ある日魔理沙はきのこを拾った。それを彼女は霖之助にあげた。
「これを僕にくれるのかい。ありがとう」
お礼を言われて気分が良かった。いい事したなと誇らしかった。
その夜彼は鍋にして食べた。次の日彼は腹痛に襲われた。
苦しむ彼に魔理沙は泣いて謝る。そんな彼女に霖之助はこう言った。
「これを永遠亭の医者に渡してきてくれないか」
魔理沙は毒きのこを受け取り永遠亭へ向かった。
彼女は途中でウサギを見つける。片腕なくしたウサギだった。
魔理沙はその子をついでに拾った。
屋敷に着くと月の医者が出迎えてくれた。
魔理沙はウサギを彼女に見せた。
それを見て彼女はこう言った。
「このウサギを救うには薬を調合する必要があります。しかし生憎材料が足りません。何か材料になりそうなものは持っていませんか」
魔理沙はポケットの中のものを取り出してみるが、使えそうな物は見当たらない。
あるのはこの毒きのこだけ。しかしそれを見て医者がこう言った。
「そのきのこを私にくれませんか」
魔理沙は驚いてきのこを渡した。きのこをもらった彼女はウサギを抱いて奥へと消えた。ウサギは既に瀕死だった。
魔理沙は祈るように見守った。
しばらくして奥から医者が姿を現す。
「きのこのおかげでウサギは助かりました。ありがとう」
魔理沙は我事のように喜んだ。同時に彼女はある事を知った。
例え毒きのこであろうとも、ちゃんとした知識さえ持っていれば有効利用が出来るものだと。
魔理沙は彼女からお礼を貰った。毒を活用するための本だった。
彼女はその本を読んで一生懸命勉強した。そして本の中身を全て覚えた。
しばらくして彼女は再び霖之助の所へ前と同じきのこを持っていく。
目を丸くしてる彼に向かって魔理沙は笑顔でこう言った。
「知ってのとおり、これは毒きのこだ。しかし私はこのきのこがどんな毒で、どうすれば解毒が出来るのかをよく知っている。だから是非安心して食べてくれ。症状が出たら私がつきっきりで看病してやるよ!」
「これを僕にくれるのかい。ありがとう」
お礼を言われて気分が良かった。いい事したなと誇らしかった。
その夜彼は鍋にして食べた。次の日彼は腹痛に襲われた。
苦しむ彼に魔理沙は泣いて謝る。そんな彼女に霖之助はこう言った。
「これを永遠亭の医者に渡してきてくれないか」
魔理沙は毒きのこを受け取り永遠亭へ向かった。
彼女は途中でウサギを見つける。片腕なくしたウサギだった。
魔理沙はその子をついでに拾った。
屋敷に着くと月の医者が出迎えてくれた。
魔理沙はウサギを彼女に見せた。
それを見て彼女はこう言った。
「このウサギを救うには薬を調合する必要があります。しかし生憎材料が足りません。何か材料になりそうなものは持っていませんか」
魔理沙はポケットの中のものを取り出してみるが、使えそうな物は見当たらない。
あるのはこの毒きのこだけ。しかしそれを見て医者がこう言った。
「そのきのこを私にくれませんか」
魔理沙は驚いてきのこを渡した。きのこをもらった彼女はウサギを抱いて奥へと消えた。ウサギは既に瀕死だった。
魔理沙は祈るように見守った。
しばらくして奥から医者が姿を現す。
「きのこのおかげでウサギは助かりました。ありがとう」
魔理沙は我事のように喜んだ。同時に彼女はある事を知った。
例え毒きのこであろうとも、ちゃんとした知識さえ持っていれば有効利用が出来るものだと。
魔理沙は彼女からお礼を貰った。毒を活用するための本だった。
彼女はその本を読んで一生懸命勉強した。そして本の中身を全て覚えた。
しばらくして彼女は再び霖之助の所へ前と同じきのこを持っていく。
目を丸くしてる彼に向かって魔理沙は笑顔でこう言った。
「知ってのとおり、これは毒きのこだ。しかし私はこのきのこがどんな毒で、どうすれば解毒が出来るのかをよく知っている。だから是非安心して食べてくれ。症状が出たら私がつきっきりで看病してやるよ!」
落語に似通った感じがしますね。
短かったけど面白かったです。
元ネタ知らなかったので楽しめました
なので評価の仕様がないので点数は控えときます。