ーー四月一日 エイプリルフール
(今日は妹紅にドッキリを仕掛けて驚かせてやるわ。)
夜の竹林ーここは昔よく二人で殺し愛をしていたが最近では遊びに近くなっているーで輝夜は妹紅を待っていた。
半刻が過ぎると妹紅がやってきた。
「輝夜、私に大切な用事って何?」
(笑っちゃだめよ私)
そう念ずると妹紅に向かって言った。
「私ね、月に帰ることにしたの」
妹紅の顔から表情が消えた。
「…嘘、嘘でしょ」
「残念だけど本当よ、だから今日はお別れをしようと思って」
「本当に…、本当にいなくなっちゃうの?」
「えぇ、本当にさよならよ」
「私の事嫌いになった?」
「まさか、いまでも大好きよ」
妹紅の目に涙が溜まっていた。
(そろそろドッキリって言った方がいいかしら…)
「それじゃあね、妹紅。私は貴方の事を一生忘れないわ」
そして輝夜が種明かしをしようとした時妹紅は涙を流しながら輝夜に抱きついて思いっ切り泣いた。
(今日は妹紅にドッキリを仕掛けて驚かせてやるわ。)
夜の竹林ーここは昔よく二人で殺し愛をしていたが最近では遊びに近くなっているーで輝夜は妹紅を待っていた。
半刻が過ぎると妹紅がやってきた。
「輝夜、私に大切な用事って何?」
(笑っちゃだめよ私)
そう念ずると妹紅に向かって言った。
「私ね、月に帰ることにしたの」
妹紅の顔から表情が消えた。
「…嘘、嘘でしょ」
「残念だけど本当よ、だから今日はお別れをしようと思って」
「本当に…、本当にいなくなっちゃうの?」
「えぇ、本当にさよならよ」
「私の事嫌いになった?」
「まさか、いまでも大好きよ」
妹紅の目に涙が溜まっていた。
(そろそろドッキリって言った方がいいかしら…)
「それじゃあね、妹紅。私は貴方の事を一生忘れないわ」
そして輝夜が種明かしをしようとした時妹紅は涙を流しながら輝夜に抱きついて思いっ切り泣いた。
ひょっとすると……いやまさかなぁ