昔々あるところに妹紅という人がおりました。
妹紅は蓬莱の薬という物を飲んでしまった所為で死ぬことが出来ない身体になってしまいました。
そのことを知った人々は、妹紅を試しに殺してしまいました、しかし死なない妹紅の身体はすぐに元通りになります。
本当に死なない事が解った人々は面白半分で妹紅を何度も殺しました。
妹紅は人の世界であらゆる人に殺され続け、何時しか幻想の郷にいました。
ある時の事です。
妹紅が湖で体を洗おうと水につかりました。
しばらくして向こうの方から妖精と何か黒い物が飛び回っているのが見えました。
何だろうと思ってよく見ようとすると、突然湖一面が凍り付きました。
妹紅は一度凍死してしまい、やっと岸に這い上がったのですが、魔砲のレーザーによって辺りごと焼き尽くされてしまいました。
ある時の事です
寒い冬があまりにも長く続いていたので、妹紅も妙だと思い、少し出かけてみました。
空の上はとても暖かかく、穏やかでした。
そんな時、一人の妖精がやって来て妹紅に必死に何かを伝えようとしています。
ですが妖精の言うことは支離滅裂で妹紅にはよく分かりません。
妖精も言いたいことが伝わってないことを理解したらしく、どうやら別の方法で伝えようとしています。
妖精がぱっと両手を広げると目の前に弾幕が展開され
完全に不意打ちだったので妹紅は被弾した妹紅は落っこちて死んでしまいました。
ある時の事です
妹紅は何処にも出かけずに、一人竹林の中で過ごしていました。
しかしそんな妹紅を八意 永琳と言う人が訪ねてきました。
それから先は妹紅自身も良く覚えていません。
ただ一つ覚えているのは、何度も、何度も殺されたと言うことだけでした。
又ある時、妹紅はある日沢山のウサギに襲われ、ぼろぼろになっていました。
両足がないので立つことも出来ず
両手がないので這うことも出来ず
ただ竹林に転がされています。
そんな妹紅を一人の半獣の少女が見つけました。
少女は妹紅の姿に驚きましたが、生きていることが解ると妹紅を抱き上げ自分の家へと連れ帰りました。
少女は妹紅の身体に丁寧に包帯を巻き、しばらくの間付きっきりで看病してくれました。
ですが妹紅は少女に対していっそ殺してくれと頼みました。
そんな妹紅に対し少女は軽く微笑むと、ただ一言こう言いました。
命を粗末にするものではない
それからというもの、妹紅はその慧音という少女といることが多くなりました。
二人はとても仲が良く、殆ど毎日の様に顔を合わせていました。
一緒に遊び、一緒に眠り、一緒に戦う事もありました。
ある時、いつもの様に妹紅は慧音の所に遊びに来ました。
しかし、慧音は布団の上で眠っていました。
起こしては悪いと思い、妹紅は慧音が起きるのを待つ事にしました。
そして数日が経ちました、いっこうに慧音は起きてきません。
妹紅は慧音の身体を揺すってみました。
とさり、と
組んでいた手が床に落ちました。
妹紅がその手を握ってみると
とても、冷たくなっていました。
妹紅は慧音の身体を抱きしめ、泣きました。
声が嗄れても泣き続けました。
涙が出なくなっても泣き続けました。
ただひたすらに泣きました。
そして泣き終わると慧音の身体に重なる様に倒れて
二人が二度と動く事はありませんでした。
慧音「と言う夢を見た」
妹紅「長い夢ね」
慧音「夢で良かったよ」
妹紅「当たり前よ、死にそうになったら生き肝その口にねじ込んであげる」
慧音「死なばもろともか」
妹紅「だから死なないって」
妹紅は蓬莱の薬という物を飲んでしまった所為で死ぬことが出来ない身体になってしまいました。
そのことを知った人々は、妹紅を試しに殺してしまいました、しかし死なない妹紅の身体はすぐに元通りになります。
本当に死なない事が解った人々は面白半分で妹紅を何度も殺しました。
妹紅は人の世界であらゆる人に殺され続け、何時しか幻想の郷にいました。
ある時の事です。
妹紅が湖で体を洗おうと水につかりました。
しばらくして向こうの方から妖精と何か黒い物が飛び回っているのが見えました。
何だろうと思ってよく見ようとすると、突然湖一面が凍り付きました。
妹紅は一度凍死してしまい、やっと岸に這い上がったのですが、魔砲のレーザーによって辺りごと焼き尽くされてしまいました。
ある時の事です
寒い冬があまりにも長く続いていたので、妹紅も妙だと思い、少し出かけてみました。
空の上はとても暖かかく、穏やかでした。
そんな時、一人の妖精がやって来て妹紅に必死に何かを伝えようとしています。
ですが妖精の言うことは支離滅裂で妹紅にはよく分かりません。
妖精も言いたいことが伝わってないことを理解したらしく、どうやら別の方法で伝えようとしています。
妖精がぱっと両手を広げると目の前に弾幕が展開され
完全に不意打ちだったので妹紅は被弾した妹紅は落っこちて死んでしまいました。
ある時の事です
妹紅は何処にも出かけずに、一人竹林の中で過ごしていました。
しかしそんな妹紅を八意 永琳と言う人が訪ねてきました。
それから先は妹紅自身も良く覚えていません。
ただ一つ覚えているのは、何度も、何度も殺されたと言うことだけでした。
又ある時、妹紅はある日沢山のウサギに襲われ、ぼろぼろになっていました。
両足がないので立つことも出来ず
両手がないので這うことも出来ず
ただ竹林に転がされています。
そんな妹紅を一人の半獣の少女が見つけました。
少女は妹紅の姿に驚きましたが、生きていることが解ると妹紅を抱き上げ自分の家へと連れ帰りました。
少女は妹紅の身体に丁寧に包帯を巻き、しばらくの間付きっきりで看病してくれました。
ですが妹紅は少女に対していっそ殺してくれと頼みました。
そんな妹紅に対し少女は軽く微笑むと、ただ一言こう言いました。
命を粗末にするものではない
それからというもの、妹紅はその慧音という少女といることが多くなりました。
二人はとても仲が良く、殆ど毎日の様に顔を合わせていました。
一緒に遊び、一緒に眠り、一緒に戦う事もありました。
ある時、いつもの様に妹紅は慧音の所に遊びに来ました。
しかし、慧音は布団の上で眠っていました。
起こしては悪いと思い、妹紅は慧音が起きるのを待つ事にしました。
そして数日が経ちました、いっこうに慧音は起きてきません。
妹紅は慧音の身体を揺すってみました。
とさり、と
組んでいた手が床に落ちました。
妹紅がその手を握ってみると
とても、冷たくなっていました。
妹紅は慧音の身体を抱きしめ、泣きました。
声が嗄れても泣き続けました。
涙が出なくなっても泣き続けました。
ただひたすらに泣きました。
そして泣き終わると慧音の身体に重なる様に倒れて
二人が二度と動く事はありませんでした。
慧音「と言う夢を見た」
妹紅「長い夢ね」
慧音「夢で良かったよ」
妹紅「当たり前よ、死にそうになったら生き肝その口にねじ込んであげる」
慧音「死なばもろともか」
妹紅「だから死なないって」
最後の二人の問答がいい味出してると思う
落とすところが良し。
最後の問答は間違いなく東方の2次創作であり、あなたの作品です。
けれどこの作品の場合、漫才ちっくな2人のやりとりで、上手くオチがついてますね。
上手いオチがついてこそ、前半部もまた、そのオチとの対比によってより意味を持ちますし。
あぁ、東方だなぁ~