紫「…ねぇ、藍」
藍「はい、なんでしょう紫さま」
紫「食卓に毎日狐饂飩が並ぶようになってから、もう何年経つかしら?」
藍「今日で12年目ですかね。」
紫「はぁ…なんでこんなことになってしまったのかしら…」
話は12年前へと遡る。
___________
藍「さて、今日も狐饂飩を作ろう」
橙の為、主人の為に狐饂飩を作ろうとした藍。
しかし、狐饂飩の材料が切れていたのだ!
藍「ああ、私としたことが、材料を切らしてしまうなんて」
うんうん唸ってる藍の前の空間に
縦に筋が入る。
紫「どうしようかしら、藍。スキマの中にこんな物があったの」
いきなり主人の声が飛んできて、
藍は驚きながら顔を上げると
そこにあったのは…
狐饂飩の材料であった。
________
それから毎日、朝 昼 晩
狐饂飩である。
紫が何か別の物が食べたい。
と言うと、
「狐饂飩の材料が腐ってしまう前に食べきらなければ、勿体ないでしょう。」
どこで覚えたかは忘れたが、
狐饂飩の材料に
防腐の術を掛けているので、
100年は余裕で保つのだが…
何千年と生きている大妖怪も
最初の数年は文句も言わず、
食べていたのだが、
やはり同じものを朝昼晩毎日
見るのは、精神的に病んでしまいそうになる。
橙もあの頃に比べ、すっかり大人になり、スラッと身長がのびて、
美人になっている。
だが、それでもどうやら…
「ティロ・フィナーレ‼︎」
やはりオタク化は止まっていない
ようである。
藍「橙、紫さま、今日の献立は
狐饂飩-狐饂飩添え-です。」
紫「それって簡単に言うと…」
橙「狐饂飩でござるな。」
藍「いえいえ、狐饂飩に狐饂飩を添えた事により狐饂飩が___」
紫「藍、いいから早く食べましょ」
橙「駆逐してやる…!この世から、一口残らず…!」
藍「橙、そんな事言うんじゃない。」
紫「貴方達、手を合わせて」
「「「いただきます」」」
こうして、また狐饂飩地獄が始まる。
その地獄も、あと1年!
がんばれ紫!橙!
藍「はい、なんでしょう紫さま」
紫「食卓に毎日狐饂飩が並ぶようになってから、もう何年経つかしら?」
藍「今日で12年目ですかね。」
紫「はぁ…なんでこんなことになってしまったのかしら…」
話は12年前へと遡る。
___________
藍「さて、今日も狐饂飩を作ろう」
橙の為、主人の為に狐饂飩を作ろうとした藍。
しかし、狐饂飩の材料が切れていたのだ!
藍「ああ、私としたことが、材料を切らしてしまうなんて」
うんうん唸ってる藍の前の空間に
縦に筋が入る。
紫「どうしようかしら、藍。スキマの中にこんな物があったの」
いきなり主人の声が飛んできて、
藍は驚きながら顔を上げると
そこにあったのは…
狐饂飩の材料であった。
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それから毎日、朝 昼 晩
狐饂飩である。
紫が何か別の物が食べたい。
と言うと、
「狐饂飩の材料が腐ってしまう前に食べきらなければ、勿体ないでしょう。」
どこで覚えたかは忘れたが、
狐饂飩の材料に
防腐の術を掛けているので、
100年は余裕で保つのだが…
何千年と生きている大妖怪も
最初の数年は文句も言わず、
食べていたのだが、
やはり同じものを朝昼晩毎日
見るのは、精神的に病んでしまいそうになる。
橙もあの頃に比べ、すっかり大人になり、スラッと身長がのびて、
美人になっている。
だが、それでもどうやら…
「ティロ・フィナーレ‼︎」
やはりオタク化は止まっていない
ようである。
藍「橙、紫さま、今日の献立は
狐饂飩-狐饂飩添え-です。」
紫「それって簡単に言うと…」
橙「狐饂飩でござるな。」
藍「いえいえ、狐饂飩に狐饂飩を添えた事により狐饂飩が___」
紫「藍、いいから早く食べましょ」
橙「駆逐してやる…!この世から、一口残らず…!」
藍「橙、そんな事言うんじゃない。」
紫「貴方達、手を合わせて」
「「「いただきます」」」
こうして、また狐饂飩地獄が始まる。
その地獄も、あと1年!
がんばれ紫!橙!
黒歴史は誰にでもあるものです。お互い良きそそわライフをおくりましょう。
駄作でした