Coolier - 新生・東方創想話

それはきっと幻想にしてはいけない幻想

2008/06/20 17:20:13
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  ※あいかわらず文章が稚拙です。それと東方である必要が無かったかもしれません。それでもいいという方は下へどうぞ。








  きょうは、よるのじんじゃでえんかいです。



  わたしはおさけはのめないのでおれんじじゅーずです。



  きょうもげんそーきょうはへいわです。



  みすちーにしにがみさんがぐちをしゃべっていたり、えんまさまがゆかりさまにせっきょーをしていたりしています。



  ききみみをたてて、きいてみてもなんのおはなしかわかりませんでした。



  ゆかりさまははいはい、とききながしているようです。



  らんさまはあれがいけないおとなのてんけいれいだ、といっていたきがします。



  そのことばがゆかりさまにきこえたらしく、らんさまはゆかりさまのすきまにつれていかれてしまいました。



  ひとりになってしまったので、あたりをみわたします。



  りぐるがゆうかさんにからまれていたり、てんぐのしんぶんやさんとすいかさまがのみくらべをしています。



  わたしはぎもんにおもいました。



  どうしてこんなにいろいろなひとがいるのにあらそいがおこらないのだろう?



  …わからなかったらひとにきく!



  まずはりぐるをはんぶんきぜつさせているゆうかさんにきいてみました。



  「さぁねぇ?他の奴にもきいてみれば?」



  いいていあんをもらったので、いろいろなひとにきいてまわることにしました。



  「ふふっ面白いこと聞くのね?んー、そうねぇ…ヒントだけならあげましょう、ここは幻想郷よ」



  えいえんていのおひめさまはヒントだけをおしえてくれましたが、わたしはまだわからないのでききまわります。



  「なぜ争わないからって?この一時を闘争なんかで穢したくないからにきまってるじゃない」



  こうまかんのきゅうけつきさんからはそくとうされました。



  ですがほしいこたえとはちがうきがします。



  ゆゆこさまにもきいてみることにしました。



  「中々に難しい質問ね……たぶんだけど…」



  ?



  「霊夢のお仕置きが怖いからでしょう」



  ゆゆこさまはあらためてれいむの怖さをおしえてくれました。



  「まぁ、そんなこときにしないで飲みなさいな」



  「幽々子様!橙ちゃんに何飲ませてるんですか!」



  ゆゆこさまからもらったみずをのむとあたまがぼ~っとしてきました。



  「だってぇ、宴会だもの飲まなきゃ意味ないわよ?」



  「幽々子様!だからって子供にお酒を!」



  あぁ、おさけだったのか~と考えながらわたしのいしきはうすれていきました。















  「んぅ…」

  あたまが叩かれているみたいに、がんがんします。

  「ん、おきたか橙」

  「らんさま?ここは…?」

  「マヨヒガだよ、倒れたからつれてきたんだ」

  あぁ、わたしはおさけをのんでたおれたんだっけ。

  「ごめいわくをおかけしました…」

  「いいんだよ、元を辿れば橙の元を離れた私が悪い」

  「…あ」

  「ん?どうした橙」

  わたしはぎもんのことをおもいだし、らんさまにもきいてみることにしました。

  するとらんさまはかなしそうにめをほそめたあと、こたえてくれました。

  「その質問の答えは橙が大人になってからだ」

  「えぇー…」

  「だがこれだけは言える」

  わたしはらんさまのかおをみつめます。

  「幻想郷は平和だよ、お前が知っている以上に、な」

  「…」

  「さ、今日は遅いからもう寝なさい」

  わたしははぐらかれたきがしながらも、しぶしぶねることにしました。

  「おやすみ、橙」

  おやすみなさい、らんさま。












  ○月×日

  けっきょくこたえはおしえてもらえませんでした、でもわかったこともあります。

  これからもげんそうきょうはへいわだということです。

  ずっとわらっていれたらいいな。


                                          ―― 橙の日記より
 どうも息抜きにも全力を使うルーインです。
 それは幻想にしてはいけない幻想。いかがだったでしょうか?
 幻想にならないように努力しないといけないのは私達なんだと思います。
 季節は夏になろうとしてますね。
 願わくばあの光が二度と輝く事のありませんように。
 
ルーイン
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コメント



0.790簡易評価
3.100名前が無い程度の能力削除
あの悲劇の被害者に黙祷

いい作品でした 平和っていいですね・・・。
4.90名前が無い程度の能力削除
幻想にしてはならないけど、繰り返してもいけない・・・
考えさせられました
7.80名前が無い程度の能力削除
何人の子供が、いえ人々が橙のように思い、そして死んでいったのか。

忘れれば繰り返します、覚えていても繰り返す事もありますが・・・
それでも、あの悲劇の二の舞だけは起きないで欲しいと願います。
10.100煉獄削除
良いお話でした。 確かに平和は良いものですよね。

ただ、その平和を当たり前だと思ってはいけないのだと思います。
あの悲劇があり、二度と繰り返さないという想いがあって…。
だからこそ、今があるんでしょうね。
11.90名前が無い程度の能力削除
平和な時代に生まれたことに感謝…
というとそうでない時代に生まれた人に対する侮辱になりますね

全く関係はないけど「橙ちゃん」って言いづらいな
13.100名前が無い程度の能力削除
俺には黙祷しかできない
14.10011へ削除
ちぇゃんって言えばいいよ!!ってあたゐがいってた
18.80名前が無い程度の能力削除
ネタとペンネームの関係はあるんだろうか。前から同じだったし関係ないかな