ふむ、と映姫は溜息をついた。
スケジュール帳を見直しても、明日のところには何も書かれていない。つまるところ、休暇というわけだ。
普段ならば幻想郷に行って、罪多き者達に警告を与えたりする。それはそれで非常に重要なことだと思っているのだが、同僚達からすれば休んでるうちに入らないらしい。
飲みの席で言われた。
「とは言ったものの、どうすればいいんでしょう」
働きすぎて家族を顧みない人間を裁いたこともある。その時は冥界行きを命じた。
仕事は大切であるが、そもそも働くということは誰かの為にしていること。目的と手段を取り違えてはいけないと言ったはず。
さて、あらためて自分を振り返ってみる。
そう言われてみれば、休暇を休暇として過ごした事は無かった。
説教をして回るのも、言ってみれば仕事の範疇みたいなものだ。
「ひょっとして私が裁判にかけられても冥界行き……いやいや、どうして閻魔が裁判にかけられる必要が……でも近頃は閻魔の不祥事というのも有るみたいですし……うーむ」
たかが休暇で、これほど悩む人も珍しい。
だが映姫にとっては、最早進退を決定するほど重要な事項になっていた。
「とにかく、休暇を過ごせば良いんです。そうです、そうすれば全て解決なんです」
自己完結したはいいが、どうやって休暇を過ごせばいいのか分からない。
仕事を顧みず働いた連中も、定年後は似たように時間を持てあましていた。
これではいけない。
だが、どうすればいいのか分からない。
そんなとき、何故か化け猫の言葉が頭に思い浮かんだ。
「困った時は、人に聞くとしましょうか……」
とはいえ、誰に訊いたものか。リストアップした人物は、どれもこれも頼りない。
思い当たる人物が一人いるにはいるのだが、訊くのは勇気がいる。
悩みながらも映姫の足は勝手に進み、やがて三途の川にたどり着いた。
ここまで来たら、後は無い。覚悟を決めて、訊くしかなかろう。
船で横になっていた小町の顔を叩き、起き抜けに言った。
「小町、私に休暇の過ごし方を教えなさい」
最早、命令だった。
翌日のこと。
ちょうど休暇だった小町に連れられて、映姫は霧の湖までやってきた。
折しも季節は冬。湖は凍り、辺りには雪が降り積もっている。
「どうですか、四季様。綺麗だと思いません?」
無駄に元気な小町は、手袋とマフラーをしている以外、後はいつも通りの格好だった。寒くないのかと尋ねたくなる。
何枚も厚着をして、歩く毛玉のようになってる映姫とは大違いだ。
「綺麗だとは思います。でも、どうしてこんな所に来る必要があったんですか」
「四季様、思う存分休暇を満喫したいんですよね?」
毛玉は頷いた。
「ええ」
「だったらまずは身体を動かさないと駄目ですよ。四季様はほら、日頃からデスクワークばっかりでしょ」
否定はしない。それで最近肩こりが酷くなったことも否定しない。
「だからこそ、休暇は身体を動かすべきなんですって。ほら、やっぱり妖精共が遊んでた。おーい!」
手を振る小町。こちらに気付いた妖精達が、楽しそうな顔でやってくる。
「おー、小町。なに、遊びにきたの?」
「ああ、今日は休暇なんでね。お前さん方との決着もついてなかっただろ」
「ふふん、あの時は見逃してやったけど今日は逃がさないわよ!」
自信満々に胸を張るチルノ。映姫は自らの胸を見下ろした。
今なら映姫の方が胸は大きかった。
「んー、そっちのは?」
「お前さんも知ってるだろ。あたいの上司の四季様だ」
「よろしく」
淡々と答える。
チルノは少しだけ考え込んで、ああ、と手を打った。
「蕎麦屋だ!」
違う。
「閻魔です」
「勝負よ!」
話にならない。
「分かってるわよ、いつぞやの難しい事を言ってた閻魔でしょ。面白いじゃない。ここで閻魔を倒したら、あたいの最強っぷりにも磨きがかかるってものよ!」
チルノの不遜な物言いに、映姫の目が鋭く光る。
妖精が閻魔を倒すだなんて。
挑戦的なのは素晴らしいが、相手の力量がわからないというのは愚かしいことだ。
「いいでしょう。その挑戦、受けて立ちます」
「ていっ」
「あう」
チルノの一蹴りで、映姫はひっくり返された。
忘れていた。今の映姫は毛玉状態なのだ。
何とか起きあがろうとするのだが、当然のごとく丸い物体が簡単に起きあがれるわけもない。
まるで調整を間違えた達磨のように、映姫はコロコロとその場を転がった。
「ちょ、ちょっと小町! 助けてください!」
「はいはい、よっと」
小町の手によって何とか起こされる。些か乱暴な起こし方だったが、文句を言えない。
映姫は咳を一つして、チルノに向き直った。
「それで、何で勝負をするんですか?」
無かったことにしたらしい。
チルノも空気を読んだのか、ツッコミを入れることはなかった。
「そうね、ちょうど雪も降ってることだし雪合戦で勝負よ!」
「雪合戦ですか……いいでしょう。では私は小町とペアで」
「じゃああたいは大ちゃんとペアね」
下馬評があるならば、確実に映姫・小町ペアが大人気である。半ば暴力に近いほどの戦力差だ。
それを知っているのか、映姫の顔にも自信がありありと浮かんでいた。
両者は一端距離をとり、審判役のレティが合図をしたら合戦が始まることになった。
岩の影に隠れた映姫と小町。といっても映姫はいまだに毛玉状態で、岩の影から上着がはみ出ていた。
「良いですか、小町。この勝負には絶対に負けられませんよ。我々の意地と誇りがかかっているので」
いつ賭けられたのだろうか、そんなもの。
「だけど四季様。あいつら、なかなかの腕前ですよ。そりゃあ弾幕ごっこならいざ知らず、雪合戦なら勝つのは難しいかもしれないですって」
厳しい意見に映姫は眉をひそめる。
「……本当ですか?」
「本当と書いてリアルです」
妖精相手の勝負。簡単に勝てるだろうと高をくくっていたのだが。
これはひょっとすると、早まったのかもしれない。
「スタート!」
レティの合図で勝負は始まった。小町は機敏な動作で雪を固め、軍人のような仕草で岩からチルノ側をのぞき込む。
映姫は動けなかった。毛玉ゆえの苦しみである。
「ん?」
「どうしたんですか小町」
「いえね、どうにも大妖精の姿しか見えないもので……まさか!」
鬼気迫った表情で、小町が背後を振り返る。
最悪の予想は的中した。湖から氷を割りながら現れたチルノが、即座に雪を固め、スナイパー顔負けの精度で小町に命中させたのだ。
「ふふん、あたいの作戦勝ちのようね!」
「くそー、湖からって手があったか。氷精だもんな」
悔しげに舌打ちする小町。水浸しのチルノは、誇らしげに鼻をならした。
だが、小町を責めることはできない。映姫とて、まさかこんな寒さの中で湖を潜ってくるとは思いもしなかったからだ。
不意を突かれたのは、むしろ当然のことと言えよう。
だが、まだ勝負は終わったわけではない。映姫が残っている。ここで小町の仇を取らずして、いつ取るというのか。
映姫の心に、闘志という名の炎が灯った。
「あ、ごめんなさい」
いつのまにか近づいてきた大妖精の攻撃。映姫は為す術もなく喰らった。
炎は無事に鎮火されたようです。
昼食時。
あの後も雪合戦を続けた結果、一度もチルノ達に勝つことは出来ず、あげくに厚着の殆どが濡れて使い物にならないという最悪の事態に発展した。
毛玉状態からは解放されたおかげで、かなり歩きやすくなったのは事実だけれど。寒さを防ぐ手段は無くなった。
「くしゅん!」
可愛らしくしゃみを一つ。映姫は鼻をすすりながら、小町の後をついていく。
時は天下の昼食時。お腹が鳴って、胃が寂しくなる頃合いだ。
良い店を知っているからと小町は言うのだが、映姫としては早く温かいところに行きたかったので何処でも良かった。とはいえ、せっかくの心意気。無碍に邪魔しては悪いと黙っているのだが。
ただ、これでもしも案内された店がまずかったら怒りを抑えることは出来ないだろう。きっと、絶対、確実に。
小町は知らない。映姫の中の炎が密かに燃え始めたことに。
「ああ、ここです」
案内された店は、至ってごく普通のところだった。無論、何か変わった仕掛けがあったり、店員が妖怪だったりというような事を期待していたわけではない。ただ、とっておきだという割には普通すぎるのではないかと思っただけだ。
席に通された映姫と小町。メニューを渡され、何を食べるのか悩む。
そこで初めて、映姫はここが蕎麦屋なのだと気付いた。
今日はどうにも、蕎麦と縁がある。
「いらっしゃいませ。何にしましょう?」
「あー、じゃああたいは月見で。映姫様は何にします?」
「とろろ蕎麦で」
「かしこまりました。ご注文を繰り返します。月見一つ、とろろ一つ。以上でよろしかったでしょうか?」
「はい」
小町の頷く傍らで、映姫は七味の入れ物に興味津々だった。檜で出来ているらしく、重厚な黒さが威圧感を放っている。それでいて、熊のような形をしているのだ。作った者はセンスがいい。
ただ、蓋が頭なのはどうにかして貰いたいところ。開ける度に解剖している気分になる。
「いやぁ、それにしても運良く席が空いてて助かりましたね。ここ、隠れた名店なんですよ。昼時は大概混んでるですけど、日頃の行いが良かったんでしょうねえ」
小町の行いが反映されているのなら、今頃はきっと行列の最後尾だ。
その事についても二三言おうかと思ったが、今は休日。とりあえず、蕎麦の味を楽しむことを優先させようと決めた。
「ほらほら、四季様。ストローが蛇みたいな動きしてますよ」
「それぐらい、やり方なら知ってます」
「じゃあ割り箸の袋で折り紙が作れるって知ってますか。ほら兎」
「? どうやったんですか、もう一度作るところから見せてください」
などと時間を潰すこと十数分。待ち望んだ蕎麦がやってきた。
机に並べられたどんぶりに、不覚にもお腹の虫が鳴き声をあげる。幸いにも周りの客には聞かれなかったようだが、小町には届いたらしい。
軽く笑って、何事も無かったように蕎麦を啜り始める。気を遣って貰ったのはありがたいが、聞かれた恥ずかしさは消えやしない。顔が赤くならないうちにと、映姫も蕎麦のつゆを啜った。
ダシの味がきいている。昆布や鰹節の比率も悪くない。これは、なかなか期待できそうだ。
蕎麦の方にも箸を進める。一本ほどちゅるりと飲み込み、舌と喉で味わった。
「ふむ……」
映姫はおもむろに箸を置いた。
「四季様?」
訝しがる小町をよそに、店員を呼ぶ。
「すいません。この蕎麦を作った人を呼んで貰えますか?」
「は、はい?」
「これを作った人を呼んで貰えますか。いますぐ、ここに」
得たいの知れない圧迫感に敗北したのか、店員は血相を変えて厨房へと走った。やがて、着物姿の職人が映姫の前に現れる。
「あの、どういうご用件でしょうか?」
悔悟の棒で口元を隠し、いつもの調子で言の葉を紡ぐ。
「私のだけそうだったのか、それとも万事がこの調子なのか。それは分かりませんが、いずれにせよ一つだけ判明したことがあります」
映姫は職人を見上げた。
「そう、あなたの蕎麦は腰がなさすぎる」
「あ、すいません。御代ここに置いとくんで、お釣りは騒がし賃てことでとっといて。ほら、行きますよ四季様」
「ちょっ、小町! 何するんですか! 私の話はまだ終わって……」
小町に引きずられようにして、映姫も店を後にした。
「もう、四季様。困りますよ。おかげで、あの店に行きづらくなったじゃないですか」
「あんなものを出した店が悪いのです。ちゃんとした物が出てきたら、私も文句を言わずに食べました」
悪びれた風もない映姫。当たり前だ。悪いことをしたなんて思ってないのだから。
ちなみに小町も不味い料理にぶち当たることがあるけれど、そういう時は途中で食べるのを止めて店を出る。間違っても職人を呼んだりはしない。
しかし、それをやってのけてしまうのが四季映姫・ヤマザナドゥなのだ。
コタツに深く潜りながら、小町はミカンの皮を剥く。
「おかげであたい、お腹ペコペコですよ」
「蕎麦が無いなら、ミカンを食べればいいじゃないですか」
なんだろう、その庶民じみたマリーアントワネットは。
「ミカンじゃ腹は膨れませんよ。しょうがないなあ、とりあえず夜の為に我慢しときますか」
「夜も外食ですか?」
「ええ、美味しい屋台を知ってますから。案内しますよ」
映姫の目が妖しく光る。
「言っておきますが、私は不味いものを許せるような閻魔じゃありませんよ」
昼間ので懲りる映姫ではない。まずかったら、本当にまた文句を言うのだろう。
だが、今回は小町にも勝算があった。
「いいですよ。なにしろ、今度のはとびっきりの屋台ですから。きっと、四季様も気に入ってくれると思います」
「そこまで言うのなら、楽しみにしていましょう。小町、ちょっとコタツの温度を下げてください。熱いです」
「あいあい」
コタツに潜る小町。ちょっとしてから、中の温度が下がり始めた。
「四季様」
中から小町の声がする。
「はい?」
「個人的に黒は背伸びしすぎだと思いますよー」
無言で蹴った。きゃんという悲鳴すら聞こえない。
よくない所に当たったらしい。
「あんた達、何してんのよ」
一連の騒動を見ていた巫女が、ようやく重い口を開いた。
「見て分かりませんか?」
「というか、なんで我が物顔でコタツを占拠してるのか聞きたいわね」
それは映姫も思った。蕎麦屋を出た後、次はのんびり出来るところに行こうとやってきたのが博麗神社。
ここの境内で日向ぼっこでもするのかと思ったら、入ったのは霊夢の家の方だった。勝手に上がり込むのは気がひけたけど、コタツの魔力には閻魔とて逆らえない。
ただでさえ冷え込んでいた身体を温める為なら、不法侵入もやむを得ないのだ。
「身体が温まったら出て行きます」
「いやまぁ、別に良いんだけどね。ただちょっとミカン食べ過ぎ」
「む」
三つ目のミカンにかけていた手が止まる。映姫とてお腹は空いていた。きっと、そのせいだろう。
小町は相変わらず気絶したままで、霊夢もうとうとと微睡み始める。
それでミカンも食べられないときたら、後はもう寝るしかない。
気付けば映姫もいつのまにか、夢の世界へと旅立っていた。
夜も更け、地上を月が照らす。
小町に案内されてやってきたのは、巷で噂になっている夜雀の屋台だった。この屋台に関しては、兼ねてより映姫も噂は耳にしている。
何でも、夜雀の出す焼き八目鰻は絶品だとか。その味に惚れ込み、多くの妖怪達も集まっていると聞く。
なるほど、小町が自信たっぷりなのも頷ける話だ。
「よお、やってるかい?」
「ああ、小町さん……と閻魔様。ちょうど良かった、席が二つ空いたところだよ」
「ですって、四季様。ささ、座った座った」
言われるがままに座る。実は映姫はこういう店に来たことがなく、密かに戸惑っていたのだ。
「なかなか騒がしいところですね」
「まぁ、そこが売りみたいなところもありますから。そういうのが好きな人も多いんですよ」
夜雀の言葉を聞き、辺りを見渡す。
少し離れたところでは、神様達が天人を追っかけていた。
「くそっ! あいつ、私の鰻を盗みやがった! 諏訪子、早苗、逃がすんじゃないよ! ゴッドストリームアタックをかける!」
「おう!」
「って、八坂様! この布陣だと何故か私踏まれそうなんですけど!」
映姫の隣では、衣玖と美鈴が飲み交わしていた。
二人ともかなりの酒豪らしく、辺りには空いたとっくりが散乱している。
「やっぱりお嬢様の強さは幻想郷の中でも有数のものだと思うんですよ」
「いえ、性格こそアレですが総領娘様の力量もなかなかのものです」
「でも、戦ったらお嬢様が勝ちますよ」
「勝つのは総領娘様ですよ」
「お嬢様です!」
「総領娘様です」
静かに睨み合う二人。お猪口を置いて、立ち上がる。
バチバチと火花さえ飛び散っていそうな雰囲気だ。
「なんなら、ここで私と前哨戦でもしましょうか?」
「いいでしょう。ただし、負けても知りませんよ」
「それはこっちの台詞です」
「では」
「勝負!」
雷と色鮮やかな弾幕が飛び交う。それなのに、こっちへ全く飛び火しないのは根っからの苦労性ゆえか。
夜雀の言ったことも頷ける。これなら、見せ物としてもお金を出していいレベルだ。
小町も鰻を食べながら、色鮮やかな弾幕ごっこで目を愉しませている。
口にこそ出さないものの、これには映姫も心が躍った。
「閻魔様は何にします?」
夜雀が尋ねる。何を頼んだものか悩んだ映姫は、とりあえず小町と同じ物を注文することにした。
出された鰻を頬張り、酒を飲む。
鰻のうま味と、タレの甘み。
そして訪れる酒の旨さ。
思わず、美味しいと、口から飛びだした。
「ありがとうございます。いやあ、閻魔様のお墨付きが貰えたなら嬉しい限りですよー」
「いえいえ、しかしこれは本当に美味しいですね」
「でしょう、四季様。だから言ったじゃないですか、ここはとっておきだって」
「まったくです」
これなら余程の食通だって満足させられる。それでいて、ここは馬鹿みたいに騒がしい。
だけど、不愉快な騒がしさではない。宴会のような、寂しさを感じさせない騒がしさだ。
酒をまた一口つまみ、ほぉと溜息を漏らす。
「どうでしたか四季様、あたいの休日の過ごし方は?」
のぞき込むように尋ねられる。もう酔っているのか、頬が少し赤い。
映姫は何と言ったものか悩み、思ったことを言葉にした。
「妖精との雪合戦は、まぁ面白かったです。昼食の蕎麦は不満でしたが、小町と待ってる時間は退屈ではありませんでした。博麗神社でコタツに入っていたのも、楽しかったですし、屋台の料理にも不満はありません」
「つまり?」
しつこく答えを求められる。
しかし何だか、ここまでされると素直に答えたくなくなる。
映姫は悔悟の棒で口元を隠し、そっぽを向いて答えた。
「たまには、こういうのも悪くないとは思いました」
小町の表情が明るくなる。その言葉を待っていたかのようだ。
仕方ない。小町のおかげで楽しめたのは事実。
だったら、それ相応のお礼もしなくてはいけない。
映姫は財布を確認して、言い切った。
「だから今日は私の奢りです! 小町、存分に食べて飲みなさい!」
「わかりました! みすちー、とりあえず鰻十個追加、あと酒もねー」
「あいよ!」
屋台では二人の楽しい笑い声が響き、周りでは激しい弾幕音と顔を踏まれた早苗の悶えるような悲鳴が聞こえていた。
人のうちに不法侵入するのはいかがなものかw
もう少し四季様がきちんとしていてほしかったかなあ。
その他に関して言えば面白かったです。
チルノたちと雪合戦で白熱したりとか、黒だとか(ここはとても大事!)
映姫様の行動は楽しかったです。
文章に関して。
>小町の発言で「ストローが蛇にみたいな~」とありますが
一文字余計になってますよね。
正しくは「蛇みたいな~」ですよね。
なんだかかわいいww
遠慮なく蕎麦屋に説教してしまうのはもう職業病かw
そして映姫様はやはり黒なのね。
天子をたてる衣玖さんってのも新鮮でよかった。
この屋台は楽しそうだな。
楽しませていただきました
そして映姫様は黒なんですねw
いや、黒がいい。
流石は映姫様、大人の魅力です。
出来れば、分類に『ほのぼの』を追加して欲しい~。
個人的なワガママですけど~w
それ以外はいいんですが……
おのれガンキャノン! 年頃の娘の顔を踏むとは何事だ!!