Coolier - 新生・東方創想話

ふたりは○○キュア

2005/10/26 00:28:54
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注意:この先には半自己満足で書かれたコアなネタたちがあります。
   そ れ で もあなたは読みたいですか?

   はいなら下に進んでください。



































後短いとか言わないで。わかってるから…








































トリッキュア トリッキュア♪
ト~リキュア ト~リキュア ト~リキュア ト~リキュア♪
鳥類で キュアキュア 二人は~♪

『トリッキュア~!!』

どこかで聞いた歌とともに「白だの黒だの」のコスをした二人の妖怪が登場した。
「って、あの……」
「幽々子が去って霊夢来た~ ぶっちゃけありえない!♪」
「いいから歌うのをやめてください」
「……何ー、人が気持ちよく歌ってるのにー…」
イントロでは飽き足らず『DANZEN!ふたりはトリキュア(否Max heart)』をワンコーラス分歌おうとしたミスティアを文が止める。
「何なんですかこの格好は」
「それはもちろん今外の世界で流行中のファッションよ」
「ずれてますっつーか一部限定です」
「そしてこの服を着たからには名前まで変わるのよ!私はミスティアじゃなくて『盲目の使者』キュアミスティ」
「スルーしないでください」
「そしてあなたが『言霊の使者』キュアブンブン」
「ブンブン!?」
「通称一年分」
「一年分って何ですか!?」
その前に何で一年分も私がいるのか、と突っ込みたいところだがあえてこらえ、別の話題を取り出した。
「ところで、さっき流行って言いましたけどもう新番組になってますよ?」
「……うるさいなー、作者の苦労もわかってあげなさいって」
「誰作者って」
そもそも東方には鳥キャラ二人しかいないからなぁ…
「何今の天の声!?」
「気にしない気にしない。さっさと話を進めましょう」
なにやらおびえ始めたキュアブンブンをよそに会話を進めるキュアミスティ。
「だからブンブンって何ー!?」

        ***  少女混乱解消中…  ***

「今日こそあのにっくきジャアクユユコを倒すのよ!」
「キャラって言うか原作より外れてません?」
それは言うな。……ともかく一行は当てもなく幻想郷をうろついた。
ちなみに、白がキュアミスティ、黒がキュアブンブンである。
とりあえず当てもないので最初は博麗神社に行き、
「あんた達何なのよその格好……」
「……っ!!!!………っっ!!!!」
霊夢に呆れられ、魔理沙に爆笑される。
「ふん、どうせ人間達にはこのゥエレグァントな服装は通用しないのね」
「ていうか絶対行く先々でこんな反応されますって……」
「……で、ウチに何の用?」
「勝利祈願」
「……なんか普通ね。どうせなら来年の夏に受かりますようにとかならどうなのよ」
「夏は暑いからイヤ」
「じゃあ冬は?」
「寒いからイヤ」
「現役レイヤーさんを見習いなさい」
キュアブンブンにはわからない内容の会話をする霊夢とキュアミスティ。
爆笑していた魔理沙はもはや笑死の領域にまで達していた。
神社でお参りを済ませ、次は紅魔館へ。
「あのー、どちら様ですか?」
門番、中国に所在を聞かれた。
「私たちは鳥類でキュアキュアな二人組!私がキュアミスティ、向こうがキュアブンブン!」
「だからブンブンてなんですか…」
既に突っ込む気力をなくしているキュアブンブン。
「えー、キュアミスティさんにキュアブンブンさん?アポイントは取ってますか?」
「もちろん、無い!だって顔パスだから!」
「んなもんありません」
「ガーン!?」
中国の一言にうなだれるキュアミスティ。
「だって、だってモノトーンがそう言えば通してくれるぜって……」
「だまされたのに気づかなかったんですか」
「そもそも白黒いのはウチの攻撃対象ですから」
「ズガーン!?」
さらに落ち込むキュアミスティ。
「……何やってるの、中国」
「あ、咲夜さん」
「あら、あなたたち……っく」
メイド長、咲夜が現れ二人を見た瞬間口元が歪んだ。
「…………うふ、うふふふふふふふふ……」
「ひぃっ……さ、咲」
「中国」
「はひぃっ!?」
「勤務が終わったら私の部屋に来なさい……待ってるわ……うふふふふふ……」
某旧作のような笑い声を出したかと思うとそう言い残し消えていった。
「……あああああ。また咲夜さん私をいぢめる気だぁ……」
「いぢめるって、何ですか?」
咲夜が消えた後、体を震わせておびえだす中国にキュアブンブンが聞く。
「たまに私を着せ替え人形にするんです。いっつもわからない服着せられて『榊さーん』とか『ザクロちゃんハァハァ』とか言って私の体をいぢくり回すんですよぅ……」
「……それは、ご愁傷様です。」
中国の冥福を祈りつつ、キュアブンブンはキュアミスティを抱えて紅魔館をあとにした。
……髪の色間違ってるぞ、と心の中で咲夜に突っ込みながら。

        ***  少女目的地迄飛行中…  ***

結界を通り抜けようとしたら暴走めるぽにどつかれたりルナサの『でたらめ弾き』をまともに食らったりリリカにキーボードでカキーンされたりしたが何とか白玉楼までたどり着くことが出来た。
「……ついに、ついに敵の本拠地ね、キュアブンブン」
「……もういいです、キュアミスティ……」
もうこの頃にはブンブンに突っ込みを入れることは無くなっていた。
「これから向かってくる敵はかなり強いわ。それでもくじけずがんばるのよ!」
「……おー…」
「私たちの未来のために!」
「……おー…」
「主に食用にされないために!」
「……おー…」
「突っ込みなさいよ」
「気力ない…」
生気を半ば感じなくなった瞳を向けられ、大きくため息をつくキュアミスティ。
「あのね、もう少しのりなさいよ。今のテンションをあげること、それがあなたに勧める善行よってね」
「というか何であんな中でテンションが落ちないのか不思議ですよ…」
「いいから気を引き締めて。……扉、開けるわよ」
キュアミスティはそう言って、白玉楼の門を……押した。

ぐいっ。

「……あれ?」
開かない。
「ちょっと、何でよ?」
まだ開かない。
「……閂かかってるのかしら……だったら!」
いったん門から離れ、キュアミスティは後ろへ飛ぶ。
「リグル直伝、キュアミスティ・キィーック!」
「てい」
キュアブンブンが門を引く。

ギィィィィ……

「うわちょっとまっ…」
すると門が開き、そのまま白玉楼の中へ突っ込むキュアミスティ。
「押して駄目なら引いてみろ、ですよ」
「あ、あのねぇ!せめて開けるんだったら一声かけてよ!」
「…チッ」
戻ってきたキュアミスティを見て、キュアブンブンが舌打ちする。
「……何か言った?」
「いえ、何にも」
「三行前のナレは何なのよ?」
「そこまで細かく突っ込んできますか…とにかく入りますよ」
そう言ってキュアブンブンが扉をくぐった、そのとき。
「…………あぁぁぁぁぁぁぁなたたちぃぃぃぃぃ!!!」
声からして庭師、妖夢だろう。その俊足でこちらに駆け寄って来た。
「うわ出た中ボス」
「それだけですか感想は…」
「早く逃げてくださいぃぃぃぃぃ!!!」
『……へ?』
とりあえず応戦できるようにしてみたら、妖夢の口から出たのは『逃げろ』の言葉。
二人が呆然としている間に間を駆け抜けていった。
「……なんだったんだろうね、今の」
「そうですね…」
妖夢が消えた方向をずっと眺めつつ、まだ呆然と立っていると。

『アラ、ゴンナドゴロニ鶏肉ガ。』

………
『へっ?』
後ろを振り向くと、西行寺幽々子……の姿をした何かがいた。
「えっと、なんか……」
「いつもと違いますね、姿が。」
「うん。何か顔半分鱗みたいな何かで覆われてるし…」
「背中には羽根みたいな何かが片方だけ生えてますし…」
「髪の毛は金髪でボサボサだし…」
「えーっと……」
そんな会話を脂汗だらだら流しながらしていると……それが、動いた。

『イダダギマァァァァァァァズゥゥゥゥ!!!』

『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

やっちゃった。(挨拶)まっぴーです。
えー、いろいろとアレな感じですね。

わからない人のための(解説になってない)元ネタ解説
「白だの黒だの」→最近マックスハートな奴が来たアレ。
「一年分」→ゲーセン仮面の強さ「ブンブン丸一年分」から。
「暑いから、寒いから」→でもあまり関係ありませんよね。(中の人たちは)
「榊さん」、「ザクロちゃん」→めどいのでググれ。
「イダダギ(ry」、「うわぁぁ(ry」→グロ妹スプリクトから。……ゆゆこ好きの人スマソ。

ミニの方に投稿しろよという突っ込みは受け付けません。
まっぴー
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コメント



0.920簡易評価
6.90名前が無い程度の能力削除
>『アラ、ゴンナドゴロニ鶏肉ガ。』
「タマネ~ギ~タマネギあったわね」って続けた俺はもう若く無いのかもしれません
(1991年くらいのハウス・ハッシュドビーフのCM・・・10年以上昔の話か)

それにしても、ホントにネタが濃くって良いなぁ
ていうか、中国は長髪キャラのコスプレですか
あずまんが大王の榊さんとかドクロちゃんのザクロちゃんとか・・・
あのあと、直球でプリキュアなコスプレさせられたんだろうか?
あるいは関先生(おジャ魔女)とかか?(長髪&時間帯つながりで)
8.100妄想を具現化する程度の能力削除
「押して駄目なら引いてみろ、ですよ」であるフラッシュが頭の中を過ぎったなぁ。
『アラ、ゴンナドゴロニ鶏肉ガ。』で「タマネーギ(以下略」と続いたから同世代の人がいるんだなぁと感じた今日この頃
16.80無為削除
長髪で、咲夜さんとは似ても似つかないタイプのコスですね。
榊さんもザクロちゃんも「ネコ」ですし。・・・「受け」って言った方がいいのかな。

あと、むn(幻象)お(幻世)k(幻葬)
17.無評価まっぴー削除
今更になって小説版のとっきゅん(朱鷺子)を思い出したり。
……アレって鳥?

>無為氏
って、ザクロちゃんネコっすか?

あと、たまねーぎーたまねぎあったわねーなんて知りません。
歌に出来ますが知りません。だってまだ十代ですから(キャハ

…落ち着け私。