ついに、その刃は雀の首を狩るのを目前とした。
たったの三撃である。凶刃はまずその翼を折り、次にそれでも逃げることを試みた足を強く叩いた。
痛みと恐怖が“逃走本能”を上回り、既に雀は瞬きをすることさえ叶わない。
視野が極端に狭くなっていく。その目には空も、地面も、背景も映らず、ただ己の目の前で刀を振り上げる斬り裂き魔の顔しか捉えられていなかった。
銀色の髪を震わせ、その斬り裂き魔は長さが違う二本の刃を構えている。
瞳は、寂しいほどに赤かった。それはまさに狂気の色でもある。
髪が風になびく以外は、その身体が僅かと動くことはなく、いっそ操り人形じみた様相さえも感じさせる。だからこそ雀にとっては、今その刀を留めている糸が切れてしまえば、目の前に居るこの人形は無慈悲の内に自身の喉元を掻き切るだろうと、そう思わせるに足る様子であった。
「ああっ……でも、私は、私はッ!」
何かに足掻くように不意の悲鳴を漏らすのは、斬り裂き魔だった。
嫌に絞られていた雀の瞳孔が、その声に反応して緩む。
「あ……うわ、うわあああいやだああああああああああ!!」
瞳と同じくして緩んだ声帯からは悲鳴が漏れ、逃げることを思い出した四肢は這いずるようにして刀の間合いから逃げ出そうとした。必死に羽ばたく翼は、その身を浮かすほどではない。
狂乱に嘆く斬り裂き魔は、一瞬でもその狂気から心を掬ったか。それは定かではないが、やはり本心から雀を斬りたいというわけでもないのだろう。
微かに歪む彼女の意識。だが一瞬だけ崩れた覚悟は一瞬で取り返す。それほどまでに彼女は武人だった。
斬り裂き魔に背を向けて、ただ逃げることだけを考えた雀の背後で、砂煙が舞い上がる。それと同時に雀は何かにぶつかった。
「……、」
もう声は出なかった。
目の前に奴が居る。
さっきと何も変わらない。
ただ無慈悲に。
恐ろしく長く見える刀を振り構えていた。
「背後から斬り捨てる趣味はない」
狂気の彼女は言う。
「そもそも、逃げる小鳥を追っていたぶることも、本来はしない」
泣きそうな声である。
雀のほうは既に涙していた。声が出せない代わりに、打ち鳴らされる歯の小刻みな音が恐怖を代弁していた。
「でも……でも、私には貴女の……貴女のそれが、それが、それが、それが」
そして。
「絶対に、必要なんです」
そして人形は壊れる。
意識が同調したかのように、二人の絶叫は共鳴した。
今にでも片方の絶叫は潰えてしまうであろうというのは誰の目にも明らかだった。
雀の瞳に走馬灯が映る間さえなく。
そこへ、
「はいはいそろそろいいかしら」
突然の、間の抜ける柔らかな声と共に、その場にあった全ての動きが止まった。
雀――ミスティア・ローレライにとっては信じられないものが居た。
そして斬り裂き魔――今の魂魄妖夢にとっては、確実に恐怖の対象であった。
ミスティアの首はまだ繋がっている。
妖夢の刀を受け止めているのは、虹の中間色を抜いたグラデーションに輝く、美しい蝶だった。
「とりあえず妖夢は刀を仕舞おうかしら。痛いわぁー。ちょうちょさん切られちゃって私とっても痛いわぁー」
「はい……幽々子様」
妖夢は、背後からの声に従わない術を持たない。
金縛りから解かれたミスティアは、何の無礼も厭わずに問いかける。
「あ、あの。何で貴女が助けてくれたの? 私てっきり、貴女が今晩のおかずを脅迫したのかと思って」
西行寺幽々子は、朗らかに笑う。
「その気ならちゃんと、相手に要らない恐怖を与えて身を固くしてしまわないよう上手くやりなさい、って伝えるわ」
結局ミスティアの顔は恐怖に染まった。だが、今はその恐怖を身体が感情として受け止める余裕を見せている。顔面蒼白とはまさにこのことで、今まで乖離していた精神と身体のバランスが元通りになった証拠でもあった。
「あー、えっと、あの」
当面の身の危険は無くなったと思われるので、ミスティアは問いかける。
「何がどうなって、こうなったの……?」
妖夢は、まだ動けずにいた。
場所は変わり、今日は妖怪の山の麓に設営された屋台『八目鰻屋』に三人は居た。
ミスティアが手馴れた様子で八目鰻を焼いている。
「はぁ……冥界ミュージックフェスタ。そういえば私もそんな話を貰った気がする。といっても屋台を出さないかっていう話だったけど」
いまいち汲み取れないと言った様子でミスティアが放った単語に、妖夢はびくりと肩を震わせた。
「そうなのよー。いつも騒霊三姉妹がやってるコンサートの規模をちょっと大きくしたもので、主催が地獄の経済係で、私がその協賛。何でも地獄の財政補助のために大きな祭を開きたいみたい。私も屋台が沢山出るなら協力もやぶさかじゃなかったし、冥界での開催自体は二つ返事で了解したのよね」
「ふむふむ。ああ、焼けましたよ」
焼きたてで湯気の立ち上る八目鰻を、陶器の皿に乗せて二人の前に出す。
「あらありがと。それでー」
ほんの一瞬目を離した隙に、幽々子の皿からは八目鰻が消えていた。もっと寄越せという催促なのかと案じたミスティアは、相槌を返しながらそそくさと八目鰻を焼き続ける。
「協賛ついでに白玉楼からも何か出すものは無いかと言われてー」
ミスティアからは妖夢の身体が震えているように見えた。それよりも、いつの間にか妖夢に出したはずの八目鰻までも無くなっていることに一抹の不安を感じた。
「妖夢が歌うことになったのよ」
「うわああああああああああああああ!!」
「うわっ!?」
突然悲鳴を上げた妖夢に驚いて、ミスティアが八目鰻を取り落とす。その妖夢の様を見て幽々子は笑っているらしかった。
「それでそれでー、妖夢にちょっと歌わせてみたら、それがまたびっくりするくらいの音痴だったのよねー」
妖夢は頭を抱えて唸り続ける。どうしていいか分からなかったミスティアだが、妖夢が唸っている原因は分かりきっているのでひとまず幽々子の話に耳を傾けることにした。
「だけどこの子はとっても健気だから、『フェスタまでに絶対上手になりますから……力を貸してください!』って私に言うのよ。かといって私は舞踊と和琴が専門だから歌を教えることは出来ないし……そこで私は貴女を使いなさいって妖夢に言ったの。そしたら私の言い方が悪かったのかこの子の頭が悪かったのか、貴女の喉笛を掻き切るに至ったのねー」
幽々子はそれこそもう楽しそうに笑っていたが、ミスティアには当然笑える話ではなかった。それでもこの中で今、最も傷ついているのは妖夢であるということだけが明らかだったので、ミスティアは引き攣るように口角を上げることしか出来ないのであった。
ついさっきまでその命を双手に握り締められていた相手ではあるが、流石に同情するしかない。
情けが半分、もう二度と誤解のまま襲われないようにする保身が半分といったところで。
「あの……屋台が暇な時だったらいつでも力になるから、頑張って」
妖夢は無言でかくかくと頷いた。
さて、と言って幽々子がにまりと笑みを深める。
「じゃそろそろ帰るから、今焼いてる分全部詰めてちょうだいな」
「あ、はいよー」
「お代はその内に払うわ」
「あはは、期待してます」
油紙を重ねた和紙の袋に八目鰻を数本詰め込んで手渡す。
帰路に着く二人の姿は対極そのものであった。
「……うわっ」
気が抜けたところでミスティアが気づく。
その身からは冷や汗やら脂汗やら色々なものが流れ出たらしく、下着は隅々まで濡れていた。
翌日の昼下がり、太陽が西の空のまだ高いところに居る時間。
「あの」
「はい、いらっしゃい……っと」
ミスティアが営業する八目鰻屋に、妖夢が訪れる。瞳はすっきりと青く澄んでいた。
一夜明け、平静を取り戻した妖夢に狂気は見当たらず、何より今日の彼女は丸腰だった。暖簾からおずおずと覗かせる顔には、申し訳なさが一杯に浮かんでいる。
「昨日は本当に申し訳ないことを」
「いやいや。災難だったけど、そっちも災難みたいだし。飛び火してきたようなもんだと思えば、結局私はヤケドしなかったわけだから何の問題もないよ」
「今、あいてますか?」
「店が? それとも、私の手が?」
「えっと」
そこを、猫が甘く唸るような可愛らしい音が遮った。
虚を突かれた顔で、目を丸くしたミスティアは音の鳴ったところを見る。
妖夢は少し頬を赤らめて自身のお腹を抑えていた。どちらからともなく、引きつるような笑い声を二人は上げた。
「ぷ、っふふふ、お昼ご飯まだなの?」
「恥ずかしながら……色々溜め込んでた疲れがどっと出たらしくて、まだ目が覚めてそんなに経ってないんですよ」
「ゆっくりしてくれば良かったのに。この時間はそんなに店は混まないよ」
「この時間を外してしまうと夕飯の仕込みが遅れてしまって」
「ああ、なるほど。じゃあ折角だから、食べながら話をしよう。ついでに夕飯の手伝いもしてあげるよ。と言ってもお土産を持たせるだけのつもりだけど」
「助かります」
「昨日は蒲焼だったから、今日はさっぱりと香草詰めの塩焼きにでもするね」
ミスティアは湯呑みに白湯を注ぎ、手近な皿と一緒に客側のカウンターに置く。
「さ、座って座って」
「失礼します」
その前へ妖夢が座り、屋台らしく二人は正面に向き合う。妖夢が漠然と品書きを眺め、ミスティアが昼の客が入っていた時の食器を洗い、微妙な沈黙の空気が少しだけ流れて、妖夢が注文を決めたのと同時にまた会話が始まった。
「いちごパフェをお願いします」
「はいよ。あーっと、それからその敬語っぽいのやめてくれるといいな」
「そうですか? じゃあ、お言葉に甘えて。――改めて、昨日はごめんなさい」
「うん。事情は昨日聞いたけどやっぱ大変なんだね。歌を教えるって言っても、コツとかそういうのは気にして歌ったことないし」
テキパキといちごパフェを作り上げながらも、ミスティアは心を空に向けてぽつりぽつりと言う。
「本当に? じゃあどうしようかなあ……うぅー、うあー、うーん」
妖夢は額を地に向けて抱え込んだ。
「そう唸ってないで。妖夢さん声大きいから結構平気だと思うけど」
「そりゃ、武の道は発声にあり、だから。人前でしかも歌うとなったら声が出るかさえ怪しいのよ……幽々子様の前でさえ恥ずかしい」
「恥ずかしい、ねぇ」
パフェグラスに生クリームをもにゅりと搾り出したところで、ミスティアはぽんと手を合わせた。
「妖夢さん此処で歌ってみてよ」
「ホワァイ!?」
「歌うコツってのは分からないけど、その人の何が悪いのか、っていうのくらいは分かるもんなんだよ。一度歌を聞いてみたいなって。それに聞かないと分からないこともあるし。ほら、パフェはおごりにしてあげるからポーンと元気に。恥ずかしがらないで大きな声で!」
「うぅ…………まあ、でも、うん。そもそも教えてもらう立場だから逆らえないけど……」
「大丈夫大丈夫。私の力で鳥目にして、周りには響かないようにするから!」
(鳥目ってそんな効果だったっけ……)
半人の心雀知らず。歌わなければこの手に持っているいちごは飾ってあげないぞ、という目で見てくるミスティアを前に逆らうことも出来ず、おずおずと妖夢は席を立つ。
「それでは……」
こほん。
すっと大きく息を吸い込んで、妖夢は歌い始めた。
それは、空の彼方へと旅立ってしまった恋人に捧げられた愛の歌だった。
尊い場所に居る彼を思い続けるあまり、その尊いものを容易にばらまけるようになってしまった女性の物語だった。
天国に居る人のために生きながらにして天国を目指した女性は、その途中で閻魔の怒りを買い、冥府に落とされてしまう。その冥府で永遠に縛り付けられて、一生その尊いものを守り続けなければならない。
思うがあまり、愛するがあまり、結果的に生み出されてしまったどうしようもない悲劇の歌。
妖夢の口がそれを歌い上げる。ミスティアは、お腹の底からこみ上げてくるものを感じた。妖夢の歌声に釣られて溢れ出す感情は、そのまま濁流のようにして漏れ出す。
気づけばミスティアは爆笑していた。
「ちょ、ちょっと! それは流石に酷くない!?」
「いや……もう……ごめ……、っ……無理」
「無理って何なの!?」
哀しい愛の歌だった。
だが妖夢の歌は、あまりにも暴力的で反則的で圧倒的な音痴だった。
深々と読み上げれば涙を誘えるその歌詞は、妖夢が歌うことでシュール・ナンセンス・ラブコメディへと変換されてしまうのである。
「…………い、いやぁ」
ひとしきり笑い終えた後、元の場所へ座り直した妖夢の前にいちごパフェを置く。妖夢の顔はすっかりいちごより赤い。
「でもまあ、なんとなく妖夢さんのダメなところが分かった」
「なっ、えっ、ど、何処!?」
パフェを倒しそうな勢いで身を乗り出してきた妖夢をたしなめて、すっと一本指を立てた手を突き出した。
「やっぱり妖夢さんはね、自信が無いんだよ。声は大きかったけど結局恥ずかしがってた。不安があると歌っていうのは歌えなくなるんだよ。歌詞を覚えてないだとか、自分は下手なんだ、とか。そういう思いで歌声は変になってしまう。妖夢さんはまさにそれ」
「でも……実際下手だし……」
「下手でもいいんだよ! 上手さと強さは違う。妖夢さんの歌には強さがない。全然ない。上手くもないけど、何より弱い。何で歌ってるの? って感じ。下手だからこそ、その歌声は強くなくちゃダメなんだよ。どんなに下手であっても、『ああ、これはこの人しか歌えないな』と思わせる強さを持った歌声であれば、聞く人は気持ちよく聞いてくれる。楽しんでくれるからさ。月並みだけど……大切なのは、心だよ」
それはそれは強い言葉だった。
この言葉こそが強さなのだと、言いながらにしてそれを納得させる言葉だった。
妖夢は目を丸くする。何度かミスティアの歌は聞いたこともあるが、その度にその歌声はとても上手だと思っていた。そしてその彼女曰く、上手いと思わせるのはその歌声に乗せた強さにあるという。
「……どう歌えば、強い歌が歌えるかな?」
「それは多分、妖夢さんがいつも剣を鍛える時に思ってること、それと何も変わらないと思うよ」
今は持っていない、自らの剣を振るう時に思っていること。
妖夢は静かに目を閉じる。
まぶたの裏で、自分自身が剣の素振りをしていた。
その瞳は真っ直ぐに前を見つめている。自分は強くなるのだと信じて疑わない目をしている。その瞳の真っ直ぐさと同じように、剣の太刀筋は美しく鋭い。
強くなるためには、強くなると信じることから始めなければならない。
たった先ほどまでの自分を妖夢は思い返す。
弱気で恥ずかしそうな顔をして歌う自分が居る。
情けない。妖夢は無意識に拳を握り締めた。こんな顔で、こんな心で、ただ震えるように歌っていたのであれば弱くて当然だ。
力無く振るわれた剣は、藁の束ですら、斬り裂けない。
「よし……分かった!」
妖夢は勢いよく立ち上がり、
「あ、パフェは食べて行ってよ?」
徐に座った。
「上手くいきそう?」
問いかけるミスティアに、妖夢はすっかり憑き物が取れた顔で背中に半霊を背負ったまま、笑顔で答えたる。
「もちろん!」
「いい顔してる。やっぱ歌はそんな笑顔で、楽しく歌わないとダメだね。笑顔を忘れない、これも大事なことだ」
「笑顔を、忘れない……うん」
意を決した表情で、ぱくりと飾りのいちごを食べる。
思った以上に酸っぱくて、早速笑顔を崩すことになった。
そして期日は祭りの本番。
「おお、やってるね……って」
任された店を抜け出して、ミスティアが妖夢のリサイタル会場で最初に聞いたのは、観客の爆笑する声だった。
「ありゃ……? どうしたんだろ、妖夢さん」
それはそれは地鳴りのような歓声と笑い声だ。ステージを見れば妖夢は必死に歌っているようである。その顔に恥じらいはない。弾けるような笑顔で、目を輝かせて歌っている。
それなのに観客が笑いに笑っているものだから、ミスティアは首を傾げた。確かに妖夢の歌声は、相変わらず笑えるくらい音痴だったが、それにしても変だ。
「嘲笑ってるにしては、盛り上がりすぎてるし……何だろうこの、笑うために笑ってる感じ」
観客が楽しんでいるのには間違いない。妖夢もそれを察しているのだろう、非常に楽しそうだ。
「あら、八目鰻屋さんじゃない」
「ひょわっ! あ、ああ、西行寺さん」
「今更、幽々子でいいわー。わざわざ見に来てくれたの? ありがとう、あそこで妖夢があんなに元気なのは、きっと貴女の言葉があるからだと思って」
「いえ、まあ、確かに助言は……だけど何か変だなって」
「何かって、何が?」
「お客さんがこうも笑ってるのが」
ミスティアの疑問に、幽々子は普段から浮かべている微笑みを更に鮮やかにして答えた。
「それはね、目的と心構えの違いよ」
「目的……?」
意味ありげなその言葉に、ミスティアの疑問は消えない。
「そう。例えばよくある話だと、肉まんだと思って食べたものがあんまんだったら、『これはまずい肉まんだ』って思っちゃうでしょ?」
「まあ、確かによくある喩えだけど」
「今此処で起こってるのもそれと一緒」
「はぁ……?」
「だけど逆にハードルを上げすぎたと思ったのだけどね。こんなに盛り上がったのはやっぱり貴女のお陰よ。これからはあんまり夜雀を食べないようにするわー」
「あ、ああ……それは是非とも」
若干引きつるような笑いを浮かべるも、感謝の言葉を聞いて悪い気はしない。
祭りの運営が忙しいのかそれとも食べ歩きか、それを告げた幽々子はふらりふらりと人混みに消えてしまった。
「目的と……うーん。ま」
疑問は拭えないままだったが、雀の頭はそれをぱっぱと忘れる。
「妖夢さんが楽しそうに歌ってるし、それでいいか」
とにかく何の心配も要らないようだ。会場の盛り上がりに満足したミスティアは、自分の屋台が設営された場所に戻っていく。
会場の出入り口に設置された大きな看板。
器用にも歌声を頼りにその場へとやってきたミスティアは見ていなかったのだが、その看板には幽々子直筆の達筆な字でこう書かれていた。
『西行寺主催 魂魄妖夢の<<爆笑!>>歌唱披露会場は此方!!』
そして、普通に良い作品だと思いますよ。
ところで、何でタイトルがそれなんだ?
タイトルがもったいないと思うけれど、一周回ってこれが良い気がしてきました
いい作品でした。