少女はカーテンの隙間からこぼれる太陽の光で目を覚ました。
頭が半分寝ているのか寝ている場所がどこか分からなかったが数分たつと昨日の事を全て思い出した。
ほこり一つ無い誰も居ない屋敷、白骨化した誰か、読めない手紙。
一つだけ分かった事とはこの白骨化した誰かがこの屋敷の主人であることぐらいだった、少女は毛布を包まりながらもう一度部屋を見回した。
昨夜ランタンだけじゃ見えなかったが壁一面に本棚が並んでいた、少女は毛布に包まりながら立ち上がり本棚にあった本を試しに手に取り開いてみた、そこには虫の特徴、習性、動き方などのさまざまな虫の事が沢山書いてあった。
そこで少女は自分がなぜか字を読めるようになっている事に気付きもう一度あの机の上にあったびんせんをもう一度読もうとしたがやはり読めはしなかった。
その後も少女はいろんな本棚の本を手に取るがほとんどが虫の事ばかり書いてあった。
いきなりボーンボーンっと大きな音が屋敷の鳴り響いた、少女は体を大きく揺らし毛布に包まりながら音が聞えた方に行くとそこにはねじ巻き式の大きな古時計があり12時で針が止まっていた。
お腹がすいた少女は古時計の横にあったドアを開けると大きな窓に大量のお皿とカップがガラス戸に置いてあり真ん中に小さなテーブルが置いてあるだけの部屋であった、やはりここもやはりキレイに整頓されほこり一つ無い部屋であった。
部屋に入ると片隅に光る何かがあった、少女は光る物に近付くとそれはカブト虫の死骸だった。
少女は放っておく置く事が出来ずにキレイに形が残っていたカブト虫の死骸をそっと手の平に乗せて裸を誰にも見られないように用心しながら外の花壇の近くに英語で「カブト虫」と名前を書いた木の板の下に埋めた。
裸で外に出たせいか空腹よりも寒気が勝ってしまい少女は自分が寝泊りしている部屋に戻り毛布に包まった。
気付いたら寝ていたらしく外は紅葉と夕陽で赤く染まっていた、少女は空腹と二階を調べてない事を思い出し今度は二階に上がり下の部屋の上に当たる部屋のドアを開ける、そこには服を作るための素材と機材、それと壁にかけれている一着の服があった。
少女は壁にかけられてあるその白いワイシャツに腕を通し膝までしかないズボンをはく、下着はなかったが少女は服が着れたからそれで満足だった。
今度は少女はなにか食べる物は無いかと外に出た、服は着たが流石に冬前の外に半ズボンは少々キツイだが裸の時よりはいろいろとマシだった。
少女は洋館に戻れる程度に移動しながら草木をかき分けて食料をさがす、自分は触角が付いている時点で確実に人間ではない事を知ってい
た少女は何を食べる種族なのかは知らないがとりあえず自分の食べれそうな物を探す。
草木をかき分け前に進んでいるとぐちゃりと何か柔らかい物を踏み潰す感覚がして恐る恐る足の方を見るとそれは熟れた柿だった、上を見るとキレイなオレンジ色に染まった柿がなった柿の木がそこにはあった。
少女は屋敷に戻って二階の部屋にあった毛糸の塊が入ったカゴを持ってきてそのカゴに沢山の柿を詰めた。
満足げに柿を採ったカゴの中身を見ているとなにかがかき分けながらこちらに近づいてい来るのに気付いた、なぜか恐くなった少女は急いで洋館に戻った。
洋館に戻った少女はランタンに火をつけて一息をつく、沢山カゴに入った柿を一つ取り噛り付いた少女は苦々しい顔をした・・・その柿は渋柿だった。
泣く泣くその柿を外に捨てた少女はなんとなく近くにあった葉っぱに手を伸ばし一枚食べた。
無意識に葉っぱに手を伸ばした自分に驚きながらこれが自分の種族の主食だと知った少女はお腹一杯葉っぱを食べた。
少女はしあわせな気分で布団に潜りこんだ。
~した、~だった でほぼ全ての文章が終了しているのでワンパターンに感じました
文章中に言葉が足りていない。意図してやっているのなら別ですが、「少女が」が多すぎる。
このサイトに投稿してる全員が書きたいように作品を書いています。
プロではないのですから、書きたいものを書くのは当然のことです。
貴方の問題は別にあります。
書く努力をしていないことです。
文章を書くための参考になるサイトなり本なりを見て、
勉強してから出直して下さい。
そうでもなきゃ、続けられませんよ。
他の方に、「ダメだ」とか「筆を置け」とか言われたとしても、です。
まぁだからってアドバイスを全てスルーするようでは上達はありえないわけですが……。
ちなみに、私も書きたいように書くので気にしない事。
私は、この作品は単に推敲がままなってないのではと推測します。
私達も日本人。自分で読み直してみれば、ある程度までは日本語の間違いには気付けるはずです。
2番の方も仰る「てにをは」も、推敲がちゃんとしていればあまりしないミスかと思います。
まぁ、間違って覚えてしまった単語の使い間違い等は避けられない時もありますが……。
あと、一文に二回同じ単語を入れてしまうのもちょっとなぁ、と思いました。
違う言い回しを考えるか、二つに分けてしまうかどちらかをすれば良いと思います。
今、お奨め出来るのは執筆する事ではなく、読書をする事です。
他の方の作品などにもっと目を通して、上手いと思った描写や技術などは盗んでしまいましょう。
あ、ネタは盗んじゃダメですよ? 当たり前ですけど。
与太郎でペンぺん草な文章作法だけど、リズムは妙に印象に残りました。
自己陶酔さえしなければ、きっといいものが書けるようになると思いますよ。