夏だっ!日差しだっ!消滅だっ!
「ぎゃー」
「おじょうさまあぁぁぁあっ!!?」
そんなこんなで夏である
空には『俺は燃えてるぜあと数億年は』とばかりにメラメラと照らしている悪戯太陽
そんな悪戯太陽の光は人々を解放的にしていった(一部心身共に解放〈成仏〉)
「あちー……死ぬぜ死ぬぜ死ぬほど死ぬぜ…」
「なにを新しい造語作って…ってっ!!ちょっ!下着くらい着なさいよっ!!」
解放的だった
しかし、一部分解放的にもなれない哀れな者もいる
それは仕事中の
「あついよー」
門番、もとい中国、もというずら、もとい本味醂、もとい紅美鈴である
「うー…このままじゃ干物になるー…
そんで妖怪そーなのかーに『む、これは中華味っ!?そーなーのーか―――っ!!』って巨大化するくらい味評価されるんだー…
もしくは酒乱幼女鬼に酒のつまみにされるとか…うわくそ私にもよこせ」
末期症状だ
妄想内の鬼から冷酒を奪おうとやっきになってい「ぎゃー」あ、今負けたっぽい
「くそー…はやく切り上げて麦酒でもかっくらいたいよー……でも首になっちゃうしー…怒られるしー…」
なお、今まさに館内で主の崩壊の危機が目前に迫ってたりするがどうでもいいことである
「んー…あー……」
ぼんやりとした視線の先、それは広大な湖
「…泳ぎたいなー。でも水着が無いなー…裸で泳ごうとしたら咲夜さんにたこ殴りにされたしなー…」
もちろんナイフ持った手で
そいえば「嫌がらせかっ!?見せびらかしかっ!?うわーんっ!!」と半泣きだったのが妙に気になる。どういう意味だったのか
「むー…ん?あれは……」
「ふう…なんとか持ち直したわ」
「迷惑かけたわね」
「ありがとうございます。パチュリー様」
「まったく…いっそ身動きできないよう封印しちゃおうかしら?」
ブツブツと不機嫌を隠さず騒動の元であるレミリアを見下ろすパチュリー
まぁ、何故か図書館で解放的になってた黒白を手篭めにしようか迷ってるときに時を止められ強制連行されたのだ
怒るのも仕方が無い
なお現在図書館では小悪魔が慣れない写真機で愛しいご主人様のために一生懸命撮影しているという微笑ましい光景があったりする
「貴方も少しは気をつけなさい」
「ふゃひ、ふぁはりはひた。ひゃはりゃほっへはひっはらはいへー(はい、分かりました。だからほっぺた引っ張らないでー)」
二人は主と居候という関係である前に友人である。なんだか心が暖かくなるのを咲夜は感じた
「それでは私は仕事に戻らせていただきます」
「あ、ちょっとまっへ」
ほっぺたを少し腫らしたレミリアが呼び止める
「はい、なんでしょうか」
「ん、咲夜にも心配かけちゃったからね。少し休んでていいよ」
「…しかし」
「いいのよ別に。今日は暑いんだから、中国に冷たい飲み物でも持ってってあげなさいな」
「了解いたしました」
バタン
「…やさしいのね」
「ん、咲夜は働きすぎなのよ。あのままじゃそのうち倒れちゃうって」
「働かないで倒れてる人はいるけどね」
「動かないで倒れてる人もね」
「………」
「………」
「…雨戸あけるわね」
「ごめんなさい」
「確かに実際暑いわよね」
今日の気温は人間の体温でいうと限界点突破だ
吸血鬼でなくとも溶けそうだ
ところで紅白が溶けたらピンクになるのかしらん?あー、色んな意味でピンクになりそうね
そんなどうでもいいことを考えているあたり暑さに脳をやられている証拠だったのかもしれん
だから、あんなことが起きたのかもしれない
「中国ー、冷たい烏龍茶入れたわよ。休憩しま…しょ……」
そこで咲夜が見たものは
「…んー、ひやひやー。きもちいー」
「だあぁっ!離せっ!!うわっ、なんかあったかくて気持ち良い巨大なむにむにしたものがっ!!」
浮気の現行犯
もとい、おてんぱ恋娘――お転婆恋娘と書くと意味が分からん――チルノに抱きつく美鈴の姿だった
「いーじゃん減るもんじゃなしー。どっかの変態みたいに襲うわけじゃなしー」
「減るっ!大切な何かが減るっ!つか今この状態を襲うと人は言うと思いますっ!」
「むーなまいきなー。それぐりぐりぐりぐりぐぐりぐり」
「ふやゃっ!?ちょ、ふにゃっ!はにゃっ!」
美鈴が頬擦りすれば、チルノの冷た柔らかほっぺたもぐにぐにと合わせて動く
「ふふー、おもしろーい。かわいー。きもちいー」
「うう…レティ、汚されちゃったよ私…」
「…ふっ(ハート)」
「ふやゃぁっ!み、耳に息を…ってどこに手ぇやってんだバカーっ!!」
「ん、ちっちゃいけどやわらかーい。もみもみー」
「いやっ…や……ぁんっ…」
「直のほうがもっときもちいーかもー。ちょい服ぬがすねー」
「い、いゃぁ…やめて……レティ…」
普段の勢いも無くし、弱弱しく抵抗するが暑さでぶっ飛んだ美鈴の濁った目には映らない
ああ、このままチルノは美鈴の毒牙にかかってしまうのかっ!?
その時、奇跡は起きた
「なに子供襲っとんじゃそこの緑色―――っ!!くらえバカルン超特急っ!!」
「ぴぎゃすっ!!?」
さっきからいた救世主がやっと助けに入ったのだっ!
「はっ!こ、ここは?ってなんで私の腕の中でチルノちゃんがっ!?」
「はぅ……ちゅぅごく?」
抱きしめられながら、赤く火照った顔で涙が滲んだ瞳で上目遣いにこっちの様子を弱弱しくもオドオドと伺うチルノ
そこにはいつものおてんば恋娘はおらず、さながら本当の恋娘のようだった
「……ごくっ」
「目ぇ覚まさんかいぼけぇっ!!」
「ふきゅんっ!?」
咲夜の回転回し蹴りがヒットする
余談だが、今日の咲夜さんはクマさん柄だったらしい
「いつも言ってるでしょ美鈴っ!?女の子を襲うときは誰もいないところでってっ!!」
「は、はいっ!イエッサーっ!」
「だったらとっととその氷精を離せっ!」
「はっ!ご、ごめんねチルノちゃんっ!!私なんか酷いことしちゃった!?」
何故か服の乱れたチルノを慌てて腕から解放する
そのとき「ぁ…」と少し残念そうな顔をしたのは些細なこととしよう
「…うぅん…大丈夫………ちょっと気持ちよかったし(ぼそっ)」
「えっ?なんか言った?」
「っ!!う、うぅんっ!!な、なんでもないよっ!!それじゃっ!!」
バシュッ
瞬く間にスゴイスピードで消えていくチルノ
その姿を見ながら『あー、やっぱ怒ってんのかなー。ヒドイことしちゃったなー。今度カキ氷作ったげよ』とか考えてる中国だった
「…ライバルができたか…チッ」
「? 咲夜さん?何か言いましたか?」
「なんでもないわ。それより中国」
「…ひっ!?」
「そんな冷たいのを抱きたいのならいくらでも抱かしてあげるわよ?」
ぺたぺた
何処からか取り出した冷たいナイフが美鈴の頬を叩く
「ひゃっ…ご、ごめんなさいごめんなさい、ゆるしてください…」
「…ま、いいわ」
「……へっ?」
「今日は確かに暑いしね。日陰とか考慮してあげなかった私も落ち度があるわ。
だから今回は侵入しようとした氷精を追い払ったってことにしてあげる」
「さ、咲夜さん…」
じーんと感動したように見つめる美鈴
「いつもなら『そんな暑いなら涼しくしてやる』って裸にひん剥いた挙句ナイフで身動きとれないようにして磔放置プレイとかするのに…
はっ!まさか偽者っ!?」
「…素直な感想とリクエストありがとう」
顔は笑顔のままだ。でも目が違う。あとオーラが360度回った勢いでもう180度変わった
自らの失敗に気づき弁解しようと試み…る前に黙るしかなかった。恐怖で
「ふふっ…そう、美鈴さんはそんなお仕置きが受けたかったのね……恥ずかしいほど変態ね♪」
「あっ…ぃや……ご、ごめ…」
「えっと。裸にひん剥いたあと全身あますことなくカメラに収めてしかるのち○○○を×××して◇□を(以下数文自主規制)されたいの?
すごいわねー、私には思いつきもしなかったわー。早速実践しましょうか」
「助けてえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!」
「ふふ、安心なさいな。撮った記録は私が大切に保管してあ・げ・る」
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!」
ずるずるずるずる
「諦めなさい。つか堂々と浮気しといて助かろうなんて虫が良すぎよ」
「いや、浮気ってっ!?」
ぎゃー
夕方。多少は涼しくなった頃
「ふぅ、今日はついつい寝ちまったぜ…しかしなんで私は裸だったんだ?ま、周りに誰もいなかったからいいが」
物事は深く考えないことにしているのをモットーにしている魔法使い――霧雨魔理沙の姿があった
知らぬが仏とはよく言ったものだ
おかげでパチュリーの新しい宝物は没収されずにすみ、小悪魔は褒められ、魔理沙は快適な目覚めを得たのだ
平和が一番である
「帰りに中国に挨拶でもしとくか…おーい、中ご……く?」
そこには真っ白に燃え尽きたまましくしくと体育座りで泣いてる美鈴の姿があった
ところどころ服が破けてるのがさらに可虐心、もとい同情を誘う
「…大丈夫か?」
「………………」
「ん?なんだ?」
「…ちょっと……気持ちよかった…」
そう言うとまた顔を伏せ静かに泣き伏せる
流石の魔理沙もかける言葉がなかったとか
後日談
とりあえず咲夜に用意してもらったビーチパラソルの下で本を読んでるとき
「あ、あの、中…美鈴っ!」
「ん?あ、チルノちゃん。この前はごめんね」
「う、ううんっ!気にして無いよっ!うんっ!全然っ!」
「…?あ、そだ。あとちょっとで休憩だから私の部屋に来ない?カキ氷作ったげるわよ」
「えっ!?ホントっ!?」
「ホントのホント。この前の罪滅ぼしっていうかね」
「わーいっ」
「あ、でも咲夜さんも一緒だけどいいかな?」
「えっ…う、うん……」
「(あらら、落ち込んじゃった。咲夜さん苦手なのかな?)」
愉快な三角関係ができてたとか
「これからが楽しみね。パチュ」
「そうね…うふふふふふ」
「…この前から壊れ気味なんだけど、なんか知ってる?小悪魔」
「ノーコメントです」
「ぎゃー」
「おじょうさまあぁぁぁあっ!!?」
そんなこんなで夏である
空には『俺は燃えてるぜあと数億年は』とばかりにメラメラと照らしている悪戯太陽
そんな悪戯太陽の光は人々を解放的にしていった(一部心身共に解放〈成仏〉)
「あちー……死ぬぜ死ぬぜ死ぬほど死ぬぜ…」
「なにを新しい造語作って…ってっ!!ちょっ!下着くらい着なさいよっ!!」
解放的だった
しかし、一部分解放的にもなれない哀れな者もいる
それは仕事中の
「あついよー」
門番、もとい中国、もというずら、もとい本味醂、もとい紅美鈴である
「うー…このままじゃ干物になるー…
そんで妖怪そーなのかーに『む、これは中華味っ!?そーなーのーか―――っ!!』って巨大化するくらい味評価されるんだー…
もしくは酒乱幼女鬼に酒のつまみにされるとか…うわくそ私にもよこせ」
末期症状だ
妄想内の鬼から冷酒を奪おうとやっきになってい「ぎゃー」あ、今負けたっぽい
「くそー…はやく切り上げて麦酒でもかっくらいたいよー……でも首になっちゃうしー…怒られるしー…」
なお、今まさに館内で主の崩壊の危機が目前に迫ってたりするがどうでもいいことである
「んー…あー……」
ぼんやりとした視線の先、それは広大な湖
「…泳ぎたいなー。でも水着が無いなー…裸で泳ごうとしたら咲夜さんにたこ殴りにされたしなー…」
もちろんナイフ持った手で
そいえば「嫌がらせかっ!?見せびらかしかっ!?うわーんっ!!」と半泣きだったのが妙に気になる。どういう意味だったのか
「むー…ん?あれは……」
「ふう…なんとか持ち直したわ」
「迷惑かけたわね」
「ありがとうございます。パチュリー様」
「まったく…いっそ身動きできないよう封印しちゃおうかしら?」
ブツブツと不機嫌を隠さず騒動の元であるレミリアを見下ろすパチュリー
まぁ、何故か図書館で解放的になってた黒白を手篭めにしようか迷ってるときに時を止められ強制連行されたのだ
怒るのも仕方が無い
なお現在図書館では小悪魔が慣れない写真機で愛しいご主人様のために一生懸命撮影しているという微笑ましい光景があったりする
「貴方も少しは気をつけなさい」
「ふゃひ、ふぁはりはひた。ひゃはりゃほっへはひっはらはいへー(はい、分かりました。だからほっぺた引っ張らないでー)」
二人は主と居候という関係である前に友人である。なんだか心が暖かくなるのを咲夜は感じた
「それでは私は仕事に戻らせていただきます」
「あ、ちょっとまっへ」
ほっぺたを少し腫らしたレミリアが呼び止める
「はい、なんでしょうか」
「ん、咲夜にも心配かけちゃったからね。少し休んでていいよ」
「…しかし」
「いいのよ別に。今日は暑いんだから、中国に冷たい飲み物でも持ってってあげなさいな」
「了解いたしました」
バタン
「…やさしいのね」
「ん、咲夜は働きすぎなのよ。あのままじゃそのうち倒れちゃうって」
「働かないで倒れてる人はいるけどね」
「動かないで倒れてる人もね」
「………」
「………」
「…雨戸あけるわね」
「ごめんなさい」
「確かに実際暑いわよね」
今日の気温は人間の体温でいうと限界点突破だ
吸血鬼でなくとも溶けそうだ
ところで紅白が溶けたらピンクになるのかしらん?あー、色んな意味でピンクになりそうね
そんなどうでもいいことを考えているあたり暑さに脳をやられている証拠だったのかもしれん
だから、あんなことが起きたのかもしれない
「中国ー、冷たい烏龍茶入れたわよ。休憩しま…しょ……」
そこで咲夜が見たものは
「…んー、ひやひやー。きもちいー」
「だあぁっ!離せっ!!うわっ、なんかあったかくて気持ち良い巨大なむにむにしたものがっ!!」
浮気の現行犯
もとい、おてんぱ恋娘――お転婆恋娘と書くと意味が分からん――チルノに抱きつく美鈴の姿だった
「いーじゃん減るもんじゃなしー。どっかの変態みたいに襲うわけじゃなしー」
「減るっ!大切な何かが減るっ!つか今この状態を襲うと人は言うと思いますっ!」
「むーなまいきなー。それぐりぐりぐりぐりぐぐりぐり」
「ふやゃっ!?ちょ、ふにゃっ!はにゃっ!」
美鈴が頬擦りすれば、チルノの冷た柔らかほっぺたもぐにぐにと合わせて動く
「ふふー、おもしろーい。かわいー。きもちいー」
「うう…レティ、汚されちゃったよ私…」
「…ふっ(ハート)」
「ふやゃぁっ!み、耳に息を…ってどこに手ぇやってんだバカーっ!!」
「ん、ちっちゃいけどやわらかーい。もみもみー」
「いやっ…や……ぁんっ…」
「直のほうがもっときもちいーかもー。ちょい服ぬがすねー」
「い、いゃぁ…やめて……レティ…」
普段の勢いも無くし、弱弱しく抵抗するが暑さでぶっ飛んだ美鈴の濁った目には映らない
ああ、このままチルノは美鈴の毒牙にかかってしまうのかっ!?
その時、奇跡は起きた
「なに子供襲っとんじゃそこの緑色―――っ!!くらえバカルン超特急っ!!」
「ぴぎゃすっ!!?」
さっきからいた救世主がやっと助けに入ったのだっ!
「はっ!こ、ここは?ってなんで私の腕の中でチルノちゃんがっ!?」
「はぅ……ちゅぅごく?」
抱きしめられながら、赤く火照った顔で涙が滲んだ瞳で上目遣いにこっちの様子を弱弱しくもオドオドと伺うチルノ
そこにはいつものおてんば恋娘はおらず、さながら本当の恋娘のようだった
「……ごくっ」
「目ぇ覚まさんかいぼけぇっ!!」
「ふきゅんっ!?」
咲夜の回転回し蹴りがヒットする
余談だが、今日の咲夜さんはクマさん柄だったらしい
「いつも言ってるでしょ美鈴っ!?女の子を襲うときは誰もいないところでってっ!!」
「は、はいっ!イエッサーっ!」
「だったらとっととその氷精を離せっ!」
「はっ!ご、ごめんねチルノちゃんっ!!私なんか酷いことしちゃった!?」
何故か服の乱れたチルノを慌てて腕から解放する
そのとき「ぁ…」と少し残念そうな顔をしたのは些細なこととしよう
「…うぅん…大丈夫………ちょっと気持ちよかったし(ぼそっ)」
「えっ?なんか言った?」
「っ!!う、うぅんっ!!な、なんでもないよっ!!それじゃっ!!」
バシュッ
瞬く間にスゴイスピードで消えていくチルノ
その姿を見ながら『あー、やっぱ怒ってんのかなー。ヒドイことしちゃったなー。今度カキ氷作ったげよ』とか考えてる中国だった
「…ライバルができたか…チッ」
「? 咲夜さん?何か言いましたか?」
「なんでもないわ。それより中国」
「…ひっ!?」
「そんな冷たいのを抱きたいのならいくらでも抱かしてあげるわよ?」
ぺたぺた
何処からか取り出した冷たいナイフが美鈴の頬を叩く
「ひゃっ…ご、ごめんなさいごめんなさい、ゆるしてください…」
「…ま、いいわ」
「……へっ?」
「今日は確かに暑いしね。日陰とか考慮してあげなかった私も落ち度があるわ。
だから今回は侵入しようとした氷精を追い払ったってことにしてあげる」
「さ、咲夜さん…」
じーんと感動したように見つめる美鈴
「いつもなら『そんな暑いなら涼しくしてやる』って裸にひん剥いた挙句ナイフで身動きとれないようにして磔放置プレイとかするのに…
はっ!まさか偽者っ!?」
「…素直な感想とリクエストありがとう」
顔は笑顔のままだ。でも目が違う。あとオーラが360度回った勢いでもう180度変わった
自らの失敗に気づき弁解しようと試み…る前に黙るしかなかった。恐怖で
「ふふっ…そう、美鈴さんはそんなお仕置きが受けたかったのね……恥ずかしいほど変態ね♪」
「あっ…ぃや……ご、ごめ…」
「えっと。裸にひん剥いたあと全身あますことなくカメラに収めてしかるのち○○○を×××して◇□を(以下数文自主規制)されたいの?
すごいわねー、私には思いつきもしなかったわー。早速実践しましょうか」
「助けてえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!」
「ふふ、安心なさいな。撮った記録は私が大切に保管してあ・げ・る」
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!」
ずるずるずるずる
「諦めなさい。つか堂々と浮気しといて助かろうなんて虫が良すぎよ」
「いや、浮気ってっ!?」
ぎゃー
夕方。多少は涼しくなった頃
「ふぅ、今日はついつい寝ちまったぜ…しかしなんで私は裸だったんだ?ま、周りに誰もいなかったからいいが」
物事は深く考えないことにしているのをモットーにしている魔法使い――霧雨魔理沙の姿があった
知らぬが仏とはよく言ったものだ
おかげでパチュリーの新しい宝物は没収されずにすみ、小悪魔は褒められ、魔理沙は快適な目覚めを得たのだ
平和が一番である
「帰りに中国に挨拶でもしとくか…おーい、中ご……く?」
そこには真っ白に燃え尽きたまましくしくと体育座りで泣いてる美鈴の姿があった
ところどころ服が破けてるのがさらに可虐心、もとい同情を誘う
「…大丈夫か?」
「………………」
「ん?なんだ?」
「…ちょっと……気持ちよかった…」
そう言うとまた顔を伏せ静かに泣き伏せる
流石の魔理沙もかける言葉がなかったとか
後日談
とりあえず咲夜に用意してもらったビーチパラソルの下で本を読んでるとき
「あ、あの、中…美鈴っ!」
「ん?あ、チルノちゃん。この前はごめんね」
「う、ううんっ!気にして無いよっ!うんっ!全然っ!」
「…?あ、そだ。あとちょっとで休憩だから私の部屋に来ない?カキ氷作ったげるわよ」
「えっ!?ホントっ!?」
「ホントのホント。この前の罪滅ぼしっていうかね」
「わーいっ」
「あ、でも咲夜さんも一緒だけどいいかな?」
「えっ…う、うん……」
「(あらら、落ち込んじゃった。咲夜さん苦手なのかな?)」
愉快な三角関係ができてたとか
「これからが楽しみね。パチュ」
「そうね…うふふふふふ」
「…この前から壊れ気味なんだけど、なんか知ってる?小悪魔」
「ノーコメントです」
何この痴的時空(褒めてます)
個人的には中国の断末魔がツボだった
いいなぁ、こういうノリ。
色々開放的で良いです。
簡単に勘違いしちゃう⑨なところが大好きだ!
そんな気持ちに気づかないニブチンな美鈴も良いなぁ…
バカルン超特急って…アレですか?
懐かしすぎて噴いたw
………他に、もうちょっと、こう、色々感想も有るんですが、流石に此処で書いたらヤバそうなんで(逃
かなーり笑いました。そんなチルノを、
1・ふーん かんけいないな
2・ころしてでも うばいとる
3・ゆずってくれ、たのむ!
もちろん2番・・・(コールドディヴィニティー)へぶし!
アイスソード強いですよね。
⑨も中国も咲夜さんも可愛いよ!!!
だが俺は慣れない写真機を恐る恐る使ってる子悪魔を想像して!!……想像……
(感想は此処で途切れている)
チルノ総受け!! チルノ総受け!!
皆の衆、チルノ総受けで御座りまするぞ!!
あとチルノを俺にくれ。いやマジで。
しかし⑨は総受けか……なんかそれはそれで……。
冬の、レティが出たあとの話も見たいなぁ、いやマジで。
っいうパターンは珍しいと思った。でも面白いので良し。
相手が中国なのもさらにイイな・・・
鈍い彼女も素敵です。
この調子で紅魔館をハーレムに!!
中国はメイド長に弄られる時が一番輝いてるんじゃないかと思う今日この頃。
個人的嗜好により、咲夜×美鈴は自動的に+20点付きますので悪しからず。
夏場は1家に1人(?)欲しい気も。
恋は年中無休で暑いです。
彼女の幸せが自分の幸せですか。
しかし、ああ、しかし、その結果、愛しいご主人様が壊れてしまうとは