注意! オレ設定です。
「こぁ~」
「はい、何でしょう?」
「次の本持ってきて『とある紫もやしの禁書目録』の下巻、あと紅茶も」
「わかりました」
「私もだぜ!」
ここはとある紅い屋敷にある図書館。
そこには知識と日陰の少女、パチュリー・ノーレッジと名も無き悪魔、小悪魔がいつもの会話をしていました。
そして最近よく来るようになった魔理沙がいました。
「それにしてもいつ本を返すのよ」
「いつも言ってるだろ、死ぬまでだぜ」
「は~、なくさないようにしなさいよ」
「わかってるぜ!」
「紅茶と本を持ってきました」
そのとき小悪魔が帰ってきました。
「おう! ありがとな」
「いえいえ」
小悪魔すぐに本棚のほうに行ってしまいました
「いいな~、我が家にもほしいぜ」
「あげないわよ」
「いやでもすごく便利だよな~」
「本だっていやなのに何でこぁまで連れて行かれなくちゃならないのよ」
「どうやって召喚したんだ?」
魔理沙は考える、悪魔召喚とはとても難しい魔術儀式である。
いろいろめんどくさい手順をこなし、必要なものをそろえやっと召喚できるのである。
しかも召喚したらしたで契約や力などいろいろなもので縛らなくてはならない。
つまりとても難しいのである。
「あなたは悪魔がほしいの?」
「いやただ勝手に整理とか料理とかしてくれていいな~と思っただけだぜ」
「そんな軽い気持ちで悪魔召喚したら痛い目どころか命にかかわるわよ」
「わかってるって!」
「それに、こぁは私が召喚したわけじゃないわよ」
「はあ~? じゃあどうして小悪魔は従ってるんだ?」
「それよりもうすぐ夕方よ約束があるんじゃないの」
「やべ!! 今日の宴会は私が幹事なのに!」
魔理沙はいきなり箒に乗るとマッハで飛んでいった。
「まったく、騒がしい奴ね」
「パチュリー様~」
「なに?」
「また本が無くなってます」
「やれやれ」
パチュリーはため息をつきながらあきらめたような顔を作った。
小悪魔も疲れたような顔をしている。
「それよりこぁ」
「はい?」
「最初に会ったときのこと覚えてる?」
「もちろんです! 忘れるわけがありません!!」
「そう、あのときはありがとう」
小悪魔は昔のことを思い返す。
小悪魔はもともとパチュリーに召喚されたわけじゃなかった。
もともとはパチュリーの母親が無理やり召喚した悪魔だったのだ。
無論小悪魔はものすごくは抵抗したのだが、あっさりと負けてしまいそのまま使役されてしまった。
このときの小悪魔はまだ生まれたばかりで力も弱かったのだ。
まあ~相手も悪かった、最高の魔女と言われた存在だったのだから
そして真名を知られてしまった。
真名とはその名のとおり真の名前である。
真名で命令された場合、悪魔はその命令に従わなければならない。
そのせいで小悪魔は事実上召使い同前である。
しかしこのときの小悪魔は従順なふりをして、いつか必ず逃げる機会を虎視眈々と狙っていた、かならずにげてやると。
そしていろいろな雑用をした、炊事、洗濯、家事、なんでもした。
そしてよく任されたのが小さいパチュリーのお世話である。
最初に会った時は驚いた。
部屋に入るといきなりパチュリーが飛んできたのだ。
どうも魔力の制御を間違えて失敗した様だ。
自分が受け止めなかったら危なく壁に激突していたところだった。
その後、よくパチュリーの世話をした。
最初のころはとても大変だった、子供のときのパチュリーは病弱なわりには好奇心旺盛で、目を離すとすぐにどこかに行ってしまい、そのたんびに探すのである。
特に好きだったのが本である、よく小悪魔の下へきて本を読んでとねだられた
本屋を見つけるとすぐに本屋のほうへいってしまう。
しかし、いつしかそんなお世話が楽しく感じるようになっていった、しかも実はパチュリーと小悪魔は年が近く、世話好きのお姉さんと好奇心旺盛な妹のように見えることもしばしば。
そして二人はほんとの姉妹のように育った
パチュリーの母親も小悪魔のことを家族の一員として大事にしてくれた。
しかし、ある日母親が魔女狩りにみつかってしまった。
何度も逃げたのだが、何度も追いつかれとうとう捕まってしまった。
なんとかギリギリのところで小悪魔とパチュリーは逃がしてもらったが母親は逃げ切れなかった。
捕まる瞬間に母親は小悪魔に最後の命令を言った
「いままでありがとう小悪魔、最後の命令よ、パチュリーを守ってあげて、せめて彼女が平和に暮らせるまで。」
「そしてパチュリー、元気でね」
それが最後の言葉だった。
たぶん、泣いたのはあれがはじめてだろう
それから命令どうりいろいろなところを逃げ回りながら旅をした。
そしてこの図書館にたどり着いた。
そこでパチュリーとレミリア・スカーレットの親友となり今の生活に至る。
その図書館につくまでたくさんのことがあった、そして小悪魔とパチュリーは重大な約束をした、とても大事な約束である。
そこまで思い出してふと考えたが。
「小悪魔」
パチュリーが話しかけてきた。
「あっ、はい! 何でしょうか?」
「ふふ、二人きりのときはいいわよ」
「ふふ、ですねパチュリー」
約束は3つ、一つ目は二人きりのときは敬語じゃなくて普通に話す、ただし他人と一緒にいるときは敬語で(魔女としての威厳を保つため)
「いま昔のこと思い出してたでしょ」
「ええ、昔のパチュリー様を思い出してました」
「ほら、また敬語に戻ってるわよ」
「最近よく魔理沙が来るから敬語の時間が長くって」
2つ目、勝手に自分の側からいなくならないこと(もうすでに母親の最後の命令を果たしパチュリーは平和に暮らしているから)
「ねえ」
「何? パチュリー」
「いつになったら真名を教えてくれるの?」
3つ目、いつかパチュリーが母親のような最高の魔女になったとき真名を教えること。
「そうですね~、あとすこしですかね」
「ほんと?」
「ええ、でも何で真名を知りたいの?」
「だってあなたを名前で呼んであげたいんだもの」
「///」
小悪魔は顔が赤くなった。
「ふふ、髪とおんなじで真っ赤よ」
「ずるいな~、何でそんなに恥ずかしいこと言えるの?」
「愛よ」
そして思う、パチュリーと会えて本当によかったと
>パチュリーの母親に無理やり召喚した悪魔だったのだ
パチュリーの母親が無理やり召喚した悪魔だったのだ?
パチュリーの母親に無理やり召喚された悪魔だったのだ?
>しこたんたん
こしたんたん
>下きて
下にきて? 下へきて?
誤字もそうだが、文章自体が読み難い
句読点の使い方というか、文自体がというか
ここは句点ではないか、という場所で句点を使っている場所が多々。
>時は驚いた、部屋に入るといきなり
時は驚いた。部屋に入るといきなり
ただし、文章からすると句読点より文の方に問題がある場所が結構あるかと
たとえば
例
>失敗したみたいだ、自分が受け止めなかったら
を
失敗したみたいで・失敗したみたいであり・失敗した様で(あり)
>きだったのが本である、よく小悪魔の
本であり
分かりやすくいうと、文を終わらせた後に無理矢理次の文と読点で繋げてるという感じがします。
と思うと
>子供のときのパチュリーは病弱なわりには好奇心旺盛で目を離すとすぐにどこかに行ってしまいそのたんびに探すのである。
みたいな、逆に読点が全く使ってない場所もあったり・・・
兎に角つまらないミスが多くて作品に集中できません。
またいろいろなミスをしてしまい、言い訳の使用がございません。
直せるところは直しておきました。
ほんとにすみません!!
でも言われたとこだけじゃなくて自分でちゃんと見た方がいいですよ。
指摘されてないところはほとんどそのままになってます。
逆にこれ推敲さえなされていれば良い作品なのです
そして次回への期待も込めてあえてこの点数を。
HERO様の次回作をお待ちしてます
あと、最後に記号を使ってるとこがあるがこれ正直ありえない。
記号なんかに頼らずちゃんと言葉で表現すべき。小説なんだから
私から見れば、自作も期待出来ない質。
とまぁ、そんなことはいいとして、私からもいくつか指摘させて頂きます。
まず思ったのは誤字、脱字云々の前に描写が圧倒的に薄いこと。たとえば
「紅茶と本を持ってきました」
そのとき子悪魔が帰ってきました。
この一文(二文?)だけでも、どちらの方向から帰ってきたのか、その手に持たれている本、紅茶はどんな様子なのか。また、小悪魔の表情は?
など、組み込める情報はたくさんあります。
私なりのやり方ですが、描写したい風景を写真のように切り取って、その中の様子を描く、というのが一番しっくりくるかと。三人の配置、図書館の全体的な雰囲気など。さらに細かく描くならば、気温、湿度、音、においに至るまで五感すべてにインプットされるであろう情報を想像して書くのです。その辺りは妄想力、もとい想像力が問われるところでしょう。
また、小説の書き方がまったくなっていません。その辺は「小説 書き方」でググればすぐ出てくるので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
さらに、地の文がですます調から急にである、~だ調になるのも気になります。これはご自分で読み直した際にすぐわかると思いますので、しっかりと推敲することをお勧めします。
それと、口語表現と文語表現がごっちゃになってますね。「たんび」などがそうです。正しくは「~する度(たび)」になります。この点は例に出した「たんび」の他にも散見されましたので、しっかりと修正した方がよろしいかと。
最後に。このSSを読んだだけで作者さんの読書量の少なさが透けて見えます。必ず読まなければならない、というわけではありませんが、一般的には読書量と文章力は比例するといわれています。
「とある魔術の~」というネタを使っているところを見るに、ラノベ程度は読まれているのかもしれませんが、そのほかのジャンルにも手を出してみてはいかがでしょう。
長々と偉そうに失礼いたしました。これからの作者さんのご活躍を祈りつつ、感想とさせていただきます。