「おっかえりーーー、お空。なんか面白いベルト拾って変身ヒーローごっこしてるんだって?」
お空が地霊殿に辿り着くなり、楽しそうにこいしが出迎えた。
「うにゅ?岩とか持ち上げられるようになった事?」
「そうそう。お空ってば折角の変身ヒーローなんだから、もっとカッコよく変身ポーズ取らないとダメだよーー」
「変身ポーズ?」
「そうそう、例えば、手を真上から一回転させるように横に持っていって両手を横腹につけるような~」
こいしはそう言いながら実際に片手を上から下に持っていって、空いている手を片手が腹の脇に届くくらいのところで動かし始め、勢い良く横腹を叩いてみせる。
「あんまりカッコいいように見えないよーな?」
「えーーー、でもこの間魔理沙が置いてった本ではベルトつけたお兄さんがそう言うポーズとって変身してたよー」
「私女の子だよぅ」
「んーー、じゃあーーー楽器片手に持って黒い帽子被って、服持って歩いて変身するときは「ザバーーット参上!!」ってやるのは?」
「それ色々と大変だし、私の核の炎で多分燃え尽きちゃいますよぅ」
「右手にスプーン持って高々と掲げて変身って言うのは?」
「なんでスプーン?」
……とまぁ、こいし様とお空の間で色々と話した挙句。
「ああーーもうとにかく、お空はそう言うのわからないかもしれないけど、重要な儀式だから右手一回転は必須!!わかった?」
と、こいし様の一存で変身ポーズも決定。
「それとーー、変身ヒーロー物って言うとなんか特殊な秘密結社とか入らないとダメなんだけど、ここら辺にはそんなのないし……と言う事で今日から地霊殿では探偵事務所を開くことになりましたーー」
「誰も来ないよーな」
「大丈夫、お空強いからきっと依頼もたくさん来るよっつ」
「……と言うわけで、今日からここは地霊探偵事務所と言う事でけってーい」
「地霊殿の入り口辺りに古明地こいし探偵事務所って書いた張り紙つけといてね」
「えっと……なんでこいし探偵事務所?」
「私、地霊殿だとお空達のオーナーみたいな物だし、さとりおねえちゃんには既に話とおしてあるもん」
「さとり様……」
「なんかねーー、探偵事務所ここでやるねーーーって言ったら、地霊殿に被害が出ないことと私の前にお客さんを連れてこないなら問題ないって事で直ぐに許可もらえたんだーーー」
「と言う事で、いまお燐に探偵事務所の立て札作ってもらってるからもー暫くしたらお客さんもたーっくさん来て地霊殿もにぎやかになるよーー」
そんなこんなで、お空が地霊殿に帰ってきたその次の日。
地霊殿の前に立てかけた看板をみたのか、一つの依頼手紙が玄関のポストに入っていた。
こいしはその手紙を見つけるとダッシュで探偵事務所に駆け込んできて
「お空、お空~。探偵事務所開いたらもう直ぐに手紙が入ってるなんてさすがだね~~」
と、玄関のポストに入っていた封筒を見せる。
宛先は古明地探偵事務所でお空の名前が入っているところからして、お空宛の探偵依頼らしい。
その状況を見ながらたまたま事務所に来ていたさとりは
「探偵事務所を開くとか誰にも言ってないはずなのに、開いた次の日に手紙が来るなんて妙ですね」
何やら手紙自体に疑問を持った様子だった。
「でもでも、きっと偶然地霊殿の前を通った誰かさんが見て依頼してくれたんだよ」
「まぁ良いですけど……」
「そうそう、きっと私の核の力を使いたい誰かさんだよ」
「お姉ちゃんは心配性だなーー」
「核の力はあんまり無闇に使ってもいいものではありませんよ」
さとりがお空に対して説教っぽい事を言いはじめるのを無視して
「それじゃああけるよーーー」
とこいしは何事もなかったかのように封を開ける。
『拝啓、古明地探偵事務所様。近頃核融合施設付近から流れ出た溶岩流が村の方に来て大変な事になった際助けていただきありがとうございます。ですが……その際にもう一つ困った事態が起きてしまいまして困っています。お空さんの力を借りたいので直接核融合施設入り口付近に来てくださると嬉しく思います』
「……だってさーー、この間の事件の関係者さんみたいだし、お空なら余裕だね~~」
「お空……くれぐれも地霊殿やら町の人やらに迷惑を書けるような事をしてはいけませんよ」
と、玄関先まで見送りに来たさとりとこいしを後に、目的地までとんで言ってみると、そこには誰もいない様子。
先に着いちゃったんできっと後から来るのかなと思っていたお空のいた場所に真っ白な液体が飛んで来る。
それをさっとかわし後を見ると……
「残念、折角二本目のベルトが手に入ると思ったんですけど、うまくいきませんねーーーー」
等と物騒な事を言いながら早苗が現れた。
「緑の巫女?実は私の敵?」
「と言いますか、そのベルトを持っている人は全員あなたの敵なんですけどね」
「うにゅ?」
良くわからないというような顔をしたお空の頭の中に誰かの声が聞こえ始める
『戦え……そして全てのベルトを集めた物に強力な力を授けよう』
「なんか変な声が聞こえたよーな」
「多分この変な戦いを設定した誰かさんじゃないんですかね~」
「変な戦い」
「いつものとうりの弾幕遊びに変なルールが加わったこの戦いの事ですね。」
「そして私もベルトを持っているんですよ♪」
……と、早苗が自分のおなかをみせる。
そこには守矢神社の蛙が被っているへんてこりんな帽子が描かれたベルトがまかれていた。
「つまり、幻想郷のいつもの弾幕遊びに特殊なベルトを奪い合うというルールが追加されたような感じです」
「うにゅ……良くわからないけど、よーするに戦ってベルトを集めればいいのね、簡単簡単」
「じゃあ何時もどうりに……」
戦闘開始……。
お空が地霊殿に辿り着くなり、楽しそうにこいしが出迎えた。
「うにゅ?岩とか持ち上げられるようになった事?」
「そうそう。お空ってば折角の変身ヒーローなんだから、もっとカッコよく変身ポーズ取らないとダメだよーー」
「変身ポーズ?」
「そうそう、例えば、手を真上から一回転させるように横に持っていって両手を横腹につけるような~」
こいしはそう言いながら実際に片手を上から下に持っていって、空いている手を片手が腹の脇に届くくらいのところで動かし始め、勢い良く横腹を叩いてみせる。
「あんまりカッコいいように見えないよーな?」
「えーーー、でもこの間魔理沙が置いてった本ではベルトつけたお兄さんがそう言うポーズとって変身してたよー」
「私女の子だよぅ」
「んーー、じゃあーーー楽器片手に持って黒い帽子被って、服持って歩いて変身するときは「ザバーーット参上!!」ってやるのは?」
「それ色々と大変だし、私の核の炎で多分燃え尽きちゃいますよぅ」
「右手にスプーン持って高々と掲げて変身って言うのは?」
「なんでスプーン?」
……とまぁ、こいし様とお空の間で色々と話した挙句。
「ああーーもうとにかく、お空はそう言うのわからないかもしれないけど、重要な儀式だから右手一回転は必須!!わかった?」
と、こいし様の一存で変身ポーズも決定。
「それとーー、変身ヒーロー物って言うとなんか特殊な秘密結社とか入らないとダメなんだけど、ここら辺にはそんなのないし……と言う事で今日から地霊殿では探偵事務所を開くことになりましたーー」
「誰も来ないよーな」
「大丈夫、お空強いからきっと依頼もたくさん来るよっつ」
「……と言うわけで、今日からここは地霊探偵事務所と言う事でけってーい」
「地霊殿の入り口辺りに古明地こいし探偵事務所って書いた張り紙つけといてね」
「えっと……なんでこいし探偵事務所?」
「私、地霊殿だとお空達のオーナーみたいな物だし、さとりおねえちゃんには既に話とおしてあるもん」
「さとり様……」
「なんかねーー、探偵事務所ここでやるねーーーって言ったら、地霊殿に被害が出ないことと私の前にお客さんを連れてこないなら問題ないって事で直ぐに許可もらえたんだーーー」
「と言う事で、いまお燐に探偵事務所の立て札作ってもらってるからもー暫くしたらお客さんもたーっくさん来て地霊殿もにぎやかになるよーー」
そんなこんなで、お空が地霊殿に帰ってきたその次の日。
地霊殿の前に立てかけた看板をみたのか、一つの依頼手紙が玄関のポストに入っていた。
こいしはその手紙を見つけるとダッシュで探偵事務所に駆け込んできて
「お空、お空~。探偵事務所開いたらもう直ぐに手紙が入ってるなんてさすがだね~~」
と、玄関のポストに入っていた封筒を見せる。
宛先は古明地探偵事務所でお空の名前が入っているところからして、お空宛の探偵依頼らしい。
その状況を見ながらたまたま事務所に来ていたさとりは
「探偵事務所を開くとか誰にも言ってないはずなのに、開いた次の日に手紙が来るなんて妙ですね」
何やら手紙自体に疑問を持った様子だった。
「でもでも、きっと偶然地霊殿の前を通った誰かさんが見て依頼してくれたんだよ」
「まぁ良いですけど……」
「そうそう、きっと私の核の力を使いたい誰かさんだよ」
「お姉ちゃんは心配性だなーー」
「核の力はあんまり無闇に使ってもいいものではありませんよ」
さとりがお空に対して説教っぽい事を言いはじめるのを無視して
「それじゃああけるよーーー」
とこいしは何事もなかったかのように封を開ける。
『拝啓、古明地探偵事務所様。近頃核融合施設付近から流れ出た溶岩流が村の方に来て大変な事になった際助けていただきありがとうございます。ですが……その際にもう一つ困った事態が起きてしまいまして困っています。お空さんの力を借りたいので直接核融合施設入り口付近に来てくださると嬉しく思います』
「……だってさーー、この間の事件の関係者さんみたいだし、お空なら余裕だね~~」
「お空……くれぐれも地霊殿やら町の人やらに迷惑を書けるような事をしてはいけませんよ」
と、玄関先まで見送りに来たさとりとこいしを後に、目的地までとんで言ってみると、そこには誰もいない様子。
先に着いちゃったんできっと後から来るのかなと思っていたお空のいた場所に真っ白な液体が飛んで来る。
それをさっとかわし後を見ると……
「残念、折角二本目のベルトが手に入ると思ったんですけど、うまくいきませんねーーーー」
等と物騒な事を言いながら早苗が現れた。
「緑の巫女?実は私の敵?」
「と言いますか、そのベルトを持っている人は全員あなたの敵なんですけどね」
「うにゅ?」
良くわからないというような顔をしたお空の頭の中に誰かの声が聞こえ始める
『戦え……そして全てのベルトを集めた物に強力な力を授けよう』
「なんか変な声が聞こえたよーな」
「多分この変な戦いを設定した誰かさんじゃないんですかね~」
「変な戦い」
「いつものとうりの弾幕遊びに変なルールが加わったこの戦いの事ですね。」
「そして私もベルトを持っているんですよ♪」
……と、早苗が自分のおなかをみせる。
そこには守矢神社の蛙が被っているへんてこりんな帽子が描かれたベルトがまかれていた。
「つまり、幻想郷のいつもの弾幕遊びに特殊なベルトを奪い合うというルールが追加されたような感じです」
「うにゅ……良くわからないけど、よーするに戦ってベルトを集めればいいのね、簡単簡単」
「じゃあ何時もどうりに……」
戦闘開始……。
内容の方は全体的に文章のつくりが緩くて小学生の作文みたいでした。