Coolier - 新生・東方創想話

恋愛事変

2008/09/28 23:35:12
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「あー、なんて言うか。うん。コレはもうアレね。もうソレとかじゃなく、アレだわ」

ここ最近の自分に自分で驚いている。
なんたって…










私、博霊霊夢、1X才。
生まれて初めての恋をしてしまいました―


















―博霊神社―

「よーう霊夢!邪魔しにきたぜ!」
「あなたはいつでもハイテンションよね…」

親友の霧雨魔理沙。
いつものように遊びに来たのだが、私はいつも以上にローテンション。
なんたって、恋をしてしまったことに気付いてしまったのだ。
どうしたらいいのか分からず、気分もめいってしまう。

「どうした、いつもよりローションじゃないか?」
「ローテンションよ。」
「そうとも言うな」

そうしか言わないわよ!心の中でツッコミを入れておく。
今の私は漫才をしている気分ではないのだ。

「で、どうしてなんだ?」
「私だって悩みの1つや2つ、まぁ1つだけなんだけどあるのよ」
「1つしか悩みが無いのは幸せだと思うぜ?アリスなんて体の80%が悩みで出来てるんだぜ?」
「誰のせいよ」
「知らないぜ」

ふぅ、と一息をつく。
なんだかんだいっていつも通りの日常になりつつある。

「まぁ、悩みをこの頼れるお姉さんに話してみろよ」
「嫌よ」
「二文字で返すな。いいから話してみろよ」
「当てたら教えてあげる」

当たるずは無い。
なぜなら、私から一番かけ離れているであろう悩みだ。
どうせ「賽銭のことだろ?」とか言うに違いない。

「いいのか?お姉さん当てちゃうぜ?」
「なぜそんなにお姉さんネタを引っ張る」

魔理沙は鈍感だからきっと分からない。
勘とかじゃなくて、確信。
だってあの魔理沙よ?

「実は恋の悩み!とか言っt」
「なっ…流石は自称恋の魔法使いね」
「自称じゃなくてだな!って今なんと?」
「流石ねって。まさか当てるとは思ってなかったわ」
「うぇえええぇえええええ!!!??マジ?マジで?お前は私にマジなんだぜ?」
「なに言ってんのよ…」

魔理沙の顔が凄くゆがんでいる。
あの顔を一言で表すなら「ゆっくりしていってね!!!」ってかんじかしら。

「そうか。そうだったのか。なら…いいぜ?」

何度か頷いた後
魔理沙はなぜか目をつぶった。

「何やってんのよ」
「じ、焦らすなよぉ…」
「だから何なのよ」
「あるぇぇえ!?」

魔理沙よ、なぜに驚いている?
今日の魔理沙は分かり辛いなぁ。

「ちょっと待て。万が一の話をしよう。万が一だぞ?霊夢が好きな人って私ではないのか?」
「いや、当たり前じゃない」
「嘘をつけえええええええええ!!」
「いやほんと」
「れいぬ。世の中には言っていい事と悪いことがあるんだぞ?」
「ほんとだから」

魔理沙は何でそんなに叫んでいるのだろうか?
つーか「れいぬ」ってどこの犬よ?雑種?

「聞こえない!ワンモアセッ!」

古い。それはいつの時代の言葉だ。
そういえば魔理沙は当たり判定を減らすため痩せようとがんばっていたことがあったなぁ。
なんだかクロマティみたいな人と同じダンスをして痩せるとか何とか。
痩せるには断食が一番の近道なのにね。

「ほんとだから」
「いやああああああ!私の心が割れる日いいいいい!」

本当に今日の魔理沙は分かり辛い。
なんかキャラが崩壊している。

「おい…相手は誰だ?紫か?レミリアか?」
「言いたくない」
「言えええええええええええ!」

言いたくない。本当に言いたくない。
っていうか、この話題もあまりしたくないんだけど…

「頼む。私達は親友だろ…」

あれ?魔理沙泣いてる?え?どんな雰囲気なの今?
ここは「魔理沙涙目wwwwwwwwwwww」とか言ってはぐらかす雰囲気ではないの?

「答えたくないでござる!絶対に答えたくないでござる!」
「れいむぅ…頼むよぉ…」

やばい。魔理沙がボケに反応しない。
こんな魔理沙は初めてだ。
私はどうすれば…

「れいむぅ」

むむむ。

「お願いだから…」

やべぇ。魔理沙可愛い。
魔理沙>>>>>>>子犬
くらい可愛い。
分かりやすくいうと、ギザカワユス?
ここまで可愛いと流石の私でも折れる。

「…美鈴よ」
「ハァ?聞こえなかった。むしろ私の本能が『嘘だと言ってよ、バーニィ!』って言ってる」

途端に泣き止む魔理沙。
野郎。嘘泣きだったか。

「紅美鈴よ」
「あああぁあぁあああ。私はもう飛べそうにない…」

魔理沙は崩れ落ちた。









・・・・








「で、自分でも何故好きになったか分からないと」
「うん…」

いつの間にかこうして色々話してしまった。
恥ずかしくて顔から血が出そうだ。

「分かった。ちょいと助っ人呼んで来る」

そう言うと魔理沙は箒にまたがって飛んでいった。
さっき飛べないとか言ってたくせに。








・・・









「霊夢!」
「うわっ!びっくりした!」

目の前に咲夜がいきなり現れた。
時間を止めたのか。

「聞いたわ。あなたの全てを」
「いやな言い方すんな」
「実は私も霊夢に想いを寄せる一人だったのだけど、ふふ。あなたを全力で応援ことにしたわ」

前半部分は聞かなかったことにした。

「まさか美鈴とはね。私達貧乳同盟の最大の敵だと思っていたのに」

自分の職場仲間を敵呼ばわりするとは。
っていうかそんな同盟知らないわよ?





「霊夢!」
「うわっ!今度は紫!?」

今度は後ろから。
スキマを使ったのか。

「実は私も霊夢に想いを(ry」
「ええっ、うそ!?」
「でもまさかあの門番とはね。それでも私達結界同盟は不滅よ」

その同盟も知らない。

「レイム!」
「あら?チルノ?」
「あたいはさいきょうの次にレイムが好きだっ(ry」

最強は人じゃないんだけど…

「でもまさかアイツとはね。あたいたちのさいきょうどーめいは…」

ツッコミがめんどくさくなってきた。

「霊夢さん!」
「早苗?」
「まさかあの美鈴さんとは。それでも私達の腋は不滅ですよね!」

腋が滅したら怖いわよ。


「霊夢!」「霊夢!」「霊夢!」

どんどん人が集まってくる。
魔理沙め、幻想郷全体に広める気か。





・・・





「霊夢!」「霊夢!」「霊夢!」

こうして、物凄い人数が博霊神社に集まった。
「レイムったらモテモテね!」







・・・








「よし。これから霊×美ラブラブ大作戦ダイサクセンを始める」
「おおーっ!」

魔理沙を中心にしてまた訳の分からない同盟が出来たようだ。

「よし、霊夢。まずはラブレターだ」
「ら、らぶれたぁ!?」
「そう、お前の気持ちを文字に託すんだ!!!」

そういってファンシーな紙とペンを渡された。
正直、皆の前では書きづらい。

「お前はこれだけの人数の人をふったんだぞ!?」

そうだそうだと湧き上がる周りの皆さん。
もはや宴会のときとほとんど変わらない人数がいる。

「でも…」

恥ずかしい。
あたりまえだが恥ずかしいすぎる。

「ええい!こうなりゃ奥の手だ!みんなアレいくぞ!」
「「「おおおおおおおおお!!」」」

魔理沙が右手を上げ、

「はいっ!」

振り下ろす。

「「「私達の歌を聴けええええ!!!」」」



歌 ドキ☆ドキ霊夢応援隊の皆さん



霊夢万歳!!!

れーいむれーいむ
とーってもかわいいね
そうよ母さんも腋巫女ー


「なっ、この歌なんなの!?」


なーらんだーなーらんだー霊夢の腋がー
なーらんだーなーらんだー赤白赤白



「馬鹿馬鹿しいのにどんどんその気になっていくわ!」


屋根よーりー高い腋巫女ー
腋巫女飛んだー屋根まで飛んだー







・・・






「私ラブレター書く!」
「「「うおっしゃあああああああ!!!!」」」

洗脳完了
今、博霊神社は異様な雰囲気に包まれている。





―30分後―


「出来たわ!会心の出来よ!」
「よし!じゃあちょっと見せてくれ」






めーりんへ
      

めーりんはすごいなぁ
めーりんは門番だ
わたしにはとてもできない

めーりんは毎日門を守っている
わたしにはとてもできない

めーりんはかわいいなぁ
わたしにはとてもできない

            霊夢




ビリビリビリ

「ええっ?」

魔理沙は私のラブレターを破り捨てた。

「霊夢。お前はバカだったのか」
「これダメ!?」
「ダメに決まってるだろ…」
「じゃあどうすんのよ?私はこれ以上書けないわよ!?」
「30分でコレだもんなぁ」

(こうなりゃもうしかたないか…)

「咲夜!ちょっと来い!」
「何かしら?」
「あのな、ごにょごにょ…」

魔理沙はなにやら咲夜とこそこそ話をしている。

「お前そういうの大好きだろ?」
「もちろんよ」
「じゃあ、頼んだぜ。おーい霊夢ー!」

二人は笑顔で私を呼ぶ。
何故だろう。私の勘がやばいと告げている。
それでも私は行かなければならない。愛のために!

「今度は何?」
「実践練習だ。咲夜を美鈴だと思って告白しろ」
「マジで?」
「ありのままの気持ちをぶつけるんだ」

そうか、私のありのままの気持ちを!

「わ、私と付き合ってください!」

どうなの?美鈴(咲夜)!?

「いやです。私は胸の無い人は生理的に受け付けません」
「ええええええええ!!!」

こうかは ばつぐんだ!

「ちょっ、なんで断るのよ!?」

泣いちゃうわよ!?
私、美鈴にそんなこと言われたら泣いちゃうわよ!?

「落ち着け、霊夢!自分を捨てて全てを受け入れるんだ!そうすれば見るもの聞くもの、全てがお前の味方になるんだ!」
「自分を、捨てる?」
「そうだ、断られてもくじけない心を手に入れろ!」

そうか!告白するためには自然と一体になる必要があったのか!
私は、勝つ!

「うん!私やってみるね!」

こうして、地獄の特訓が始まった。







「めーりいいいいん!!だいすきいいいい!!!!」
「無理です。私が出会った中であなたほど私の興味をひかない生き物は他にいません」

「私だけの門番になってください!」
「最低限、霊長類に進化してから出直してきてください」

「好きと言う字を辞書でひきました。美鈴の名前をそこに足しておきました」
「私の好きなタイプは烈海王みたいな人です」

「マジやべーっす。めーりんサイコーっす。ウィッシュ」
「それはグワシです。馬鹿にしないでください」

「もうあなた無しでは生きていけない!」
「年中ラマダーン巫女が冗談言わないでください」

「めいいりいいいいいいいん」
「だが断る」


断る時のけなすネタが一向になくならないパーフェクトメイド。
ドS、それでいて瀟洒に断り続ける。


「お願い!付き合って!」
「あなたに中国4001年目は築けません」






・・・





実は霊夢が玉砕している間、他の人達は何もしていなかったわけではない。
皆必死に応援していたのであった。



―チルノ、ミスティア、レティの場合―

「みすちー。なんか霊夢を応援する歌を歌ってあげなよ!」
「へぇ、チルノにしては気が利くわね。よーし、」



愛しきー友は何処にー
この身はー露と消えてもー



「待って!なんで新撰組のテーマソングなのよ!」
「ジョン・健・みすちーって呼んでいいわよ」
「他の!」
「じゃあ…」



あれはマンピーのG-SPOT!GーSPOT!



「マンピーのG★SPOTもダメ!」
「ええーっ、今日のチルノ厳しい~」
「みすちーがおかしいのよ!」
「これはどう?」


かっこ悪い振られ方ー
二度と君にー会わなーいー


「大江千里も違う!振られちゃ駄目!」


がんばれー負けんなー
力の限り生きてやれー


「小須田部長じゃないの!レティもなんか言ってやってよ!」
「あづい…」


フナは生じゃ食えないはずーさー
泥臭い!生臭い!fish!fish!fish!


「ああ!もう!」


無限大なー夢の後のぉぉぉ…



・・・




―八雲紫、藍の場合―


「藍、私は門番に劣っていたのかしら?」
「まぁ、そうだったんじゃないですか」
「胸なら私も…」
「残念でしたね」

冷たい。冷たいよ藍。
っていうか何であなたがここに居る?

「あれ?そういえばあなたも霊夢のことが好きだったの?」
「橙の次に」
「私は?」
「橙>霊夢>>自分>紫様ですね」

うわぁ、何この式。
主より自分が大切なの?

「…まぁ、霊夢はあなたより私のほうが好きでしょうね」
「そうですか」
「よく聞けブリザード藍。その上私は勝負パンツを穿い来ているのよ?霊夢がこれを見たら大人の魅力でメロメロよ?」
「紫色のアレですか。それ穴空いてましたよね?」
「うそっ!?」

本当だ。
そういえばさっきからスースーすると思っていたわ。
ええい、こうなればノーパンでも…
いやむしろそっちのほうが…
もう脱いでしまおうかしら…

「って藍か私はああああああああああ!!」
「ノーパンはいいものですよ。現に私も今は…」
「人の心を読むなああああ!!!」

八雲一家はどんどん変態化していく。






・・・




―魔理沙、アリスの場合―

「魔理沙」
「おお、アリス。」
「霊夢の人気にはビックリよね」

確かにそうである。
全速力で飛ばして皆に教えたが、教えた人皆が来るとは思わなかった。

「霊夢は美鈴のどこに惹かれたんだろうな?」

コレばかりは最大のナゾである。
本人もよく分からないと言っているし。

「さぁ、私もよく分からないわね」
「でも不思議だよなぁ」
「でも恋なんてそんなものじゃない?」
「そうなのかなぁ…」
「あんた恋の魔法使いじゃないの?」

まぁ、確かにそうなのだけれど。
わからないものはわからない。
私はまだ1X才だしなぁ。

「うーん、でもなんか寂しいよな」
「何が?」
「ほら、霊夢ってあまり自分からは人に関わらないタイプだろ」
「まぁ、いつも神社にいるしね」
「だから私はいつも神社に行くわけだが」

霊夢が私の家に来たのって数えるほどしかなかったし。

「行くわけだが、何よ?」
「これからは行っても会えなくなるのかもしれない」
「ああ、確かに」

美鈴は門番だから、そこから動くわけにはいかない。
美鈴が来るなら仕事の時間外の夜。
それいがいなら霊夢が行くかのどちらかしかない。

「それは、寂しいかもね」
「だいぶな」

友人として霊夢の恋が実るのなら、それは嬉しいことだが、正直寂しい。
だけど、それが霊夢の選んだ道なら…

「あああああああああああ!!!何で美鈴なんだああああああああ!!!」

やはり納得いかねぇ!!!

「アリス!私はもう耐えられない!!
「気持ちは分かるけど落ち着いて、魔理沙」
「いいや、無理だ!決めた!私はバカになるぞ!」
「なんでそうなるのよ!?」

なんだかわけの分からない方向に進みつつある。

「アリス!私の頭を殴るんだ!」
「ええ!?」
「押して駄目ならぶっ壊せだ!さあ来い!斜め45度で!」
「もう、知らないわよ!?てい!!」

ズビシッ!
アリスのチョップが魔理沙の脳天につき刺さった。

「お、おおお…」
「大丈夫?47度で入っちゃったけど…」
「なじむ…」
「え?何?」
「よくなじむッ! 最高にハイってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハーッ!!!」
「魔理沙が壊れたああああああ!!!」

魔理沙は笑いながら霊夢の元へ走って行った。

「好きよめーりん!則天武后よりも!」
「あんな糞野郎と比べないでください」
「霊夢!私はお前をゼンリョクでオーエンするぜ!」
「ありがとう魔理沙!西太后よりも好きよおおおおお!」

ああ、これはもう駄目だなとアリスは思った。





・・・





そして次の日。紅魔館門番前

「あ、霊夢さん。珍しいですね、ここに来るなんて」

門番はにこやかに挨拶をする。

「ええ、ちょっと今日は大事な用があってね」
「お嬢様ですか?お嬢様はいつも通り中に居ますよ」

そう言うと美鈴は霊夢を中に入れようとする。

「ねぇ、咲夜。彼女は門を守る気は無いの?入れる気満々よ?」

物陰に隠れて様子を見守っているアリスは咲夜に尋ねた。
ちなみにそこら中にみんなが隠れている。

「そのようね。後でナイフをプレゼントしてあげようかしら」

そう言う咲夜は笑顔だ。ドSめ。

「しかも、彼女は気を使う程度の能力よね?」
「ええ、そうよ。」
「隠れている私たちの気とかは読めないの?」
「できる、はずだけれど…」
「自分の気が抜けきってるわけね」

ああ、きっと後で咲夜にキツイ一発を食らうであろう。
強く生きなよ、美鈴。

そう言ってる間に、霊夢は美鈴に近づき、

「いいえ。美鈴、あなたに用があるの…」
「えっ、私ですか?」
「うん…」

ざわ・・ざわ・・
あたりが騒がしくなる。
それでも美鈴は気付かない。

「ええと、何でしょうか?」

キョトンとする美鈴。
霊夢は二回深呼吸をして、

「実は、気付いたらあなたのことが好きになったの」
「ええ!?冗談、ですよね?」

美鈴は困惑している。
告白されたこと、そして相手が霊夢ということに。

「大丈夫。心配しなくていいの。昨日一晩考えたの。みんなと一緒に考えて…」

がんばれ霊夢!
そう応援する声が聞こえてくる。
気付け、美鈴。

「やっと、ふっきれたから…今はもう、付き合おうなんて気持ちは本当に微塵も無いの…!」

え?何これ?
告白するのよね?

「れ、れいむ…」

ちょっ、咲夜泣いてる!?
あのパーフェクトメイドがこんなわけの分からないシチュエーションで泣いてるー!?

「霊夢がんばれー!」
「あと少しよー!」

叫んでるのもいるし。

「シャ、シャンハァァァイ…」

上海人形も泣いてるー!?
これは何なの!?
霊夢、答えてええええ!!

「だからもういっそ私と付き合わないでください!!!お願いします!!」

言い切ったああああああ!!
美鈴は!?美鈴はどうなの!?

「あ、あの、ええ。わかりました…」
「本当!?やったああああああああ!!!」

この時、霊夢は私の知っているの中で最大級の笑顔を見せた。

「「「れいむううううううううううううう!!!!!!!!!」」」

みんながダッシュで霊夢に駆け寄る。
咲夜なんて「WRYYYYYYYYYY!!」とか叫んでいるし。

「「「霊夢!霊夢!霊夢!」」」
「みんな!ありがとう!人生最高の日よ!!!」
「今日は宴会だ!大宴会をするぞ!」
「ええ!楽しみましょう!!!」

ああ、なんか無事に完結している…
美鈴は…まったく状況を把握していない。可哀相に。

「美鈴」
「あ、アリスさん…」
「負けないでね」
「え、あ、はい…」

この夜、博霊神社では霊夢の知り合い全員が集まるという、大宴会が催された。
だが、そこに美鈴の姿は無かったという…






「霊夢さん!本当に何だったんですかー!?」



おわり
初投稿です。
なんか、五割はジャガーさんとグルグルで構成されていますね。
それでも、読んでいただければ幸せなことこの上ないです。

今考えたボツシーン(チルノとみすちーの会話の後)

―烈海王とドイルの場合―

「貴様は中国武術を嘗めたッッッ!」
「ミギャアアアアアアアアアア!!!」

バキ大好きです。
スラガガー
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コメント



0.710簡易評価
1.90名前が無い程度の能力削除
フナは生じゃ食えないはずーさー
泥臭い!生臭い!fish!fish!fish!

これを見たときに吹きましたww
5.40煉獄削除
え~っと・・・・、それで一体何を表したかったんでしょ?
私にはちょっとこのノリというか合いませんねぇ・・・。
なんか一気に突っ走るような感じがしました。
11.80名前が無い程度の能力削除
これは美鈴恋人いるというオチかと思った
16.無評価名前が無い程度の能力削除
歌詞の登載はJASRACの許諾を得ましょうね。
19.90名前が無い程度の能力削除
……なにしてんおまえら!?