注意、多大なオレ設定です、それでよろしければどうぞ。
ここは誰もが知る有名な場所、博麗神社。
そして今日は宴会の日である。
「おーい、一緒に飲もうぜ!」
「そうですよ一緒に飲みましょう!」
魔法使いの魔理沙と鴉天狗の文が博麗の巫女の霊夢に絡んでいた
「いやよ、あんたらと飲んだら体がいくつあっても足りないわよ」
「まあまあ、硬いこと言わない」
出来上がってるやつ、酔いつぶれているやつ、人に酒を勧めるやつ、静かに飲むやつ、みんな楽しそうである。
「誰か飲み比べしよ!」
「鬼のあんたに勝てるわけ無いでしょ」
「え~~」
鬼の萃香かは不満げに言った。
「だったら私が勝負してやろうじゃない」
言ったのは天子である。
「へ~あんたが?」
「だてに天界で飲んでないわよ!」
天界とは天人が住むところであり、天子が言うには酒と桃しかないらしい。
「よし! じゃあ飲み比べだ」
「望むところよ!!」
二人の飲み比べが始まった。
「じゃあ私は萃香さんに賭けます」
「じゃあ私は天子だぜ!」
宴会はさらに盛り上がっていった。
そして深夜。
「いたい、あたまがものすごくいたい、大体あの鬼の飲みすぎなのよ!!」
みんなまだ宴会を続けているのだが鬼との飲み比べで先に酔いつぶれて寝ていた天子はよろよろと縁側に向かった。
「おや?起きたのかい?」
そこには鬼がいた、酒を飲みながら
「あんた私より酒飲んでよくまた飲めるわね」
「まあ~鬼だからね」
と可笑しそうに笑っている。
「結局勝てなかったわ」
「まあ~鬼が酒飲みで負けらん無いし」
また笑っている、ちょっと悔しい。
「今度こそ勝ってやるわ!」
「鬼は逃げも隠れもしないよ、またかかって来い!」
この鬼とはちょっとしたことがあったのだがこの宴会ですっかり仲良くなった。
「ねえ」
「ん?」
天子は鬼に聞いた。
「あんたあの紫ってやつと親しい?」
「ん、それなりに仲いいけど?」
「今度どこに住んでるか教えてくれない?」
鬼はちょっと驚いた。
「別にいいけど…何しに行くの?」
「ちょっとね…」
萃香はちょっと考えたが紫なら大丈夫そうだし、この態度ならお礼参りと言ううわけでもないだろと思い場所を教えた。
そして次の日
「たのもー!!」
天子は八雲家に来た。
藍は入れるかどうか迷ったがいきなり現れた紫様が
「萃香から聞いているわ、何のようよ?」
と警戒しながらドアを開けてしまった。
すると天子はちょっと顔を伏せていった。
「この前の件は…悪かったわ…あやまる」
紫は驚いた、この子があやまるとわ思ってなかったからだ。
そして次の言葉にも驚いた。
「けど負けたのが悔しいから私と飲み比べで勝負しなさい!」
紫は訳のわからぬまま飲み比べをし、勝った。
今天子は奥の布団で寝ている。
「まったくなんなのかしら」
紫わまったく訳がわからなっかた。
「そうですね」
藍もわからなかった。
すると玄関のほうから「すみませーん」と声が聞こえてきた。
藍がドアを開けるとそこには永江 衣玖がいた。
「総領娘様はいらしゃいますか?」
「今部屋で酔いつぶれていますよ」
藍が答える。
「あの子なにしに来たの?いきなり来たと思ったらあやまった後いきなり飲み比べ勝負してきたんだけど」
衣玖は苦笑いしながら答えた。
「総領娘様はちょっと不器用なだけですよ、たぶん微妙に素直になれなかったんだと思います。」
「すなおに~?」
「はい、たぶん総領娘様は紫さんと仲良くなりたいんだと思います。」
「わたしと?」
「多分この前の宴会がきっかけだと思います。」
「この前の宴会?、ああ博麗神社であったやつね私はいけなかったけど」
「あの時お酒で萃香さんと仲良くなれたのでたぶん、でそのためにあやまるという口実でお酒の力を使って仲良くなろうとしたんじゃないでしょうか」
「彼女が私と仲良くなりたい?」
「そうですね」
「何でかしら?特にぼこぼこにした記憶しかないのだけど」
「だからじゃないでしょうか」
「??」
そのとき天子は夢を見ていた。
過去の夢だ、いきなり天人になった天子には誰もかまってくれなかった。
親でさえ天人として確固たる地位につけるように奔走し、だれも天子にかまってくれなっかたのだ。
それがいやだった天子は廊下のつぼを割った…けど誰も怒らなかった、と言うより怒れなかったのだ、このときすでに親は確固たる地位を持っていてしかれなかったし親も怒りもしなかった。
それが悲しくてどんどん行動がエスカレートしていった。
あるときご飯を食べていたとき無理やりわがままを言ってレシピのメニューに文句を言ったら言ったとおりになった。
あるときは自分くらいの天人に会ったとき「遊びましょ」といったらその子の親が子供をひっぱて言った、その後その子供は近づいてもくれなっかた。
そしてよく陰口を言われた、成り上がりらやら、不良天人とやら、いろいろなことを。
悔しかった、悲しかった、そして何よりも寂しかった。
天子はついには地上にまで手を出した、しかし地上は違った。
地上の人は強かった、陰口だけ言って私を怒らなかったやつとかよりも強かった、そして私をしかってくれた。
それから宴会に出してもらっていろいろな人にあった、とてもうれしかった。
悪いことをしたら止めてくれる、一緒に笑ってくれる、一緒に遊んだりできる。
そんなことをしてくれる親も友達もいなかった
だから仲良くなりたかった、みんなと友達に。
そのとき目が覚めた。
「あら起きたのかしら?」
目を開けるとそこには紫と藍と橙に衣玖と萃香がいた。
「あれ、なんで衣玖と萃香がいるの?」
まだ寝ぼけているのかな?と思ったが衣玖が
「私はなかなか戻らない総領娘様を心配して気ました、萃香さんはお酒のにおいを嗅ぎ付けてきたようです」
すると紫が。
「そこにいないで早くこっちに来なさい」
「え?」
「あまりに起きないものですからみんなの分の夕食作ってしまいました」
「はやく~みんなで食べたほうが美味しいよ!」
「酒もあるぞ~この前のリベンジでもするか?」
「ちなみにそのお酒は私が天界から持ってきたものです」
「さあ、こっちに来なさい」
天子は思った、とても、ものすごく幸せだと
×烏天狗→鴉天狗 (東方の妖怪の種族は"鴉"天狗と定まっているんですね。地獄鴉と八咫烏も注意)
鬼の萃香かは→鬼の萃香は
"!"や"?"を使った後は、全角で1文字スペースを開けるのがお決まりです 「よし!じゃあ飲み比べだ」→「よし! じゃあ飲み比べだ」 等
これら文章作法については、Google等で調べればまとめているサイトもあると思うので、一度調べると良いかもですね
天子の心情描写が少々寂しい気がしました。幼少期の天子のエピソードをもう1つ2つ挟めば、物語に深みが増すかもしれませんね
その他、一部読みづらい箇所も見受けられます。推敲をして、自分が読みやすいと思う文章にする事を心がけては如何でしょうか
少々辛口な点数になりましたが、私からはこんなコメントで……
改善しておきます
話自体は良いと思いますが、もっとふくらむ要素のある内容です。
もし、小説を上手く書きたいと思うのであれば、他の人の作品を読んでみてはいかかでしょうか?
無駄な事は何一つないです。表現したい事がもっと綺麗に魅せられるようになると思います。
お眼汚し、失礼しました。