皆さんこんにちは、妹紅です。
あ、こんばんわの方がよかったかな?
幻想郷は冬真っ盛り。どっかの妖怪が頑張っちゃってるみたいです。
わたしは寒いのは全然平気なんだけど、里のみんなはそうでもないみたい。皆マフラーとか手袋とか着けててとても寒そう。
慧音も寒いのは苦手みたい。
最近はずっとマフラーを着けて「ううっ、今日はまた一段と寒いな、妹紅」
って言うのがお決まりになっちゃってる。
慧音可愛いよ・・・。
・・・・・コホンッ。
え~と、それで何が言いたいのかっていうと、
わたしは慧音と付き合いたい!!!
唐突過ぎる?・・・でも本気だよ?
わたし、実はかなり前から慧音のことが好きになってて、なんとかこの気持ちを慧音に知ってほしかったんだ。
でも、分かってはいたことだけど、慧音、超鈍感なんだよ・・・。
最初のうちはさりげなくアピールしたり、それっぽい会話にしようとしたんだけど、全然気づかない・・・。
こないだなんか、「好きだよっ!慧音っ!!」って勇気振り絞って言ったら、
「ん?そうかー、はは、私もすきだぞ?ところで、このあいだの話なんだが・・・・」
・・・って、軽くスルーされました。
ううっ、泣くぞっ!泣いちゃうぞっ!
慧音がわたしの事をすきって言ってくれたのはとても嬉しい。でも、慧音の「すき」とわたしの「好き」は多分、別のものなんだ。
ホントはそれが当然で、当たり前で、それ以上を望むのは間違っているのかもしれない。
けど、わたしはそれ以上が欲しい。贅沢でもいいから、慧音の「好き」が欲しい。
筋金入りの鈍感慧音をどうやって振り向かせたものか、わたしは無い頭をひねってひねって考えたけれど、無いものは無いみたいだ。
そんな時に、里である噂を聞いた。
団子屋でみたらしを食べていたときである。(ちなみに三皿目。ここのみたらしは絶品だ)
団子屋の客であろう娘二人が話しているのが聞こえてきた。
娘1「ねえねえ聞いた?呉服屋のせんちゃん、彼氏できたんだって!」
娘2「うそ!いつ?相手は?」
娘1「一昨日よ、相手は染物屋の人らしいわ」
娘2「ああ、あの二人!とうとう付き合ったんだー、二人とも奥手だから少し意外かも」
どうやら、誰かの恋が実ったらしい、羨ましい限りだ。
こういう話はわりと多いのでいつもは聞き流すのだが、次の言葉がそれを許さなかった。
娘1「そうそう、二人をくっつけたのって、あの『恋の伝道師』らしいわよ?
(こ、恋の伝道師!?なんだそれは!?)
わたしは五皿目のみたらしを置いて、二人の話に耳を傾けた。
つづく・・・かも?
あ、こんばんわの方がよかったかな?
幻想郷は冬真っ盛り。どっかの妖怪が頑張っちゃってるみたいです。
わたしは寒いのは全然平気なんだけど、里のみんなはそうでもないみたい。皆マフラーとか手袋とか着けててとても寒そう。
慧音も寒いのは苦手みたい。
最近はずっとマフラーを着けて「ううっ、今日はまた一段と寒いな、妹紅」
って言うのがお決まりになっちゃってる。
慧音可愛いよ・・・。
・・・・・コホンッ。
え~と、それで何が言いたいのかっていうと、
わたしは慧音と付き合いたい!!!
唐突過ぎる?・・・でも本気だよ?
わたし、実はかなり前から慧音のことが好きになってて、なんとかこの気持ちを慧音に知ってほしかったんだ。
でも、分かってはいたことだけど、慧音、超鈍感なんだよ・・・。
最初のうちはさりげなくアピールしたり、それっぽい会話にしようとしたんだけど、全然気づかない・・・。
こないだなんか、「好きだよっ!慧音っ!!」って勇気振り絞って言ったら、
「ん?そうかー、はは、私もすきだぞ?ところで、このあいだの話なんだが・・・・」
・・・って、軽くスルーされました。
ううっ、泣くぞっ!泣いちゃうぞっ!
慧音がわたしの事をすきって言ってくれたのはとても嬉しい。でも、慧音の「すき」とわたしの「好き」は多分、別のものなんだ。
ホントはそれが当然で、当たり前で、それ以上を望むのは間違っているのかもしれない。
けど、わたしはそれ以上が欲しい。贅沢でもいいから、慧音の「好き」が欲しい。
筋金入りの鈍感慧音をどうやって振り向かせたものか、わたしは無い頭をひねってひねって考えたけれど、無いものは無いみたいだ。
そんな時に、里である噂を聞いた。
団子屋でみたらしを食べていたときである。(ちなみに三皿目。ここのみたらしは絶品だ)
団子屋の客であろう娘二人が話しているのが聞こえてきた。
娘1「ねえねえ聞いた?呉服屋のせんちゃん、彼氏できたんだって!」
娘2「うそ!いつ?相手は?」
娘1「一昨日よ、相手は染物屋の人らしいわ」
娘2「ああ、あの二人!とうとう付き合ったんだー、二人とも奥手だから少し意外かも」
どうやら、誰かの恋が実ったらしい、羨ましい限りだ。
こういう話はわりと多いのでいつもは聞き流すのだが、次の言葉がそれを許さなかった。
娘1「そうそう、二人をくっつけたのって、あの『恋の伝道師』らしいわよ?
(こ、恋の伝道師!?なんだそれは!?)
わたしは五皿目のみたらしを置いて、二人の話に耳を傾けた。
つづく・・・かも?
というか、あれだ。
つづくかもというよりつづけなさいよ。
気になって眠れないじゃないか。
起承転結の起で終わってたらそれはお話とは言わないんだぜ。
故に氏には期待せざるをえない
しかし短い、もっとボリュームを!
楽しみにしてます
続編に期待~
せめて「恋の伝道師に出会う」位の所までは進めてもよかったのでは・・・。
得点は完結してから、ということで。
楽しかったですよ。
ただ、お話完結するまでは得点はね…
好きですよこういう作品。次回作にも期待してます。
……続きがきたら本気出す!