永遠亭、夜
「ここには無いわよね…」
月の兎、鈴仙にはある習慣があった。それは…
鈴仙は自分の部屋の前にくると違和感を覚えた。襖が少し開いているのだ。上を見ると黒板消しが挟まっていた。
「なるほどね…。てゐ!私がこんな簡t…」
「たらいドーン!!」
「めちゃくちゃ痛い!!」
私が襖をあけると同時にたらいに乗ったてゐが落ちてきた。
「続いて御柱ドーン!」
「caved!?」
部屋の奥から御柱が鈴仙の腹に命中した。人間なら即死である。
「この~!待てーーー!」
「喰らえ!鬼は外!鬼は外!」
「痛い!地味に痛い!」
鬼はお前だと鈴仙は思った。てゐは大豆を廊下に撒いて鈴仙を転ばせると上から垂れ下がっている紐を思いっ切り引いた。
「今だ!落とし穴!」
「え?きゃあ~~~!イタッ!」
「アタタ…もうっ!何するのよ!?」
「問答無用!!喰らえ!山芋!」
「痒い!」
「喰らえ!胡椒!」
「痛い!主に目が痛い!」
「喰らえ!砂糖!」
「甘い!」
「喰らえ!佐藤!」
「誰!?」
しばらくすると鈴仙は穴から出てきた。
「もう許せない!待てーー!」
「あはははは!」
てゐは笑っていて鈴仙も笑っていた。
この日が永遠に続きますように
「ここには無いわよね…」
月の兎、鈴仙にはある習慣があった。それは…
鈴仙は自分の部屋の前にくると違和感を覚えた。襖が少し開いているのだ。上を見ると黒板消しが挟まっていた。
「なるほどね…。てゐ!私がこんな簡t…」
「たらいドーン!!」
「めちゃくちゃ痛い!!」
私が襖をあけると同時にたらいに乗ったてゐが落ちてきた。
「続いて御柱ドーン!」
「caved!?」
部屋の奥から御柱が鈴仙の腹に命中した。人間なら即死である。
「この~!待てーーー!」
「喰らえ!鬼は外!鬼は外!」
「痛い!地味に痛い!」
鬼はお前だと鈴仙は思った。てゐは大豆を廊下に撒いて鈴仙を転ばせると上から垂れ下がっている紐を思いっ切り引いた。
「今だ!落とし穴!」
「え?きゃあ~~~!イタッ!」
「アタタ…もうっ!何するのよ!?」
「問答無用!!喰らえ!山芋!」
「痒い!」
「喰らえ!胡椒!」
「痛い!主に目が痛い!」
「喰らえ!砂糖!」
「甘い!」
「喰らえ!佐藤!」
「誰!?」
しばらくすると鈴仙は穴から出てきた。
「もう許せない!待てーー!」
「あはははは!」
てゐは笑っていて鈴仙も笑っていた。
この日が永遠に続きますように