百年ほど魔女をしているパチュリー・ノーレッジは、実は朝が苦手だ。
低血圧に加え、弱い気管支を持つパチュリーにとって朝の乾燥する冬は天敵といってもいいほどだった。
低血圧でベッドから出られないというのに、弱い気管支は乾燥にやられ、体は激しく水を求める。
大抵は小悪魔か咲夜が起こしに来るまで意識はなく、二人は気が利くので水を持ってきてくるのだが…
こうやってたまにはやく起きてしまった日は、最悪だ。
意識があって、体が水を求めているのがわかっていながら何も行動することができないのだから。
こういう日。どうしようかなと考えていると、レミリアが来てくれる日がある。
意地悪な笑みを浮かべて、二つのティーカップを持ってやってくるのだ。
あなたの運命はお見通しよと言わんばかりに、やってくるのだ。
意地悪で素直じゃない彼女は、いつも『今日はたまたま喉が渇いたから、あなたと一緒にお茶しにきただけよ』とお決まりのセリフを口にする。
心配してくれたの?
そう聞くと、彼女は顔を赤く染めて目を逸らしてしまう。
そんないつもの光景を思い出し、自分の体調とは裏腹に笑みが浮かんでしまう。
…さて、今日はあの意地悪な吸血姫は来てくれるのかな。
そんなことを考えながら、ベッドの天蓋をじっと見つめる。
まぁ、待つのには慣れている。
レミリアが来てくれるまで、ゆっくりと待っているとしよう。
☆★☆★
――げほっ、げほっ!
激しい激しい咳を繰り返す。
下手をすれば喀血を伴うような咳を、何度も何度も繰り返す。
肺と喉が限界を感じ始めたとき、ようやく無理矢理沈み込もうとしていた意識がぼんやりと覚醒した。
喉が痛い。喉が渇いた。体が重い。体が動かない。肺が激しく上下する。口から風の抜けるような音がする。
どうやら今日は、冬のいつもの症状に加えて喘息の発作が起きているようだ。
ともすれば生死に関わる重度の発作を前に、どこまでも客観的に分析をする。
だが発作には対処法がある。慌てる必要なんてどこにもないのだ。
あくまでも冷めた感情が重たい手を動かして、枕の側にあるはずの錠剤をまさぐる。
見つけたそれを、三つほど取り出して口に放り込む。
乾いた口と喉は錠剤を飲み込むのに水を欲したが、あいにくそんな贅沢品は手元にない。
違和感が食道を駆け巡る。何度も吐き気に襲われながら、ようやく胃の中に押し込む。
これで20分もすれば発作は鎮まる。
それだけの時間があれば、低血圧の体もなんとか言うことを聞いてくれるだろう。
喉が痛くて、肺が痛くて、上下する胸が痛くて、呼吸が荒くて、咳が痛いこの苦しみも、そこで終わりだ。
ぼんやりとベッドの天蓋を見つめ、ただその時を待つ。
大丈夫。待つのは好きじゃないけど慣れているから。
大丈夫。痛いのは嫌いだけど慣れているから。
大丈夫。だって私は――こんこん。
魔女特有の取り留めのない思考を、うまいタイミングで遮るようにノックの音が聞こえる。
こんな時間に誰だろう。
そうは思ったが、声が出せないので無視することにした。
どうせ放っておけばすぐに帰るだろう。
自分は一応、この館の客人ということになっているため、向こうも強くは出られないはず。
そう判断しての沈黙でもあった。
…だがパチュリーの判断は、数分後に間違っていたことに気付かされる。
もう一度だけノックが聞こえ、それから数瞬も経たないうちにドアが開かれたのだ。
そのドアから姿を現したのは、他の誰でもない、この館の主、レミリア・スカーレットだった。
「ふふ…ノーレッジの名を継ぐあなたも、発作が起こってしまえばただの病人ね」
笑うレミリアに、ただ視線だけを返す。
「安心しなさい。あなたは私の友人となったわ。だから私自らがあなたに手を下したり、それを命じたりはしないわよ」
もっとも、メイド達がクーデターを起こしたのならば話は別だけど。と肩をすくめながらパチュリーに近づき、ベッドに腰をかける。
その冷たい指でパチュリーの頬をなぞり、首、胸へと下ろしていく。
「薬は飲んだみたいね。あとは…気休め程度にしかならないけど、私のこの冷たい指が少しでも役に立つのなら、ちょっとの間だけ貸してあげてもいいわよ。どこに当ててほしいかしら?」
レミリアがそう言うと、パチュリーは声帯を使わず、口だけで場所を示す。
「……首、かしら?」
レミリアの少し自信なさげな声に、パチュリーはこくりと頷く。
多少なりとも驚きの表情を見せるレミリアに、パチュリーは無理もないなと思う。
出会ってから一週間。しかもあれほどの死闘を繰り広げた相手に、こうも簡単に急所を触れさせるという図太い神経に、一番驚いているのはパチュリー自身なのだから。
「そう…。それはよかったわ。胸なんていわれたら服を脱がさないといけなかったからどうしようかと思ってたの」
だがこの目の前に少女には、不思議とそういった感情が抱けなかった。
いや、それどころかほっとした表情を見せるレミリアに、愛しささえ感じられた。
ひやりとしたレミリアの手がやさしく喉に置かれる。
咳をすることを前提とした、それはやさしい愛撫。
熱を持った喉がレミリアの指によって冷やされる。
…気持ちいい。
まだ発作は鎮まらず、相変わらず呼吸は苦しいのに、レミリアの手にはそれらを凌駕する心地よさがあった。
目を閉じて、この心地よさをゆっくりと味わう。
あぁ…本当は待つことは好きではないけれど。痛いことは大嫌いだけれど。
今だけは…長く長く、この瞬間が続いてほしい。
「…パチェ?」
この館に来てから呼ばれるようになった愛称で呼ばれ、パチュリーは目を開く。
目の前にはどこか心配げな、でもやっぱり楽しそうに微笑むレミリアの覗き込む瞳があった。
「もう発作、治まってるわよ?」
レミリアは少しからかった口調でそう言い、先ほどまで喉に当てていた手をひらひらとさせる。
それを聞いてようやく理解する。
どうやら少しの間眠っていたようだ。
「レミィには感謝しないとね。発作中に眠りにつくなんて初めてのことよ」
まだ喉に残る微かなレミリアの名残を惜しみながら、上半身だけ起こす。
「なら私も感謝しないとね。パチェの寝顔なんて初めて見たし。可愛かったわよ?」
頬が赤くなるのがわかる。
寝顔なんて見られたのは初めてだから、どう反応していいかわからない。
そんなパチュリーを満足そうに眺めたあと、レミリアは思い出したように言った。
「そうそう、喉が渇いてるかと思って飲み物を持ってきたの。いるわよね?」
ベッドの脇に置かれている小さなテーブルに、いつの間にか置かれていた二つのティーカップ。
赤い紅い、丸く縁取られたカップの中。
それはまるで、二つの月が浮かんでいるようで…。
あまりにも赤すぎる紅茶の色に思わず魅せられかけ、はっと我に返る。
「それじゃあ、いただこうかしら」
体を伸ばしてカップを手にする。
それを口にしようとしてから――レミリアが笑っていることに気がついた。
「…何かしら?」
訝しげにたずねると、レミリアは笑ったまま答える。
「こうしていると、つい一週間前のあの死闘が嘘みたいね」
「…そうでもないわ。目を閉じれば一時間前のことのように思い出せるもの」
本当ははやく喉を潤したかったが、レミリアがあまりにも楽しそうにしているので少しだけ話に乗ってやることにする。
顔からカップを離し、両手で包むように持つ。
「それで、なんでそんなことを言うのかしら?」
「別に。ただ、そんな死闘を繰り広げた私が持ってきたものを、当たり前のように受け取るあなたが少し…ね」
「毒が入ってるかもっていう忠告かしら?あいにく、もしそうなら所詮私はここで終わる運命だったんだって素直に諦めるからいいわ」
もっとも…と続けて、再びカップを口につける。
「私はこんなところで終わるつもりはないけれど、ね」
そして、一気に飲み干す。
「――っ!」
うっ、と咽ぶような感覚。
これは、もしかして――
「あははっ!ようやく気が付いたっ!…ふふ、お味のほうはいかがかしら、パチェ?」
悪戯が成功した子供のようにはしゃぐレミリア。
「……最悪ね。魔女に血を飲ませる吸血鬼なんて聞いたことないわよ」
反対に、なんてものを飲ませるんだという顔になるパチュリー。
「その割には飲みきったみたいだけれど?」
「う、うるさいわね。それだけ喉が渇いてたのよっ」
口の中に残る微かな後味に顔をしかめる。
赤い紅い血のような紅茶だと思ったら…まさか紅茶のような血だったなんて。
『別に。ただ、そんな死闘を繰り広げた私が持ってきたものを、当たり前のように受け取るあなたが少し…ね』
リフレインするレミリアの言葉。
本当にそうだ。相手は永遠に紅い幼き月なのだから、これくらいの悪戯をされる可能性を疑ってみてもよかったはずなのに。
そんなことまったく考えつかなかった自分に、苦笑してしまう。
「ひどいわよ、レミィ。私はあなたのことを信用してたのに」
悔しいので少しだけ拗ねた振りをしてみる。
「ひどいとは心外ね、パチェ。私はあなたの信頼に私らしく応えてあげただけよ」
それの結果が、最悪の一言で済まされちゃったけどね。とレミリアは残念そうに呟く。
それから自分のカップを手にとり、口をつける。
一口をゆっくりと吟味し、それから口を開く。
「…これは、B型の血の中でもかなりお勧めの味なんだけどなぁ。ねぇ、本当にまずかったの?」
「……あえて言うなら、未知の味との遭遇ってところね。初めての味だからおいしいとかまずいとか、よくわからなかったわ」
レミリアのその表情が駄々をこねる子供のように可愛く感じられてしまい、パチュリーは自分にできる最大の妥協案を口にした。
「むぅ、難しいわね。もしかして血よりも普通の紅茶のほうがよかったかしら?」
少しだけ難しそうな顔で首をひねるレミリア。
「できれば…と言いたいけれど、別にこれでいいわ。お嬢様の淹れる紅茶と血を比べれば、どっちもどっちでしょう」
「…なんか、どうツッコんでいいのか微妙なところね」
「気にしないほうがいいわ。それで話を元に戻すけど、今の私には一つの夢ができたの。…いつかこの味に慣れて、あなたと一緒にここで朝のお茶を嗜みたいなって」
それって友達らしいでしょう?と笑ってみせる。
「それは素敵ね。…でも、私は血を飲むとお腹いっぱいになって朝食が食べれなくなっちゃうから、滅多には来れないわよ?」
「…こんなもので空腹が満たされるなんて、吸血鬼って不思議よね。今度いろいろと研究させてね、レミィ」
語尾にハートマークをつける感じで、少し舌足らずに言ってみる。
「い・や。あなたに研究されたら解剖はもとより口にはできないあんなことやこんなことをされてしまいそうだし」
せっかく自分でも違和感を感じる口調にしてみたというのに、即答で拒絶されてしまった。
…一生懸命頑張ってみたのに。
そうは思うものの、ほんのりと赤くなってしまったレミリアの頬が可愛いので良しとしよう。
「慣れてしまえば、案外気持ちいいものよ?」
今度は余裕ある大人の笑みで攻めてみる。
レミリアはうっと唸りながらも睨んで対抗するが…ついに根負けして、ついって視線を逸らしてしまう。
「……変態っ」
ぽつりと呟いたまま視線を合わそうとしてくれないレミリア。
少し遊びすぎてしまったかな、と苦笑しながらレミリアの頭を撫でてやる。
「少しからかいすぎたわ。ごめんなさいね、レミィ。お詫びとして…そうね、次にあなたとこうして朝のお茶会をするときまでには、もう少し血に慣れておくことにするわ。私のことを心配して顔を見せにきてくれる友達に、申し訳ないからね」
「なっ、別に心配なんてしてな――っ!」
「はいはい。そんなことよりもそろそろ部屋に戻ったほうがいいんじゃないの?もうメイドが起こしにくる時間でしょ?」
ようやく目を合わせてくれたレミリアににっこりと微笑みながら、やんわりと言葉を遮る。
それでようやく時間のことを思い出したのか、はっと立ち上がって慌てて部屋を出ようとする。
なによりも威厳を大切とするレミリアは、やはり思った通りメイドに羞恥を晒すことを嫌うらしい。
「あぁ、それと…」
ドアを開いて出て行こうかというとき、レミリアがふっと立ち止まって独り言のように呟く。
「――あなたの言う通り、対等な存在っていうのも…悪くはないわね」
それだけ言って、レミリアは振り返ることもなく部屋を出て行ってしまう。
あれは照れ隠しのつもりなんだろうけど、耳まで真っ赤にしているせいでばればれだ。
パチュリーは苦笑しながらゆっくりと立ち上がり、くっと背伸びする。
それからほとんど飲まれることのなかったレミリアのカップの中身を一気に飲み干して、空になったカップを二つ持ちながら厨房へと向かう。
「対等な存在も悪くはない…か。えぇ、まったくもってその通りね」
呟く声に、多少の自虐的な笑みが含まれる。
その魔力と知識故本以外に友を持たなかった自分。
その力と種族への畏怖故に友を持たなかったレミリア。
互いに独りでいた時間が長かったため、まだぎこちない感があるのは否めないけれど…
「血を吸う魔女っていうのも…悪くはないわよね」
これから長い時間を経て、自分達は本当の友達になれるだろう。
きっと悠久に等しい自分達の時間は、そのために存在するのだから――。
★☆★☆
「……人の部屋に勝手に入るなんてお行儀悪いですよ、お嬢様?」
「ひどい言われ様ね。せっかく心配してきてあげたのに」
いつの間にか隣にいたレミリア。
昔はきちんとノックしてから入ってきたというのに、最近ではノックすらされない。
まぁ、慣れたからいいけど。
「お茶のお誘いにきたわ。受けてくださるかしら?」
テーブルに置かれた二つのティーカップ。
優雅にスカートの裾を持ち上げて、わざとらしいほど丁寧にお辞儀をするレミリア。
きっと行儀が悪いと言われたことに対抗しているのだろう。負けず嫌いなところは相変わらずだ。
「この姿勢でよろしければ、お付き合いいたしますわ」
そう言って、上半身だけ起こす。
「それでいいわよ。あなたが病弱なのは今に始まったことじゃないし」
いつものようにベッドに腰掛けて、カップをパチュリーに手渡す。
それを素直に受け取って、口に含む。
「……B型に少し、Oの血が入ってるわね。嗜好を変えたのかしら?」
「そういうわけじゃないんだけど…最近、咲夜の目が厳しくてね。純粋なBを持ってきちゃうとすぐにばれちゃうから」
ふっと遠い目をするレミリア。
おそらくこの前の咲夜との言い争いを思い出したのだろう。
自分では突き放すのに、突き放されることに慣れていないレミリアに一週間の放置プレイは、さすがに堪えたらしい。
「…Bに少しOが入ってるくらいで、どれくらい咲夜の機嫌がよくなるかは疑問だけどね」
「パチェ。人生はもっと前向きに考えなきゃダメよ」
「あなたが前向きすぎるのよ。まったく、それでよく運命なんて操ってられるわね」
人肌程度にあたためられた血を啜りながら、ふと昔を思い出す。
昔はあまりおいしいとは思えなかった血も、慣れてしまえばそれぞれの違いがわかるようになっていることに気が付いて苦笑する。
ようは珈琲のようなものなのだな、と思う。
「でも私の分までBじゃなくてもいいのに。前から言ってるけど、私はBよりもAが好きなの」
「…パチェのいけず。二人でお茶するときくらい、私の嗜好に合わせてくれてもいいじゃない」
「あなたとのお茶会のとき以外、あまり血なんて口にしないわよ」
それもそうか、とレミリアが頷く。
「でもたまに飲みたいなって思うこと、あるでしょ?」
「……否定は、しないわ」
自信満々にたずねるレミリアに、そんな言葉しか返せない。
自分もずいぶんと毒されてしまったものだ。
悪い気分ではないが…不思議な感覚だ。
「ま、今日は発作が起こってなくてなによりね。パチェの苦しそうな顔は見ていても心苦しいし」
「よく言うわよ。この前はその苦しそうな表情がまたそそるわねって悦に入ってたくせに」
「あ、あれはその…たまたま血に飢えてただけよっ」
ぷいっと顔を背け、カップの中身を一気に飲み干すレミリア。
心なし眠たげなその横顔に、まだ朝のはやい時間帯なのだと気付かされる。
…そんなに無理してこなくてもいいのに。
来てくれることは嬉しいけど、それよりも自分の健康を考えてほしい。
「…レミィ。まだもう一眠りするくらいの時間は残ってるわよね?」
だから、提案してみることにした。
「久しぶりに一緒に寝ない?」
「…え?」
「私もまだ眠いし、レミィだって眠いでしょ?…ふふ、たまには小悪魔や咲夜を驚かせるのも一興じゃない」
一緒のベッドで寝ている自分達を見て、彼女達はどんな反応をしてくれるだろうか。
そんなことを考えると自然と笑みが零れてしまう。
「……そうね。咲夜が来てから、すっかりあなたと寝ることなんてなくなっちゃったし」
「決定ね」
カップに残っていた中身を飲みきり、テーブルの上に置いてから手招きをする。
いそいそと入ってくるレミリアが可愛らしい。
「ん~、ちっちゃくて抱き心地いいわね」
「わっ、こらいきなり抱きつくなっ!」
「ふふ、冗談よ。…さて、そろそろ寝ましょうか」
「ん。……おやすみ、パチェ」
「えぇ。おやすみなさい、レミィ」
二人は向かい合って目を閉じた。
やがて訪れるまどろみの時間。
互いの体温がやけに心地よくて。
「……大好きよ、レミィ」
二人はすぐに眠りに落ちた。
…結局二人は咲夜や小悪魔が起こす声にもまったく反応せず、昼過ぎまで夢の中にいた。
そのあと散々お小言を言われた挙句、咲夜の機嫌も損ねてしまい昼食を抜かれたことは言うまでもない。
「…やっぱりあなたが厄病神ね」
「なんでよ~。パチェにも責任あるわよっ?」
二人の言い合いが、今日も楽しそうに紅魔館に響いていた。
けど現状では、パチェが2歩3歩リードしてるといったところかな? 抱かれて怒るレミリアかわいいし。
ちょっとクールなパチェと、そんな彼女にからかわれて言い返すレミリア。いい関係してます。子どもっぽいレミリアかわいいし。
うん、とにかくレミリアかわいい(←くどい)。
パチェ*レミィの死闘編を執筆中に俄然意欲が湧きましたよw
レミリアの態度が可愛いですね。
血の味に慣れたパチュリーもなんだかいいw
楽しませてもらいました。
誤字・・・かな?
なんて者を飲ませるんだ→なんて物を飲ませるんだ
血・・・と言う意味なら者でいいような、でも飲み物ならやはり物かな。
意図的なものなら申し訳ないです。