レミリアは、道に迷っていた。常に道に迷っている、レミリアだが今回は今までの中で設定上一番安直な道だ。
「ちょっと、何? 待って私は迷ってなんかない」
突然おかしなことを言っているのは、ここが何処だか分からなくて困っているからだ。
当然、上記のレミリアは道に迷っていたに対してではない。それが全てであり事実だ。
「そもそも、私は吸血鬼で夜の王なのだから全然怖くないもの」
時刻は、午前2時30分で、怖いなんだかその場所に束縛されている幽霊が出てもおかしくない時間である。本心は怖いのだ。というのを必死に否定しっている。
咲夜は今夏休み中で、避暑を兼ねてエスキモーとアザラシ狩りに出かけてしまっているから主人のピンチに気付いてなどいないだろう。
心いくまで、凶暴なアザラシと徒手格闘しているころだろう。このあいだ、美鈴に格闘を教わっていたから、素手で戦うつもりなのだろう。
ちなみにここは、なんだか暗い森だった。しかも、深くてじめじめしている。なんで森に出かけたのは、本人にしかわからない。
「……フランにね、珍しい宝石でもあげようと思って来たのに」
独り言だ。けして、耳元で誰かがレミリアに話しかけているわけじゃない。
実際レミリアは、強いのだから本来は怖がったり強がったりする必要はないはずなのに、何か得たいの知れない恐怖と戦っていた。
ガオオオオオー!
音だ。雄叫びだ。ライオンをモチーフにした。トラのような牛の雄叫びだ。
「違う今のは、雄叫びじゃない! 木の葉のすれる音よ」
いったい、なにに向かって否定してるのか?
何が、雄叫びをあげているのか?
世界が平和でありますように。短冊に願うのは7月7日のこと。
「……一人は怖いのよ。ここは、暗くて嫌よ。でも、全然余裕だけど」
レミリアは、突然怖くなって右往左往、でも縦横無尽だ。
「それでも、フランに宝石を見つけて帰る!」
「それでも、フランに宝石を見つけて帰る!」
大事なことだから、二回言った。虚空に向かって大声で叫んだ。
そんな、レミリア背後にレミリアが!なんで?あれ?お姉様!
「ごめん、フラン。その人形遊びやめてくれないかしら?」
声が聞こえたレミリアの声が、突然聞こえた背後からだ。
「え? これからが面白くなるところなのに!」
「ちょっと、何? 待って私は迷ってなんかない」
突然おかしなことを言っているのは、ここが何処だか分からなくて困っているからだ。
当然、上記のレミリアは道に迷っていたに対してではない。それが全てであり事実だ。
「そもそも、私は吸血鬼で夜の王なのだから全然怖くないもの」
時刻は、午前2時30分で、怖いなんだかその場所に束縛されている幽霊が出てもおかしくない時間である。本心は怖いのだ。というのを必死に否定しっている。
咲夜は今夏休み中で、避暑を兼ねてエスキモーとアザラシ狩りに出かけてしまっているから主人のピンチに気付いてなどいないだろう。
心いくまで、凶暴なアザラシと徒手格闘しているころだろう。このあいだ、美鈴に格闘を教わっていたから、素手で戦うつもりなのだろう。
ちなみにここは、なんだか暗い森だった。しかも、深くてじめじめしている。なんで森に出かけたのは、本人にしかわからない。
「……フランにね、珍しい宝石でもあげようと思って来たのに」
独り言だ。けして、耳元で誰かがレミリアに話しかけているわけじゃない。
実際レミリアは、強いのだから本来は怖がったり強がったりする必要はないはずなのに、何か得たいの知れない恐怖と戦っていた。
ガオオオオオー!
音だ。雄叫びだ。ライオンをモチーフにした。トラのような牛の雄叫びだ。
「違う今のは、雄叫びじゃない! 木の葉のすれる音よ」
いったい、なにに向かって否定してるのか?
何が、雄叫びをあげているのか?
世界が平和でありますように。短冊に願うのは7月7日のこと。
「……一人は怖いのよ。ここは、暗くて嫌よ。でも、全然余裕だけど」
レミリアは、突然怖くなって右往左往、でも縦横無尽だ。
「それでも、フランに宝石を見つけて帰る!」
「それでも、フランに宝石を見つけて帰る!」
大事なことだから、二回言った。虚空に向かって大声で叫んだ。
そんな、レミリア背後にレミリアが!なんで?あれ?お姉様!
「ごめん、フラン。その人形遊びやめてくれないかしら?」
声が聞こえたレミリアの声が、突然聞こえた背後からだ。
「え? これからが面白くなるところなのに!」
ところどころ、文章が変なのは演出なの?