「もうお前死ね! 萃香の角に頭ぶつけて死ね!」
と幽香様が僕に言ったから、5月25日は僕の命日。
あ、僕のことはお気になさらず。ただのしがない幽香様の奴隷です。
しかし、ひょんなことから僕は幽香様の逆鱗に触れ、死ねと言われてしまいました。
僕が悪いのです。
幽香様のから揚げに勝手にレモンをお掛けしたのが悪いんです。店主の入れ間違いとはいえ、たけのこ派の幽香様にきのこを渡してしまったのも悪いんです。
とにもかくにも、こうなれば、幽香様の言ったとおりの死に様を迎えるのが最後の忠誠というもの。
というわけで、早速萃香さんを用意しました。
「変なことに巻き込まないでくれよ……」
萃香さんはげんなりした顔でそこに立っています。すげえめんどくさそうです。まぁそりゃめんどくさいでしょうね。突然押しかけられた挙句にあなたの角に頭をぶつけて死なせて下さいって土下座されたんだから。
もし僕が萃香さんだったら、即座に掃除機で乳首吸うレベルですよ。
いやほんとごめんなさい、すぐに済みますんで……。
「いや、ってか何だってナチュラルに自殺することになってるんだい。なんかこう、やることは別にあるだろう。謝るとかさ」
ははは、またまたご冗談を。
謝って許してくれる幽香様なんて、僕の幽香様じゃないです。
「あんたは幽香を一体なんだと思っているんだ。幽香がキレて死ねって言った理由がわかる気がするよ」
萃香さんはそう言って苦笑しました。
なんだか褒められてるようで鼻が高いです!
「もういいやめんどくせえ。やるんならさっさと済ませてくれ」
萃香さんはそうして諦めきったように角を突き出してきました。
よーし、じゃあ行きますよ!
そうして僕は意気揚々と萃香さんの角へと頭を振り下ろしました。
萃香さんの角が折れました。
と幽香様が僕に言ったから、5月25日は僕の命日。
あ、僕のことはお気になさらず。ただのしがない幽香様の奴隷です。
しかし、ひょんなことから僕は幽香様の逆鱗に触れ、死ねと言われてしまいました。
僕が悪いのです。
幽香様のから揚げに勝手にレモンをお掛けしたのが悪いんです。店主の入れ間違いとはいえ、たけのこ派の幽香様にきのこを渡してしまったのも悪いんです。
とにもかくにも、こうなれば、幽香様の言ったとおりの死に様を迎えるのが最後の忠誠というもの。
というわけで、早速萃香さんを用意しました。
「変なことに巻き込まないでくれよ……」
萃香さんはげんなりした顔でそこに立っています。すげえめんどくさそうです。まぁそりゃめんどくさいでしょうね。突然押しかけられた挙句にあなたの角に頭をぶつけて死なせて下さいって土下座されたんだから。
もし僕が萃香さんだったら、即座に掃除機で乳首吸うレベルですよ。
いやほんとごめんなさい、すぐに済みますんで……。
「いや、ってか何だってナチュラルに自殺することになってるんだい。なんかこう、やることは別にあるだろう。謝るとかさ」
ははは、またまたご冗談を。
謝って許してくれる幽香様なんて、僕の幽香様じゃないです。
「あんたは幽香を一体なんだと思っているんだ。幽香がキレて死ねって言った理由がわかる気がするよ」
萃香さんはそう言って苦笑しました。
なんだか褒められてるようで鼻が高いです!
「もういいやめんどくせえ。やるんならさっさと済ませてくれ」
萃香さんはそうして諦めきったように角を突き出してきました。
よーし、じゃあ行きますよ!
そうして僕は意気揚々と萃香さんの角へと頭を振り下ろしました。
萃香さんの角が折れました。
なんと言っていいのか……。
とりあえず自殺よくない