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輝夜『やぼうをそしするのよ』
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今回もこの八意永琳がナレーションを務めさせていただきます。
「こんにちは、ゲームセンター永遠亭、課長の妹紅です。ここまで3連勝なんでね。残り2つもクリアして輝夜の度肝ぬかしてやりたいと思います」
気合十分の妹紅が今回挑戦するのは?
「今回はファミコンか。『ロックマン4 新たなる野望』」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『ロックマン4 新たなる野望』1991年 ファミコン カプコン
カプコンが誇る人気シリーズ「ロックマン」の第4作目。
世界征服を企むDrコサックの野望を阻止するためロックマンが戦うアクションゲーム。
難易度が高いことでも有名なロックマンシリーズ。はたしてクリアできるのか?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「まぁここまでスーファミ1本とゲームボーイ2本とクリアしてるんでね。今更ファミコンのソフトをクリアできないなんて事はないだろう」
よくわからない理屈で自信満々の妹紅。挑戦開始。
「ゲームセンター永遠亭、妹紅オーン!!」
スタートして現れたのはステージセレクト画面。
「あ、選べるんだ」
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輝夜『おなじみのシステム』
最初は全8ステージの中から好きなところから攻略できる。
ステージの難易度はそれぞれ違い、攻略する順番が大きなカギとなる。
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「ダストマンから行って見ようかな」
ダストマンステージを選択した妹紅、はたして…
「よーし、やるかね」
意気揚々と進む妹紅、穴をジャンプで飛び越えようとするが
「あっ!」
穴から飛び出してきた敵にぶつかり穴に落下。
「…出鼻をくじかれるなぁ」
幸先の悪いスタート。
しばらく進むと空中の足場をジャンプして進む不安定なエリアに。
しかしここでも敵が容赦なく邪魔をしてくる。
「うわー!!」
敵の体当たりを受けて穴に落とされる妹紅。
この後なんとかくぐりぬけようとするがどうしても敵の体当たりがかわせない。
「倒した方がいいのかな?」
試行錯誤する妹紅。ここで新たなアクションを発見。
「あ!溜めれるのか!」
ボタンを押し続けて離すと強力なチャージショットが撃てる。
これで難関突破を目指す。
「よし、いけっ!」
現れる敵をチャージショットで打ち落としていく。
その威力は絶大。
ようやくこの難所を突破する。
そしてやってきたボスの部屋。
ボス「ダストマン」とのバトル開始。
「多分弱いと思って来たけどどうかな?」
まずはノーマルショットを連打しボスのライフを減らす。
しかしボスも弾を飛ばして反撃してくる。
さらに、
「うわ、吸い寄せられてる!」
ボスの吸引攻撃でロックマンが吸い寄せられる。
しかもこの間ボスは無敵状態。
「あー、やられたー」
無念の敗北…
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『ごみそうじようロボットなのよ』
ボス「ダストマン」
必殺技はゴミの塊を飛ばすダストクラッシャー。
ロックマンを吸引で吸い寄せる技も使用してくる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ボス戦から再開。
今度は体力が満タンの状態なので先ほどよりは有利なはず。
「勝ちたいなー」
今度はダストマンから距離をとってチャージショットを使う。
ダストマンの体力を減らしていくが妹紅も攻撃を上手くよけられずじわじわ追い詰められていく。
一進一退の攻防、その結末は…
「おっしゃあーっ!!」
体力をかなり減らされたものの、なんとか勝利!
「ははは、ギリギリだったなー」
ボスを倒すとボスが使っていた必殺技を使えるようになる。
これが他のボスの弱点となっているため、弱点を探すのが攻略のポイント。
妹紅、次のステージを選ぶ。
「他に弱そうなボスは…こいつで行こう」
ブライトマンステージを選択。
開始早々、出てきた敵を倒すと突然ステージが真っ暗に。
「うわ!何も見えない!」
別の敵を倒す事で明かりは戻ったが…
「びっくりさせられるなー」
続いてはまたも空中の足場を渡るエリア。
「やだなーこういうの…って、あぁーっ!!」
なんと足場が落下!
ロックマンは足場と一緒に奈落の底へ。
「落ちるなら落ちるって言ってよー」
落ちる足場の連続ジャンプという難所。
こんなところでも容赦なく敵は襲ってくる。
「うわー鬱陶しい!!」
結局4機を費やし、ようやくボスのブライトマンとのバトル。
まずは手に入れたばかりのダストクラッシャーを使ってみるが効果はいまいち。
ノーマルのショットで勝負。
ブライトマンの攻撃はさほど激しくなく、これは楽勝か…と思いきや。
「あっ!止められた!?」
なんとブライトマンの必殺技でロックマンが動けなくなる!
そこにブライトマンの体当たりで一気にライフを削られてしまう。
「そんなんあり?」
この後なんとか反撃するも、再び動きを止められてしまい体当たりを受けて敗れる。
「いや今のハメでしょ?私のシマじゃノーカンだから」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『うおっまぶしっ』
ボス「ブライトマン」
必殺技は敵の動きを止めるフラッシュストッパー。
動きを止められるとその後の攻撃をよける事はほぼ不可能。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「今度こそ…」
第二戦。
ブライトマンの通常攻撃はさほど強くないが動きを止められるとどうしようもない。
みるみる減っていくロックマンの体力。そこで…
「E缶いっちゃえ」
道中で獲得していた回復アイテム「エネルギー缶」を使用。
ライフが全回復し、これで一転有利に。
「よし、これでいけるか?」
この後多少苦戦したものの、体力に物を言わせなんとか撃破。
「ははは、ずるいなー私」
続いてはファラオマンステージ。
地下の遺跡が舞台。
敵キャラの数が多く次々とロックマンに襲い掛かってくる。
「いっぱい出てくるなー。こいつらもちょっとは休みゃいいのに」
なんとかボス部屋に到着。
ボス「ファラオマン」との対決。その強さは?
「うわっめっちゃ強い!」
ファラオマンの素早い動きに妹紅が焦る!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『てごわいわよ』
ボス「ファラオマン」
必殺技はエネルギーを溜めて撃つファラオショット。
素早い動きと激しい攻撃を兼ね備えた強敵。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「やばいやばい、なんかないか?」
このままでは勝ち目はないと特殊武器を試してみる。
先ほど手に入れた「フラッシュストッパー」をチョイス。
「効くかなー」
使ってみると…
「あ、止まった!?」
ファラオマンの動きが止まった!
妹紅、ここぞとばかりに猛反撃。
「早く、早く死ね!」
ファラオマンに接近してボタンを連打。
そしてそのままファラオマンを撃破!
「勝ったあー。ははは汚い勝ち方したなー」
今度はリングマンステージ。
「うわ、でかいの来た」
中ボス(カバトンキュー)とのバトル。
ロックマンを追いかけるミサイルに四苦八苦。
「鬱陶しいなー」
なんとか倒し先に進むが、またしても中ボス(ワッパー)が。
「なんなんだよこれー」
弱点に攻撃できるのは一瞬だけ、タイミングが難しい。
そこで…
「また止めてやるか」
フラッシュストッパーで中ボスの動きを止める。
がら空きになった弱点を連打し中ボスを撃破。
「賢いなー。私」
喜ぶのもつかの間。
「また出たー!」
再び中ボス(カバトンキュー)とのバトル。
「お前さっき倒したじゃんかー」
連続中ボスバトルをなんとか制し、たどり着いたボス部屋。
ボス「リングマン」とのバトルスタート。
「うわー。こいつも強い」
リングマンも動きの素早い難敵。
フラッシュストッパーを試してみるが効果なし。
「そりゃそうだよなー」
別の武器を試してみる。
しかしリングマンの動きについていけず、完敗。
「だめかー」
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輝夜『わなげだいすきロボ』
ボス「リングマン」
必殺技は大きな輪を投げるリングブーメラン。
さらに素早い動きで繰り出される体当たりがかわしにくい。
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この後、第二戦、第三戦とリングマンに挑むもののやられてしまいゲームオーバー。
ステージ頭からやり直してボス部屋まで戻ってきたところで。
「妹紅」
姫様が登場。
「今回も助っ人を用意してきたわ」
「またてゐか?」
「ううん、別の子よ。来なさい、イナバMAX」
「なんですかその呼び方」
イナバMAX、もといウドンゲが今回の助っ人として登場。
「姫様に言われたんで…ここのボス戦をやって見せますね」
「あぁ、うん…」
イナバMAXがリングマンに挑戦。はたしてその腕前は?
「こいつの弱点はファラオショットなんですけど、実はこれって溜め撃ちできるんですよ」
「あ、そうなの?」
イナバMAXがファラオショットを溜めて撃つと…
「あ、かなり減った!」
リングマンに大ダメージ。これはいけるか?
「あーやられた」
と思いきやリングマンの攻撃をよけられず結局敗北。
「…うん、まぁそういう事ですんで」
イナバMAX、役目を果たし妹紅に交代。
「…ありがたいんだけどなんだろう、この微妙感」
妹紅、ファラオショットの溜め撃ちを駆使してリングマンに応戦。
リングマンも反撃してくるがさすがに慣れてきたのかこれをかわす。
そして見事にリングマンに勝利!
「よーし!」
これで残り半分の4体。
次はどのステージへ行くのか。
「うーん…どれも強そうだなー」
悩んだ末ダイブマンステージへ。
このステージは水中が舞台。
水中ではジャンプ力が上がり操作の感覚が変わるためなかなか難しい。
「あー(トゲに)当たった!!」
道中、お助けキャラのエディーが登場。
ランダムでアイテムを出してくれるのだけど…
「おぉー!E缶きた!」
E缶を入手という幸運な事態に。
「ついてる。今私ついてる」
運を味方につけたか妹紅、ダイブマンとのボス戦に。
ダイブマンはロックマンを追尾するミサイルと体当たりで攻撃してくるが…
「あれ?パターン入ったもしかして?」
ダイブマンから距離をとり、ミサイルを撃ち落としながら攻撃。
体当たりがきたらジャンプしてかわし、また距離をとる。
この繰り返しが意外にも有効、なんと一回でダイブマンに勝利!
「すげぇ、今私本当についてる」
ここに来て妹紅、調子付いたのか、続くドリルマンステージもさほど苦労することなくボス戦に。
「これ効くかな」
ボス「ドリルマン」には先ほどダイブマンを倒して手に入れた「ダイブミサイル」を使ってみる。
その効果は覿面。ダイブミサイルは追尾機能があることもあってかあっさりと勝利。
残りボスは二体。
スカルマンステージにやってきた妹紅。
ここではガイコツの敵が出現。
「あ、こいつ倒しても復活する」
攻撃をしても崩れるだけですぐに起き上がってくるガイコツ。
「不死身はずるいなー」
どの口でそんな事を言うのか。
そしていよいよボス戦。
「ガイコツだからなー。さすがに強いんじゃないかなー」
バトル開始。
開始早々スカルマンの連続攻撃。
「うわやっぱり強い!」
さらに…
「あ、効いてない!」
バリアを出してこちらの攻撃を防御するという頭脳プレイも。
ここで妹紅、あれこれ特殊武器を試してみる。
「ダストがけっこう効くな」
ダストクラッシャーが有効と判明。
しかしここまで受けていたダメージがひびき敗北。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『ぶきみね…』
ボス「スカルマン」
必殺技はバリアを張って防御するスカルバリアー。
バリアを張っている間はこちらの攻撃が通用しない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「まぁでも勝てそうだな」
二度目の対戦。
今度はスカルマンの攻撃をさけやすいよう距離をとり、スカルマンがバリアを外した瞬間を狙いダストクラッシャーを当てていく。
「いける。いける!」
少々苦戦はしたもののなんとか勝利!
あとはトードマンを残すのみ。
ここで姫様から声をかけられる。
「妹紅、一つ聞きたいんだけどなんでこのボス最後に残したの?」
「たぶん強いと思ったから。確か山にいたじゃん。蛙みたいな神様。私は面識ないからよく知らないけどさ。EXボスだって話だから強いんだろ?だから蛙をなめちゃいけないと思って」
蛙=洩矢諏訪子のイメージからトードマンを強敵と判断していた妹紅。
ついにトードマンステージに。
ここでは風が吹いていてジャンプが難しい。
「だー!落ちたっ!」
さらにその先では水が流れていて足をとられる。
そんな中、巨大な中ボス(エスカルー)も登場。
「目が弱点か」
妹紅、中ボスの弱点である目を狙う、しかし…
「ちょっ、あぁー!!」
中ボスの攻撃を受け穴に落とされてしまう。
「腹立つなー」
二度目は勝利し、ついにボスの部屋に。
はたしてトードマンの強さとは?
「おぉ危ない!」
大ジャンプして体当たりを仕掛けてくるトードマン。
これをかわして妹紅の反撃!
再びジャンプしてくるトードマンをかわして反撃するとトードマンはまたもジャンプ。
「あれ?これはまたパターン入ったか?」
結局このままパターンにハメ、ノーダメージでトードマンを撃破!
「…弱かったなぁ」
拍子抜けだがこれで全8ステージをクリア。
するとステージ選択画面に変化が。
「誰だオッサン!?」
Drコサック、ついに登場!!
「大ボスかー」
コサックステージを選択、すると…
「長いっ!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『ここからがほんばんよ』
8体のボスを全て倒すとDrコサックが登場。
ここからは全4面のコサックステージがスタートする。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
長い戦いを予感させる展開に妹紅もため息。
「はぁー…きついなぁー…でもやるしかないか」
冷えピタを貼って気合を入れ直す妹紅。
いざコサックステージへ。
まずはコサックステージ1。
雪の積もったステージを駆け抜けていく。
穴を飛び越えようとすると、
「あっ!まただ…」
穴から飛び出してきた敵に激突し穴に落下。
ダストマンステージでの出だしを思い出すデジャブのような光景。
「もぉー…」
苦戦しながらボス戦へ。
ボス「モスラーヤ」とのバトル。
「あの光ってる所が弱点ぽいな」
予想は的中。ボスの弱点に攻撃を当てていく。
しかしその時。
「あ!地面が!」
ボスの攻撃で地面の一部が破壊される。
さらにもう一度。
「だんだん壊れていくのか」
時間が経つと足場はどんどん壊れていく。長期戦は不利。
妹紅、ボスを急いで倒すために連続攻撃。
なんとか勝利。
「ふぅー…」
コサックステージ2。
ここではトゲだらけの長い通路が。
「ジェットで渡っていけってか」
横方向に空を飛ぶ「ラッシュジェット」で先へと進む。
しかし、
「あっ、ハシゴが遠いっ!?」
先へ進むハシゴに手が届かず、トゲの上に落下。
「とんだ欠陥住宅だなー」
二度目はちゃんとハシゴにたどり着き、やがてボス戦へ。
今度のボスは?
「うわ、でかい!!」
ボス「スクエアーマシン」が出現。
画面両端から別々に襲い掛かってくる。
「えー、あんなでかいのどうすんの?」
さらに今度は。
「合体した!?」
画面中央でボスが合体、弾を発射して攻撃してくる。
しかしここで妹紅は何か気づいた様子。
「あそこ多分弱点だよな?」
合体時に弾を発射してくる赤い部分が弱点と予想。
ただそのためには合体する瞬間にボスの内部に入り込まないといけない。
「タイミングをはからなきゃいけないか」
幸いにもボスの攻撃はそう激しくないため、妹紅はボスの動きを観察してみる。
しばらくしてボスのパターンがわかってきたのかボスの内部にうまく入り込む事に成功。
「よし!」
そしてボスの弱点に攻撃!
弱点が現れる時間は短いため倒すには時間がかかるが…どうにか勝利をおさめる。
「なんかボスはけっこうすんなりいけてるなぁ」
コサックステージ3。
ここは強制スクロールステージ。しかも妹紅の苦手な連続する空中の足場。
「ちょっとしんどいなー」
しかも後半では乗ると沈んでしまう足場も。
「落ちる落ちる!」
逆にジャンプすると足場が上がる仕組みなので何度もジャンプしていると、
「あれっ!?」
足場が画面外まで消えてしまい転落。
調子にのりすぎた結果である。
「やっちゃったなー」
やっとのことでたどり着いたボス戦。
しかしそこは…
「うわ、こんなとこで戦うの!?」
ボスの部屋には小さな足場しかなく、落ちれば下のトゲでジ・エンドという危険な状態。
こんなところで登場するボスとは?
「出てきた!」
ボスが出現、天井を這い回り攻撃を仕掛けてくる。
「怖いなー」
落ちれば即死というプレッシャーの中での戦闘。
緊張が続く。
なんとか粘り攻撃を続けていると…
「倒した!?ってもう一匹いるじゃん!?」
ボスを倒した瞬間、もう一体のボスが出現!
これに驚いてしまったのか、ボスの攻撃をくらい…
「あぁーっ!!」
あえなく転落。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『ゴキブリはいや~』
ボス「コックローチツイン」
一体目を倒すと二体目が出現。部屋中を這い回り攻撃を仕掛けてくる。
足場の悪いこの部屋でそれをかわしきるのは難しい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「落ち着かなきゃなぁ」
二戦目。
特殊武器を試しボスの弱点を探る。
「あ、これか?」
「ファラオショット」が有効だと判断した妹紅。
ここぞとばかりに溜め撃ちでボスを攻撃する。
まずは一体目を撃破。
「ここで油断しちゃダメだ」
二体目は一体目よりも攻撃が激しくスピードも速い。
妹紅、ここは気合の入れ所。
「どうだっ!!」
溜め撃ちのファラオショットがボスにヒットし、なんとか勝利!!
「やったぁ~勝てたな~」
ついに迎えたコサックステージ4。
「よーし、ここまで来たら一気にクリアしてやろうかね」
いよいよ最終ステージという事でテンションの上がる妹紅。
意外にもこのステージではさほど苦戦もせず早い時間でボス部屋に。
「もうラスボスか」
中に入ると…
「こいつかコサック」
ついに大ボス「Drコサック」が姿を現した!
いよいよ最終決戦。勝負の行方は?
バトル開始、妹紅はコサックに攻撃をしようとするが、
「届かないんだよなぁ」
ボスが高い位置にいるため攻撃が届かない。
さらに、
「あ!掴まれた!」
ボスの真下に来た瞬間、ボスに掴まれ大ダメージ。
「痛いなーこれ」
高い場所に上りそこから反撃。
しかしそこにボスが接近。
「あーまた!!」
逃げようとしたところを再び掴まれ、やられてしまう。
「くっそー…」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『クレーンゲーム』
ボス「コサックキャッチャー」
コサックが乗り込む戦闘用メカ。
真上からロックマンに掴みかかり叩き落されると大ダメージ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「あの掴まれるのをなんとかしないといけないんだよな」
第二戦目。
掴まれるのを避けるためボスの下を通る時はスライディングで素早く通る事を心がける。
しかしボスが高い所にいるせいで戦いは長引き、ロックマンの体力も減っていく。
「よし、もうラストなんだし使ってもいいだろう」
ここで妹紅、ここまで温存してきたE缶を投入。
ライフが全快し一気に有利に。
「これはもらったな」
残り体力に物を言わせコサックを追い詰める。
そしてついに、
「勝ったか!?」
コサックを倒したと思った瞬間、思わぬ展開が。
突如謎の少女が乱入。
『父はあなたの思っているような悪い人間ではありません』
「あ、娘さん?」
『私がDrワイリーに捕らわれていたので仕方なくあなたと戦う事になったのです』
「え?」
『ロックマン、すまなかった…』
戦闘を放棄したコサック。そこに一人の男が現れる。
『こうなったらわしが相手だ!』
現れたのはロックマンの宿敵、Drワイリー!!
「どういうこと?」
混乱する妹紅。
すると突如ワイリーステージが始まってしまった!!
「うそーっ!?まだ終わりじゃないのーっ!?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『お の れ ワ イ リ ー !』
コサックを倒しても戦いは終わらない。
ここからは新たに全3面のワイリーステージがスタート。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「勘弁してよー…」
まさかの延長戦に妹紅はすっかり意気消沈。
それでもなんとか先へと進んでいく妹紅。
なんだかんだでここまでプレイしてきてかなり慣れてきたのか、ワイリーステージ1、2ともに多少苦戦はしたものの大きくつまづく事なくクリア。
そしてワイリーステージ3。
そこで待ち受けていたものは。
「なんだこれ?」
謎の8つのカプセル。
適当にそのうちの一つに入ってみると。
「えぇっ!?」
倒したはずのリングマンが再び登場!
「まさか全員ともう一回やれと?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『ロックマンのおやくそく』
8体のボスとの再戦。
最初に倒した8体のボスが再登場、全てを倒さないと先へと進めない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「えーと…弱点なんだっけ?」
妹紅、数時間前のプレイを思い出しボスと戦っていく。
途中二機ほど失ったがなんとか全てのボスを撃退。
すると新たなカプセルが登場。
「今度はなんだ?」
中に入ると、
「うわ、またでかい!!」
巨大なボスが出現し、戦闘開始。
「こんなのどうやってよけろってのっ!?」
ボスが大きな弾を連続して発射!
ボスから距離をとるがとてもかわしきれない。
「あーちくしょう!」
妹紅完敗。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『こりないジジイね』
ラスボス「ワイリーマシン4号」
ワイリーが乗り込む戦闘用マシン。
連続して放ってくる巨大な弾をかわすのは至難。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「どうしたらいいかなー」
第二戦。
ボスの攻撃をなんとかかわそうとするがやはり上手くいかない。
そこで妹紅がとった行動とは。
「接近して早めに倒す!」
やられる前にやるという力押し作戦。
しかしここで意外な事実が発覚する。
「あれ?もしかしてここ安全地帯?」
なんとボスの近くが弾の当たらない安全地帯だった。
「どこの⑨だよ」
形勢逆転。
安全地帯からボスに攻撃をしかけていく。
この勝負もらったか…と思いきや。
「勝ったっ!て、あれ?まだか」
ボスが第二形態に変化。
そのコックピットには黒幕ワイリーの姿が!
ついにワイリーを表に引きずり出した妹紅。
しかし…
「ここからじゃ攻撃できないよなー」
ボスの下が弾の届かない安全地帯だがここにいてはこちらも攻撃できない。
攻撃するためには安全地帯から出なくてはいけない。
「やるしかないかー」
タイミングを見計らいボスの前に。
そして攻撃をしかけるものの、
「効いてないなー」
ボスにダメージが与えられない。
「あの青い玉が弱点かな」
ボスの青い玉の部分が弱点と予測。しかし高い位置にあるため攻撃を当てるのが難しい。
「まさかラッシュか?」
ラッシュジェットに乗って攻撃を試みる。
しかしボスの攻撃を受けて、敗北。
しかもゲームオーバーになってしまったため、8体のボスとの再戦からやり直しに。
「きついなー…」
なんとか8体のボスを再度撃破しワイリーとの再戦に。
そこへ。
「あ、ちょっといいですか?」
イナバMAXが再び登場。
「このボスもちょっとコツいるんで私教えますね」
コントローラーをイナバMAXに渡し、プレイ交代。
「ボスの弱点はドリルボムなんですけど普通に撃っても当たらないんです。それで実はですね、ドリルボムって発射してからBボタンを押すと自分のタイミングで爆破できるんです。その時の爆風を当てるとダメージを与えられるんです。やってみますね」
はたして上手くいくのか…
「発射して…」
ドリルボムを爆破し、見事ボスにダメージ。
「わかりました?」
「わかったからポーズ押せよ!攻撃滅茶苦茶くらってんだろ!」
「あ、すいません」
説明に気を取られてイナバMAX、体力を大きく減らされてしまう。
ここでイナバMAXはお役御免。
「なんかしまらないなー、あいつは」
ともかく倒し方はわかった、あとは実行するのみ。
「もうこれで勝ちたいなー」
もう負けたくはない。
その一心で妹紅はプレイを続ける。
安全地帯で隙を見て前に出て、攻撃した後に安全地帯に逃げるヒット&アウェイ。
しかしロックマンの体力はもう限界に近い。
「ラスト(E缶)使っちゃうかー」
ここで最後のE缶を使用。本当に後がない。
ボスの体力も残りわずか。
ここで決められるか、妹紅!?
ドリルボムを発射、ボタンを押して起爆させる!
それがヒットして…
「勝ったぁーっ!!」
ついにボスを撃破!
ところが…
「あれ?でもワイリー逃げたよ?」
ワイリーには逃げられてしまう。
そしてこの後目を疑うような光景が!!
なんと新たなステージが登場!!
「いつまで続くんだよ…」
テンションガタ落ちの妹紅。
そこへ姫様からこんな一言が。
「妹紅。ここまでお疲れ様。次が正真正銘、ロックマン4のラストステージよ」
「…ホントに?真の黒幕とか新たなステージとかない?」
「ないわよ。ホントにこれで最後よ。ただもう時間がないわ。あと30分以内に決めてちょうだい」
「…やるか…」
妹紅、気力を振り絞り真の最終ステージに挑む。
「あ、早い」
ステージは非常に短く、すぐにボス部屋に到着。
はたして真のラスボスの姿とは?
「え?なんか暗いよ?」
ボスの部屋は暗闇で全く見えない。
そんな中で戦闘開始!
「うわぁーっ!!」
突如ロックマンに向けて飛んでくる弾に翻弄される。
さらにボスであるワイリーの姿が一瞬しか映されないので反撃が難しい。
「きたないなー、ワイリーきたないなー」
妹紅、何もできずに敗北。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『さいしゅうへいき』
真のラスボス「ワイリーカプセル」
暗闇の中をワープしながら弾を発射して攻撃してくる。
姿を見せるのは攻撃をしてくるほんの一瞬のみ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「どうしたらいいかわかんないなー」
この後特殊武器をいろいろ試してみるが神出鬼没のワイリーにまともに攻撃する事すらままならない。
刻々と時間だけがすぎていく…
そしてファラオショットを溜めた状態でワイリーの攻撃をかわしていると…
「あ!なんか偶然当たった!」
溜めたファラオショットはロックマンの頭上に出現する。
実はこれにも当たり判定があり、これが偶然出現したワイリーにヒットしたのである。
「よし、この作戦で行こう」
妹紅、ファラオショットを出して偶然当たるのを待つ作戦。
時間的にも恐らくこれがラストの挑戦。
はたして上手くいくのか?
「当たれ、当たってくれ!」
ひたすらボスの攻撃を避け続ける作業。
妹紅の体力と気力はもはや限界。
そして…
「おおおぉぉぉぉぉぉっ!!」
ファラオショットが当たりついにワイリーカプセルを撃破!!
「やったぁぁぁぁぁぁっ!!」
長い戦いに終止符!
『ロックマン4』ついに攻略!!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
エンディングはこちら。
ロックマンのエンディング恒例のワイリーの土下座。
その後ワイリーは結局逃亡。
ともかくこうして世界には再び平和が戻りましたとさ。
「もういい加減ワイリーも世界征服あきらめたらいいのになぁ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「はぁ~…疲れた」
「頑張ったわね妹紅。なんだかんだでここまで全勝ね」
「いよいよあと一つか…見てろよ輝夜。最後もばっちりクリアしてやるぜ」
「それじゃ私も次回は難しいソフトを用意するわ。今日のが簡単だったと言えるくらい難しいのを」
「えっ?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『ひめさまはなにかつぶやいた』
『わいりいのし
つこさにはほ
んとうんざり』
『このじゅもんをもってえいえんていへいくのよ』
『じかいでラスト…ハドソンのゲームよ』
輝夜『やぼうをそしするのよ』
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今回もこの八意永琳がナレーションを務めさせていただきます。
「こんにちは、ゲームセンター永遠亭、課長の妹紅です。ここまで3連勝なんでね。残り2つもクリアして輝夜の度肝ぬかしてやりたいと思います」
気合十分の妹紅が今回挑戦するのは?
「今回はファミコンか。『ロックマン4 新たなる野望』」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『ロックマン4 新たなる野望』1991年 ファミコン カプコン
カプコンが誇る人気シリーズ「ロックマン」の第4作目。
世界征服を企むDrコサックの野望を阻止するためロックマンが戦うアクションゲーム。
難易度が高いことでも有名なロックマンシリーズ。はたしてクリアできるのか?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「まぁここまでスーファミ1本とゲームボーイ2本とクリアしてるんでね。今更ファミコンのソフトをクリアできないなんて事はないだろう」
よくわからない理屈で自信満々の妹紅。挑戦開始。
「ゲームセンター永遠亭、妹紅オーン!!」
スタートして現れたのはステージセレクト画面。
「あ、選べるんだ」
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輝夜『おなじみのシステム』
最初は全8ステージの中から好きなところから攻略できる。
ステージの難易度はそれぞれ違い、攻略する順番が大きなカギとなる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ダストマンから行って見ようかな」
ダストマンステージを選択した妹紅、はたして…
「よーし、やるかね」
意気揚々と進む妹紅、穴をジャンプで飛び越えようとするが
「あっ!」
穴から飛び出してきた敵にぶつかり穴に落下。
「…出鼻をくじかれるなぁ」
幸先の悪いスタート。
しばらく進むと空中の足場をジャンプして進む不安定なエリアに。
しかしここでも敵が容赦なく邪魔をしてくる。
「うわー!!」
敵の体当たりを受けて穴に落とされる妹紅。
この後なんとかくぐりぬけようとするがどうしても敵の体当たりがかわせない。
「倒した方がいいのかな?」
試行錯誤する妹紅。ここで新たなアクションを発見。
「あ!溜めれるのか!」
ボタンを押し続けて離すと強力なチャージショットが撃てる。
これで難関突破を目指す。
「よし、いけっ!」
現れる敵をチャージショットで打ち落としていく。
その威力は絶大。
ようやくこの難所を突破する。
そしてやってきたボスの部屋。
ボス「ダストマン」とのバトル開始。
「多分弱いと思って来たけどどうかな?」
まずはノーマルショットを連打しボスのライフを減らす。
しかしボスも弾を飛ばして反撃してくる。
さらに、
「うわ、吸い寄せられてる!」
ボスの吸引攻撃でロックマンが吸い寄せられる。
しかもこの間ボスは無敵状態。
「あー、やられたー」
無念の敗北…
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輝夜『ごみそうじようロボットなのよ』
ボス「ダストマン」
必殺技はゴミの塊を飛ばすダストクラッシャー。
ロックマンを吸引で吸い寄せる技も使用してくる。
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ボス戦から再開。
今度は体力が満タンの状態なので先ほどよりは有利なはず。
「勝ちたいなー」
今度はダストマンから距離をとってチャージショットを使う。
ダストマンの体力を減らしていくが妹紅も攻撃を上手くよけられずじわじわ追い詰められていく。
一進一退の攻防、その結末は…
「おっしゃあーっ!!」
体力をかなり減らされたものの、なんとか勝利!
「ははは、ギリギリだったなー」
ボスを倒すとボスが使っていた必殺技を使えるようになる。
これが他のボスの弱点となっているため、弱点を探すのが攻略のポイント。
妹紅、次のステージを選ぶ。
「他に弱そうなボスは…こいつで行こう」
ブライトマンステージを選択。
開始早々、出てきた敵を倒すと突然ステージが真っ暗に。
「うわ!何も見えない!」
別の敵を倒す事で明かりは戻ったが…
「びっくりさせられるなー」
続いてはまたも空中の足場を渡るエリア。
「やだなーこういうの…って、あぁーっ!!」
なんと足場が落下!
ロックマンは足場と一緒に奈落の底へ。
「落ちるなら落ちるって言ってよー」
落ちる足場の連続ジャンプという難所。
こんなところでも容赦なく敵は襲ってくる。
「うわー鬱陶しい!!」
結局4機を費やし、ようやくボスのブライトマンとのバトル。
まずは手に入れたばかりのダストクラッシャーを使ってみるが効果はいまいち。
ノーマルのショットで勝負。
ブライトマンの攻撃はさほど激しくなく、これは楽勝か…と思いきや。
「あっ!止められた!?」
なんとブライトマンの必殺技でロックマンが動けなくなる!
そこにブライトマンの体当たりで一気にライフを削られてしまう。
「そんなんあり?」
この後なんとか反撃するも、再び動きを止められてしまい体当たりを受けて敗れる。
「いや今のハメでしょ?私のシマじゃノーカンだから」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『うおっまぶしっ』
ボス「ブライトマン」
必殺技は敵の動きを止めるフラッシュストッパー。
動きを止められるとその後の攻撃をよける事はほぼ不可能。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「今度こそ…」
第二戦。
ブライトマンの通常攻撃はさほど強くないが動きを止められるとどうしようもない。
みるみる減っていくロックマンの体力。そこで…
「E缶いっちゃえ」
道中で獲得していた回復アイテム「エネルギー缶」を使用。
ライフが全回復し、これで一転有利に。
「よし、これでいけるか?」
この後多少苦戦したものの、体力に物を言わせなんとか撃破。
「ははは、ずるいなー私」
続いてはファラオマンステージ。
地下の遺跡が舞台。
敵キャラの数が多く次々とロックマンに襲い掛かってくる。
「いっぱい出てくるなー。こいつらもちょっとは休みゃいいのに」
なんとかボス部屋に到着。
ボス「ファラオマン」との対決。その強さは?
「うわっめっちゃ強い!」
ファラオマンの素早い動きに妹紅が焦る!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『てごわいわよ』
ボス「ファラオマン」
必殺技はエネルギーを溜めて撃つファラオショット。
素早い動きと激しい攻撃を兼ね備えた強敵。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「やばいやばい、なんかないか?」
このままでは勝ち目はないと特殊武器を試してみる。
先ほど手に入れた「フラッシュストッパー」をチョイス。
「効くかなー」
使ってみると…
「あ、止まった!?」
ファラオマンの動きが止まった!
妹紅、ここぞとばかりに猛反撃。
「早く、早く死ね!」
ファラオマンに接近してボタンを連打。
そしてそのままファラオマンを撃破!
「勝ったあー。ははは汚い勝ち方したなー」
今度はリングマンステージ。
「うわ、でかいの来た」
中ボス(カバトンキュー)とのバトル。
ロックマンを追いかけるミサイルに四苦八苦。
「鬱陶しいなー」
なんとか倒し先に進むが、またしても中ボス(ワッパー)が。
「なんなんだよこれー」
弱点に攻撃できるのは一瞬だけ、タイミングが難しい。
そこで…
「また止めてやるか」
フラッシュストッパーで中ボスの動きを止める。
がら空きになった弱点を連打し中ボスを撃破。
「賢いなー。私」
喜ぶのもつかの間。
「また出たー!」
再び中ボス(カバトンキュー)とのバトル。
「お前さっき倒したじゃんかー」
連続中ボスバトルをなんとか制し、たどり着いたボス部屋。
ボス「リングマン」とのバトルスタート。
「うわー。こいつも強い」
リングマンも動きの素早い難敵。
フラッシュストッパーを試してみるが効果なし。
「そりゃそうだよなー」
別の武器を試してみる。
しかしリングマンの動きについていけず、完敗。
「だめかー」
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輝夜『わなげだいすきロボ』
ボス「リングマン」
必殺技は大きな輪を投げるリングブーメラン。
さらに素早い動きで繰り出される体当たりがかわしにくい。
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この後、第二戦、第三戦とリングマンに挑むもののやられてしまいゲームオーバー。
ステージ頭からやり直してボス部屋まで戻ってきたところで。
「妹紅」
姫様が登場。
「今回も助っ人を用意してきたわ」
「またてゐか?」
「ううん、別の子よ。来なさい、イナバMAX」
「なんですかその呼び方」
イナバMAX、もといウドンゲが今回の助っ人として登場。
「姫様に言われたんで…ここのボス戦をやって見せますね」
「あぁ、うん…」
イナバMAXがリングマンに挑戦。はたしてその腕前は?
「こいつの弱点はファラオショットなんですけど、実はこれって溜め撃ちできるんですよ」
「あ、そうなの?」
イナバMAXがファラオショットを溜めて撃つと…
「あ、かなり減った!」
リングマンに大ダメージ。これはいけるか?
「あーやられた」
と思いきやリングマンの攻撃をよけられず結局敗北。
「…うん、まぁそういう事ですんで」
イナバMAX、役目を果たし妹紅に交代。
「…ありがたいんだけどなんだろう、この微妙感」
妹紅、ファラオショットの溜め撃ちを駆使してリングマンに応戦。
リングマンも反撃してくるがさすがに慣れてきたのかこれをかわす。
そして見事にリングマンに勝利!
「よーし!」
これで残り半分の4体。
次はどのステージへ行くのか。
「うーん…どれも強そうだなー」
悩んだ末ダイブマンステージへ。
このステージは水中が舞台。
水中ではジャンプ力が上がり操作の感覚が変わるためなかなか難しい。
「あー(トゲに)当たった!!」
道中、お助けキャラのエディーが登場。
ランダムでアイテムを出してくれるのだけど…
「おぉー!E缶きた!」
E缶を入手という幸運な事態に。
「ついてる。今私ついてる」
運を味方につけたか妹紅、ダイブマンとのボス戦に。
ダイブマンはロックマンを追尾するミサイルと体当たりで攻撃してくるが…
「あれ?パターン入ったもしかして?」
ダイブマンから距離をとり、ミサイルを撃ち落としながら攻撃。
体当たりがきたらジャンプしてかわし、また距離をとる。
この繰り返しが意外にも有効、なんと一回でダイブマンに勝利!
「すげぇ、今私本当についてる」
ここに来て妹紅、調子付いたのか、続くドリルマンステージもさほど苦労することなくボス戦に。
「これ効くかな」
ボス「ドリルマン」には先ほどダイブマンを倒して手に入れた「ダイブミサイル」を使ってみる。
その効果は覿面。ダイブミサイルは追尾機能があることもあってかあっさりと勝利。
残りボスは二体。
スカルマンステージにやってきた妹紅。
ここではガイコツの敵が出現。
「あ、こいつ倒しても復活する」
攻撃をしても崩れるだけですぐに起き上がってくるガイコツ。
「不死身はずるいなー」
どの口でそんな事を言うのか。
そしていよいよボス戦。
「ガイコツだからなー。さすがに強いんじゃないかなー」
バトル開始。
開始早々スカルマンの連続攻撃。
「うわやっぱり強い!」
さらに…
「あ、効いてない!」
バリアを出してこちらの攻撃を防御するという頭脳プレイも。
ここで妹紅、あれこれ特殊武器を試してみる。
「ダストがけっこう効くな」
ダストクラッシャーが有効と判明。
しかしここまで受けていたダメージがひびき敗北。
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輝夜『ぶきみね…』
ボス「スカルマン」
必殺技はバリアを張って防御するスカルバリアー。
バリアを張っている間はこちらの攻撃が通用しない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「まぁでも勝てそうだな」
二度目の対戦。
今度はスカルマンの攻撃をさけやすいよう距離をとり、スカルマンがバリアを外した瞬間を狙いダストクラッシャーを当てていく。
「いける。いける!」
少々苦戦はしたもののなんとか勝利!
あとはトードマンを残すのみ。
ここで姫様から声をかけられる。
「妹紅、一つ聞きたいんだけどなんでこのボス最後に残したの?」
「たぶん強いと思ったから。確か山にいたじゃん。蛙みたいな神様。私は面識ないからよく知らないけどさ。EXボスだって話だから強いんだろ?だから蛙をなめちゃいけないと思って」
蛙=洩矢諏訪子のイメージからトードマンを強敵と判断していた妹紅。
ついにトードマンステージに。
ここでは風が吹いていてジャンプが難しい。
「だー!落ちたっ!」
さらにその先では水が流れていて足をとられる。
そんな中、巨大な中ボス(エスカルー)も登場。
「目が弱点か」
妹紅、中ボスの弱点である目を狙う、しかし…
「ちょっ、あぁー!!」
中ボスの攻撃を受け穴に落とされてしまう。
「腹立つなー」
二度目は勝利し、ついにボスの部屋に。
はたしてトードマンの強さとは?
「おぉ危ない!」
大ジャンプして体当たりを仕掛けてくるトードマン。
これをかわして妹紅の反撃!
再びジャンプしてくるトードマンをかわして反撃するとトードマンはまたもジャンプ。
「あれ?これはまたパターン入ったか?」
結局このままパターンにハメ、ノーダメージでトードマンを撃破!
「…弱かったなぁ」
拍子抜けだがこれで全8ステージをクリア。
するとステージ選択画面に変化が。
「誰だオッサン!?」
Drコサック、ついに登場!!
「大ボスかー」
コサックステージを選択、すると…
「長いっ!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『ここからがほんばんよ』
8体のボスを全て倒すとDrコサックが登場。
ここからは全4面のコサックステージがスタートする。
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長い戦いを予感させる展開に妹紅もため息。
「はぁー…きついなぁー…でもやるしかないか」
冷えピタを貼って気合を入れ直す妹紅。
いざコサックステージへ。
まずはコサックステージ1。
雪の積もったステージを駆け抜けていく。
穴を飛び越えようとすると、
「あっ!まただ…」
穴から飛び出してきた敵に激突し穴に落下。
ダストマンステージでの出だしを思い出すデジャブのような光景。
「もぉー…」
苦戦しながらボス戦へ。
ボス「モスラーヤ」とのバトル。
「あの光ってる所が弱点ぽいな」
予想は的中。ボスの弱点に攻撃を当てていく。
しかしその時。
「あ!地面が!」
ボスの攻撃で地面の一部が破壊される。
さらにもう一度。
「だんだん壊れていくのか」
時間が経つと足場はどんどん壊れていく。長期戦は不利。
妹紅、ボスを急いで倒すために連続攻撃。
なんとか勝利。
「ふぅー…」
コサックステージ2。
ここではトゲだらけの長い通路が。
「ジェットで渡っていけってか」
横方向に空を飛ぶ「ラッシュジェット」で先へと進む。
しかし、
「あっ、ハシゴが遠いっ!?」
先へ進むハシゴに手が届かず、トゲの上に落下。
「とんだ欠陥住宅だなー」
二度目はちゃんとハシゴにたどり着き、やがてボス戦へ。
今度のボスは?
「うわ、でかい!!」
ボス「スクエアーマシン」が出現。
画面両端から別々に襲い掛かってくる。
「えー、あんなでかいのどうすんの?」
さらに今度は。
「合体した!?」
画面中央でボスが合体、弾を発射して攻撃してくる。
しかしここで妹紅は何か気づいた様子。
「あそこ多分弱点だよな?」
合体時に弾を発射してくる赤い部分が弱点と予想。
ただそのためには合体する瞬間にボスの内部に入り込まないといけない。
「タイミングをはからなきゃいけないか」
幸いにもボスの攻撃はそう激しくないため、妹紅はボスの動きを観察してみる。
しばらくしてボスのパターンがわかってきたのかボスの内部にうまく入り込む事に成功。
「よし!」
そしてボスの弱点に攻撃!
弱点が現れる時間は短いため倒すには時間がかかるが…どうにか勝利をおさめる。
「なんかボスはけっこうすんなりいけてるなぁ」
コサックステージ3。
ここは強制スクロールステージ。しかも妹紅の苦手な連続する空中の足場。
「ちょっとしんどいなー」
しかも後半では乗ると沈んでしまう足場も。
「落ちる落ちる!」
逆にジャンプすると足場が上がる仕組みなので何度もジャンプしていると、
「あれっ!?」
足場が画面外まで消えてしまい転落。
調子にのりすぎた結果である。
「やっちゃったなー」
やっとのことでたどり着いたボス戦。
しかしそこは…
「うわ、こんなとこで戦うの!?」
ボスの部屋には小さな足場しかなく、落ちれば下のトゲでジ・エンドという危険な状態。
こんなところで登場するボスとは?
「出てきた!」
ボスが出現、天井を這い回り攻撃を仕掛けてくる。
「怖いなー」
落ちれば即死というプレッシャーの中での戦闘。
緊張が続く。
なんとか粘り攻撃を続けていると…
「倒した!?ってもう一匹いるじゃん!?」
ボスを倒した瞬間、もう一体のボスが出現!
これに驚いてしまったのか、ボスの攻撃をくらい…
「あぁーっ!!」
あえなく転落。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『ゴキブリはいや~』
ボス「コックローチツイン」
一体目を倒すと二体目が出現。部屋中を這い回り攻撃を仕掛けてくる。
足場の悪いこの部屋でそれをかわしきるのは難しい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「落ち着かなきゃなぁ」
二戦目。
特殊武器を試しボスの弱点を探る。
「あ、これか?」
「ファラオショット」が有効だと判断した妹紅。
ここぞとばかりに溜め撃ちでボスを攻撃する。
まずは一体目を撃破。
「ここで油断しちゃダメだ」
二体目は一体目よりも攻撃が激しくスピードも速い。
妹紅、ここは気合の入れ所。
「どうだっ!!」
溜め撃ちのファラオショットがボスにヒットし、なんとか勝利!!
「やったぁ~勝てたな~」
ついに迎えたコサックステージ4。
「よーし、ここまで来たら一気にクリアしてやろうかね」
いよいよ最終ステージという事でテンションの上がる妹紅。
意外にもこのステージではさほど苦戦もせず早い時間でボス部屋に。
「もうラスボスか」
中に入ると…
「こいつかコサック」
ついに大ボス「Drコサック」が姿を現した!
いよいよ最終決戦。勝負の行方は?
バトル開始、妹紅はコサックに攻撃をしようとするが、
「届かないんだよなぁ」
ボスが高い位置にいるため攻撃が届かない。
さらに、
「あ!掴まれた!」
ボスの真下に来た瞬間、ボスに掴まれ大ダメージ。
「痛いなーこれ」
高い場所に上りそこから反撃。
しかしそこにボスが接近。
「あーまた!!」
逃げようとしたところを再び掴まれ、やられてしまう。
「くっそー…」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『クレーンゲーム』
ボス「コサックキャッチャー」
コサックが乗り込む戦闘用メカ。
真上からロックマンに掴みかかり叩き落されると大ダメージ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「あの掴まれるのをなんとかしないといけないんだよな」
第二戦目。
掴まれるのを避けるためボスの下を通る時はスライディングで素早く通る事を心がける。
しかしボスが高い所にいるせいで戦いは長引き、ロックマンの体力も減っていく。
「よし、もうラストなんだし使ってもいいだろう」
ここで妹紅、ここまで温存してきたE缶を投入。
ライフが全快し一気に有利に。
「これはもらったな」
残り体力に物を言わせコサックを追い詰める。
そしてついに、
「勝ったか!?」
コサックを倒したと思った瞬間、思わぬ展開が。
突如謎の少女が乱入。
『父はあなたの思っているような悪い人間ではありません』
「あ、娘さん?」
『私がDrワイリーに捕らわれていたので仕方なくあなたと戦う事になったのです』
「え?」
『ロックマン、すまなかった…』
戦闘を放棄したコサック。そこに一人の男が現れる。
『こうなったらわしが相手だ!』
現れたのはロックマンの宿敵、Drワイリー!!
「どういうこと?」
混乱する妹紅。
すると突如ワイリーステージが始まってしまった!!
「うそーっ!?まだ終わりじゃないのーっ!?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『お の れ ワ イ リ ー !』
コサックを倒しても戦いは終わらない。
ここからは新たに全3面のワイリーステージがスタート。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「勘弁してよー…」
まさかの延長戦に妹紅はすっかり意気消沈。
それでもなんとか先へと進んでいく妹紅。
なんだかんだでここまでプレイしてきてかなり慣れてきたのか、ワイリーステージ1、2ともに多少苦戦はしたものの大きくつまづく事なくクリア。
そしてワイリーステージ3。
そこで待ち受けていたものは。
「なんだこれ?」
謎の8つのカプセル。
適当にそのうちの一つに入ってみると。
「えぇっ!?」
倒したはずのリングマンが再び登場!
「まさか全員ともう一回やれと?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『ロックマンのおやくそく』
8体のボスとの再戦。
最初に倒した8体のボスが再登場、全てを倒さないと先へと進めない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「えーと…弱点なんだっけ?」
妹紅、数時間前のプレイを思い出しボスと戦っていく。
途中二機ほど失ったがなんとか全てのボスを撃退。
すると新たなカプセルが登場。
「今度はなんだ?」
中に入ると、
「うわ、またでかい!!」
巨大なボスが出現し、戦闘開始。
「こんなのどうやってよけろってのっ!?」
ボスが大きな弾を連続して発射!
ボスから距離をとるがとてもかわしきれない。
「あーちくしょう!」
妹紅完敗。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『こりないジジイね』
ラスボス「ワイリーマシン4号」
ワイリーが乗り込む戦闘用マシン。
連続して放ってくる巨大な弾をかわすのは至難。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「どうしたらいいかなー」
第二戦。
ボスの攻撃をなんとかかわそうとするがやはり上手くいかない。
そこで妹紅がとった行動とは。
「接近して早めに倒す!」
やられる前にやるという力押し作戦。
しかしここで意外な事実が発覚する。
「あれ?もしかしてここ安全地帯?」
なんとボスの近くが弾の当たらない安全地帯だった。
「どこの⑨だよ」
形勢逆転。
安全地帯からボスに攻撃をしかけていく。
この勝負もらったか…と思いきや。
「勝ったっ!て、あれ?まだか」
ボスが第二形態に変化。
そのコックピットには黒幕ワイリーの姿が!
ついにワイリーを表に引きずり出した妹紅。
しかし…
「ここからじゃ攻撃できないよなー」
ボスの下が弾の届かない安全地帯だがここにいてはこちらも攻撃できない。
攻撃するためには安全地帯から出なくてはいけない。
「やるしかないかー」
タイミングを見計らいボスの前に。
そして攻撃をしかけるものの、
「効いてないなー」
ボスにダメージが与えられない。
「あの青い玉が弱点かな」
ボスの青い玉の部分が弱点と予測。しかし高い位置にあるため攻撃を当てるのが難しい。
「まさかラッシュか?」
ラッシュジェットに乗って攻撃を試みる。
しかしボスの攻撃を受けて、敗北。
しかもゲームオーバーになってしまったため、8体のボスとの再戦からやり直しに。
「きついなー…」
なんとか8体のボスを再度撃破しワイリーとの再戦に。
そこへ。
「あ、ちょっといいですか?」
イナバMAXが再び登場。
「このボスもちょっとコツいるんで私教えますね」
コントローラーをイナバMAXに渡し、プレイ交代。
「ボスの弱点はドリルボムなんですけど普通に撃っても当たらないんです。それで実はですね、ドリルボムって発射してからBボタンを押すと自分のタイミングで爆破できるんです。その時の爆風を当てるとダメージを与えられるんです。やってみますね」
はたして上手くいくのか…
「発射して…」
ドリルボムを爆破し、見事ボスにダメージ。
「わかりました?」
「わかったからポーズ押せよ!攻撃滅茶苦茶くらってんだろ!」
「あ、すいません」
説明に気を取られてイナバMAX、体力を大きく減らされてしまう。
ここでイナバMAXはお役御免。
「なんかしまらないなー、あいつは」
ともかく倒し方はわかった、あとは実行するのみ。
「もうこれで勝ちたいなー」
もう負けたくはない。
その一心で妹紅はプレイを続ける。
安全地帯で隙を見て前に出て、攻撃した後に安全地帯に逃げるヒット&アウェイ。
しかしロックマンの体力はもう限界に近い。
「ラスト(E缶)使っちゃうかー」
ここで最後のE缶を使用。本当に後がない。
ボスの体力も残りわずか。
ここで決められるか、妹紅!?
ドリルボムを発射、ボタンを押して起爆させる!
それがヒットして…
「勝ったぁーっ!!」
ついにボスを撃破!
ところが…
「あれ?でもワイリー逃げたよ?」
ワイリーには逃げられてしまう。
そしてこの後目を疑うような光景が!!
なんと新たなステージが登場!!
「いつまで続くんだよ…」
テンションガタ落ちの妹紅。
そこへ姫様からこんな一言が。
「妹紅。ここまでお疲れ様。次が正真正銘、ロックマン4のラストステージよ」
「…ホントに?真の黒幕とか新たなステージとかない?」
「ないわよ。ホントにこれで最後よ。ただもう時間がないわ。あと30分以内に決めてちょうだい」
「…やるか…」
妹紅、気力を振り絞り真の最終ステージに挑む。
「あ、早い」
ステージは非常に短く、すぐにボス部屋に到着。
はたして真のラスボスの姿とは?
「え?なんか暗いよ?」
ボスの部屋は暗闇で全く見えない。
そんな中で戦闘開始!
「うわぁーっ!!」
突如ロックマンに向けて飛んでくる弾に翻弄される。
さらにボスであるワイリーの姿が一瞬しか映されないので反撃が難しい。
「きたないなー、ワイリーきたないなー」
妹紅、何もできずに敗北。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜『さいしゅうへいき』
真のラスボス「ワイリーカプセル」
暗闇の中をワープしながら弾を発射して攻撃してくる。
姿を見せるのは攻撃をしてくるほんの一瞬のみ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「どうしたらいいかわかんないなー」
この後特殊武器をいろいろ試してみるが神出鬼没のワイリーにまともに攻撃する事すらままならない。
刻々と時間だけがすぎていく…
そしてファラオショットを溜めた状態でワイリーの攻撃をかわしていると…
「あ!なんか偶然当たった!」
溜めたファラオショットはロックマンの頭上に出現する。
実はこれにも当たり判定があり、これが偶然出現したワイリーにヒットしたのである。
「よし、この作戦で行こう」
妹紅、ファラオショットを出して偶然当たるのを待つ作戦。
時間的にも恐らくこれがラストの挑戦。
はたして上手くいくのか?
「当たれ、当たってくれ!」
ひたすらボスの攻撃を避け続ける作業。
妹紅の体力と気力はもはや限界。
そして…
「おおおぉぉぉぉぉぉっ!!」
ファラオショットが当たりついにワイリーカプセルを撃破!!
「やったぁぁぁぁぁぁっ!!」
長い戦いに終止符!
『ロックマン4』ついに攻略!!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
エンディングはこちら。
ロックマンのエンディング恒例のワイリーの土下座。
その後ワイリーは結局逃亡。
ともかくこうして世界には再び平和が戻りましたとさ。
「もういい加減ワイリーも世界征服あきらめたらいいのになぁ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「はぁ~…疲れた」
「頑張ったわね妹紅。なんだかんだでここまで全勝ね」
「いよいよあと一つか…見てろよ輝夜。最後もばっちりクリアしてやるぜ」
「それじゃ私も次回は難しいソフトを用意するわ。今日のが簡単だったと言えるくらい難しいのを」
「えっ?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『ひめさまはなにかつぶやいた』
『わいりいのし
つこさにはほ
んとうんざり』
『このじゅもんをもってえいえんていへいくのよ』
『じかいでラスト…ハドソンのゲームよ』
次回はハドソンか…
BUGってハニーかチャンピオンシップロードランナーが鬼畜だった記憶がw
当時はタメ打ちが初めて出されて興奮してたよ
次はハドソン…と言う事はエルファリアですねww
どの口でそんな事を言うのか。
ナイスボケ&ツッコミww
武器エネルギーしか出してくれなかったエディーを叩き壊したかったあの頃が懐かしいw
お前もだwww
さて、そこであえてのメガマリですよ
次回に挑戦するゲームが楽しみですが、ハドソンということは某名人のかな……?
しかしスカルマン、防御するだけなのに必殺技とはこれいかに