~正体~
「おかわりー」
「幽々子様、もう二十杯目ですが・・・・・・」
「育ち盛りなのよ」
「どこがですか!」
「む~~」
「大体その体のどこにそんな隙間が・・・・・・」
「・・・・・・バレてしまったわね」
「え?・・・ってうわー!!幽々子さまの体が背中から真っ二つにー!?」
「私が幽々子の正体よ!!!!!」
「中からスキマ妖怪がーー!!!!!!」
「おほほほほほほほほ!!!!」
「う、うそだぁぁあぁあぁあああああ――――――!!!」
「―――――ぁあああ・・・・・・あ・・・あ?」
「妖夢!?」
「・・・・・・幽々子様?」
・・・・・・夢?
「急に倒れたから心配したわ。働きすぎね」
「す、すみません。大丈夫です」
「ま、いいわ。それよりおなか空いたわ」
「はい、ただいま用意いたしますね」
「できあがったら呼んで頂戴~」
「・・・・・・幽々子様?」
「ん?」
「その首筋のチャックは何ですか?」
閑話
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~あくむ~
「っうわ!!・・・・・・夢?」
「魔理沙、どうしたのよ。叫びながら跳ね起きて」
「いや実は夢にな。猛烈に不良になった霊夢がでてきてさー」
「・・・・・・ふーん」
「それで弾幕一生とか書かれた旗と紅白の特攻服着ててさ・・・・・・」
「・・・・・・」
「我ながら馬鹿馬鹿しい夢だぜ。霊夢ならぬ『悪夢』ってか?ははははは」
「その夢に出てきた私って・・・・・・・・・こんなのかしら?」
「へ?・・・なっ・・・・・・霊夢!?」
「弾幕一生!!ボム上等!!女は黙って気合避けじゃゴルァ!!!!!!!!」
「え?ええ??」
「覚悟しやがれぃ!!」
「あ・・・・・・うわぁぁぁあぁぁああああああ!!!」
「っうわ!!!・・・・・・・・・・・・夢?」
「魔理沙、どうしたのよ。叫びながら跳ね起きて」
「いや実は夢にな。猛烈に不良になった霊夢がでてきてさー」
「・・・・・・ふーん」
閑話
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~とれた~
「どうやったらウドンゲのウサ耳は取れるのかしら?」
「取れません!!」
「試してみましょうか?」
「は?」
「この本によると・・・・・・『初めて』の体験をすると落ちるらしいわ!!!」
「それは猫耳の話じゃないですか!!師匠、それ漫画!!!しかも内容がBL!!!!」
「あら、同性同士ってことで話はとおってるわ?」
「そういうことじゃなくて!!それに元ネタが読者に優しくないっ!!!」
「というわけで準備はOK牧場?」
「寒っ!!・・・・・・って、いーーやーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
「っあ!!・・・・・・・・・・・・夢?」
っ!そうだ、耳!!か、鏡、鏡はっ!!
「・・・・・・・・・な、無い・・・・・・ぐすっ、うわぁあぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
「・・・・・・耳がないとあんなに泣くものなの?てゐ」(←永琳
「うーん。テープで頭の後ろにくっ付けてカツラで隠しただけなのに」
閑話
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~とらいあんぐる・りれーしょん~
「魔理沙・・・駄目よ、こんなっ・・・・・・ところでなんてっ・・・・・・」
「いいじゃねぇか、パチュリー。誰も来ないって」
「あ、ああ!!魔理沙ぁぁぁ・・・・・・・・・」
「ぁぁぁ!!・・・・・・夢?・・・いいえ。これは正夢よ!!待ってて魔理沙!!」
『魔理沙宅』
「昨日、夢に魔理沙が出てきてね・・・・・・」
「や、やめろって。アリス・・・・・・」
「いいじゃない、誰も来ないわ」
「しゃ、上海だって見てるじゃないか」
「シャンハーイ(見てなーい)」
「ほら・・・・・・ね?魔理沙・・・・・・」
「あっ・・・・・・」
「(ガチャ!!)魔理沙!!私といっしょに愛という魔術を完成させま・・・・・・しょ・・・ぅ?」
「・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
閑話
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~ホンメイリン~
「毎日毎日貴方も大変ね、美鈴」(霊夢
「美鈴。お邪魔するぜ?」(←魔理沙
「美鈴、お嬢様と出かけてくるわ。留守番よろしくね」(←咲夜
「お茶でもしない?美鈴」(←パチュリー
「美鈴」
「美鈴?」
「美鈴!!」
「みんな・・・やっと私のことちゃん名前で呼んでくれて・・・・・・」
「って夢かよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
「ちょっとうるさいわよ、中国!!!お嬢様が起きちゃうじゃないっ!!!!!」
閑話
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~正体その二~
「妖夢ー、ようむー」
「どうしたんですか?」
「この引き出しの間に私のお饅頭ちゃんがー」
「・・・・・・汚いですよ?」
「まわりを剥がしてでも食べるわ」
「・・・はぁ、わかりました。取ればいいんでしょう?」
「わーい」
「まったく・・・・・・どうやったらこんな隙間に饅頭なんかを・・・・・・」
「・・・・・・バレてしまったわね」
「またお前か」
終劇