まさか僕の橙タンがすでに誰かの毒牙に!?・・・ハッ。」
「いえ・・・、橙はね・・・。」
あまりにとんでもないことが起きたのか僕の失言に気がつかない藍。命拾いだ。
「橙はね・・・、さっき飛翔毘沙門天で家を出て行ったの・・・。」
「何かあったんですか?(飛翔毘沙門天?)」
「えぇ・・・、私のテンコーを・・・いえ、私のことが気に入らないみたい・・・。」
「あんなに仲良さそうだったのに?」
「えぇ・・・。尻尾の中でお昼寝させるほど仲良かったわ・・・。」
確かに藍の尻尾はふかふかで柔らかそうだ・・・。
さりげなく感度も良かったりして。いや、そうに違いない。
紫が調教済みなんだ、きっと。ふふ、エロい笑いがとまらねぇなぁ!
「ぐふ、ぐふふふふ・・・。」
「あああああ、、、氏にてえええええ!」
「ぬはぁ!」
いきなりの大声にまたしても驚く。
せ、せっかく人が妄想に浸ってたのに・・・。
いやいや、そういえば妄想を現実にするためにここにきたのだ。
気合を入れなおして本題に入ろうとする。しかし・・・
「橙~、わかってくれぇ~。テンコーは私の数少ないストレス発散方法なんだ~。」
藍はいまだに身悶えていた。
・・・というか、何気にチャンスじゃないか、これは。
僕は懐からマジックアイテム「水鉄砲」を取り出す。
「おろろ~ん、おろろ~~ん」
僕の存在を忘れきった彼女はとうとう号泣しだした。
どこから出てきているのかその涙の量はおそらくこの水鉄砲を満タンして五杯強。
なんか、その量を見ているとこのぐらいの水じゃ何もおきない気もしてきた・・・。
だが、この作戦のために髪まで剃り落としたのだ、いまさら引けるか!
僕は意を決し引き金を引き、そして、
シャアァァァァァ・・・、ボン!もわもわ~~~。
式神の体は煙に包まれた。
・・・成功したのか?なぜ!?あの涙のほうが何倍も体積あるぞ!?
いや、とにかく成功だ!やった!さすが僕!
わくわくしながら煙の晴れるのを待つ・・・、と。
「もー、何するのよー。」
「って、あれ?」
「今日はやなこといっぱいで、もういや~。」
そこには何も変わってない藍がいた。どことなく胸がキュンキュンする口調だが。
こ、これはこれで!と思いつつも目的を思い出す。
そう、今もっとも重要なのは・・・。
「何で式が落ちてないのですか?」
妖怪アンテナもまだ強い反応を示している。
「落ちましたよ!何するんですか、まったく!あぁ、紫様におこられるぅ。」
「なら何で姿が変わってないのですか?」
「え?式が落ちても姿は変わらないですよ?」
「まだ、強いですよね?」
「まぁ、もともと力を持った妖怪ですから。」
「橙も?」
「橙も、それなりには。」
「・・・・・・。」
「あ、さては私達を倒す気で来ましたね?」
「う・・・。」
「う?」
「うわぁぁぁん!」
「あ、逃げるな!」
泣きながら去る僕。
「ケモノに戻った藍や橙にHなことしたかったのに!」
「なっ・・・。」
そして手懐けきって、式をつけた後赤くなりながら『また、シテ・・・』とか言われたかったのに。のに!
「バーカ!九尾!お前のご主人様おばさん!」
作戦は、はじめから不可能だったのだ。
変態の後姿を見ながら藍は(で、できる・・・!)と思った。
「な、何だったの・・・?」
とはいえあまりに予想外な絶叫にさすがの彼女も呆気にとられる。
だが放心している間に妙な対抗心で下半身を丸出しにしたのはやりすぎだ。
・・・ややあってようやく正気を取り戻すとつぶやいた。
「あ、そうそう。紫様に今のやり取りを仔細に伝えないと。特に捨て台詞とか。」
性格が丸くなっため、自分では報復しようとしない藍。
その、そばに
「その必要はないわ。」
恐怖の―――
「一部始終スキマからのぞいていたから。」
―――具現が。
「ところでなぜ捨て台詞を特に伝えなければならなかったのかしら?」
「そ、それは・・・。そうそう、バーカとか言われたからです!許せませんね、まったく!」
「そうかしら・・・。」
「えぇ、そうですそうです。」
「ま、しつこく追求するとまるで私がおばさんと言われるのを気にしているみたいだし。そういうことにしてあげましょう。」
「ほっ・・・。」
「じゃあ、霖之助さんには、藍を馬鹿にした罪を償ってもらいましょうか。それはもう念入りに。」
二人のそばのスキマに誰かの声が響いている。
まあ真面目な感想つけるなら、藍が香霖に敬語使ってるのは少し違和感が
単純に紫の式だから他の者には敬語使う必要ないだろうし、
元が力のある妖怪だから特に弱い人間に対してはなおさら用いないだろうと思う
まあ俺はこういうキャラ壊し系のSS大好きなので、上のと合わせてこの点で
次回作も期待してます
もしそうだったらスマンorz
もうそれはマジメなキャラから変態なキャラまd(スキマ
次に期待してます!!
霖之輔です。 理由を聞いたら、影が薄くて性格がいまいち掴めなかったからと言われたとです。
霖之輔です。 さらにいつのまにか名前が香霖に変えられてたとです。
・・・中国と扱いが同じとです。
霖之輔です。 挙句の果てに『さすが俺の香霖』と言う謎の言葉が流行だしたとです。
・・・でもちょっと嬉しかったとです。
霖之輔です・・・。 霖之輔です・・・。 霖之輔です・・・。
と、そんなネタは置いといて。
>式神に水をかければ式が落ちるという。
>式を落とせば―――あんなことやこんなことができるじゃないか!
この物凄くイカレた短絡思考、いいですね、うん。それでこそ俺の香r(ry