はじめましてHEROです。初心者が無謀にも書きます 本文は多大なオレ設定です
それでよろしければどうぞ見てやってください
ここは竹林の中にある屋敷、永遠亭、そしてここに住んでいる月のウサギ鈴仙と地上のウサギてゐは
「こらーまちなさいー!!」
「待てと言われて待つやつはいないウサ」
もはや恒例行事となっている追いかけっこしていた
ことの起こりはいつもどうりてゐのいたずらである、今回はてゐを探しに竹林を歩いていたら、いきなり上から金ダライが落ちてきた、このぐらいよけれると思ったがよけるとまた別の罠が作動するかもしれないのでそのまま金ダライを殴ったのだが、金ダライの中に水が入っていたためびしょぬれになった、しかも周りを調べるとよけた時用の罠もあった。
「てゐーー!!」
そしていつもどうりのおいかっけこである
「何で私ばっかりねらうのよーー!」
「面白いから」
「即答!?」
鈴仙はちょとと悲しくなった
その夜
「聞いてくださいよ師匠~」
「何?」
鈴仙は相談した、相談相手は月の頭脳、八意 永琳である。
鈴仙はてゐにいたずらされることを話し、どうすればてゐのいたずらをやめさせることができるか聞いた、永琳は。
「別にいいじゃない」
「ええ~~!」
さじを投げた
「そんな~」
「まあ、いいじゃないただのいたずらだと思えば」
鈴仙は思い出してみた、あるときは落とし穴が掘られていた、あるときは鈴仙のにんじんジュースが唐辛子ジュースとすりかわってたり、今日のように何十にも罠が張り巡らされてたり、ほかにも寝ている時に耳を片結びにされていたり、あれは痛かった、はずすのにも疲れたし。
「いえいえ!、いたずらにしてはきついですよ!」
「それよりもウドンゲ」
「(それよりも!?)はい」
「そこの薬とって」
「はい、わかりました」
「それと後で部屋に来なさい」
「?、何ですか」
「今朝患者の人からお礼にニンジンをもらったからあげるわ」
「本当ですか!!」
鈴仙はちょっと幸せになった、さて今は実験に集中しよう。
次の日の朝
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
「はい?」
今度は古参のウサギに聞いてみた
このウサギはてゐの次に長く生きているウサギで、てゐの次に信頼されている。
「てゐってどうしていたずらするようになったの」
「さあ~それはわかんないなあ~、わかることといったら気に入った相手ほどいたずらするかいすうがふえるってことぐらいかな~」
鈴仙は少しうれしくなった、いたずらが無ければもっとうれしかったのだが、どうやら自分は嫌われているわけではなさそうだ、でもなぜ気に入った相手にいたずらすらのだろう、なぞは深まるばかりである。
その夜
「てゐ様」
古参ウサギはてゐのところへ行った
「ん、なに?」
「朝、鈴仙様がこんな質問して来たよ~」
古参ウサギは朝のことを話した。
「なるほどね」
「てゐ様は何でいたずらするの?」
「さあ~ね~」
そして古参ウサギが帰った後、てゐは月を見上げて昔のことを思い出していた。
いつからいたずらしはじめたのか、それは昔の話。
昔まだ幼かった頃、てゐは人の幸せそうな顔が好きだった、それがだんだん人を幸せにすることが好きになった、その当時自分に人を幸運にする程度の能力があると知ったときはとてもうれしかった、この能力をつかえばもっと人を幸せにすることできるとはしゃいでいたものだ。
しかし気がついてしまった幸運と不幸は紙一重だということに
ある日のこと、たまたま町え出かけたとき宝くじ売り場で一人男の人が祈るようにレバーを回していた、それを見たてゐは能力を使った、すると男が見事に一等を取った、男は幸せそうに帰っていった。
しかし、次の日その男は死んでいた、どうやら運悪く妖怪にあって運悪く食べられたそうだ、しかも規模の大きさは多少違えどてゐの幸運を上げた相手は後に必ず不幸になってしまうのだ、なぜかはわからなかった。
てゐは考えた、なぜ不幸になるのかと、するとある可能性にたどり着いた、これは当たり前のことなんじゃないかと。
たとえばもしてゐの力をつかえばあらゆる運を使うゲームに勝てる、たとえば半丁ばくちではかけたほうに必ずあたる本来1/2確立でも、しかしほんとはそれがおかしいのだ。
いつかははずれが来なければならないのにそれを幸運でせき止めてしまう、外れるという不幸をてゐの幸運がせき止めてしまう、結果てゐがい無くなればせき止めていた幸運が無くなり、残るのは溜まった大量の不幸である、
そして結果的にその不幸は本人になだれのよう降りかかり不幸にする、それ今まで起こったことのすべてである、一時的には幸せになれるものの、せき止めてあった不幸が膨れ上がりもっと不幸にしてしまう。
てゐは悲しんだ、ショックだった幸せにしようとしたのに逆に不幸にしてしまった……。
だからこそいろいろ考えた今度こそ幸せにするために。
そして思いついた、いままでの自分のやり方で幸せをあげたばあい、元に戻ったときせき止めていた不幸が増えて戻る、ならばその逆をすればいい。
最初にちょと相手を不幸にし、その後その不幸よりもちょと多いい幸運をあげればいいのだ、つまりてゐの目の前で不幸も幸運も消費させ最後には幸せになってもらえばいいのだ、+-ゼロのようにも思えるが、ためしてみた。
あるとき竹林に来た人間を罠にかけて転ばした、人はしりもちをついたが転んだ先で前を向いてみると美味しそうな竹の子がたくさん生えていた、人は幸せそうに竹の子を持って帰っていた。
「これだ!!」
てゐは思った、つまり些細な不幸を忘れるような幸運をあげればいいんだ、(あげすぎるとだめだけど。)
そして現在てゐは妖怪も幸せにできるか実験中である、(実はただ鈴仙ちゃんを幸せにしたいだけだったりする)
途中から罠ずくりも楽しくなってきてきて、一癖も二癖もするうような罠を作ったりもしているが、
今も昔も好きなことは変わらない、幸せそうな笑顔を見ることである。
しかし、「てゐは考えた、なぜ不幸になるのか~」の所が読み辛いです。改行して貰えるとありがたい
そして「・・・」ではなく「……」の方が文章の作法としては適切ですよ、とアドバイスを……
短くて優しいお話でしたが、文章構成で損をした気がします
またの投稿をお待ちしています
書いた文章は、一日以上寝かせて推敲してみるといいかもしれません。
しかし、内容は心温まる良い作品でした。
永琳と鈴仙の絡みらへんで、何か鈴仙にちょっとした幸運が訪れたりしていたら、後半のナレーションの説得力が増したかもしれません。
次回作を期待しています。
やっぱり書くのはむづかしいですね。
まだ慣れてないので次に生かそうと思います
・「話、」->「話し、」
・「てゐはいたずらをやめさせることができるか聞いた」->てゐのいたずらをやめさせること……の意?
後、所々で読点と句読点の使い方がなあなあになっている感じがしました。もし、意図的にそういった手法を行っているなら申し訳ないです。
兎にも角にも、素敵なお話をありがとうございました。誤字やら皆様の意見にある所に注意すれば、今作以上の作品が出来上がるはずなので、筆者様の精進及び次回作を楽しみにしております。
改善しておきました。
つまり鈴仙に沢山の幸せをあげたいてゐとしては、ついついイタズラも激しくなってしまうということですねw
しかし、相手にはイタズラの先にある幸運がてゐのおかげだとは分からなく、感謝の気持ちも持たないわけですから、てゐは本当にただただ人を幸せにしたいだけなんだなぁ。