Coolier - 新生・東方創想話

紅い月。蒼い月。

2012/05/06 01:11:46
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 とても紅い月だった。
 手を前に出すと、月も手を差し出した。
 とても暖かい手だった。
 どうして私は、地面に倒れているの?

 そうだ。さっき良薬が何とか言ってた人間と、十進法が何とか言ってた人間に、倒されちゃったんだ。
 私、何が悪かったのかな?
 私、何か悪いこと言っちゃったのかな?
 あぁ、おなかすいたな……。

 きれいなお月様……。
 月には、兎がいるのかな? でも、何であんなに紅くなってるのかな?

 ……立てない。体が動かない。

 ……腕は少し、動いた。
 両腕を、横に伸ばした。
 私は、にっこりわらった。
 お月様に、言わなくちゃ。

 おやすみなさい__





 最初に目に入ったのは、蒼い綺麗な瞳だった。
 その後ろに、眩しい光が見えた。
 氷の妖精だ。
 その子は、倒れていた私を心配して、ずっと見ていた。
 その子が教えてくれた。
 まだ目がぼんやりしていた。
 その子の顔はまるで、蒼いお月様のようだった。
 その子は、あたいはさいきょーだからね! と、誇らしげに言った。
 私は体を起きあがらせて、蒼いお月様に、笑顔で言った。

「そーなのかー」
初投稿です。
ssを作るのも初めてです。
何となく頭に思い浮かんだので書いてみました。
できれば、感想、アドバイスなどをしてくれれば、凄く嬉しいです!
それではまた、次の物語で。
ヘイホー
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コメント



0.210簡易評価
3.無評価名前が無い程度の能力削除
こういう作品もたまにはいいね。
とりあえず、ようこそ! 『東方創想話』へ!
4.100名前が無い程度の能力削除
かなりの良作。
今後も期待してます。
9.80名前が無い程度の能力削除
初めてにしては良かった。
次も期待してます。
10.90手首のキズ削除
純粋さが伝わりました。
次回作が楽しみです