朝六時、博麗の巫女の朝は早い。
「はい、着替え」
六時五分、タンスの中にいるアリスから着替えを貰い、着替える、
タンスの中に入った後どうやって閉めているのかいつも疑問に思う。
「おはようございまーす」
六時十分、井戸からキスメを引き上げ、冷たい水で顔を洗う、
さすがは地底から引き上げてるだけあって水がすごく綺麗、気持ちいい。
「もうちょっと待ってて、すぐに出来上がるから」
六時十五分、台所で料理を作っている天子に朝ごはんを催促する、
裸に割烹着で料理を作るのが天人の流儀らしいが、いまいち理解できない。
「あっ、小さいのから順番にね」
七時、食器を八雲藍の尻尾の中にいれて洗う、
さすがは九尾の尻尾、油汚れ一つ残さない。
「うー、うー、うー」
七時三十分、鈴の緒を揺らしてぶら下がっているレミリアの調子を確かめる、
満面の笑顔を浮かべていた、これならいい声で鳴いてくれるだろう。
「わんわんお! わんわんお!」
八時、狛犬を洗ってやる、水をかけているだけなのに、
椛は尻尾を振ってとても喜んでいる、飼い主冥利につきる。
「そこはまだよ、そう、そっちね」
九時、幽香から茶葉を収穫する、
定期的に収穫してやらないとアフロになるので大変だ。
「あむあむあむあむ」
九時十分、収穫した茶葉をお空の口の中に詰め込む、
五分も立てば加熱処理の終えた茶葉ができる、
たまに飲み込んでしまうから注意が必要だ。
「ん……あっ……はぁ……」
九時二十分、茶葉を咲夜の胸の谷間に挟んで揉む、
しかし感じないからといって真顔で喘ぐのは勘弁して欲しい。
「え、タバコ駄目? 臭いがうつる?」
九時半、大きめの壺に妹紅と茶葉をいれて蓋をする、
隠し持っていたタバコで茶葉が台無しにならないよう全部取り上げる。
「アハハハハハアハハハハハハハハハッハハあだっ!!」
十時、鈴の緒を振り回していたフランドールの上にレミリアが落ちる、
壊した代償としてフランドールを鈴の緒にくくりつけた、
誰も振ってないのに笑い声が聞こえてくる、うるさい。
「んな~ぉ」
十時半、お燐を膝に乗せて撫でてやる、とても心地よさそうだ、
でも猫の姿になってくれないから重い。
「……んなぁ~ぉ」
十時四十五分、木陰から涙目でこちらを見ている橙に気づく、
二匹も身体によりかかられると暑い。
「……妬ましい、妬ましいわ」
十一時、木陰からこちらを妬み続けているパルスィに気づく、
しょうがないのでそのまま気づいてない振りをした。
「では、お預かりしますね、ご協力感謝します」
十一時半、小兎姫に野良猫を二匹引き渡す、
別れは寂しいが、新しい里親が見つかることを信じて見送る。
「霊夢、ご飯ができましたよ」
十二時、映姫が私を呼びに来た、
たまにお母さんのように思えてきて甘えたくなる、我慢しないと。
「よ、元気にしてるか?」
十三時、魔理沙がいつものようにやってきた、
箒を奪い取って境内の掃除を始めたら泣きながら帰っていった、
何がいけなかったのだろう?
「むきゅー、むきゅー」
十三時半、賽銭箱の中で飼っているパチュリーに餌をやるのを忘れていたことに気づく、
急いで昼食の残りを食べさせた、あと一時間遅れたら衰弱死していたところだ、危ない。
「いいんだな? 本当にいいんだな?」
十四時、茶葉の様子を確かめたらタバコ臭かった、
すぐに慧音に引き渡した、茶葉の恨みを思い知れ。
『願いが叶いますように……』
十四時四十分、咲夜と美鈴が神社でデートをしていた、
いくらのろけているといっても自分の耳と頭上は確認するべきだと思う。
「はい、準備はできてますよ」
十五時、少し昼寝しようと部屋に戻ったら、
衣玖が布団の中で私を待っていた、空気を読めるだけの事はある。
「助けて姉さん!」
「って、何負け……」
?時、夢の中で夢幻姉妹に久々にあった、
幽香みたいに茶葉が取れないか試してみたけど駄目だった。
「すぴー」
十八時、目を覚ましたら紫がニヤニヤしながら私をみていた。
なんだかよくわからないけど凄く恥ずかしい。
「か、返してよう……お酒がないと駄目なんだよう……」
十八時二十分、萃香から瓢箪を奪う、
今日の晩御飯は豪勢になりそうだ。
「晩御飯ですよ」
十九時、白蓮が精進料理を作ってくれた、
久々に本気で切れた、神道舐めんな。
「やめふぇー」
十九時半、白玉楼に乗り込み、幽々子の体内から晩飯をかっぱらった、
皿ごと飲み込んでいるだけあってとても取り出しやすかった。
「本当にありがとうございます、よろしければこれから毎日でもお願いしたいぐらいです」
二十時半、妖夢がお礼をいいに来た、
だけど入浴しようと服を脱いでる時に来るのは勘弁してほしい。
「だ、駄目ですか?」
二十時三十二分、小傘が浴室で傘に垢を舐めさせていた、
彼女の努力は買うが、流石に駄目と言わざるをえなかった。
「いいですよー! そう、そうです! もっと自分を解き放って!!」
二十時四十分、覗いていた射命丸を見つける、
脱ぐと凄い小傘を好きなだけ撮らせてあげた、明日はいろんな男性が驚くはず。
「はい、持ってきたよー」
二十一時、浴槽の中から現れたにとりから寝間着を受け取る、
どうして河童は一緒にお風呂に入る時も隠れるのだろう、理解できない。
「ねーんねーん、ころーりーよー、おこーろーりーよー」
二十一時半、輝夜が子守唄を歌ってくれた、
上手すぎて逆になかなか寝付けない。
「おやすみなさい、霊夢さん」
二十二時、やっぱり早苗を抱き枕にするのが一番。
.
幻想郷の暮らしは快適なようで。
えっ
何故かニライムが頭に浮かんだ
…ん?
あ
平和
どういうことなの・・・
とりあえず、脱いだら凄い小傘は貰いますね。
題名でもあるとおり、不思議と『おかしくない』と感じるような話で面白かったです。
……日…常…?
…………………………あれ??
少し休んで下さい
こんなのを読まされたら不眠の限界に挑戦したくなるじゃないですか。
後書を読んで、そんなトリビアを思い出しましたw
とりあえず、文々。新聞を200部ほどもらえるかな
あとちゃんと寝ようwww
寝てくださいwww
ところで姫様の子守歌はどうしたら聞かせて貰えるのでしょうか。
おかしなところはひとつもない
( ・3・)アルェー?
いや、これはこれで…ああ?
特におかしくない…んん?
目立った問題は…おろ?
日常ですね…、いや?
感想は…ええと…
特にないです。
輝夜姫の子守唄……贅沢過ぎるッ
神奈子様と諏訪子は自宅で○○ですねわかりますん
元ネタはオカルトのコピペかな?
え?
………うん?