Coolier - 新生・東方創想話

うそつき(嬉)

2009/12/25 01:45:05
最終更新
サイズ
0.78KB
ページ数
1
閲覧数
1445
評価数
2/16
POINT
490
Rate
6.06

分類タグ

ーー四月一日 エイプリルフール
(今日は妹紅にドッキリを仕掛けて驚かせてやるわ。)
夜の竹林ーここは昔よく二人で殺し愛をしていたが最近では遊びに近くなっているーで輝夜は妹紅を待っていた。
半刻が過ぎると妹紅がやってきた。
「輝夜、私に大切な用事って何?」
(笑っちゃだめよ私)
そう念ずると妹紅に向かって言った。
「私ね、月に帰ることにしたの」
妹紅の顔から表情が消えた。
「…嘘、嘘でしょ」
「残念だけど本当よ、だから今日はお別れをしようと思って」
「本当に…、本当にいなくなっちゃうの?」
「えぇ、本当にさよならよ」
「私の事嫌いになった?」
「まさか、いまでも大好きよ」
妹紅の目に涙が溜まっていた。
(そろそろドッキリって言った方がいいかしら…)
「それじゃあね、妹紅。私は貴方の事を一生忘れないわ」
そして輝夜が種明かしをしようとした時妹紅は涙を流しながら輝夜に抱きついて思いっ切り泣いた。
おまけ
あの後は大変だった。まず妹紅を泣き止ませるのに苦労した。妹紅の背中を優しくさすったり叩いたりしている内に妹紅は少し泣き止んだがまたすぐに泣きだしそうだった。
私が月に帰るのがウソというか今日はエイプリルフールという事を説明すると、さっきより小さいがまた泣いてしまった。涙声で
「良かった…、良かったよぉ」
と言ってくれたのがとても嬉しかった。
そして今私は妹紅に膝枕をしている所だ。妹紅は最初こそ嫌がっていたが今はおとなしくしている。
私は妹紅の頭を撫でながら言った。
「嘘ついてごめんね?月になんて帰らないから安心して」
妹紅が私の顔を見て聞いた。
「…本当?」
「えぇ、本当よ」
「…そ、それじゃあ私の事を大好きって言ってくれたのは?」
「本当よ」
「…そっか」
妹紅は顔を赤くしたかと思うとすぐに眠りに落ちた。
(やばい、妹紅が可愛い過ぎる)
輝夜は某メイド長の様に鼻血が出そうなるのを堪えつつ輝夜の頭の中では戦争が勃発していた。

短く仕上げるのが俺クオリティ
華彩神護
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.450簡易評価
1.10名前が無い程度の能力削除
時期はずれなものをつまらなく仕上げるこのクオリティ。
2.30名前が無い程度の能力削除
着眼点はわるくないんだが時期がなぁ……

ひょっとすると……いやまさかなぁ
3.無評価華彩神護削除
すいません。エイプリルネタを出したかったんです。